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茶渋を落とす5つの方法!汚れたコップをキレイにする方法$対策を大公開!

気づくとコップやマグカップについている茶渋。見た目も良くないですし茶渋の中には菌がいることもあるともいわれています。普通の洗剤で洗っただけでは取れにくいコーヒー渋やお茶の渋。茶渋の取り方5選をご紹介します。清潔な食器で気持ちよくコーヒータイムを楽しみましょう。
更新: 2021年3月15日
佐藤3
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茶渋の汚れが綺麗になる!落とし方大公開

コーヒーのマグカップによく付く、目立つ茶渋。取り除いたつもりでも、気づくとまたついているので終わりがなく、とてもやっかいな汚れですね。

漂白剤などの強い洗剤を、口に入れるものに対してこまめに使うのも体によくなさそうで…という方もいらっしゃいます。茶渋を落とす方法は、漂白剤だけではありません。口に入れても安全な食品や、食器洗いスポンジを見直すことでも茶渋を取り除くことができます。

茶渋について

茶渋とは

簡単に茶渋を説明すると、飲み物の着色成分が固まって、コップやマグカップについたもの。辞書を調べると「お茶やコーヒーの煎じた汁のあか」とまで書いているものもあります。

最近は茶渋という言葉を使わずに"ステイン"という呼び方をする洗剤メーカーもありますね。一般的にコップなどに付くのが茶渋で、それが歯についた場合をステインと呼ぶことが多いです。

茶渋の成分

その成分は、お茶のタンニン、お湯の中の金属イオン、乳製品のタンパク質などの結合体。マグカップなどの陶器に含まれる成分と反応して、水では落としにくいものに変化します。

茶渋の菌

日本には侘び寂びという考え方があります。茶器の茶渋はこの侘び寂びの考え方によれば、「器のおもむきが出てかっこいい」とわざと落とさない考えの方もいます。

でも、コーヒーや麦茶、ミルクの渋(コップやマグカップにつく汚れ)には菌がいると花王株式会社がテレビでCMしました。多くの人が菌の存在を知って、考えを変えた人がいるのも事実です。

菌全てが悪いものではありませんし、茶渋全てに菌がいるわけでもありません。でも、もしかしてと考えるとそのままにしておくのは怖いですね。

茶渋は落としにくい

茶渋が落としにくい理由

マグカップなどの陶器に含まれる成分と反応して、水では落としにくいものに変化します。だから、水やお湯で洗ったくらいでは簡単には取れません。そのため、少しずつ蓄積して、化学薬品などでいくらきれいに取り去ったとしても、お茶やコーヒーなどを飲むたびに、再びついてしまいます。

茶渋はひどくなる前に落とす


コップやマグカップで、コーヒー、ミルクなどを飲むと、バイキンを含む茶渋が必ず付くことがわかりました。一度付いてしまった茶渋は、普通に洗っていても薄くなることはありません。

そればかりか、どんどんと汚れが重なって、バイキンの量も増えていきます。定期的にキレイに落として、安全で気持ちよく飲み物を飲みましょう。

茶渋の取り方・落とす方法①塩で落とす

まずは、身近にある調味料を使って茶渋を落とす方法からご紹介します。その調味料とは「塩」。塩は結晶の形が四角く角があります。つぶつぶが研磨剤のようになって、コップやマグカップの表面から茶渋を引き剥がしてきれいにします。食べるものですから、口に入っても安心できる、汚れ落としの方法です。

塩で落とす方法

塩での茶渋の落とし方は2通り。まずひとつ目は、塩水を作り、その中にコップやマグカップを浸しながら、スポンジでこする方法。もうひとつは、塩を直接スポンジにつけて、カップを磨く方法。どちらも、塩の結晶の研磨作用で、汚れをこそげ落とすやり方です。

茶渋の取り方・落とす方法②重曹で落とす

重曹はカルメ焼きを作る材料であったり、ふくらし粉(ベーキングパウダー)の代用品として、ホットケーキなどをふっくら仕上げるのに使われることもある食品です。その秘密は発泡成分。

シュワシュワと泡の力で汚れを落とすとして、掃除にも利用されます。掃除用と食品用とありますが、直接口に入れるわけではないのでどちらでも。どうしても心配という方は、食品用重曹を使うとさらに安心して使えます。重曹での茶渋の落とし方をご説明します。

重曹で落とす方法

重曹は粉の状態で売られています。その粉を直接スポンジにつけて、マグカップなどの茶渋のひどいところをこすります。重曹の成分が茶渋の汚れに反応して、落としやすく変化させ、スポンジに汚れをからめて取り去ります。

古いスポンジだと、汚れを絡め取る力が弱くて落としにくいときもありますので、そんなときは、新品のスポンジと替えて使ってみてください。

茶渋の取り方・落とす方法③酢で落とす

お酢は、穀物や果物などから作られる調味料です。酸性であるお酢にも、茶渋を分解する力があります。お酢のニオイが気になるという方にはおすすめできませんが、口に入れても安全な洗剤代わりとしてぜひ試してほしい方法です。

なぜ酢に汚れを落とす力があるのか詳しく知りたい方は、この章下部のリンクからKINCHOの公式サイトへ。サイト内の動画でメカニズムを説明してくれています。

酢で落とす方法

食品の"酢"でも、茶渋を分解してキレイにすることができます。使い方はこちらも浸け置きと、こする方法の2つ。こすり洗いのやり方は、洗剤の代わりに酢をつけて、グラスなどをこするだけ。

浸け置き洗いは、カップに酢をなみなみ注いでおくか、コップ類が全て沈むくらいの、大きな洗い桶やバケツなどに酢水と一緒に入れて、一晩放置しておきます。

なんでお酢のチカラで汚れが落ちる?

茶渋の取り方・落とす方法④レモンの皮で落とす

レモンに限らず柑橘類の皮には、リモネンという成分が含まれています。これはタンニン汚れを溶かす働きがある成分。よく家庭用クリーナーで「オレンジ〇〇」や「フルーツ洗剤」が売られていますね。

これは、このリモネン成分が汚れを溶かすのを利用している強力でエコな洗剤です。探したのですが食器用のリモネン洗剤がありませんでしたので、レモンの皮などを使って茶渋を落とす方法をご紹介します。

レモンの皮で落とす方法

使用する皮は、オレンジ、レモン、みかん。どれでもOKです。皮を直接使ってグラスをこすります。汁が出るように少し曲げたり、引っ掻いたりして傷をつけてから使うのも効果的です。

また、柑橘類の皮に塩をつけて、研磨+リモネン効果で使うやり方もあります。もし、リモネンが入った食器用洗剤を見つけたら、同様の効果が期待できますので、そちらも使ってみましょう。

茶渋の取り方・落とす方法⑤スポンジで落とす

スポンジだけで茶渋を落とすことができるなら、これほどコスパのよい汚れ落としの方法はありませんね。おすすめなのは、自分で手作りするアクリルたわしを使う方法です。

アクリルはウールやアンゴラなどの動物の毛から作る毛糸とは違い、化学繊維なので制作費も安く、私たち消費者も安く買うことができます。手作りすると手間がかかりますが、もし作れないという人でも、フリーマーケット(webサイトでも)で買うこともできるでしょう。

スポンジで落とす方法

茶渋を落とせるもので忘れてはいけないのが、アクリルたわしの存在です。たわしといっても、アクリル毛糸で作るスポンジのようなもの。硬い毛もついていませんし、触ってもまったく痛くありません。

材料は100均でも手にはいりますので、洗剤を使わなくても、食器の汚れが落とせるエコなスポンジとして、作って、ぜひ使ってみてください。

茶渋の取り方・落とす方法⑥歯磨き粉で落とす

歯磨き粉で汚れが落ちるのか?と疑問を持つ人もいらっしゃるでしょう。実は歯磨き粉には研磨剤が入っているものが多く、歯ブラシと合わせてこすることで、洗剤を使うのに躊躇するような場所の汚れを落とすのに向いています。

筆者も、ポットの外側の汚れを落とすのに歯磨き粉と歯ブラシを使って掃除することがあります。「もし洗剤成分が残ったら嫌だ」と感じるところに使うのにおすすめです。

歯磨き粉での落とし方

歯磨き粉での落とし方は、歯を磨くときと同じです。歯ブラシに適量つけて、汚れている部分をこすります。最初に茶渋はステインであるというお話をしました。歯磨き粉には、当然、歯についたこのステイン汚れを落とす成分が入っているものもあります。もちろん、カップについている汚れにも効果があります。

茶渋落としおすすめ洗剤・スポンジ


茶渋に特化した洗剤

シブクリーン 250g洗剤

こちらは、茶渋を落とす用の洗剤です。塩素系漂白剤のようにツンとしたニオイがなく、1時間ほどつけ置くだけで、今まで落とせなかった頑固な汚れもキレイになったとレビューがつくパワーを持っています。

ただし、安全とレビューしている方がいますが、パッケージ裏面を見ればわかるのですが、中身は「酸素系漂白剤」と同様の成分が含まれています。また、金属がついているものには使用できませんので注意しましょう。

こするだけで茶渋が落ちるスポンジ

メラミン スポンジ 超特大キッチン茶渋

手作りのアクリルたわしも良いですが、こするだけで洗剤いらずと言えば、メラミンスポンジも人気ですね。キッチンだけでなく、いろいろなこすり落としが必要なお掃除にも使えますので、コスパもよくおすすめです。

まとめ

コーヒー渋や茶渋は定期的にキレイにしよう

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%8A-Marna-K017-%E8%8C%B6%E3%81%97%E3%81%B6%E8%90%BD%E3%81%A8%E3%81%97%E3%83%BB2%E5%80%8B%E5%85%A5%E3%82%8A-%E3%80%8C%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%A0%E3%80%8D/dp/B001CZCR12/ref=pd_sim_121_1/357-9849357-7068662?_encoding=UTF8&pd_rd_i=B001CZCR12&pd_rd_r=c5516628-4009-11e9-87f8-c9e738ad5ab3&pd_rd_w=pg68G&pd_rd_wg=paMRv&pf_rd_p=b88353e4-7ed3-4da1-bc65-341dfa3a88ce&pf_rd_r=1C3Z7HQEWFTA5KZX0ZGB&psc=1&refRID=1C3Z7HQEWFTA5KZX0ZGB

しつこい茶渋を落とす方法は、調味料を使う方法、普段は捨ててしまう柑橘類の皮、エコなタワシ、専用の洗剤といろいろなやり方がありました。漂白剤を使わなくても、早期であれば落とせるものばかりです。

少しコップがくすんできた…と感じたら、まず近くにある塩で、酢で、捨てようとしていたレモンの皮で、こすり洗いしてみてください。うっかり忘れて、かなりひどい茶渋になってから漂白剤を使っても決して遅くはありません。

毎日の食器洗いで、こまめに茶渋を取り除いて、きれいな食器で気持ちよく飲み物をいただきましょう。

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そのほか、家の中のお掃除全般についても解説、やり方のご紹介をしています。なかなかキレイにするのが難しい汚れを、スッキリ落とす掃除方法を探している方は、チェックしてみてくださいね。