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トリッカーのインプレまとめ!オフロードも楽しい街乗りバイクのスペック!

ヤマハのトリッカーをユーザーのインプレやレビューを交えて紹介します。ユーザーのインプレやレビューを確認すると、トリッカーから感じたことを自由に楽しむライダーが多いですね。オンロードスポーツ?いやいやオフロード?ヤマハはそんな概念を打ち砕きたかったはずです。
2020年8月27日
hosokawa_taka
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ヤマハトリッカーは街乗りだけ?はじめに

ヤマハのトリッカーは街乗りからオフロードまで走行可能な楽しいバイクとして人気があります。平成28年排出ガス規制をクリアできずに一旦カタログ落ちしましたが、2018年9月にフルモデルチェンジして復活したことが注目されました。ここではユーザーのレビューやインプレを通してヤマハのトリッカーを徹底解剖していきます。

トリッカーはフリーライド・プレイバイク

2004年、ヤマハはトリッカーをフリーライド・プレイバイクとして販売開始しました。新発売当時、派手なアクションシーンを前面に押し出した動画が公式ホームページで紹介されましたね。当時はセロー225WEやTW225Eが継続して販売されていましたので、全く新しいジャンルの楽しいバイクが登場したという印象でした。

TW200/225との関係

出典: https://www.goobike.com/catalog/YAMAHA/TW225E/index.html

20thアニバーサリースペシャルエディション
2007年モデル

ヤマハは厳しい排気ガス規制を今後もクリアできるエンジンを開発していました。同時に、トリッカーで街乗りバイクのイメージを楽しい方向に転換したかったと考えられます。ストリートカスタムバイクとして人気が高かったTW225Eはビッグスクーターにシェアを奪われつつありましたし、ハンドリングは街乗りに適した楽しいものではなかったのです。

ヤマハトリッカーのインプレ:DG10J

DG10J:2004年~2006年モデル

出典: https://www.goobike.com/catalog/YAMAHA/TRICKER/index.html

2004年モデル

ヤマハのトリッカーは街乗りバイクの流行に一石を投じました。当時はビッグスクーターが街乗りバイク一番人気でしたし、ストリートカスタム(ホンダのFTR223、スズキのグラストラッカー、カワサキの250TR)やモタード(ホンダのXR250/400モタード、スズキのDRZ400SM、カワサキのDトラッカー)も人気でした。TW225Eの需要を引き継ぐには強烈な個性が必要だったといえます。

ヤマハトリッカー:DG10Jの仕様

出典: https://www.goobike.com/catalog/YAMAHA/TRICKER/index.html

2006年モデル

ヤマハトリッカーのDG10J(初期モデル)はキャブレターを搭載していました。燃料タンクの容量が6Lなのも特徴です。バッテリーを搭載したオフロードバイクとしては比較的に軽量で、車両重量は120kgしかありませんでした。注目すべきなのはフロント19インチ、リア16インチのタイヤ径です。レアサイズのタイヤを装着していましたので躊躇した人も少なくありませんでしたね。

ヤマハトリッカーのインプレ:DG16J

DG16J:2008~2014年モデル

出典: https://www.goobike.com/catalog/YAMAHA/TRICKER/index.html

2008年モデル

DG10Jの発売から4年弱、マイナーチェンジを受けたDG16J(2期モデル)の販売が開始されました。排気ガス規制をクリアし、ツーリングでも使いやすい仕様に変更されたマイナーチェンジだといえます。街乗りに特化したバイクがツーリング性を高めるケースは多く、スズキのグラストラッカーも同様の変更を同時期に受けていますね。

ヤマハトリッカー:DG16Jの仕様

出典: https://www.goobike.com/catalog/YAMAHA/TRICKER/index.html

2014年モデル

年々厳しくなる排気ガス規制に対応するため、DG16J(2期モデル)にはフューエルインジェクションが搭載されました。燃料タンクが7.2Lに拡大されましたので、ツーリング先でガソリンスタンドの有無にヒヤヒヤすることも少なくなりましたね。尻痛を軽減するために厚くしたシート高は810mm。車両重量が125kgの5kg増となったことを帳消しできるほどのアップグレードでした。

ヤマハトリッカーのインプレ:DG32J

DG32J:2018年モデル~

出典: https://www.goobike.com/catalog/YAMAHA/TRICKER/index.html

2018年モデル

2018年9月、ヤマハのトリッカーはフルモデルチェンジを受けました。フルモデルチェンジしたといっても従来モデル(DG16J:2014年モデル)を改良し、排出ガス規制をクリアしただけといっても過言ではありません。大幅なフルモデルチェンジとならなかったことに歓喜したヤマハファンは多かったですね。

余談:ヤマハのトリッカーはマイナーモデル?

トリッカーはセロー250の陰に隠れたマイナーモデルであるという事実は否定できません。ヤマハは2017年9月にトリッカー、セロー250、SR400の生産終了と同時に後継モデルの開発についても公式発表しました。新型セロー250が発表される2018年の8月までの1年間、ネット上ではセロー250やSR400のフルモデルチェンジ予想について大変話題となりました。しかし、トリッカーについてはほとんど話題にならなかったのです。

ヤマハトリッカー:DG32Jの仕様

2018年にフルモデルチェンジされたヤマハのトリッカー(DG32J)の変更点はO₂フィードバック制御が可能なインジェクションと、自然気化するガソリンが大気放出されるのを防ぐためのキャニスターを装備でしたところです。ガソリンタンク容量は7.2Lから7.0Lになりましたが、不便を感じるレベルの容量減ではありません。

ヤマハトリッカーのインプレ:車体サイズ

車体サイズ:トリッカーのスペック

  トリッカー
DG32J
セロー250
DG31J
全長 1,980mm 2,100mm
全幅 800mm 805mm
全高 1,145mm 1,160mm


トリッカーの車体サイズは250ccバイクとしては非常にコンパクトです。コンパクトなオフロードバイクだといわれるセロー250と比較しても全長が大幅に短いですね。大人用27インチ自転車の全長は1,800mm前後ですので、トリッカーはスーパーの駐輪場にも乗り入れられるサイズだといえます。全幅(ハンドル幅)はオフロードバイクとロードスポーツの中間くらいですね。

車体サイズ:トリッカーのインプレやレビュー

ヤマハトリッカーのインプレやレビューを確認すると、コンパクトな車体サイズに楽しい何かを期待して購入したユーザーは多いですね。他のオフロードバイクと比較すると圧倒的にコンパクトですので、幅員が狭い道路での切り返しやUターンがしやすいといえます。トリッカーに跨った瞬間の印象を「自転車のようだ」と評価するユーザーは少なくありません。

250オフロードバイクが肥大化していく中で、唯一小型軽量を守っている点。正確に言えばノーマルトリッカーはオフロードバイクではないが、乗り手の技量によって、ある程度のオフなら走りきってしまう。もちろん、純正タイヤのオフロードでのグリップの範囲だが。

ヤマハトリッカーのインプレ:エンジン

エンジン:トリッカーのスペック

  トリッカー
DG32J
トリッカー
DG16J
最高出力 14kW(20PS)
/7,500rpm
14kW(18PS)
/7,500rpm
最大トルク 20N・m(2.1kgf・m)
/6,000rpm
19N・m(1.9kgf・m)
/6,500rpm

ヤマハのトリッカーはフルモデルチェンジしてエンジン出力が若干向上されました。最高出力については14KW=19.0347PS、20PS=14.71KWですので、計算上の含みを考慮すると現状維持といっていいですね。しかし、最大トルクについては数値が高くなり、発生回転数が低くなっています。DG16Jより乗りやすく楽しい方向に向上されたと考えて間違いありません。

エンジン:トリッカーのインプレやレビュー

ヤマハトリッカーのインプレやレビューを確認すると「スペック数値からは想像できないほどパワフルで楽しい」と評価するユーザーが多いですね。低中速域で粘る扱いやすいエンジンだといえ、エンジンレスポンスが非常にいいのでトラクションを稼ぎやすいと評価されています。アクセルコントロールで車体を安定させるのに都合がいいエンジンですね。

乗った瞬間、ビックリ。トルクフルで低速はキビキビ走る!スペック上では伝わらない…。

スペックこそ18psと控えめだが、軽量な車体と分厚い中低速トルク、低めに設定されたギヤ比のおかげで意外なほど元気に走ってくれる。

DG16Jユーザーのコメントです。

ヤマハトリッカーのインプレ:足回り

足回り:トリッカーのスペック

  トリッカー DG32J
  タイヤサイズ サスペンション
フロント 80/100-19M/C 49P 正立フォーク
リア 120/90-16M/C 63P ボトムリンク式
モノサスペンション

ヤマハのトリッカーはフロント19インチ、リア16インチのホイールを装着しており、タイヤはトリッカー専用に設計されたブロックパターンです。サスペンションはトリッカーのコンパクトな車体に合わせた設定になっており、ハンドリングはカチッとしたスポーティで楽しい印象ですね。しかし、リアサスペンションのプリロード調整はできません。

足回り:トリッカーのインプレやレビュー

ヤマハはトリッカーをオフロードバイクとして販売していますが、ユーザーのインプレやレビューからは舗装路が楽しい足回りだと評価されています。オフロード走行性能はフラットダート程度が限界だといわれることが多いですね。ガレ場や難所が続くアタックツーリングには相当な腕前が必要ですし、サスペンションが底つきする可能性もあります。

小さめのホイールサイズにオフロード志向のタイヤは舗装林道に利きます。舗装林道や荒れた舗装面ではどの車輛よりも優位に立つでしょう。

手品のようなハンドリング。舗装林道のような狭くて曲がりくねった道では激速レベル。前出のエンジン特性と相まって楽しさ抜群、誰もが上手くなったような気にされられること受けあい。それでいて、安定感もそこそこあるから不思議。

ヤマハトリッカーのインプレ:街乗り

街乗り性:トリッカーのスペック

  トリッカー
DG32J
軸間距離 1,330mm
車両重量 127kg
シート高 810mm

ヤマハのトリッカーは街乗り最強バイクだといえます。短い軸間距離(前後ホイール軸間の長さ)、軽量な車体、低いシート高、前述した車体サイズなど、街乗りに特化した仕様です。極低速域で扱いやすいエンジン特性も街乗りでメリットを感じられます。

街乗り性:トリッカーのインプレやレビュー

トリッカーユーザーの街乗りに関するインプレやレビューを確認すると、不満らしいコメントは皆無です。ハンドル幅の広さに対する不満もありませんでした。街乗りでは信号待ちや一時停止などで足をつくことが多いのですが、トリッカーは体格が小さな人でも安心して乗りこなせます。

私は身長160cmちょっとしかありませんが車重がないこともあり足つき性に不安はありません。

街中での機動性は非常に高く、小回り最高

ヤマハトリッカーのインプレ:高速道路

高速道路走行:トリッカーのスペック


トリッカーは高速道路走行があまり得意ではありません。5速(トップギア)7,500rpm(最高出力を得られるエンジン回転数)での理論上の速度は116km/h弱、80km/hでのエンジン回転数は約5,250rpm、100km/hでのエンジン回転数は約6,500rpmです。法定速度内での走行は可能ですが、高速道路で長距離移動すると疲れやすいといえます。

高速道路:トリッカーのインプレやレビュー

トリッカーユーザーの高速道路走行に関するインプレやレビューを確認すると、スペック通りのコメントが多く見受けられます。また、高回転をキープしていると振動が体力を奪っていくというコメントも多いですね。しかし、高速道路を単なる移動区間として捉えてしまえば問題ありません。こまめに小休憩を入れ、疲労をため込まないように高速道路を走行すべきです。

余談:高速道路と250ccバイク

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高速道路走行が快適な250ccバイクは少ないですね。ホンダのCBR250RR、ヤマハのYZF-R25/MT-25、カワサキのニンジャ250なら高速道路でもエンジンパワーに少しの余裕があります。しかし、単気筒エンジンは振動が大きいので疲れやすいといえますね。2019年時点での現行モデルで、高速道路走行に少しの余裕がある単気筒バイクはホンダのCB250Rとレブル250くらいです。

高速道路はさすがにキツイ。80〜100km巡行が限界かな。

カタログ数値の18馬力は、無視ですね。下からトルク有り、80kmまでは快適な加速性能です。その上は、振動とエンジン音と、風圧で、メンタル的にきつくなります。高速走行は出来ますが、法定速度遵守が限界かと思います。250cc単気筒の宿命ですね。

ヤマハトリッカーのインプレ:ツーリング

ツーリング性:トリッカーのインプレ

  トリッカー
DG32J
燃料タンク容量 7.0L
平均実燃費 30.5km/L
航続距離 213.5km
※平均実燃費はDG10JやDG16Jを多く含むデータを元に算出しましたので、DG32Jの航続距離はもっと伸ばせると考えられます。

トリッカーは長距離ツーリングに適したスペックを備えていません。少ない燃料タンク容量や足つき性を高める細いシートがツーリングではデメリットとなります。しかし、ツーリング先での路地裏散策では軽快なフットワークが威力を発揮しますし、路面を選ばない足回りや車体サイズは好奇心に誘われるがまま舵をきるツーリングにピッタリです。

ツーリング性:トリッカーのインプレやレビュー

トリッカーユーザーのツーリング性に関するインプレやレビューを確認すると、トリッカーはロングツーリングに不向きだというコメントが多いですね。ロングツーリングを想定してバイク選びをするならセロー250を選択するほうが賢明だといえます。

トリッカーにキャンプ道具を満載にしたライダーを稀に見かけますが、街乗り最強バイクでロングツーリングする姿はかっこいいですし、ライダーのツーリングスキルを感じさせます。

町乗りならトリッカー、ツーリングならセロー

給油の心配があると言う人もいますが、私の場合、燃料灯が点くのは大体170km程度、それから少ししてから給油をして大体4.8lくらい入る感じなので、170km時点で山の中というのを避けるようにすれば大丈夫だと思います。ギリギリまで走って、予定していたGSが休みだったりすると焦るので200kmまでには給油したいところです。

ヤマハトリッカーのインプレ:オフロード

オフロード:トリッカーのスペック

  トリッカー
DG32J
セロー250
DG31J
最低地上高 280mm 285

ヤマハトリッカーの最低地上高をスペックシートで確認するとセロー250と大差ありませんでした。ホンダのCRF250Lは255mm(ローダウン仕様は210mm)ですので、かなり優秀だといえます。コンパクトで軽量な車体、足つき性がいいシート高、十分な最低地上高など、スペックだけをみると難所アタックツーリングに特化した性能を備えているように感じます。

オフロード:トリッカーのインプレやレビュー

トリッカーユーザーのオフロード走行性能に関するインプレやレビューを確認すると、スペックを裏切るコメントが多く見受けられます。サスペンションストロークの短さ、アスファルト走行を想定したブロックパターンタイヤ、小さいホイール径による不安定な挙動など、トリッカーはオフロード走行に適していないというユーザーは多いですね。

余談:タイヤサイズについて

トリッカーはレアサイズタイヤを装着していますので、互換性のあるタイヤは少ないといっていいですね。フラットダートなら純正タイヤでも問題なく走行できますが、本格的なオフロードライディングには不向きだというユーザーは多いといえます。カワサキのKLX125用のタイヤを装着するユーザーもいますが、荷重指標や速度記号が足りないので注意しなければなりません。

タイヤ径が小さいことは林道のガレ場では弱点になる。

フラットなオフロードくらいは走れるけど、タイヤの径も小さく、サスの味付けはオンロードよりなので、オフロードを走る目的で選ぶなら本格オフローダーのほうが、楽しめるでしょう。

ヤマハトリッカーのインプレ:カスタム

トリッカーはストリート方向へカスタムされることは少なく、オフロード方向へのカスタムが主流だといえます。足回りを中心にしたカスタムですので自己責任でお願いしたいのですが、セロー250の足回りを流用し、オフロード走行性能を高めるカスタムが主流です。

セロッカー


セロー250のホイールを装着してカスタムされたトリッカーのことを巷では「セロッカー」と呼んでいます。タイヤの選択肢がかなり多くなりますし、オフロードでのギャップに対応しやすくなると評価されています。また、トリッカーのリアサスペンションはオフロードライダーの中では評判が良くなく、セロー用に換装する人は多いですね。

スプロケ丁数変更

アスファルト走行を前提にトリッカーをカスタムするなら、スプロケットの丁数変更を検討しましょう。交換するだけでできるカスタムですのでおすすめです。高速道路を利用する機会が多い人はフロントスプロケットを1丁増やす(ノーマルは15丁)といいですね。時速100km/h時のエンジン回転数を6,000rpm付近まで落とすことができます。

フルサイズ化、ハンドル周り変更、タイヤはツーリスト、車高前後25mm上げ、スプロケは13に変更してます。とにかく軽い!扱いやすい!そんなバイクです。(中略)フルサイズ化していないとかなり辛いです。タイヤの選択肢もなく、車高も低いので原付で林道にきたような感覚になります。お世辞にもオフ向けではないです。

本格的なオフ走行にはタイヤ径が小さい。セローホイールを装着してフルサイズ化する手もあるが、費用を考えても最初からセローを買うほうが安い。

ヤマハトリッカーのインプレ:考察①

トリッカーは楽しいバイクだといえます。軽快でカチッとしたハンドリングや軽量でコンパクトな車体は街乗りやワインディングロードを楽しいものにしてくれます。旋回性の高さはバイクを操るうえでとても大切なポイントです。ハンドリングにこだわるヤマハならではの味付けですし、楽しいバイクは愛着がわきやすいといえます。

トリッカーで楽しいツーリング

旋回性が優秀なトリッカーは狭路ファンにおすすめです。幹線道路や高速道路の景色は退屈で、バイクツーリングの楽しさを半減させてしまいます。狭路ツーリングは移り行く景色を楽しめますし、混雑することもありません。何よりもトリッカーの旋回性を楽しめる有意義なツーリングになること間違いないですね。そのためにもリアサスペンションのカスタムは必須だといえます。

ヤマハトリッカーのインプレ:考察②

ヤマハはトリッカーをオフロードバイクとして販売していますが、スペックやユーザーのインプレ・レビューを踏まえると、ロードスポーツバイクだと捉えるべきです。フラットダートなら軽量なオンロードスポーツでも走行できますし、大胆なカスタムを施さなければガレ場やヌタ場を走行できないのならオフロードバイクだとはいえません。しかし、セロッカーにフルサイズ化すると豹変するキャラクターに懐の深さを感じます。

トリッカーのカスタムはロード寄りもあり!

ヤマハのトリッカーはアスファルトでこそ真価を発揮するバイクです。オフロード寄りにカスタムするのもありですが、アスファルト走行に特化したカスタムも楽しいといえます。アスファルト走行が楽しいパターンのタイヤや調整可能なリアサスペンションを装着すれば、前後サスペンションの挙動を楽しみながらのワインディングロード走行がさらに楽しくなりますよ。

ヤマハトリッカーは街乗りだけ?まとめ

ヤマハのトリッカーは走りが楽しいバイクだといえます。高速道路は苦手ですが、低中速域でレスポンスがいいエンジンや軽量でコンパクトな車体を操るのが楽しいですね。ロングツーリングは不向きだというユーザーは多いのですが、ツーリングに不向きなバイクほどバイク旅は楽しくなります。トリッカーはカテゴライズしにくいバイクですのでヘルメットや服装の自由度が高いですし、街中で映えるデザインはおしゃれに乗りこなしたいライダーにもおすすめです。

街乗り最強バイクが気になる人はこちらをチェック!

街乗り最強と呼ばれるバイクの記事もチェックしてください。惜しまれつつ生産が終了したスズキのグラストラッカーやST250typeE、カワサキのエストレヤはストリートバイクとして人気があり、トリッカーの良きライバルでもありました。