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ホンダシャドウ400のレビューまとめ!スペックや年式についても解説!

シャドウ400シリーズの年式や仕様を整理し、ユーザーレビューを通して違いを探ります。シャドウ400シリーズの複雑な系譜は中古車を選ぶときに混乱しますよね。ユーザーレビューを探すと意外な結果が…シャドウクラシック400が辿った悲しい経緯もご覧ください。
2020年8月27日
hosokawa_taka
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シャドウ400の違いをレビューから探す:はじめに

ホンダのシャドウ400シリーズは400ccとは思えない堂々とした車格やアメリカンテイスト溢れるデザインに人気があります。しかし、シャドウ400シリーズはスラッシャーやカスタムなどといった派生車種が多く、仕様や年式がわかり辛いですね。シャドウ400シリーズの仕様や年式を紐解き、ユーザーレビューを通して違いを明らかにします。

400ccアメリカンバイクについて

国内4台バイクメーカーのラインナップを見ると、400ccのアメリカンバイクのモデル数が少なくなってきました。これは厳しさを増す排出ガス規制や環境性能強化がのしかかっているためで、アメリカンバイクへの需要が減っているからではありません。ツーリング先ですれ違うバイクを観察すると、アメリカンバイクの人気は衰えていないことがわかります。

シャドウ400の系譜(NC34)

スティード400(NC26/BC-NC26)

出典: https://www.honda.co.jp/news/2001/2010209a.html

2001年式

シャドウ400は名車スティード400の後継機種にあたります。スティードの型式はNC26(1988~1998年式)と排出ガス規制に対応したBC-NC26(2001年式)があります。NC26とBC-NC26にスペックの違いは体感できるほどではなく、エアインジェクション(二次空気導入装置)が追加されたことにより最大トルクを発生させるエンジン回転数が5,500rpmから6,000に上がったのみです。

シャドウ400(NC34/BC-NC34)

出典: https://www.honda.co.jp/news/2007/2071220-shadow.html

2008年式

シャドウ400はスティード400のエンジンを譲り受けて開発されました。初期型のシャドウ400のエンジン型式はスティードと同じNC25Eです。シャドウ400の型式はNC34(1997~1999年式)とBC-NC34(2001~2008年式)があります。シャドウ400とスティード400はエアインジェクションを追加するマイナーチェンジを同時にしていますね。

余談:シャドウ400スペシャルについて

出典: https://www.honda.co.jp/news/1999/2990419.html

1999年式
限定販売

1999年4月に追加されたシャドウ400スペシャルはシャドウ400をベースにハンドルとシートの変更、外装のグレードアップが施されたモデルであり、ホンダは追加モデルとしながらも車名・型式を新たに与えていません。2008年にシャドウ400の最後を飾ったスペシャルエディションも同様の扱いです。

シャドウス400ラッシャー(BC-NC40)

出典: https://www.honda.co.jp/news/2007/2071220-shadow.html

2008年式

シャドウ400スラッシャーはシャドウ400の派生車種として誕生しました。型式はBC-NC40(2000~2008年式)のみです。つまり、シャドウ400スラッシャーはシャドウ400とスティード400のマイナーチェンジに先立ってエアインジェクションを搭載して発売されたことになります。

余談:シャドウ400スラッシャーとスティード400

シャドウ400スラッシャーとスティード400はシルエットが似通っていますよね。リアサスペンションを見るとシャドウ400スラッシャーはシャドウ400の派生車種であることは明らかです。しかし、デザインを見るとシャドウ400はスティード400の派生車種、シャドウ400スラッシャーはスティード400の後継車種、そう位置付けられている印象を受けます。

シャドウクラシック400の系譜(NC44)

シャドウ400はフルモデルチェンジを受けてシャドウクラシック400となりました。車名・型式が変更されただけでなく、エンジン型式もNC44Eに変更されています。燃料供給装置をキャブレターからフューエルインジェクションに変更し、排出ガス規制をクリアしたためです。

シャドウクラシック400(EBL-NC44)

出典: https://www.honda.co.jp/news/2008/2081021-shadow.html

2009年式

シャドウクラシック400は排出ガス規制をクリアすることを目的に開発されました。型式はEBL-NC44で2009年式しか存在しません。エンジンにはフューエルインジェクションを搭載し、キャタライザーを内蔵したマフラーを装備しています。シャフトドライブを採用したのはメンテナンス性を向上させるためでもありますが、静粛性を高めることで騒音規制をクリアするためだとも考えられます。

シャドウカスタム400(EBL-NC45)

出典: https://www.honda.co.jp/news/2008/2081021-shadow.html

2009年式

シャドウクラシック400がシャドウ400のフルモデルチェンジであるのに対し、シャドウカスタム400は新規発売という扱いになっています。型式はEBL-NC45で、シャドウクラシック400と同様2009年モデルしか存在しません。新規発売ではありますが、実質上はシャドウ400スラッシャーの需要を満たすために開発されています。フロントタイヤに細身の大径21インチホイールを採用し、シルエットはシャープな印象ですね。

シャドウ400シリーズの違い

シャドウ400シリーズの仕様の違いを表でまとめました。スペック等の詳細はレビューを通して後述しますが、車体のシルエットを大まかにとらえるものとして参考にしてください。前身となったスティード400の仕様も記載します。

仕様

車名 スティード シャドウ シャドウ
スラッシャー
シャドウ
クラシック
シャドウ
カスタム
エンジン NC25E NC25E NC25E NC44E NC44E
Fホイール F:19 F:17​​​​​ F:19​​​​​ F:17​​​​​ F:21
Rホイール R:15
リアサス モノサス 2本サス

エンジンの違い

シャドウ400シリーズのエンジンはキャブレターを搭載したNC25E(スティード400、シャドウ400、シャドウ400スラッシャー)とフューエルインジェクションを搭載したNC25E(シャドウクラシック400、シャドウカスタム400)の2種類があります。


ホイールサイズの違い

シャドウ400シリーズのリアホイールはすべて15インチですが、フロントホイールは17インチ(シャドウ400、シャドウクラシック400)、19インチ(スティード400、シャドウ400スラッシャー)、21インチ(シャドウカスタム400)の3種類があります。アメリカンバイクはフロントホイールのサイズでシルエットが大きく変わりますので、捉えておきたい違いです。

リアサスペンション

シャドウ400シリーズのリアサスペンションはすべて2本サスなのですが、シャドウ400シリーズの前身となったスティード400はモノサスになっています。モノサスを採用することでリジッドフレーム(リアサスペンションを備えていないフレーム)に似せているのです。

シャドウ400の車体サイズレビュー:NC34とNC44

車体サイズの違いを比較

スペック:車体サイズ

  シャドウ400
NC34
シャドウ
クラシック400
NC44
全長 2,450mm 2,510mm
全幅 925mm 920mm
全高 1,085mm 1,125mm
シート高 675mm 660mm
※最終型の数値

シャドウ400とシャドウクラシック400の車体サイズのスペックを比較すると、シャドウ400が大きいですね。しかし、わずかですので体感できるほどの違いではありません。シャドウ400はシャドウ750と車体を共用していますので、大柄であることは間違いないですね。

レビューを比較

シャドウ400とシャドウクラシック400の車体サイズに関するレビューを比較すると、違いを確認できませんでした。大きい車体サイズを長所でもあり短所でもあると感じているユーザーが多いですね。

アメリカンバイクはある程度大きいサイズでないとライダーが乗車した際のシルエットバランスが取りにくいですし、迫力も半減してしまいます。しかし、大きいがゆえに取り回しで苦労することも少なくありません。

【シャドウ400】 ゴツさに心惹かれて買ったのはいいが750ccクラスのボディに400ccのエンジンなものだから発進の重さと駐車や方向転換時の操作は一汗覚悟。ここで幅の広いハンドルを恨むことになります。

【シャドウクラシック400】 長所 やはり、400ccに見えない車体の大きさです。 僕自身ガタイがデカいので、ガタイのデカさにマッチングしている点が一番満足している点です。 短所 どの人も言っていますが、車体の重さと大きさによる取り回しの大変さです。 先日仕事中に嫁からバイクが動かないとSOSの電話が入りました!(笑)

シャドウ400の車体サイズレビュー:NC40とNC45

車体サイズの違いを比較

スペック:車体サイズ

  シャドウ400
スラッシャー
NC40
シャドウ
カスタム400
NC45
全長 2,310mm 2,445mm
全幅 870mm 835mm
全高 1,105mm 1,130mm
シート高 645mm 650mm
※最終型の数値

シャドウ400スラッシャーとシャドウカスタム400の車体サイズのスペックを比較すると、シャドウ400スラッシャーはハンドル幅が広く、全長が短いですね。シャドウ400やシャドウクラシック400と比較しても短いといえます。シャドウカスタム400が長い理由は21インチのフロントホイールを装着しているためですが、アメリカンバイクらしい堂々とした車格です。

車体サイズのレビューを比較

シャドウ400スラッシャーとシャドウカスタム400のユーザーレビューを比較すると、シャドウ400スラッシャーのユーザーレビューに「アメリカンとしては小ぶり」というコメントが見つかりました。小ぶりといっても全長が2,300mmを越えるので、他の400ccバイクと比較するとかなり大きいですよ。

シャドウカスタム400のユーザーレビューには大きさを賛美するコメントしかありません。

【シャドウ400スラッシャー】 750ccとの享有ボディですので、大柄、同クラスのアメリカンとしては小ぶりなサイズに感じます。

【シャドウカスタム400】 形は、最高に美しいと思います。(中略)決して飛ばさず、格好付けず、まったりできるところが、日々のストレスを解消してくれます。 車体が大きい分、これ400cc? とよく言われます。その分、非力な私にとっては、とり回しがきついですが、上記を思えば全く問題ありません。

シャドウ400のエンジンレビュー:25Eと44E

シャドウ400とシャドウ400スラッシャーに搭載されているNC25Eエンジンと、シャドウクラシック400とシャドウカスタムに搭載されているNC44Eエンジンを比較します。4車種をタイプ別に比較する必要はありません。


スペック:エンジン性能

  NC25E NC44E
搭載車種 シャドウ400
400スラッシャー
クラシック400
カスタム400
エンジン 水冷4ストローク
V型2気筒OHC3バルブ
排気量 398cc
ボア×
ストローク
64×62mm
最高出力 24kW(33PS)
/7,500rpm
23kW(31PS)
/7,000rpm
最大トルク 34N・m(3.5kgf・m)
/6,000rpm
33N・m(3.4kgf・m)
/3,500rpm
※最終型の数値

NC25EとNC44Eを比較すると最高出力や最大トルクに大きな違いはありませんが、最大トルクを発生させるエンジン回転数が大きく違います。NC44Eの最大トルクを発生させるエンジン回転数は400ccクラスとは思えない数値です。NC44Eは低いエンジン回転数から最大トルクを発生させ、最高出力が得られるエンジン回転数までトルクが落ち込みにくいと考えられます。

エンジンのレビューを比較

NC25EとNC44Eに関するユーザーレビューを探しましたが、NC25Eに関するコメントはたくさん見つかりますが、NE44Eに関するコメントはほとんどありません。NC44Eの低中速トルクを活かしてスプロケット変更しているユーザーのパーツレビューを探しましたが、スプロケットすら販売されていません。しかし、排気音の静粛性はどちらも高く評価されています。

【NC25E】 低速からのトルクは必要にして十分。ストロークが長いのでトップのギアに入れ忘れる事多数。400ccとしては及第点。実燃費も良く水冷の為安定していてさすがホンダだなと唸ることしきり。

【シャドウクラシック400】 スピードを出すことを目的とせずにゆったりと走りたい人にはおススメだと思います。また、ノーマルのマフラーは音もうるさくないので、僕自身は住宅地に住んでいるだけにそこもポイントになりました。

シャドウ400の足回りレビュー:NC34とNC44


シャドウ400とシャドウクラシック400の足回りをスペックとユーザーレビューで比較します。本来、足回りを比較するには旋回性に関する情報をまとめるべきですが、アメリカンバイクでは取り回しや乗り心地が重視される傾向がありますので、街乗り性に関する情報もチェックします。

スペック:足回り

  シャドウ400
NC34
シャドウ
クラシック400
NC44
軸間距離 1,620mm 1,640mm
最小回転半径 3.1m 3.3m
※最終型の数値

シャドウ400とシャドウクラシック400の軸間距離と最小回転半径はシャドウ400が有利です。若干ですが小回りはシャドウ400のほうが利くといえます。CB400SFの軸間距離は1,410mm、最小回転半径は2.6mですので、ロードスポーツバイクと比べると大きな違いだといえません。

足回りのレビューを比較

シャドウ400とシャドウクラシック400の足回りをユーザーレビューで比較すると、大差ない印象を受けます。おらかなハンドリングと柔らかい乗り心地に満足するユーザーは多いですね。車体サイズの大きさを受け入れたうえで購入するユーザーが多いので、街乗り性に不具合を訴えるコメントはありませんでした、しかし、駐車場での取り回しで神経を使わざるを得ないというコメントはチラホラと見かけます。

【シャドウ400】 基本的に走行に関する所はドノーマルなんで、非常に乗り心地はいいです。下手にサスペンションやシートを替えると後悔しそう。

乗り心地が良く 運転しやすいいーバイクだと思います。

シャドウ400の足回りレビュー:NC40とNC45

シャドウ400スラッシャーとシャドウカスタム400の足回りをスペックとユーザーレビューで比較します。シャドウ400やシャドウクラシック400と同様、街乗り性に関しても比較しますね。

スペック:足回り

  シャドウ400
スラッシャー
NC40

シャドウ
カスタム400
NC45

軸間距離 1,625mm 1,655mm
最小回転半径 3.2m 3.2m
※最終型の数値

シャドウ400スラッシャーとシャドウカスタム400の軸間距離や最小回転半径のスペックを比較すると、軸間距離に大きな違いがありますが、最小回転半径は同じです。キャスター角やトレール量の違いも原因ですが、タイヤサイズの違いも見逃せません。シャドウカスタム400のフロントタイヤは250ccオフロードバイクと互換性があるほど細身で大径です。

足回りのレビューを比較

シャドウ400スラッシャーの足回りに関するコメントは見つかりましたが、シャドウカスタム400のコメントが見つかりませんでしたのでレビューを通しての比較は不可能です。ちなみに、シャドウ400スラッシャーのユーザーレビューでは、高い直進安定性をツーリングでも快適だと評価するコメントが見つかります。

シャドウ400の違いをレビューから探る:考察①

シャドウ400シリーズの違いはスペックシートを見るだけで明確にできます。特に低中回転時のトルク感を重視したエンジンチューニングは圧巻です。しかし、ユーザーレビューからは明確な違いを確認できませんでした。アメリカンバイクを愛するユーザーは車体サイズやデザインを優先する傾向があり、エンジン特性や足回り性能は重視していません。

完成度を徐々に高めたアメリカンバイク

シャドウシリーズは徐々に完成度を高めたアメリカンバイクだといえます。スティード400の開発姿勢はシャドウシリーズまで保たれ、シャドウクラシック/カスタム400で完成しました。デザイン性や車体サイズを重視するユーザーが多いからからこそ、ホンダは基本性能を熟成させたのですね。すべての人に不具合を感じさせないようにする姿勢にホンダらしさが感じられます。

シャドウ400の違いをレビューから探る:考察②

スペックにシャドウシリーズの違いや共通点は見いだせたものの、ユーザーレビューからは明確な違いを見出せませんでした。シャドウクラシック/カスタム400のユーザーレビューがあまりにも少なかったためです。

ビッグスクーターブームの影響

クルーザー的なキャラクターを有しているビッグスクーターにアメリカンバイクの需要が流れてしまった感があります」。ホンダはシャドウクラシック/カスタム400の2009年式を約8年間継続して生産していましたが、排出ガス規制をクリアさせずに2017年で生産を終了となりました。決して短くない生産期間であるにもかかわらずユーザーレビューが少ないのは、ヤマハマジェスティを発端としたビッグスクーターブームが原因です。

ユーザーレビューとカスタムパーツの少なさ

シャドウクラシック/カスタム400のアフターパーツの少なさに嘆くユーザーは多いですね。バイクのカスタムパーツは販売台数に応じてラインナップを増やしていきます。シャドウクラシック/カスタム400のアフターパーツが少ない原因は、販売台数が低迷したことに間違いありません。

シャドウクラシック/カスタム400は愚作なのか?

販売台数が少ないからといってシャドウクラシック/カスタム400が愚作であるとは言えません。考察①で述べたように、シャドウクラシック/カスタム400はスティード400、シャドウ400/スラッシャーを経て完成度を高めた素晴らしいバイクです。逆らえない変化に埋没してしまった悲しい名車だといっても過言ではありません。

ライバルアメリカン:ドラッグスター400

2016年式

ヤマハのドラッグスター400/クラシックは空冷V型2気筒エンジンを搭載したバイクです。すでに生産が終了されていますが、とうとうヤマハのラインナップからも姿を消しました。ドラッグスター400/クラシックはうっとりするほど美しいシルエットに人気があります。

ドラッグスター400のユーザーレビュー


ドラッグスター400のデザインに魅了されて購入したユーザーは多いですね。車体の大きさに似合わずハンドリングが軽快だというユーザーも見かけます。

ドラッグスター400は400ccアメリカンナンバーワンの人気を誇っていましたのでアフターパーツが豊富です。販売店の新車在庫や極上低走行車を入手するなら急いだほうがいいですね。

【ドラッグスター400クラシック】 マフラーを純正に戻したところ、低回転でのトルクがかなりあることが発覚。非常に乗りやすく、また、トルクフルで楽しいバイクであることがわかりました。400ccで車重250kgなのでほんの少しいじるだけでエンジン性能のバランスが崩れてしまうようです。

ライバルアメリカン:イントルーダークラシック

出典: http://www1.suzuki.co.jp/motor/product/vl400l4/style_price

2014年式

スズキのイントルーダークラシック400は手強さを感じるほど大きい車体が魅力です。重厚なデザインにも定評がありますね。幅広ハンドルが醸し出すライディングポジションに名曲「風をあつめて」(はっぴいえんど)を口ずさみたくなります。

イントルーダークラシックのユーザーレビュー

イントルーダークラシックの重厚なデザインと紳士的なキャラクターのギャップに魅力を感じるユーザーは多いですね。特に排気音の静粛性は現代の道路事情に即したものだといえます。

生産はすでに終了していますが、スズキの新車在庫を購入できます(2019年1月現在)。中古車在庫数はそおそこありますし、ノーマル車が占める割合は高いですね。

とにかくデカイ。ハーレー、FLSTNと並べてみましたが、大きさではほぼ同等。もしくはこちらのが少々大きく感じられるくらいでした。

排気音がかなり静かです。住宅地ですから助かります。

ライバルアメリカン:バルカンクラシック400

2003年式

カワサキのバルカンクラシック400は2003年モデルを最後に生産が終了し、現在では中古車市場でしか入手できません。カワサキ車らしい猛々しいデザインが魅力で、キャブレター仕様の有機的なフィーリングが旅心をくすぐります。

バルカンクラシック400のユーザーレビュー

カワサキのバルカンクラシックのユーザーは低速走行時の安定感や躍動感あるエンジンの鼓動を高く評価しています。ハーレーから乗り換えたというユーザーも見かけますよ。

中古車在庫は派生車種であるドリフターを含めるとそれなりにありますが、ノーマル車が占める割合は低いですね。しかし、マフラーをアフターパーツに換装した程度のプチカスタムが多いといえます。

低速走行での安定感はピカイチ。また低速走行でのエンジン音(ドコドコ感)は同レベルのアメリカンの中では非常に優れている。

ほとんどの外装が金属製で安っぽさを感じない質感とそこそこ重量感のある立派な車体サイズ。(安い中古でもハッタリが効きます・・・笑)想像していたより普通に走って物足りなさを感じない。

シャドウ400の違いをレビューから探す:まとめ

シャドウ400シリーズの年式や仕様を紐解き、違いを明らかにしました。ユーザーレビューを参考にシャドウ400とシャドウクラシック400を、シャドウ400スラッシャーとシャドウカスタム400を比較しようとしました。しかし、シャドウクラシック400のユーザーレビューが少なかったため結論を出しきれませんでした。

シャドウ400シリーズは名車スティード400の血統を引き継いだホンダらしい名車です。中古車在庫数はシャドウクラシック400よりもシャドウ400のほうが多いですね。スティード400も程度が良ければツーリングバイクとして活躍します。

アメリカンバイクが気になる人はこちらをチェック!

ホンダのアメリカンクルーザーをまとめた記事もチェックしてください。ホンダのバイクは趣味性と汎用性のバランスがいいのでおすすめですよ。