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春野菜といえば何?旬な時期に食べたい春野菜17選&美味しい食べ方をご紹介!

春野菜といえばどんなものがあるでしょうか?春が旬の野菜は意外に沢山ありますね。春の野菜といえば柔らかくみずみずしい体に良い成分をたっぷり含んでいます、和食にも洋食にも合う物が多いですね。今回はそんな春野菜の食べ方や種類などを細かくご紹介していきましょう。
更新: 2021年2月21日
HI-D
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はじめに

春野菜は栄養価が高く味が良いので是非とも取り入れたい野菜です、栽培ものから天然物まで多くの種類が出回るのも春野菜の特徴ですね。簡単な調理で食べられるものも多いので、おすすめの料理などもふまえてご紹介していきます。

春が旬の野菜といえば①:春キャベツ

春が旬の野菜として真っ先に思いつくのが、春キャベツでしょう。春キャベツはじっくりと長い間育てられるため糖度が高く、甘味が強いのが特徴です。塩を付けるだけで美味しく食べられる食材ですが、簡単に色々なレシピに利用できる万能な野菜です。

キャベツの栄養価は低いとも言われますが、実際にはかなり多くの栄養素を含んでおり、食物繊維による整腸作用も期待できます。

春キャベツの食べ方

春キャベツはその甘味を活かしてサラダにするのも良いですが、和食なら味噌汁でも良いですし、洋食ならロールキャベツやブイヤベースの具材にしても美味しいです。

ブイヤベースに利用する場合にはキャベツを鍋の半分程度の量を入れて、その上に他の具材を乗せていくと良いでしょう。ムール貝は口を上に向けて並べると美しく仕上がります。スープ自体は市販のものを使うと簡単ですね。

春が旬の野菜といえば②:新タマネギ

新タマネギも春の野菜として名高い食材ですね。タマネギは暑さに弱く旬は夏前にピークがきます、新タマネギの場合は早獲りしたものを使う小型のものと、春に蒔いた種を夏に貯蔵し、秋に植え直した大型のものがありますが、どちらも甘味が強くみずみずしいという特徴は同じです。

食材としてはサラダにも加熱するレシピにも合わせられますが、揚げ物などの食べ方は焦げやすいので注意が必要です。もちろん栄養価も高くアリシンは疲労回復に効く栄養素として有名ですね。

新タマネギの食べ方

新タマネギは甘味が強くみずみずしいので薬味にもおすすめですが、アヒージョや炒め物にすると美味しいです。他にも色々な料理に利用出来ますが、ピザやグリルにつかったり揚げ物に使うと焦げやすいので注意しましょう。甘味成分はオリゴ糖なので腸内の善玉菌のエサになり、整腸作用も期待できます。

春が旬の野菜といえば③:新ジャガイモ

新タマネギと来たら次は新ジャガイモの事が思い浮かぶと思います。新ジャガイモは春に収穫するジャガイモで、成熟前の芋を収穫するため皮が薄いのが特徴です。昼夜寒暖差がある春に育つため栄養素も高まり、時にはリンゴ以上のビタミンCの含有量を持ちます。

一般的な食材なのでレシピが豊富なところも良いですね。ジャガイモの品種によってレシピにバリエーションが出るのも面白いと思います。 

新ジャガイモの食べ方

新ジャガイモは皮が薄く食べやすいので、シンプルで簡単なジャガバターやそのまま煮物などにしても美味しいですね。メークインなどはねっとりとした食感で煮物に向きます。ボイルしたものを柵状にカットしてバーニャカウダに付けても美味しいです。芋が紫の品種や赤の品種などもあるので、カラフルに盛り付けると良いでしょう。

春が旬の野菜といえば④:アーティチョーク

アーティチョークとはチョウセンアザミという植物の蕾を食用にする食材です。イタリアで有名な春野菜で、日本でもアスパラガス同様に5月が旬で輸入食材や、鎌倉野菜として出回ります。日本で購入するとどうしても高価になってしまう野菜ですが、ヨーロッパではかなりレシピも豊富でポピュラーな野菜です。

ほとんどの品種はあく抜きが必要ですが、中にはあく抜き不要な品種も存在します・簡単に家でつまめるレシピからレストランで使われるレシピまで色々な食べ方ができます。

アーティチョークの食べ方

アーティチョークは一度食べるとやみつきになると言われますが、普通はあく抜きが必要で、アクを抜いた後にトゲのある蕾を剥いていくので、まずはじめにガクについたトゲをハサミで切っておくとよいでしょう。

アーティチョークは花びらの付け根を少しづつ食べながら最後に中心部や茎の内部を食べると美味しいですね。料理に出される場合は中心部が利用されます。時間はかかりますが簡単なのでよろしければお試し下さい。

春が旬の野菜といえば⑤:アスパラガス

春の旬野菜として人気が高いのはやはりアスパラガスですね。それほどレシピが多い食材ではありませんが、それ以上にシンプルなレシピでも味が良いので魅力がありますね。

アスパラガスにはグリーンアスパラガスや紫アスパラガスがあることが知られていますが、グリーンアスパラガスのほうが風味が強く、紫アスパラガスのほうが甘味が強く柔らかいです。ホワイトアスパラガスはグリーンアスパラガスや紫アスパラガスを軟白栽培したものです。


アスパラガスの食べ方

アスパラガスは日本でも一般的ですが、だいたいはベーコンと合わせて焼くことが多いですね。ただ、アスパラガスの本場イタリアのバッサーノでは、ホワイトアスパラガスをゆで、それに潰した半熟卵を添えて提供します。

お客さんはその半熟卵に塩胡椒とヴィネガーで味をつけて食べます。日本のアスパラガスは苦味がないですが、バッサーノはほろ苦い苦味があります。

春が旬の野菜といえば⑥:アグレッティ

バルバディフラーテとも呼ばれます。アグレッティというと日本人には馴染みのないものですが、イタリアでは人気な春が旬の野菜です。少し大型ですが、オカヒジキに近い植物なのでサラダにもパスタにも合わせられる万能な野菜です。

色々な食べ方が出来るので沢山あっても消費がしやすいのと、種子からの栽培も簡単なので畑で栽培するのもおすすめです。味も食感も良いですが、栄養価も高いのでいつか日本でも広く食べられる野菜になるかも知れません。

アグレッティの食べ方

アグレッティは簡単にサラダなどでも食べる事ができますが、一番評判が良いのはクリームパスタですね。クリームパスタに使う場合はまずパスタを茹で、ソースを作り、パスタがゆであがった瞬間にソースにアグレッティを加えて軽く加熱して和えます。すると食感を残して食べる事が出来ます。

春が旬の野菜といえば⑦:菜の花

日本では古くから食べられている春が旬の野菜の一つで、土手や畑の畦などに生えていることも多い馴染みの食材です。イタリアでも似た食材のチーマディラーパというものを春野菜として食べます。

そのため和食だけではなく洋食のレシピにも使えるので使い勝手の良い野菜ですね。菜の花は昔から栄養価が高い食材の代表的なものなので健康食としてもおすすめです。

菜の花の食べ方

菜の花が出回る時期にはボイル済みホタルイカが販売されています、そのボイル済みのホタルイカと、一口大に切ってボイルした菜の花を辛子マヨネーズで和えると美味しいです。他にはガーリックオイルと合わせて簡単なペペロンチーノなどにされる事も多いですね。

春が旬の野菜といえば⑧:エンドウ豆

エンドウ豆には絹サヤとグリンピースなどの実採り用のものと、その中間のサヤエンドウも存在します。サヤエンドウはスナップエンドウとも呼ばれ甘味と風味が良く人気ですね。豆なので生では食べられませんがインゲンと比べて短い加熱で食べられるので、食感が残りやすくレシピも豊富です。

エンドウ豆はカラーバリエーションも豊富で、種類によって甘味や食感が違うので、栽培する場合には様々な種類を育ててみると面白いと思います。栄養価としてはビタミンやアスパラギン酸などの栄養も豊富です。

エンドウ豆の食べ方

エンドウ豆はニンニクと相性が良く、絹サヤやスナップエンドウはアヒージョやペペロンチーノでも美味しいです。他には簡単にボイルしてマヨネーズで食べたり、バターで炒めても美味しいですね。実採り用の品種であれば、スープなどに利用しても良いですね。

春が旬の野菜といえば⑨:ふきのとう

ふきのとうは日本古来の春野菜の一つで、フキの蕾を摘んだものになります。普通のふきのとうは黄緑色で小さいものですが、種類によっては赤いものや秋田フキのように巨大なものもあります。最大の種類は北海道のラワンフキですね。味としてはほろ苦さとキク科特有の香りが魅力です。

春は苦いものを食べろというだけあって栄養価が高いものの一つとして挙げられています。食べ方は以外と色々あるので多めに手に入れたら色々試して下さい。

ふきのとうの食べ方

ふきのとうには不思議な特性があります。苦味が強いのであくをとろうと茹でると色が真っ黒になりえぐみが強く出ます。そのため、茹でたら皮を剥き水でさらします。皮を剥くと元の色の場合が多いです。天ぷらやふきのとう味噌などで食べるのが一般ですね。

春が旬の野菜といえば⑩:ウド

春が旬の野菜として最近人気急上昇しているので、かなり見ること増えてきた野菜ですね。ウドは香りが高く、みずみずしいのが特徴です。種類によっては赤いウドがあったり、野生のウドでは個体ごとに味の強さが違ったりするのも面白いですね。

栄養価としてはビタミンなどもありますが、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが多いのが面白いと思います。


ウドの食べ方

ウドの食べ方は簡単で、皮を剥いて一口大にカットして水にさらせばあくが抜けます。ただ、ウドの香りが好きな方はあく抜きせずに食べた方が美味しく感じると思います。表面に細かい毛が生えている先端部は細かくしてバター醤油で炒めると美味しいです。一番は味噌マヨネーズをつけて生で食べることですね。

春が旬の野菜といえば⑪:タラの芽

タラの芽はウコギ科で香りが良い春野菜ですね。旬の時期が短いので出回ることは少ないのですが、人工栽培もかなり行われているの手に入れることは容易だと思います。種類は他の仲間と同じく赤芽の品種があったりトゲのある種類とない種類があったりもします。

栽培する場合は結構日当たりと水のバランスが難しく、葉は日に当たるが、根元は日陰の様な場所が適しています。ウドと同じくカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが多いのが特徴ですね。

タラの芽の食べ方

タラの芽は山菜の王様とも言われますが、天ぷらだけでなく汁物や炒め物でも美味しいですね。串焼きにして醤油で味を付けた生卵をかける人もいます。他の春野菜と同様にバター炒めでも美味しいので、是非お試し下さい。

春が旬の野菜といえば⑫:コシアブラ

コシアブラはタラの芽を超える最高級食材として人気で、香りが素晴らしく味もコクがあるので一度は試した方が良い春野菜ですね。旬はタラの芽と同じ頃でセット販売されていることもあります。

様々な食べ方が出来る食材なので色々なレシピに対応しますが、欠点を言えば葉がザラザラした食感なので気になる方もいるかも知れません。血圧を下げるフラボン類やポリフェノールなどの栄養を含んでいます。

コシアブラの食べ方

コシアブラは山菜の女王ともされますが。香りとコクが特徴なのでタラの芽と異なり存在感がある食材になります。炊き込みご飯や天ぷらも良いですが、アヒージョやバター炒めもよいですね。アヒージョが一番しっくりくる味だと思います。

春が旬の野菜といえば⑬:ワラビ

春が旬の食材として稀に見られる事があるのがワラビですね。ワラビはあくが強くあく抜きが必要なのであまり人気が出にくいのかも知れませんが、独特の風味があり上手くあくが抜けるとジャガイモの様な味わいになるのが面白いですね。

種類によってはオニヒカゲワラビなど大きいものもあるので、山が近くにある場合には色々探してみると良いでしょう。わらび餅の原料などにも利用されますが、量と時間が大変かかるので、春に新芽を使うだけにしておくと良いと思います。

ワラビの食べ方

ワラビはあくが強いのでしっかりと重曹などを使ってあく抜きをします。あく抜きが終わったモノは天ぷらも美味しいですが、タケノコやタラの芽と炒めて塩で味を調えたらそれだけでも美味しい料理になります。それをペペロンチーノの具材に使っても評判が良いですね。

春が旬の野菜といえば⑭:コゴミ

コゴミはゼンマイやワラビに似た食材ですが、あくが少なく食感が残り易いので最近では人気が出てスーパーなどでも見かける事が多くなりました。天ぷらの最高級食材として知られていますが、クセが無い味なので洋食などの食べ方にも合わせることも出来ます。

あく抜きが簡単で扱い易いので手軽に食べられるのが魅力ですね。コゴミというと色が緑色のものが多いですが、赤コゴミという赤い種類があったりもします。

コゴミの食べ方

コゴミはあくが少なくそのまま食べても問題無いものもありますが、実際には少しあくを感じるモノが多いので、一度軽くボイルしてあくを抜くと良いでしょう。バター炒めやアヒージョにも使えますが、天ぷらに一番合っていると思います。

春が旬の野菜といえば⑮:山椒

山椒は春になると木の芽と呼ばれる名前で新芽が出回りますが、それ以外にも未熟果などが食材として使用されます。ピリッとした辛味がある食材ですが、加熱しすぎると辛味の成分が消えてしまうので加熱する場合はさっと茹でる程度がよいですね。

薬味としてのイメージが強いですが意外にも沢山のレシピや食べ方があります。種類は朝倉山椒や、ブドウ山椒などが知られますが、中国ではカホク山椒が有名です。特殊な栄養素としてはサンショオールが知られています。


山椒の食べ方

山椒の葉をを刻んだものを卵焼きに入れて、砂糖醤油で食べると美味しいですね、ほかには山椒をせんべいに混ぜたり、未熟果を佃煮にすることが多いです。唐揚げに混ぜても美味しいですね。

春が旬の野菜といえば⑯:タケノコ

春が旬の野菜の中でも王様級の知名度を誇るのがタケノコです。タケノコは時間が経つとアクが強くなるので出来れば取ってすぐに食べるのがおすすめです。種類が沢山あり、真竹や孟宗竹が有名です。

淡竹も美味しいタケノコですが虫が付いていることがあるので、穴が開いているものには注意が必要です。姫竹なども味が良く、根曲り竹の名前で知られアクがないので簡単に食べる事ができます。最近では白子タケノコなども話題になりましたね。

タケノコの食べ方

タケノコの食べ方は色々ありますが、うま味が強いので取れたてならそのまま味噌焼きにしても美味しいです。少しでも時間が経つとかなりのあくが出るので、販売されるものはあく抜きして下さい。磯辺揚げにすると評判がよいですね。

春が旬の野菜といえば⑰:ウルイ

ウルイというと聞き慣れない野菜かも知れませんが、生でも食べられる美味しい野菜です。販売されるものの多くはオオバギボウシを軟白栽培したものが出回ります。味にクセが無く食感も良いのであらゆる料理に合わせる事が出来ます。

チコリーのようにバーニャカウダに利用しても良いですね。栽培も簡単で栽培種としてはホスタと呼ばれて観賞用に栽培されることも多いですね。栄養価としてはビタミンが多く、カリウムなども含まれています。

ウルイの食べ方

ウルイはあらゆる料理にあわせることが出来るので、サラダや汁の具にも使えますしバターや醤油で炒める事も出来ます。天ぷらだとそれほど特徴がないので、味噌和えか炒め物がおすすめですね。

まとめ

春野菜は海外から入ってきたキャベツやタマネギなどの栽培物と、コゴミやタラの芽などといった山菜類の両方が出回るので、色々な料理を試せるのが良いですね。甘味やうま味が強いものが多く、アヒージョやバター炒めなどといった洋食にも合わせることが出来ます。

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