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釣り針の結び方講座!初心者も覚えやすいノットや強度の高いノットまで解説!

最初は市販の釣り針がすでに結んであるハリスセットを購入し利用することが多いと思いますが、慣れていくうちに、自分の好みに釣り針や結び方を変えたいとこだわりが出てくるのが釣り人。今回は、そんな仕掛作り初心者でも簡単に出来る釣り針の結び方をご紹介いたします。
2020年8月27日
あべコウ058
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釣り針は釣り初心者でも簡単に結べる!!

私が釣りを始めたばかりのころ、市販の釣り針付きのハリスセットを始めて購入し、ラインと針の結び方を見たとき「付け方複雑すぎでしょ。自分じゃ作れない!」と思ったのを今でも覚えています。根がかりで仕掛けをロストし釣りを断念した経験をきっかけに覚えようと思い、調べてみると、一日で何通りか付け方を覚えられるほど簡単な結び方が多いことを知りました。それでは今回の記事でご紹介させて頂きたいと思います。

自分で釣り針を結ぶメリット

今回は、釣り初心者に向けた結び方の紹介をさせて頂きます。何回か釣りを重ねることで、釣りの準備も楽しみの一つになってきます。まずは、釣り針の結び方の前に、自分で釣り針とラインの付け方を覚え、準備することのメリットからお伝えしたいと思います。

自分で釣り針を結んだ方がお得!

まずはなんといってもコスパ!ハリスセットを購入するより、自分でやり方を覚え作った方が断然お得です!仕掛けにもよりますが、釣り具屋でハリスセットをいくつも用意するのは金銭的にコストがかかります。事前の準備が必要だったりと面倒な部分もありますが、覚えてしまえば簡単です!釣りたい魚の仕掛けが自作可能な範囲でしたら自分で結ぶことをおすすめします!

釣り針との結び方を覚えることで他にもメリットあり!

ラインと針の結び方を覚えることで他にも良いことがあるんです!ルアー釣りでは良くメインのラインにPEラインが使われますが、リーダーとPEラインの直結が必要になってきます。よく「〇〇ノット」と呼ばれる複雑で強度の強い結び方があります。こういった複雑なライン同士のやり方も針とラインを結ぶときの応用が利くため、やり方を覚えることで他の釣り分野にも役立つんです!

釣り初心者でも簡単に出来る釣り針の結び方

自分で釣りの仕掛けを作ることは良いメリットばかりです!ではここからは釣り初心者でも出来る簡単で強度の高い針へラインを結ぶやり方をご紹介致します。ここからお伝えする結び方は、簡単ではありますが言葉での説明だとわかりずらいため、youtubeの動画も一緒にご紹介いたしますので合わせてご覧ください。

簡単!そして覚えやすい結び方「外掛け結び」

釣り針とラインの結び方で一番簡単と言われているのが、「外掛け結び」です。とてもシンプルで覚えやすいので釣り初心者はこのやり方から覚えることをお勧めします。簡単な結び方ということもあり、ラインが緩みやすいというデメリットもあります。ただし、小~中サイズの魚を狙う釣りの場合は、正しいやり方で結んでいれば針が外れることはそこまでありません。

動画で見る!「外掛け結び」の覚え方

外掛け結びの覚え方をyoutubeの動画でご紹介いたします。この動画は大きな針と紐を使い実際に結んでいるため、目で見て覚えることの出来るおすすめ動画です。手元に釣り針と糸を用意し、是非実践しながらご覧ください。動画にはありませんが、最後に余ったラインを切った後、端を少しライターで炙り玉を作ると、釣りの際にほどけずらくなりますよ!これはほかの結び方全てに共通していえることです!

簡単で強度もそこそこ!「内掛け結び(本結び)」


次に「内掛け結び」別名「本結び」をご紹介いたします。外掛け結びと同様、初心者でも簡単に出来る結び方です。外掛け結びより若干難しい程度ですが、強度は内掛け結びの方が強いと言われています。結束能力が優れている結び方のためほどけにくいのが特徴です。外掛け結びに慣れてきた際や、中~大サイズの魚を狙う釣りでは、簡単な結び方の中で最強と言ってもよいのではないしょうか。

動画で見る!「内掛け結び(本結び)」の覚え方

内掛け結びのやり方も、yotubeの動画にてご紹介いたします。こちらの動画も外掛け結び同様大きな針と紐を使い実際に結ぶ流れを確認することが出来ます。外掛け結びとの違いは、はじめに作った輪の中にラインを通していくため、若干難しいやり方になります。ただし、外掛け結びが問題なく出来るレベルになれば次のステップとしてはとても簡単なので是非動画を参考に試してみてください!

簡単!なのに最強!「漁師結び」

比較的簡単な結び方の中で、「最強」と呼ばれているのが漁師結びです。結び方は一番簡単と言われていますが、個人的には、「外掛け結び」⇒「内掛け結び」⇒「漁師結び」の難易度かなと思っています。ただし、結ぶ工程としてはこの3つの中で一番少ないため、慣れてきて覚えてしまえば、手返しは一番は早いと思います。漁師結びは「速く作れて強度も強い最強ノット」として重宝されています。

動画で見る!「漁師結び」の覚え方

漁師結びは、作業工程が少ないためこちらの動画を見て頂ければすぐに覚えられると思います。ただし、最後の締め込みまでは糸が緩い状態なので手で巻いた部分を押さえておく必要があります。始めての漁師結びはこの巻いている部分が緩み苦戦します。何度か繰り返すとコツを覚えてくるので、慣れるまで練習しましょう。このやり方をマスターすれば、釣り場での仕掛けづくりにもかなり役立ちます!

強度最強!釣り針の結び方応用編

ここまでは、一般的で簡単な針へのラインの付け方をご紹介させて頂きました。3つとも覚え方も簡単な方法なので、釣り初心者の方も少しはご安心頂けたのではないでしょうか。是非、練習し覚えて頂けたらと思います!それでは次に、応用編の結び方を一つご紹介いたします。若干難易度は上がりますが、大物狙の釣りに向いている強度最強の結び方になります!

強度最強の大物用の結び方!「南方延縄結び」

次にご紹介するのが、大物狙いの釣りの最強ノット、その名も「南方延縄結び(なんぽうはえなわむすび)」。ここまでご紹介させて頂いた結び方より上のランクの強度重視の最強ノットになります。船やショアからの大物狙いの泳がせ釣りなどで使われることの多いのノットです。少し、作業工程が多く難しい結び方ですが、決して釣り初心者で出来ないレベルではなのでご安心ください!

動画で見る!「南方延縄結び」の覚え方

南方延縄結びは、外掛け結びの応用になりますので工程は多いですが簡単な付け方から順番覚えていけばそこまで苦慮しないと思います。動画を見て頂ければわかりやすいと思いますが、外掛け結びの輪を軸のラインに繰り返し巻くことで強度を強くしたノットになります。特に泳がせ釣りなど大物とのファイトの可能性がある釣りをする場合は、このノットを強くおすすめします!

釣り初心者でも超簡単!管付き針をご紹介!

釣り針の種類には「管付き」というものがあります。簡単に言うと針の基が輪になっているものです。輪になっていることでハリスがすっぽ抜けるのを防ぐ効果があります。そんな管付き針ですが、初心者向けの簡単な釣りでの使い方があります。それは、「サルカンのように輪に直接ハリスを結んでしまえ!」という方法です。強度は若干落ちますが、覚えなくてもすぐに実践出来きます。では、サルカンの結び方もご紹介させて頂きます。


結び方を覚えるのは一瞬!「クリンチノット」

クリンチノットは誰でも出来る超簡単な結び方です。釣り初心者が最初に覚えることの多いノットですね。覚えるのも、結ぶのも一瞬のため、どうしても手返しを速くしたい釣りの時など急いでいるときに重宝されます。そこまで大きな魚でなけれな充分釣りあげることは出来ますので、管付き針にクリンチノットは全然ありだと思いますよ!

動画で見る!「クリンチノット」の覚え方

クリンチノットは本当に簡単なので、1回動画を見るだけでほとんどの方が覚えられると思います。間違いなどのノットよりも速く結ぶことが出来るので、釣り中など急いでいるときはかなりおすすめです!

結び方は超簡単!「ユニノット」

ユニノットはクリンチノットとは違い、ラインの端はハリス側に向くためすっぽ抜けしずらいノットです。またとてもシンプルで簡単なため、初心者でもすぐに覚えることが出来ます。強度もそこそこありとても使い勝手の良いノットです。サルカンとラインを結ぶ際に多く用いられますが、管付き針でもかなり使い勝手の良い結び方になります!

動画で見る!「ユニノット」の覚え方

1,2回見て頂ければ覚えられそうなとてもシンプルなノットです。結び目の終わりがハリス側に来ているため強度もそこそこあります。簡単な結び方ではありますが、最初は、ラインを多めにとり練習しましょう。慣れてくると無駄も最小限で抑えられるようになります。

サルカン用「漁師結び(完全結び)」

針の結び方でも漁師結びを紹介させて頂きましたが、今回はサルカンでの漁師結びをお伝えしたいと思います。別名「完全結び」とも呼びます。サルカンや管付き針の輪に直接結ぶため、とても簡単な付け方です。また、「漁師」というだけあって強度も強く、釣りの際も安心できる簡単なノットになります。

動画で見る!「漁師結び(完全結び)」の覚え方

漁師結び(完全結び)のポイントは、余裕を持ってある程度ライン折り畳むことです。あとは、輪にさえ通したらぐるぐると元のハリスに巻き、折り畳んだ端の輪に通すだけです。とても簡単な付け方ですね!!この結び方は、サルカンや管付き針だけでなく、様々な釣りの場面でフックやルアーの付け方にもよく使われているようです。

サルカンの結び方は様々な釣り、フックで活用出来る!

ここまで、管付き針にも応用出来るサルカン結びについてご紹介させて頂きました。とても簡単で、「本格的な結び方を覚える前に手っ取り速く釣りをしたい!」なんて初心者には本当におすすめです。サルカン結びは、管付き針だけでなく、さまざまな釣りやフックにも使えるんです!続いて代表的なフックを簡単にご紹介いたします。
 


根魚に最適の釣り針!「オフセットフック」

根魚(ロックフィッシュ)やバスのルアー釣りで良く使われるフックです。このフックも基が輪になっているのでサルカンと同様の結び方が良く使われています。釣りの中でも、根魚は引きが強く根に入りやすいため、いわゆるゴリ巻きが必要な場合が多いです。しっかり釣り上げるためにも、丁寧に結ぶ必要があります。

ワーム用フックの代表「ジグヘッド」

アジングやメバリングといった釣り方で良く使われるジグヘッド。ジグヘッドは針と重りの一体型のフックになります。重り部分にラインを結ぶ輪があるためそこに直結します。またスナップを使い、フックの交換の手返しをよくする場合もありますが、どちらでも結び方は活用出来ます。

穴釣り用フック「ブラクリ」

テトラポットの隙間にいる魚を釣るための仕掛けです。カサゴ、ソイ、メバルなどの根魚がターゲットとなります。特徴は、テトラポットの隙間に入るよう重り部分がいびつになっています。またメーカーによりますが、根がかり回避のため形に工夫をしてあるようです。テトラポットの隙間でアピールするために赤色のフック、重りがセットになっていることが​​​​​多いです。針にはサバの切り身や、イソメを付けると良く釣れます。

釣り針、仕掛けは釣行前に準備しておこう!

今回は、釣り初心者に向けた釣り針の結び方をご紹介させて頂きましが、いかがでしたでしょうか。最初は、上手くいかないこともあると思いますが結ぶ練習も釣りの醍醐味。根気強く練習してみてください。また、一番大切になってくるのは、事前の準備です。結び方を覚えたら、釣りの前日までには、仕掛けを作っておきましょう。釣りは自然相手ですので何があるかわかりません。丁寧に作ること、そして多め用意しておくことをおすすめします。

釣り針の種類や選び方が気になる方はこちらもチェック!!

今回は釣り針の結び方についてのご紹介でしたが、実際に釣りに行くためには釣り針を自分で用意する必要があります。当サイト「暮らし~の」は、アウトドアに関連する記事を多く掲載しているため、釣りに関しても様々な記事があります。そこで釣り針の種類や選び方が載っている記事のリンクをご紹介させて頂きます。釣り具屋に行く前に是非、確認してみてください!