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温泉ツーリングコースおすすめ12選!冬に訪れたいあったかルートをご紹介!

真冬の寒さの中のツーリングは体の芯までライダーの体を冷やしますが、その後に温かい温泉があれば凍えた体をときほぐすことができます。冬でも比較的温暖で走りやすい地域のツーリングルートと、その周辺にあるおすすめの温泉を厳選してご紹介します。
2020年8月27日
ironman17
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冬はツーリングと温泉を楽しもう

寒風吹きすさぶ真冬でも、ツーリングに出かけたいライダーは数多くいます。「バイクが好きだから」とうそぶくそんなライダーも、本音を言うと少し寒いはずです。でもルートを選べば冬でも比較的暖かな地域もあります。そしてツーリングの後に温かい温泉があれば、寒さに凍えたライダーの体をいっきに癒してくれます。そこで冬でも比較的走りやすい温暖なエリアと温かい温泉をセットで楽しめるツーリングコースを厳選してご紹介します。冬でもバイクを楽しみたいあなたの参考にしてみてください。

おすすめ温泉ツーリングコース①

伊豆半島

日照時間が全国で2位、雪が積もる量に関しては全国47位の静岡県は冬のツーリングにもおすすめのスポットです。特に伊豆半島は冬でも温暖な上に、雪を頂いた富士や太平洋の絶景を臨むスカイラインも多く、冬でも走りを楽しめる地域としてライダーにおすすめです。

伊豆ツーリングのルート

伊豆ツーリングは、伊豆スカイライン、西伊豆スカイラインの2つのスカイラインを中心としたコースがおすすめです。伊豆半島の付け根となる熱海峠から天城峠へいたる伊豆スカイラインは、伊豆半島の稜線部を走る山岳道路で、富士山や駿河湾、相模湾の絶景を見ながらバイクを走らせることができます。また西伊豆スカイラインから半島の西側へ抜ければ、西伊豆のひなびた漁村の中を暖かな日差しを浴びながらツーリングすることも可能です。

伊豆ツーリングの温泉

伊豆最大の温泉地として知られる熱海温泉は、宿だけでなく日帰り入浴が楽しめる温泉も数多くあるので、ツーリング途上で冷えた体を温めるのに最適です。またしっとりとした温泉情緒を味わいたいのであれば、伊東の温泉宿がおすすめです。伊豆半島をぐるりと走った帰路に箱根温泉で寒さを癒すというコースもおすすめです。

おすすめ温泉ツーリングコース②

房総半島

暖流である黒潮がもたらす温暖な気候のおかげで、房総半島も冬の寒さを感じずに走れるコースとしてライダーに人気です。特に南房総から外房にかけての海沿いのルートは、美しい景色を見ながらバイクを走らせることができるおすすめのコースです。

房総ツーリングのルート

アクアラインで千葉に行ったら、国道127号(内房なぎさライン)で一気に南房総まで行くルートがおすすめです。館山バイパスから房総フラワーライン、外房黒潮ラインにバイクを進めれば、冬の寒さをあまり感じることなく房総の海岸線をゆっくりと走ることができます。

房総ツーリングの温泉

白浜温泉は温泉宿だけでなく足湯施設もあり、日帰りツーリングにもおすすめです。塩分を多く含むお湯は保温効果も高く、冬の寒さに冷えた体を癒すのにも最適です。鴨川温泉なら鴨川シーワルド、勝浦温泉なら勝浦朝市などの見どころもあり、温泉宿で泊まるだけでなく周辺観光も楽しむことができます。

おすすめ温泉ツーリングコース③

北関東

北関東エリアは海沿いに突き出た半島のような温暖さはなく、寒さが身にしみる場所も多いものの、美しい景色の中を走る爽快なコースが多くツーリングルートとしておすすめです。有名無名な秘湯も多く、美味しいグルメも数多くあり、首都圏から近いことから日帰りツーリングも可能なのも魅力です。

北関東ツーリングのルート

栃木なら”いろは坂”から中禅寺湖へのコースが、つづら折れのワインディングを楽しめるルートとしてライダーに人気です。茨城なら霞ヶ浦から大洗にいたり、筑波山を回るルートもおすすめです。また広域農道のビーフラインは、アップダウンとワインディングの連続する道で、バイクを走らせる楽しみを堪能できます。北関東の山間部は、冬は積雪で通れないこともあるので、天気予報など事前の情報収集は必須です。

北関東ツーリングの温泉

全国的に人気の高い鬼怒川温泉は、歴史も古く由緒正しい宿で温泉気分を満喫できます。天皇の御用邸があることでも有名な那須温泉は昔から保養地として知られ、冬のツーリングの寒さで冷えたライダーの体を温めてくれる温泉宿が数多くあります。

おすすめ温泉ツーリングコース④


知多半島

熊野灘、遠州灘に囲まれた知多半島は、太平洋を流れる黒潮の恩恵を受け、一年を通して温暖な気候の地域です。降水量も少なめで、冬のツーリングルートとして選ぶには最適な地域です。夏には海水浴客で賑わう美しい海岸線を走る快走ルートだけでなく、付近には魚介をはじめとしたグルメや温泉など、観光コースとしてもおすすめの地域です。

知多半島ツーリングのルート

知多半島は東海地方のライダーのツーリングスポットとしても高い人気を誇ります。特におすすめは常に海を左側に見ながら走る時計回りのルートです。半田市から国道247号を南下、武豊から海沿いの道を走り半島突端の羽豆岬へ。ここからは北上ルートで千鳥ヶ浜などの爽快なビーチラインを走ります。中部国際空港セントレアを臨みながら半島を一周します。名古屋からですと日帰りに最適な冬のツーリングルートになります。

知多半島ツーリングの温泉

知多半島の南端にある南知多町には、豊浜、山海、内海の3つの温泉があり、これらを合わせて南知多温泉郷と呼ばれています。太平洋を眺めながら入れる露天風呂を持ったところも多く、冬の寒さを一時的に忘れさせてくれます。日帰り温泉も多く、半島一周ツーリングの途上に立ち寄って冷えた体を癒すのにもおすすめです。

おすすめ温泉ツーリングコース⑤

紀伊半島

温暖な気候で降雪の心配もほとんどない紀伊半島は、冬の関西ツーリングにも最適です。広大な半島はバイクで走るのに最適な絶景コースだけでなく、世界遺産に含まれる熊野古道など見所にも事欠きません。温泉やグルメも多く、近畿地方のライダーの冬の定番ツーリングコースにもなっています。

紀伊半島ツーリングのルート

広い紀伊半島は、バイクといえども日帰りでツーリングはやはり困難で、温泉宿を利用しながら数日かけて回るのがおすすめです。高野龍神スカイラインなどの山間コースは、冬季は通行できないところも多いので、海沿いの道を選択しましょう。伊勢からパールロード、国道260号を通り、国道42号線をたどるシーサイドラインが、冬のバイクツーリングの定番ルートとなります。

紀伊半島ツーリングの温泉

紀伊半島には有名な温泉地から無名の秘湯まで、多くの温泉があることでも知られています。日本三大古湯として知られる白浜温泉や、多くの源泉数をほこる勝浦温泉以外にも、旅の途上にある名もなき秘湯に入り、ツーリングで冷えた体を癒す旅もおすすめです。

おすすめ温泉ツーリングコース⑥

六甲山

かつては多くのワインディングの快走ルートで関西地方のバイク小僧のメッカだった六甲も、続発するバイク事故などから、その多くが現在は二輪車通行禁止となっています。そんな中でも今だにバイクで走行可能なルートは残っており、山岳コースでライディングを堪能しながら神戸の美しい景色を見下ろすルートは、関西のライダーにも人気のツーリングコースとなっています。

六甲山ツーリングのルート

神戸市内から国道428号、または表六甲ドライブウェイから西六甲ドライブウェイ、六甲山上道路へいたるコースがおすすめです。また土日は通れないものの平日のツーリング であれば芦有料道路や裏六甲ドライブウェイを走るルートもおすすめです。

六甲山ツーリング の温泉

この地域の温泉といえば日本三大古湯の一つである有馬温泉をおいて他にはないといっても過言ではありません。有馬の宿は有名温泉ということもあり総じて料金は高めですが、「金の湯」「銀の湯」などのリーズナブルな日帰り温泉もあり、ライディングで冷えた体を癒したいツーリングライダーにもおすすめです。

おすすめ温泉ツーリングコース⑦

愛媛

みかんの産地としても有名な愛媛県は、冬でも温暖な地域としても知られます。瀬戸内海や豊後水道などの海沿いの道や、四国カルストなどの絶景、松山や今治などの城下町を中心とした観光地など、冬の寒さの中でも楽しめるツーリングコースが豊富にあります。

愛媛ツーリングのルート


しまなみ海道から四国に入れば、瀬戸内海の絶景と城下町今治の観光を楽しむことができます。今治から西にルートをとると国道378号にいたります。この道は”夕やけこやけライン”の名で呼ばれ、日本一とも称される夕焼けを拝める道としてライダーに人気です。松山から国道33号を南下し440号線に入れば、”天空の道”の別名で呼ばれる四国カルストの絶景の中をバイクで走ることができます。

愛媛ツーリングの温泉

愛媛ツーリングを堪能した後に入る温泉といえば、「坊ちゃん」や「千と千尋の神隠し」で有名な道後温泉をはずすことができません。温泉旅館に泊まってゆっくりすることもできますし、道後温泉本館をはじめとした共同湯や足湯、手湯の日帰り利用で、ツーリングで冷えた体を温めるのもおすすめです。

おすすめ温泉ツーリングコース⑧

小豆島

冬も温暖で雨の少ない瀬戸内海気候の小豆島は、冬でも寒さをあまり感じずにツーリングできる島としてツーリングライダーから人気です。「二十四の瞳」の舞台ともなった小豆島は観光施設も多く、フェリーの発着本数も多いことから、バイクで島に渡ってツーリングをするのも不便さをあまり感じません。

小豆島ツーリングのルート

小豆島は海岸線をぐるりと一周したとしても総延長は120キロほどであり、フェリーを利用したとしても関西からであれば日帰りも可能です。島唯一の国道である436号を基本に南側のルートをとれば、エンジェルロードやギリシャ風車、二十四の瞳映画村などの観光名所を巡ることができます。また内陸部の小豆島スカイラインは、アップダウンやワインディングなどバイクそのものの走りを堪能できるルートとして、ライダーに人気です。

小豆島ツーリングの温泉

小さな島にもかかわらず湧出する温泉は多く、オリビアンの湯やオリーブ温泉、里枝温泉などすべての温泉を合わせて小豆島温泉と呼ばれています。ホテルや旅館など宿泊施設内の温泉だけでなく日帰り入浴可能な温泉も多く、ツーリング途上で寒さや冷えを癒すのにも最適です。

おすすめ温泉ツーリングコース⑨

山口

本州の西の端に位置する山口県もまた、温暖な気候に恵まれた地域です。大自然が織りなす絶景や、近代日本の礎ともなった文化遺産などの観光施設も多く、冬の寒さの中でもツーリングを楽しめるポイントが数多く存在します。

山口ツーリングのルート

絶景を楽しみたいのであれば秋吉台、角島大橋、周防大島などがおすすめです。また幕末の志士が活躍した長門藩をはじめ歴史的名所の多い山口県は、城下町の萩や岩国の錦帯橋、壇ノ浦や巌流島など、バイクの機動性を利用して訪れたい観光名所もいっぱいです。

山口ツーリングの温泉

山口は秋吉台からほど近い長門湯本温泉や萩温泉、錦帯橋温泉など、おすすめ観光地の近くには必ずと言っていいほどおすすめの温泉が存在します。また名物の瓦そばで有名な川棚温泉などのひなびた奥座敷的な温泉も多く、冬の寒さの中でのツーリングで冷えた体をゆっくり癒すのに最適です。

おすすめ温泉ツーリングコース⑩

大分・宮崎

九州も北部は日本海気候に属し冬はかなり冷え込みますが、内海気候の大分から別府にかけての地域や、南国宮崎は冬でも比較的温暖です。大自然が織りなす絶景や有名温泉地も多く、冬のツーリングでぜひ訪れたいおすすめの地方です。

大分・宮崎ツーリングのルート

大分のツーリングのメッカと言えば”やまなみハイウェイをはじめとした山岳部ですが、冬は寒さに加え積雪もあり、あまりおすすめできません。ここはやはり温暖な海沿いのルートを選ぶべきでしょう。温泉歓楽街として古くから知られる別府や、城下町の臼杵を抜け、宮崎に入れば温暖な気候の中をフェニックスや日南海岸を臨みながら走る快走ルートを走ることができます。

大分・宮崎ツーリングの温泉

大分地区であれば全国的に有名な別府温泉で、”地獄めぐり”と称するさまざまなお風呂を堪能することができます。また奥座敷的な湯布院は、ひなびた雰囲気の中でゆっくりと冷えた体を温めることができます。宮崎の海岸を南下すればリゾート地としても知られる青島温泉で、南国ムード満点の風呂に浸かれば、冬の寒さを忘れることができます。

おすすめ温泉ツーリングコース⑪


天草

潜伏キリシタン関連遺産で世界遺産に登録されて話題の天草地方は、その温暖な気候と風光明媚な島をめぐる絶景で、冬のツーリングにもおすすめの地域です。陽光きらめく有明海にかかる橋をわたりながらめぐる島の旅は、他では見られない絶景を堪能することができます。冬の1日を走るには距離的にも手頃で、熊本からなら日帰りツーリングも可能です。

天草ツーリングのルート

天草には天草パールラインやサンセットラインといった、美しい海を臨みながら走るすばらしいルートが数多く存在します。まずは三角から天草パールラインを通り、天草五橋とよばれる橋をわたり両側に海が広がる絶景を楽しみます。国道389号線は大江天主堂や崎津教会といった歴史ある美しい教会を見ることができますし、サンセットラインの別名で知られる美しい夕日を眺めながら走ることができます。

天草ツーリングの温泉

天草地方には数多くの温泉が点在し、しかもそのほとんどが海沿いにあるため、美しいオーシャンビューを眺めながら入浴を楽しむことができます。公共の温泉も多く、気軽に日帰り入浴を楽しむことができます。天草で温泉宿に泊まるなら、700年の歴史を誇る下田温泉がおすすめです。イオンに富んだ天然温泉につかりながら西海岸に沈む夕日を眺めれば、ライディングで冷えた体もいっきに温まります。

おすすめ温泉ツーリングコース⑫

鹿児島

本土最南端に位置する鹿児島は、南国特有の温暖な気候で冬でも暖かく、桜島を取り囲む2つの半島が織りなす風光明媚な地形もあって、ツーリングライダーに人気の地域です。バイクの走りそのものを堪能できる快走ルートに加え観光名所も多く、走って楽しく観ても楽しいツーリングエリアです。

鹿児島ツーリングのルート

鹿児島ツーリングでもっともおすすめのツーリングルートは、なんといっても指宿スカイラインです。薩摩半島の尾根伝いに走る道は眺望も良く、天気が良ければ開聞岳を臨むこともできます。薩摩半島をそのまま南下すれば、浦島太郎の伝説が残り遠く屋久島や硫黄島も望める長崎鼻まで行くことができます。また桜島を周遊するルートは整備された爽快なワインディングを堪能できますし、大隈半島側なら国道488号で海沿いの絶景を見ながら本土最南端の佐田岬へ到達できます。

鹿児島ツーリングの温泉

霧島や桜島などの活火山を擁する鹿児島は、温泉の宝庫でもあります。薩摩半島にある指宿温泉に行けば、温かく熱した砂を全身にかける砂むし風呂で、ツーリングの疲れを癒すことができます。また坂本龍馬夫妻が新婚旅行で訪れたことでも知られる霧島温泉は湯量も豊富で、鹿児島をバイクで存分に走った後にぜひ訪れたい温泉宿が数多くあります。

冬の温泉ツーリングの注意点

冬の温泉ツーリングでは”湯冷め”がもっとも心配です。日帰りツーリングで途中に入浴を楽しむ場合は、しっかりと温まるだけでなく、その後の走行では電熱ウェアを着用するなどして体を冷やさない十分な保温対策をとりましょう。また温暖なルートを選んでも、冬場は夕方の気温の下降も急激です。日帰りの場合も泊まりの場合も、午後の比較的早い時間にツーリングを切り上げるようにすることが大切です。また温泉地が山あいの地域にある場合は凍結や積雪に注意し、事前の情報収集や天気予報の確認を怠らないようにしましょう。

やっぱり冬は温泉ツーリングで決まり

温泉とツーリングを組み合わせたおすすめルートについてご紹介してきました。冬はライダーにとってつらい季節ですが、比較的温暖な地域を選んだコース設定で快適にツーリングすることが可能ですし、そこに温かい温泉があれば最高です。みなさんもご紹介したルートを参考に、冬の温泉ツーリングの醍醐味を堪能してみてください。