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2018人気バイク24選!各クラスの今年の人気車種をまとめてご紹介!

年々厳しさを増す排気ガス規制や若者のバイク離れなどの逆風の中、それでも2018年のバイク界は新技術を導入したニューモデルの登場など活況を呈しました。そんな2018年に販売された人気のバイクをそれぞれのカテゴリーやクラスに分けて詳しくご紹介します。
2020年8月27日
ironman17
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2018年の人気バイクを一挙ご紹介

排ガス規制強化や若者のバイク離れなどさまざまな逆風が吹き荒れる中、それでも新型の技術を導入した魅力的なバイクが2018年も多く登場しました。そんな2018年に特に輝いたバイクを、各カテゴリーやクラスに分けてご紹介していきます。

2018人気のおすすめバイク:ネイキッド編

CB400SF

ホンダの1992年から製造されているミドルクラスの人気のネイキッドスポーツがCB400SFです。かつての名車CBX400Fを彷彿とさせるスタイリングに、ライダーの意のままに操ることを可能にする熟成のダブルクレードルフレーム、低回転からレッドゾーンまでトルクフルにまわるエンジンなど、伝統のCBの名に恥じないバイクに仕上がっています。

スペック

メーカー:ホンダ
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
排気量:399cc
最高出力:56ps/11,000rpm
最大トルク:4.0kgf・m/9500rpm
車両重量:201kg

CB1100

馬力や最高速度にこだわる最新型のバイクとは一線を画し、のんびりと散歩をするような感覚で乗れることをコンセプトにしたのがCB1100です。比較的アップライトなライディングポジションやオーソドックスなデザインは、ツーリングを楽しむ大人のライダーを中心に高い人気を誇ります。

スペック

メーカー:ホンダ
エンジン形式:空冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
排気量:1140cc
最高出力:88PS/7,500rpm
最大トルク:9.4kgf・m/5,000rpm
車両重量:232kg

2018人気のおすすめバイク:ストリートファイター編

SV650

ヨーロッパで発売され、その攻撃的なフォルムで人気を博したグラウディス650の流れを汲むミドルクラスのストリートファイターがSV650です。Vツインエンジンによる不等間隔爆発の独特の鼓動感が、ライダーに刺激的な走りをもたらします。シリーズ車種として販売されているカフェレーサー スタイルのSV650Xも人気です。

スペック

メーカー:スズキ
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒
最高出力:76.1ps/8,500rpm
最大トルク:6.5kgf・m/8,100rpm
車両重量:197kg

MT-09

スパルタンなルックスと過激な加速感で、日本のストリートファイターという車種を牽引するモデルともいえるのが、ヤマハMT-09です。特に2017年にモデルチェンジした新型は熟成の進んだエンジンと扱いやすさを増した足回りで、MTシリーズの中でも抜群のトータルバランスの高さを誇ります。

スペック

メーカー:ヤマハ
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列3気筒
最高出力:116PS/10,000rpm
最大トルク:8.9kgf・m/8,500rpm
車両重量:193kg

2018人気のおすすめバイク:スーパースポーツ編

GSX-R1000

スズキが伝統の”GSX”の名を冠して世に送り出すフラッグシップモデルがGSX-R1000です。スーパースポーツという車種に求められる”走る”、”曲がる”、”止まる”といった基本性能の高さを持つモンスターは、2017年フルモデルチェンジを施された新型でさらに熟成が進み、ライダーに走る楽しさの本質を体感させてくれます。

スペック

メーカー:スズキ
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
排気量:999cc
最高出力:197PS/13,200rpm
最大トルク:11.9kgf・m/10,800rpm
車両重量:200kg

ZX-10R

昔から”大排気量車のカワサキ”と呼ばれ、大型でハイスペックな車種を得意としてきた川崎重工のフラッグシップスーパースポーツがZX-10Rです。MotoGP譲りのハイスペックエンジンは2018年発売の新型では1kg/psを切る脅威のパワーウェイトレシオ、203PSのハイパワーを誇り、ライダーをハイスピードの魅惑の世界へと誘います。

スペック

メーカー:カワサキ
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
排気量:998cc
最高出力:203PS/13,000rpm
最大トルク:11.4kgf・m/11,500rpm
車両重量:206kg

2018人気のおすすめバイク:ツアラー編


ゴールドウィング

1974年の販売以来、ツーリングに快適なバイクを追求し続けてきたのがゴールドウィングです。年々厳しさを増す排気ガス規制に適合した新型が2018年に発売されました。水平対向エンジンが生み出す低重心と、ツーリングの快適さに特化したユーティリティの高さで、日本のツアラーの最高峰に君臨し続けています。

スペック

メーカー:ホンダ
エンジン形式:水冷4ストローク4バルブSOHC水平対向6気筒
排気量:1833cc
最高出力:126PS/5,500rpm
最大トルク:17.3kgf・m/4,500rpm
車両重量:365kg

FJR1300AS

ヨーロッパ人がツアラーという車種に求めるタンデム性能の高さや、10日間3,000キロ以上を快適に走れることを主眼に作られたのがFJR1300です。スーパースポーツであるYZFで培われた軽量なエンジンや振動を抑えたバランサーなど、スーパースポーツ並みの基本スペックと、ツアラーとしての性能の高さを両立させたバイクとなっています。

スペック

メーカー:ヤマハ
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
排気量:1298cc
最高出力:147PS /8,000rpm
最大トルク:14.1kgf・m /7,000rpm
車両重量:289kg

2018人気のおすすめバイク:アドベンチャー編

Vストローム1000XT

アドベンチャーバイクという車種がもつオフロードでの高い走破性に加え、オンロードでのハイパフォーマンスな走りを両立させたバイクがVストローム1000です。ヘビーデューティな中にもスズキ伝統の洗練されたスタイリングに最新の先進技術が投入され、Vストロームシリーズのフラッグシップの名に恥じない存在感を放っています。

スペック

メーカー:スズキ
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒
排気量:1036cc
最高出力:99PS/ 8,000 rpm
最大トルク:10.2kgf・m/ 4,000 rpm
車両重量:232kg

CRF1000Lアフリカツイン

伝統のパリダカールラリーのレプリカモデルをルーツに持つアドベンチャーツアラーがCRF1000Lアフリカツインです。ラリーレイドで鍛えられただけあって、他のアドベンチャーモデルと比較してもそのスペックや走破性にはホンダの本気度がうかがえます。

スペック

メーカー:ホンダ
エンジン形式:水冷4ストロークOHC4バルブ並列2気筒
排気量:998cc
最高出力:95ps/7,500rpm
最大トルク:10.1kgf・m/6,000rpm
車両重量:230kg

2018人気のおすすめバイク:ネオレトロ編

XSR900

オールドルックなスタイルに現代的な解釈を加味したネオレトロバイクがXSR900です。往年の名車”RZ”を思わせるスタイリングなど一見すると懐古趣味を思わせる外観に、最新型バイクのようなハイパフォーマンスな走りを楽しめるギャップを楽しむことができます。

スペック

メーカー:ヤマハ
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列3気筒
排気量:845cc
最高出力:116PS / 10,000rpm
最大トルク:8.9kgf・m/6,000rpm
車両重量:195kg

Z900RS

往年の名車Z1・Z2を思わせるスタイリングで多くのライダーに人気のネオレトロバイクがZ900RSです。空冷エンジンを思わせる冷却フィンや、”火の玉タンク”イメージのカラーリング、Zシリーズを彷彿とさせるサイドカバーなど、オールドファンまで納得のディテールに仕上がっています。

スペック

メーカー:カワサキ
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
排気量:948cc
最高出力:111PS/8,500rpm
最大トルク:10.0kgf・m/6,500rpm
車両重量:215kg

2018人気のおすすめバイク:アメリカン編

レブル500

排ガス規制の適応問題などからアメリカンという車種のラインナップが次々と姿を消す中、ナローなボディにワイドアンドファットな足回りでライダーの人気を博しているミドルクラスのアメリカンがレブル500です。作り込まれた質感の高いボディは、カスタムベースとしてもおすすめです。


スペック

メーカー:ホンダ
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒
排気量:471cc
最高出力:46PS/8,500rpm
最大トルク:4.4kgf・m/6,500
車両重量:190kg

BOLT

ヤマハの”ボバー”スタイルのアメリカンクルーザーとして支持されているバイクがボルトです。市街地走行の楽しさをコンセプトにしているだけあって、都市部を軽快に走るアーバンクルーザーとして、多くのライダーから人気を集めています。

スペック

メーカー:ヤマハ
エンジン形式:空冷4ストロークSOHC4バルブV型2気筒
排気量:941cc
 最高出力:54PS/5,500rpm
最大トルク:8.2kgf・m/3,000rpm
車両重量:252kg

2018人気のおすすめバイク:ビッグスクーター編

バーグマン400

ミドルクラスのスクーターとして多くのライダーから高い人気を誇ったスカイウェイブの後継機として2018年に発売されたのが、バーグマン400です。先代のスカイウェイブに比べトランク容量を減らしたスリムなボディは、走行性能をアップさせたエンジンと相まって走りを楽しめるビッグスクーターとなっています。

スペック

メーカー:スズキ
エンジン形式: 水冷4サイクルDOHC4バルブ単気筒
排気量:399cc
最高出力:31PS / 6,300rpm
最大トルク:3.7kgf・m / 4,800rpm
車両重量:215kg

TMAX530

TMAX530は単に荷物が積めてシフト操作不要のビッグスクーターという車種にとどまることなく、そこに走る楽しさを追求したオートマチックスポーツという新たなカテゴリーを開拓しました。2017年モデルチェンジの新型は、リアホイールのサイズ変更などでさらなる軽量化、バイパフォーマンス化が図られています。

スペック

メーカー:ヤマハ
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒
排気量:530cc
最高出力:46PS/6,750rpm
最大トルク:5.4 kgf・m/5,250rpm
車両重量:217kg

2018人気のおすすめバイク:オフロード編

CRF250L

モトクロッサーCRの流れを汲む、ホンダの250ccクラスのデュアルパーパスモデルがCRF250Lです。昨年モデルチェンジを受けた新型は吸排気系のチューニングが施され、本来持つ悪路走破性の高さにオフロードでの走行性能の高さも加わりました。

スペック

メーカー:ホンダ
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
排気量:249cc
最高出力:24PS/8,500rpm
最大トルク:2.3kgf・m/6,750rpm
車両重量:144kg

セロー250

”カモシカ”を意味するセローの名が表すとおり、野山を軽快に走り抜けるオフロードバイクとして高い人気をほこるモデルが2018年に復活しました。排ガス規制に適合した新型エンジンはスペックの面でも力強さを増し、熟成された足回りと合わせ、さらに走破性の高いバイクとして生まれ変わりました。

スペック

メーカー:ヤマハ
エンジン形式:空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒
排気量:249cc
最高出力:20PS/7,500rpm
最大トルク:2.1kgf・m/6,000rpm
車両重量:133kg

2018人気のおすすめバイク:輸入車編

スクランブラーアイコン

未舗装路でレースが行われていた時代を彷彿とさせるブロックタイヤにアップライトなマフラー、ツインショックといったネオレトロのジャンルの一つであるスクランブラーという車種の人気を牽引するモデルが、ドゥカティのスクランブラーです。単にレトロなルックスというだけでなく、オンオフ問わず走りを楽しめるのが魅力です。

スペック

メーカー:ドゥカティ
エンジン形式:空冷4ストロークデスモドロミック2バルブL型2気筒
排気量:803cc
最高出力:73PS/8,250rpm
最大トルク:6.8kgf・m/5,750rpm
車両重量:186kg

R1200RS

BMW伝統のボクサーツインエンジン搭載のハイスペックマシンであるR1200Rに、高速巡航時の快適性を追求したカウリングを装着したスポーツツアラーがR1200RSです。ハイパフォーマンスと安全性がうまく調和し、快適なロングツーリングを楽しむことができます。

スペック

メーカー:BMW
エンジン形式:空水冷4ストロークDOHC4バルブ水平対向2気筒
排気量:1169cc
最高出力:125PS/7,750rpm
最大トルク:125Nm/6,500rpm
車両重量:244kg


2018人気のおすすめバイク:250cc編

CBR250RR

かつてのレーサーレプリカブームを牽引したバイクと同じ名を与えられた新型スーパースポーツがCBR250RRです。小柄な日本人ライダーでも扱いやすい250クラスの車体は、ビギナーからベテランまでスポーツライディングの真髄を楽しむことができます。

スペック

メーカー:ホンダ
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒
排気量:249cc
最高出力:38PS/12,500rpm
最大トルク:2.3kgf・m/11,000rpm
車両重量:165kg

Z250

カワサキが販売する250クラス世界唯一ともいえるストリートファイターがZ250です。スパルタンなフォルムにハイパフォーマンスな走り、同クラスの他の車種と比べても低価格なこともあり、高い人気を誇ります。

スペック

メーカー:カワサキ
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒
排気量:248cc
最高出力:31PS/11,000rpm
最大トルク:2.1kgf・m/8,500rpm
車両重量:170kg

2018人気のおすすめバイク:ミニバイク編

ホンダ モンキー125

その名のとおり猿をコンセプトにした愛らしいデザインでロングセラーモデルとなったモンキーが、排ガス規制に適合させる形で125ccのエンジンにワンクラス上のボディをまとって2018年に復活しました。大きくなったのは車体だけでなく、50cc時代の倍以上の出力を得て、パワフルな走りを楽しむことができます。

スペック

メーカー:ホンダ
エンジン形式:空冷4ストロークOHC単気筒
排気量:124cc
最高出力:9.4PS / 7,000rpm
最大トルク:1.1kgf・m / 5,250rpm
車両重量:105kg

ホンダ スーパーカブ50

2018年に生誕60周年を迎えたホンダのスーパーカブは、信頼性の高いエンジンと高い耐久性で、全世界で愛され続けています。。排ガス規制対応のためのFI化など、時代に合わせた新型を投入し続け、単なるビジネスバイクとしてだけでなく、ツーリングバイクとしてもライダーから高い支持を得ています。

スペック

メーカー:ホンダ
エンジン形式:空冷4ストロークOHC単気筒
排気量:49cc
最高出力:3.7PS/7,500rpm
最大トルク:0.39kgf・m/5,500rpm
車両重量:96kg

今後のバイクの動向

現在のバイク界は1980年代のレプリカブームの頃に比べると、その市場規模は1割程度にまで縮小しています。そんな中、各メーカーは若いライダーの開拓や、リターンライダーに訴求するネオレトロな車種など、新たな方向性を模索しています。技術的には厳しさを増す排ガス規制に対応するため、燃料電池やハイブリッド、EVなどの導入や、AI、自動運転などの技術革新は、今後も激しさを増していくことが予想されます。

2018年も活況を呈したバイク界

2018年、若者のバイク離れやCO2排出量削減のための排ガス規制強化によるラインナップの減少など、バイク界には逆風が吹いている中にあって、それでもリターンライダーの増加や技術革新などを光明に、魅力的な新型車の導入も多く見られました。これまで幾多の逆境を跳ね返し現在の隆盛を築いた日本、そして世界のバイク界の今後には、これからも目が離せません。