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ひまわりの種には栄養があるの?効果・効能やおすすめの食べ方などご紹介!

最近ひまわりの種が注目されているのをご存知ですか?あの小さな種の中は実は栄養の宝庫なのです。また、簡単に食べられるように加工されている商品もたくさん出回っています。しかし、やはりカロリーも気になりますね。今回はひまわりの種の栄養や効能などについてご紹介します。
更新: 2021年12月7日
kureko
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ひまわりの種って?

真夏の花の代表ともいわれるひまわりは、北海道から始まって日本中でどこでも栽培されているキク科の一年草です。ひまわりは開花から1ヶ月半以降にひまわりの種の収穫時期を迎えますが、ひまわりの花の大きさにもよりますが、1輪から約500~3000粒の種子を収穫することが出来るといわれています。

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ひまわりの種はいろんな用途がありますが、観賞用と食用の2つに分けられ、食用のほぼ50%が搾取されて油として活用され、ひまわり油をはじめ、化粧品や石鹸や塗料の原料など幅広く応用されています。

ひまわりの種は日本ではペットのエサとしてのイメージが強く、炒ってそのまま食べられるとは言え、日常的にひまわりの種をたべる習慣はまだあまりなかったようです。

ですが、大変栄養価が高く、米国ではスポーツ選手が栄養補助食品として、また中国ではスナックとして日常的に食べられています。日本でも最近になってようやく、その栄養価の高さや美容や健康に良い食品としてひまわりの種を注目し始めてきたようです。

ひまわりの種に種類はあるの?

ひまわりは利用目的別に、観賞用、ナッツ用、油糧用に分けられ、観賞用を除いたナッツ用と油糧用が食料用になります。油糧用は種の色が黒く食品用よりは小粒で、含油率が40%と高いのですが、殻が剥きにくいので食用には向かないとされています。

ナッツ用とされる食用は粒が大きく、皮は縦じま模様をしています。油糧用と違い皮が剥きやすく、中に入っている平たい胚は歯ざわりのさくさく感とやんわりした甘さが美味しいのと、栄養の豊富さが揺るぎない人気となっているようです。

また観賞用のひまわりの種にも縦じま模様がありますが、ナッツ用より小ぶりで含油量も少なめです。実はこちらも食べることができるのですが、観賞用として栽培してされているので農薬使用量が食用より多かったりしますので食べないに超したことはないと思います。

ひまわりの種には栄養があるの?

小さな一粒に栄養がぎっしり!

ひまわりの種は栄養の宝庫と言われています。栄養素は、たんぱく質、脂質、炭水化物、そしてビタミン類も豊富で、ビタミンE 、ビタミンB群、葉酸 、パントテン酸、ピオチン、ナイアシンなどが多く含まれています。

ミネラル類は、鉄分 、亜鉛 、リン、銅、マンガン、マグネシウム、カリウム、カルシウムなど。他にもセレンやクロム、ナトリウム。また人の体内で作ることが出来ない必須脂肪酸であるリノール酸は不飽和脂肪酸の一種ですが、血液中のコレステロール値を下げてくれる働きがあります。


さらに栄養素ではないにしろ、腸の活動を活発にするなど人間にとって欠かすことのできない食物繊維も豊富に含まれています。ところで気になるカロリーですが、ひまわりの種100グラムにつき611Kcal、一粒あたり1.2kcalと結構高カロリーになります。

種子類のカロリーは例えばカボチャが100グラムにつき600Kcal,松の実669Kcal,アーモンド598Kcalのように、どの種子も高カロリーですのでひまわりの種に限らず美味しいからと言って種子類の食べ過ぎには十分注意してくださいね。

ひまわりの種の栄養、効果と効能は?

ひまわりの種は美味しいだけじゃないすごい効能!

ひまわりの種の約半分は脂質ですが、中でも不飽和脂肪酸の一種であるリノール酸が70%を占めています。不飽和脂肪酸は青魚やサラダオイルなどにも多く含まれていますが、体内では作ることができないので、食品から摂取する必要がある必須脂肪酸の一種です。

リノール酸は生活習慣病予防に効果があるので、コレステロールが高い人や、虚血性心疾患の人に効果があり、血行を良くし、血栓ができにくい正常な血管を維持する効果があります。またビタミンEは女性に多い冷え性の対策や肩こりや、エイジングケアとしての老化防止や美肌効果が期待できます。

その他にもストレスが原因で分泌されるコルチゾールを抑制する効果も期待できます。また豊富なミネラル類の効能として、美肌効果や、髪を美しくする効果、体に悪影響を与える活性酸素を抑えてくれる抗酸化作用や、新陳代謝の促進効果もあります。

ひまわりの種の栄養は血液をサラサラにする?

血液にこそ栄養を!

私たちが健康に生きていくためには体の隅々まで栄養素や酸素を送り届け、また体の中で不要になった物や二酸化炭素を体の外へ運び出す必要がありますが、この大切な働きをしているのが血液です。

動物性脂肪の肉やバターは、飽和脂肪酸といわれ、冷えると白く固まるのが特徴ですが、多く摂ると血液中のコレステロール値を高くします。

一方ひまわりの種に多く含まれている不飽和脂肪酸は中性脂肪や悪玉コレステロールの値を下げ、血流改善の効果があります。このように血液の流れがサラサラになると生活習慣病の予防につながり、動脈硬化や高血圧を予防することが出来ます。

またビタミンEも、抗酸化作用が強く、動脈硬化の予防に効果がありますが、できればビタミンCと一緒にとるとより効果がでます。またカリウムは体内の余分な塩分を排出してくれ、高血圧の予防や、女性に多いむくみにも効果があります。

ひまわりの種の栄養は老化防止効果あり?

ビタミンEの抗酸化作用の効果効能とは?

私たちは生きる上で細胞や体内の代謝活動によりエネルギーを生んでいますが、活性酸素はその過程において出来る分子で、体に入ってきた有害な物質を取り除いてくれる体にとって必要な存在でもあるのです。

ところが、必要以上に発生してしまうとまわりの細胞を壊し、老化現象を起こしたり、体に有害な存在となってしまいます。


活性酸素が多くなる原因としては精神的なストレスや、食品添加物、食べ過ぎや偏った食生活などの不規則な生活、激しい運動、紫外線、他にもまだたくさんの要因が存在しますが、活性酸素が細胞を壊すとは細胞を酸化させてしまう事を言い、例えばリンゴの皮を剥いておくと空気中の酸素によって変色するのと考え方が似ています。

活性酸素も人の体内で同じことをしてしまうのです。これを防止してくれるのがひまわりの種に多く含まれているビタミンEの抗酸化物質で、抗酸化物質とは酸化されやすい物質の事を言います。

つまり活性酸素によって私たちの体が酸化されるよりも先に抗酸化物質が酸化されてしまうため私たちを酸化から守ってくれるのです。

このようにひまわりの種を食べることによってビタミンEの抗酸化作用のおかげで私たちは細胞や血管の老化を防止し、動脈硬化やあらゆる病気を予防できるのです。

ひまわりの種はダイエット効果あり?

ダイエットのための栄養素とは?

人体にとってなくてはならないホルモンの一つに副腎皮質から分泌されるコルチゾールがあります。

このホルモンは糖、脂質、たんぱく質の代謝や、抗炎症作用、免疫抑制などの大切な働きをするホルモンですが、強いストレスがかかるとこのコルチゾールの分泌量が増えてしまいます。

ダイエット中は食べる事をセーブしたりしてついストレスがたまってしまい、コルチゾールの分泌も促進されてしまいますが、コルチゾールは脂肪の合成や筋肉の分解、食欲増進を促す働きもあるので、多く分泌されてしまうことはダイエットにとっては大きな妨げとなってしまいます。

このようなコルチゾールの働きを抑えてくれるのがひまわりの種に多く含まれているマグネシウムです。マグネシウムはダイエット中の食欲や、筋肉の分解を抑えるなどの効能のほかに代謝を助ける効能もあり、ダイエット運動中脂肪の燃焼に効果を発揮してくれます。

またひまわりはカリウムも豊富に含まれていますが、カリウムは塩分を体外へ排出してくれるので、むくみ解消に効果があります。ひまわりの種はサクサクした歯触りが何とも言えず美味しいのでつい食べ過ぎてしまいそうですが、ぜひ適量の食べ方を守ってダイエットに結び付けてください。

ひまわりの種の美味しい食べ方とは?

ひまわりの種を食べるには最初に皮を剥かなければいけませんね。まず、ひまわりの種一粒を、尖った方を口に向けて入れます。次に嚙んで種に割れ目をいれます、割れ目に爪を入れると皮が簡単に向けますので剥けた種をそのまま生で食べることが出来ます。

最近市販されているひまわりの種はほとんどが皮を剥いてあり、またローストされたものが多く、中にはうすい塩味が付いているものや、他のナッツ類とミクスされているものなど種類が豊富ですので好みに合ったものを選べばそのままサクサクとした美味しい味わいが楽しめますよ。

おつまみとして食べるだけでは物足りない方はサラダや、ヨーグルトのトッピングなどでの食べ方もおすすめです。またクッキーやチョコのお菓子作りや手作りアイスなど、作る事とそれを食べる楽しみの両方を味わうことができるのもワクワクしませんか。ぜひ挑戦してみてください。

ひまわりの種は食べ過ぎに注意?

栄養が豊富すぎるひまわりの種


栄養豊富なひまわりの種を食べる事によって私たちはいろんな効果効能を受け取ることが出来ますが、実は食べ過ぎると口内炎や、歯ぐきの腫れなどを引き起こすともいわれています。

また先にものべましたがひまわりの種は一粒当たり1.2kcalと高カロリーですので、食べ過ぎや、食べ方にはくれぐれも注意が必要です。

例えば白米100gのカロリーが360kcalに対してひまわりの種100gは610kcalと約2倍近くもあります。ですからダイエット中の方なども少々おおげさですが、一粒食べるにもカロリーの意識が必要になってきます。またカロリーの問題だけではない心配もあります。

例えばリノール酸は、適正量摂る食べ方をしていれば血行を良くし、血栓ができにくい正常な血管を維持する効果がある反面、食べ方を気にせず食べ過ぎてしまうとアトピーや炎症を促進させたり、アレルギーを引き起こす原因になってしまいます。

またセレンも摂りすぎると吐き気や下痢を引き起したり、まれに胎児の奇形や流産を引き起こす恐れもあるとされています。ひまわりの種一粒に含まれた万能な効能を上手に活用するためにも美味しい誘惑に負けないで、適量の、一日に20粒程度、50g以下の食べ方をこころがけるようにしたいものです。

 

ひまわりの種の恩恵を食卓へ!

ここまでひまわりの種の栄養素や効果や効能をお話してきましたがいかがでしたでしょうか。この他にも人体で生成できないトリプトファンの効能もみのがせません。これはセロトニンやメラトニンに反応し神経を落ち着かせ不眠症、うつ病等を改善してくれます。

またお通じが良くなる食物繊維や骨粗鬆症を予防するカルシウム、体の中でいろんな役割を果たしてくれる鉄分、免疫力をアップしてくれる亜鉛などがひまわりの種の一粒一粒にぎっしり詰まっています。日本ではまだペットの餌というイメージが多いかもしれません。

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ですが、このページを読んでくださった皆さんにはひまわりの種のすばらしさが十分わかって頂けたのではないでしょうか。

ぜひ参考にして頂き、美味しい、そして栄養があり、効果と効能がたくさん詰まったひまわりの種をペットの餌から食卓へと昇格させていただけたらと思います。くれぐれも食べ過ぎに注意して頂きながら。

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