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リターンライダー完全ガイド!復活のノウハウやおすすめのモデルをご紹介!

若い頃にバイクに乗った感動を味わいたくてバイクライフを復活させるリターンライダーが増えています。思い立ってから再びバイクで走り出すまでのノウハウや、リターンライダーにおすすめのバイク、あると便利なリターンライダーにおすすめのグッズについてご紹介します。
2020年8月27日
ironman17
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もう一度バイクに乗ってみませんか

若い頃、充実したバイクライフを送っていたライダーが、ふたたびシートにまたがり復活するいわゆるリターンライダーが増えています。でもそんな幸福なライダーがいる一方で、さまざまな事情からあきらめている人も多くいるのが現実です。あの胸の高鳴りをもう一度味わいたいすべてのライダーに贈る、バイクライフ復活のためのノウハウやコツをご紹介します。

リターンライダーとは

今、中高年と呼ばれている年齢の人たちにとって、バイクに乗ることは憧れであり、ステータスでした。そんなライダーたちも結婚や子育てで、いつしかバイクから遠ざかる生活を送っている人がほとんどです。経済的に余裕ができ、社会的地位も手に入れて時間的余裕もできてきた今、ふたたびバイクライフを復活させる、いわゆるリターンライダーが増えています。また若い頃はお金や免許がなく、単なる夢でしかなかったビッグバイクも今では手の届く存在になり、そんな憧れのモデルにチャレンジする中高年も増えています。

リターンライダーへの道①

資金の確保

若い頃よりは経済的に余裕があるとはいえ、原材料費の高騰やハイスペック化もあり、あの頃よりバイクの値段は平均的に高くなっています。また守るものが多い中高年は、保険にもしっかり入る必要がありますし、自分の身を守るための安全装備にもお金がかかります。リターンライーダーになるノウハウの第一歩は、それなりの出費を覚悟し、資金を確保することが必要です。

必要な費用は

バイクライフ復活のためには、バイク本体の費用だけではすみません。いわゆる諸費用とよばれる自動車税や重量税、自賠責保険料のほか登録費用や整備費用も必要です。また万一の事故のためには自賠責保険だけでは不安なので、任意保険への加入は必須です。ただし以前に乗っていた若い頃に比べると、年齢があがった分、保険料は安くなっているはずです。その他、ヘルメットやウェアなどの装備の費用を含めた額が、初期費用として必要です。またランニングコストとしてガソリン代やオイルなどの整備費用、2年ごとに訪れる車検費用も必要となります。

必要な費用の一例

車両価格100万円の大排気量車を購入した場合
車両:100万円
重量税:5700円
自賠責保険料:1万8380円
登録諸費用:2万円
整備費用:2万円
軽自動車税:6000円
任意保険:2万円
ヘルメット:5万円
ウェア類:10万円
ガソリン代:3万円
法定12ヶ月点検:2万5000円

合計:約170万円

リターンライダーへの道②

家族の説得

バイクライフ復活のためのノウハウの2番目として大事なのが、家族の理解を得ることです。若い頃より年齢を重ね守るべきものが増えている分、ある意味これがもっとも難関と言えるかもしれません。論理的に説明を行い、家族に理解してもらうことが必要です。まず資金に関しては、家計に負担をかけず、お小遣いの範囲で行うことを明確にし、車に比べ手放した際のリセールバリューの高さなども説明しましょう。また現在、新車でバイクを購入する人の平均年齢は50歳を超えていることから、バイクは大人の趣味であり、安全に配慮して家族に迷惑をかけないことをはっきりと説明することも大切です。

リターンライダーへの道③

ボディメンテナンス

若い頃に比べ、知らず知らずのうちに体力は衰えているものです。そのためノウハウの3番目は体力の維持・向上を目指したボディメンテナンスです。年齢による体力や集中力の低下に加え、目や耳などの感覚器や、バランスをとる平衡感覚も低下しています。ジムに通うなどして体力を向上させると同時に、自宅でもストレッチなどで柔軟性を高めるよう努めましょう。また「まだ若いから」と過信することなく、決して無理はしないようにすることもリターンライダー成功の大切なノウハウと言えます。

リターンライダーへの道④

運転技術の習得

バイクには昔乗っていたからという過信は禁物です。乗らなくなって数年経つ間に運転技術は低下していますし、そこに年齢からくる体力や感覚器官の衰えも加わります。またかつてのバイクに加え、最近のモデルはハイパワー化が進み、制御するにはそれなりの技術を要します。そこでノウハウの4番目は、運転技術の習得を主眼に行います。

免許の取得

かつては若い年齢層の事故の増加を受け、大型バイクの免許取得は試験場に赴いての一発試験のみで、その合格率も一桁台の難しさでした。1996年の規制緩和により指定教習所で教習を受けられるようになり、あの頃に大型バイクをあきらめていたライダーの大型免許取得が増えています。また2005年には二輪用のAT免許も創設されました。バイクライフ復活を契機に、これらの免許を新たに取得するのもおすすめです。

ライディングスクール


運転技術や感覚を取り戻し、また以前のようにバイクを操れるようになるには、それなりの練習が必要です。そんなとき便利なのがライディングスクールです。基本的な運転技術を教えてくれるところから、失った運転感覚を取り戻すのが目的のところなど、対象やカリキュラムはさまざまです。バイクも持ち込みの場合や貸し出しの場合といろいろあるので、自分の目的にあったスクールを選ぶことが大切です。

おもなライディングスクールと特徴

HondaDREAMモーターサイクリストスクール

ホンダが全国7カ所の交通教育センターで開催するスクール。初心者を対象に安全運転のノウハウを学ぶことができます。ホンダドリーム各店で申し込みができます。

スズキ セーフティスクール

スズキのバイクの所有者や契約済の人を対象に、スズキの竜洋にあるコースを使って行うスクールで、安全運転のノウハウを教えてくれます。有料でレンタル車両も使用できます。

KAZEグッドライダーズスクール

カワサキが主催する初心者やリターンライダーを対象にしたライディングスクールです。教習所などの専用コースを使い、座学に始まって「走る」「曲がる」「止まる」といった基本的な運転技術を1日かけて習得できます。

ナンカイ ライディングスクール

南海部品が主催する初心者やリターンライダーを対象としたスクールです。参加者の技術や体力に応じた班わけを行い丁寧に教えてくれるので、レベルアップした感覚を実感することができます。

ナップス ライディングスクール

バイク用品のナップスが主催するライディングスクールです。初心者やリターンライダーを対象に、公道を安全に楽しく走る技術や運転感覚を学ぶことができます。

リターンライダーへの道⑤

ライディングギアの購入

次のノウハウはいよいよライディングギアの購入です。最低限必要なのはヘルメット、グローブ、ブーツにライディングジャケットとパンツです。ウェアやグローブ類は走る季節によって、夏用や3シーズン、冬用など複数必要です。また転倒や事故の際に身を守る装備として、胸部プロテクターや脊髄、肩、肘や膝のパッド類の購入もおすすめします。ツーリングに行くのであれば、バッグ類も必要となります。

リターンライダーへの道⑥

バイクの購入

リターンライダーへのノウハウもいよいよ大詰め、ついにバイクの購入です。まずはバイクのタイプを選びます。ツーリングを楽しみたいならツアラーやアドベンチャーがおすすめですし、単純に走りを楽しみたいなら、スーパースポーツやスポーツネイキッド、かつて憧れた名車の雰囲気を味わいたいならネオレトロという選択肢もあります。いずれにしても若い頃に比べて体力も運転感覚も衰えていることを自覚し、自分の実力や運転技術に見合ったバイクを選ぶことが重要です。

リターンライダーへの道⑦

ついに復活

ここまでご紹介したノウハウをすべてやりとげたなら、ついにリターンライダーとして復活のときです。体力や感覚器の低下を運転技術で補い、最新モデルのありあまるパワーを理性で制御できるのも、年齢を重ねた大人のライダーだからこそできることです。安全運転にこころがけ、すばらしいバイクライフを楽しみましょう。

リターンライダーにおすすめのバイク①

スズキ Vストローム650


スズキのオンもオフも快適に走れるアドベンチャーツアラーがVストローム650です。威風堂々とした車格は、久しぶりにバイクに乗るリターンライダーには大柄に感じられるかもしれませんが、車重は見た目ほどには重くなく、慣れれば取り回しもさほど苦にならないレベルです。同シリーズのフラッグシップであるVストローム1000に比べトルク感もややマイルドで、体力の衰えを感じる世代にも扱いやすい特性となっています。トラクションコントロールやABSなどライダーの運転感覚をサポートするシステムも充実しており、リターンライダーにも安心のバイクと言えます。

スペック

エンジン形式:水冷4ストローク DOHC8バルブ V型2気筒
排気量:645cc
最高出力:69PS(51kW)/8,800rpm
最大トルク:61N・m(6.2kgf・m)/6,500rpm
全長×全高×全幅:2,275mm×1,405mm×835mm
シート高:835mm
車両重量:212kg
燃料タンク容量:20.0リットル
燃費:24.2km(国交省届出値・60km/h走行)
 

リターンライダーにおすすめのバイク②

カワサキ W800

カワサキの往年の名車であるWシリーズをリスペクトして作られたネオレトロバイクがW800です。W650をベースにボアを拡大して作られたため、大排気量車ながら威圧感のないボディでリターンライダーでも安心してまたがることができます。絶対的な速さを追い求めてはいないスペックや、アップライトな乗車姿勢は長時間のライディングでも体力の消耗が少なく、疲労を感じずに走ることができます。年々厳しさを増す排ガス規制のため2016年でラインナップから姿を消しましたが、今だに中古車市場では高い支持を集めています。

スペック

エンジン形式:空冷4ストローク OHC8バルブ 並列2気筒
排気量:773cc
最高出力:48PS(35kW)/6,500rpm
最大トルク:62N・m(6.3kgf・m)/2,500rpm
全長×全高×全幅:2,180mm×1,075mm×790mm
シート高:790mm
車両重量:216kg
燃料タンク容量:14.0リットル
燃費:33.0km(国交省届出値・60km/h走行)
 

リターンライダーにおすすめのバイク③

ヤマハ セロー250

野や山を自由にかけぬけるデュアルパーパスモデルとして、1985年の誕生以来30年以上にわたってライダーの支持を集めているのがヤマハセローです。年々厳しくなる排ガス規制でラインナップから姿を消しましたが、2018年に排気システムを刷新して復活を遂げました。車名のセローは”カモシカ”を意味し、まさに獣道を縦横に駆けるカモシカのように軽量なボディで、体力のない女性や中高年など、性別や年齢を問わず楽しめるオフロードスポーツです。

スペック

エンジン形式:空冷4ストローク SOHC2バルブ 単気筒
排気量:249cc
最高出力:20PS(14kW)/7,500rpm
最大トルク:20N・m(2.1kgf・m)/6,000rpm
全長×全高×全幅:2,100mm×1,160mm×805mm
シート高:830mm
車両重量:133kg
燃料タンク容量:9.3リットル
燃費:48.4km(国交省届出値・60km/h走行)

リターンライダーにおすすめのバイク④

ヤマハ MT-07

ハイスペックで走りを重視したスーパースポーツからカウリングをはずしたバイクがストリートファイターです。そんなストリートファイターというジャンルを切り開いたMT-01をルーツに持つのがヤマハMT07です。兄貴分であるMT-09と比べてもコンパクトな車体は、スリムに絞り込まれたボディや400ccクラス並みに軽い車重もあいまって、小柄な人や体力のない人でも扱いやすく、中高年にもおすすめです。鋭く吹け上がるエンジンや軽快なハンドリングは、バイク本来が持っている走りを堪能することができます。まさにMT07は遊び心を忘れない大人を本気にさせるバイクと言えます。

スペック

エンジン形式:水冷4ストローク DOHC8バルブ 並列2気筒
排気量:688cc
最高出力:73PS(54kW)/9,000rpm
最大トルク:68N・m(6.9kgf・m)/6,500rpm
全長×全高×全幅:2,085mm×1,090mm×745mm
シート高:805mm
車両重量:183kg
燃料タンク容量:13.0リットル
燃費:38.4km(国交省届出値・60km/h走行)
 

リターンライダーにおすすめのバイク⑤

ヤマハ TMAX530

バイクライフ復活をめざすライダーにとって難関のひとつが、バイク特有のクラッチ操作です。オートマチック車であれば、煩雑なシフトやクラッチの操作から解放され、走りを堪能することができます。高い積載能力でツーリングを楽しむことができ、バイク本来の操る喜びも味わえるTMAXは、スクーターではなくオートマチックスポーツという新ジャンルを開拓しました。グッドデザイン賞を受賞したスタイリッシュなデザインもあいまって、年齢を問わずファンライドを体感できる一台です。

スペック

エンジン形式:空冷4ストローク DOHC8バルブ 並列2気筒
排気量:530cc
最高出力:46PS(34kW)/6,750rpm
最大トルク:53N・m(5.4kgf・m)/5,250rpm
全長×全高×全幅:2,200mm×1,420mm×765mm
シート高:800mm
車両重量:215kg
燃料タンク容量:15.0リットル
燃費:28.6km(国交省届出値・60km/h走行)


あると便利なリターンライダーグッズ

低反発シート

若い頃は長時間バイクに乗っていても全然平気だったのに、年齢を重ねることによって下半身の筋力が低下したり、柔軟性がなくなることにより、ロングツーリングではお尻の痛みを感じるようになります。そんなときおすすめなのが、低反発素材を使ったシートです。純正シートの上からかぶせるタイプなら簡単に装着でき、臀部の圧迫や摩擦による痛みを緩和してくれます。

エフエックス 汎用GEL-ZAB D

メーカー在庫あり エフェックス 汎用 GEL-ZAB D(ゲルザブディー) ユニバーサル

既存のバイクのシートに巻きつけるタイプの低反発シートです。高い衝撃吸収性をほこる特殊柔軟ゴムの採用で、長時間のライディングによるお尻の痛みを防いでくれます。

電熱ウェア

いわゆる中高年と呼ばれる年齢になると、しだいに寒さが身にこたえるようになります。レザージャケットなどで防寒対策をほどこしてはいても、長時間のライディングでは体温が徐々に喪失し、手足の末端などは感覚がなくなってしまうほどです。この寒さからライダーを守ってくれるアイテムが電熱ウェアです。ジャケットやパンツだけでなく手袋や靴下のタイプもあり、全身を電熱ウェアで覆うことにより、つらい体の冷えともおさらばできます。

RSタイチ eヒートプロテクショングローブ

【在庫あり】RSタイチ RS TAICHI アールエスタイチ 電熱ウェア RST633 e-HEAT [eヒート] プロテクション グローブ サイズ:L

バイクのバッテリーと充電式のバッテリーの両方から電源をとれる電熱グローブです。手の平や甲の部分のプロテクション性能も高く、スマホにも対応するなど、ライディンググローブとしても非常に高い性能を誇ります。

ドライブレコーダー

車の数が増えドライバーのマナーが低下すると、ライダーも自分の身を守る必要が生じてきます。事故や、いわゆる”あおり運転”に対し自己防衛の対策を講じることは、リターンライダーも含めた大人のライダーの義務ともいえます。最近はバイクに取り付けるドライブレコーダーの種類も増えており、新たにバイクライフを復活させる際には装着することをおすすめします。

デイトナ 旅ドラレコDDR-S100

【あす楽対応】 デイトナ DAYTONA 96864 DDR-S100 旅ドラレコ バイク専用ドライブレコーダー 高画質Full HD 防水 夜間録画可能 128GB対応

バイク本体やヘルメットに装着可能なバイク専用ドライブレコーダーです。IP66相当の防水・防塵性能を誇り、ふいのトラブルの際もバッチリ高画質な映像を記録してくれます。

さあ復活の狼煙をあげましょう

若い頃の感動をもう一度味わいたくて、ふたたびバイクにまたがるリターンライダーについてご紹介してきました。仕事の多忙さや金銭的な負担、そして家族の理解などカムバックにはそれなりの覚悟と準備は必要です。でも、それだけの苦労をしても手に入れるだけの価値が、バイクライフにはあるはずです。ご紹介したノウハウを参考に、まずは第一歩を踏み出しましょう。