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バングラデシュの治安は?旅行者が気になる治安情勢と観光時の注意点を解説!

バングラデシュの治安状況をご存知でしょうか?バングラデシュとは、南アジアにある国で、多くの旅行者が旅行に行き、犯罪被害に合われた方もいますので注意が必要です。今回はそんなバングラデシュの治安情報や、観光時の注意点を解説します!
2020年8月27日
T・S
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バングラデシュの治安と旅行時の注意点は?

バングラデシュに旅行に行ってみたいと思っても、気になるのが治安状況ですよね。先進国に観光に行かれるのであれば心配は少ないのですが、やはり経済的に豊かではない国に行くとなると、どんな治安状況なのか、安全に観光するにはどうすればいいのかを知っておく必要があります。今回はそんなバングラデシュの治安状況や、観光に行かれる際に注意すべきことなどを解説していきます!安全第一でバングラデシュ観光をしましょう!

バングラデシュとは?

バングラデシュについて

まずはバングラデシュの概要について知っていきましょう。バングラデシュとは、「バングラデシュ人民共和国」と言い、人口は約1憶6000万人。日本よりも人口が多い国ですが、国土が広いという訳ではなく、実は「世界一人口密度が高い国」なのです。首都に行くと、文字通り「人がごった返している」ような状態と感じることもあります。また、田舎に行っても人がいつも見当たりますので、日本とは人口密度が違うことを感じる国です。

バングラデシュ人はイケメン・美女が多い

バングラデシュの人はイケメン・美女が多いという話を聞いたことがあるかもしれません。モデルとして活動している「ローラ」さんも、バングラデシュハーフの美女ですよね。目がとても美しい国として知られており、また鼻が高くて綺麗な顔立ちをしているのが多いのです。また、日本人よりも平均身長が高いので、高身長の男性モデルが沢山います。

バングラデシュ人の性格は?

明るい性格で、フレンドリーな人が多い国です。ですので、ある程度仲良くなると、すぐにお互いの家を行き来するような仲になります。バングラデシュはお互いの自宅でよく食事をする国ですので、誘われたとしてもおかしなことではありませんし、相手が来るのも日常的なことです。また、すぐに打ち解けるので、どんな国から来たのか、どんな仕事をしているのかなども、気軽に聞いてくる方が多い国です。

バングラデシュの治安情報①危険度

バングラデシュの危険度・治安状況

気になるバングラデシュの危険度・治安状況ですが、外務省が発表している情報では「レベル2」となっています。レベルは4まであり、レベル2は「不要不急の渡航は止めてください」というレベルです。つまり、危険な状態になる可能性があるので、なるべく行かない方がいい状況ということですね。もちろん渡航すること自体は可能で、今でも多くの方が渡航しているのですが、気を付ける必要はあります。下記リンクに外務省の該当ページがありますので、渡航前にはチェックしておきましょう。

海外安全ホームページ: 危険・スポット・広域情報
海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。

バングラデシュでのテロの心配は?

危険度がレベル2となっているのは、過去にテロ事件があったことも関連しています。テロがあったのは2016年で、日本人7名を含む、多くの死者が首都ダッカで出てしまいました。今でもテロの脅威はあるとされており、テロ事件以降は多くの方が気をつけて行動しています。安全とは言い切れない治安状況にありますので、渡航される際は気を引き締めましょう。

ハルタルとは?


テロに加えて、バングラデシュ観光客が渡航する際に気をつけなければいけないのが「ハルタル(ホルタル、ゼネラルストライキ)」です。これは野党によるストライキのことで、ハルタルが起きている間は、普段は温厚な方ですら性格が変わり、暴漢に近しい程の状態になることもあります。ハルタルの情報は下記のリンクページでチェック出来ますので、渡航時は常にチェックし、巻き込まれないようにしましょう。

在バングラデシュ日本国大使館
在バングラデシュ日本国大使館

バングラデシュは日本に好感がある

バングラデシュでのテロの脅威や、ハルタルの危険性・治安の悪さを書きましたが、基本的にバングラデシュの方は日本人に好感を持っています。というのも、バングラデシュの小学校では日本のことをちゃんと紹介しており、また素晴らしい電化製品を作る日本人のことを尊敬しているのです。また、バングラデシュの国旗は緑地に赤丸となっていますが、これは日本の国旗を参考にしたものとされています。

バングラデシュの治安情報②主な犯罪

バングラデシュはひったくりが多い

海外旅行で一番気をつけるべき犯罪が、ひったくりや強盗といった窃盗犯罪です。中には睡眠薬を使ってまで盗もうとする方もいますので、フレンドリーに話しかけられ、食べ物をくれたとしても口にしない方が良いでしょう。バッグは盗まれにくいように持つのが基本で、出来ればウエストポーチなどを使った方が良いですね。現地に住んでいるバングラデシュ人でもスリに合う程ですので、気を引き締めましょう。

バングラデシュでは子供の誘拐が危険

大人だけで渡航されるのであれば一応問題ありませんが、子供をバングラデシュへ連れていく場合は最大限の注意が必要です。バングラデシュでは誘拐が頻繫に起きており、その目的は身代金だけじゃなく、危ないビジネスの働き手として連れていかれたり、また売春地帯に行ってしまう可能性もあります。子供を連れて渡航するのはおすすめできませんが、もし行かなければいけない時は、目を離さないのはもちろんのこと、少しでも危険な場所には近づかないようにしましょう。

バングラデシュの外国人価格について

これは危険な話ではありませんが、バングラデシュの方々は、観光客と見れば高い料金を請求してきます。大体倍くらいの金額を請求されることが多いので、一応知っておきましょう。それでも構わない方はそのままの金額を渡してしまえば問題ありません。外国人料金を避けたい方は、ホテルの方を頼って予約してもらったり、またガイドの方にお願いするなどすれば、少しは安くなるケースが多いですね。

バングラデシュの治安情報③危険な都市

バングラデシュの首都と田舎の治安の違い

次に、危険な都市と安全な場所についてですが、他の国同様、やはり首都ほど危険度・治安の悪さが増し、田舎ほど安全です。首都は人口も集中しているため犯罪率が高くなるのですが、ホームレス・ストリートチルドレンも沢山おり、生活のために犯罪に手をつけざるをえない人が沢山いるのです。逆に、田舎は農業従事者の方が多く、基本的に自給自足状態のため、あまり犯罪に走る方が少なく、安全度が高いですね。

バングラデシュの首都・ダッカ


バングラデシュ旅行と言えば、首都ダッカですよね。人が沢山歩いており、お店もいっぱいありますので、ぜひ観光に行きたい場所です。しかし、以前にテロが起きてしまったこと、今でもテロの危険があること、ハルタルが起きやすいこと、犯罪者が沢山いるということで、治安の悪い場所でもあります。必ず犯罪に巻き込まれる訳ではもちろんありませんが、十分に気をつけましょう。

バングラデシュ南東部のチッタゴン

もう一つ、チッタゴンに行かれる際も注意しましょう。こちらは南東部の都市で、とても大きな港があり、交易地として繁栄してきた場所です。こちらには世界一長いビーチがありますので、観光地としての魅力があるのですが、実は犯罪に巻き込まれやすい街でもあります。行動パターンを読まれると狙われることもありますので、タクシーを使う時は毎回違うルートで進んでもらったりなど、自己防衛が必要です。

バングラデシュに旅行に行く時の注意点①

バングラデシュの夜は治安が悪い

これは海外旅行においての基本ですが、夜に一人で出歩くのは避けましょう。やはり夜の街は危険度が増しますので、犯罪に巻き込まれる確率が高まります。ガイドの方や通訳の方も、夜に一人で外出してはいけないと注意していますね。特に、ダッカではよく巻き込まれてしまいますので気をつけましょう。田舎であれば多少安全ですが、それでも避けた方が良いですね。

囲まれやすい状況を避ける

犯罪に巻き込まれないようにする為に、囲まれてしまうような状況を作らないようにしましょう。以前起きてしまったテロで人質になった方は、レストランにいて逃げられない状況にいました。お店に入る時も逃げ道をちゃんと確認することが大切です。なるべくならそういったお店には入らない方が良いのですが、観光に来てお店に入らないというのも難しいので、最大限に気を付けて利用しましょう。

バングラデシュに旅行に行く時の注意点②

バングラデシュでは服装に気を付ける

バングラデシュはイスラム圏ですので、女性が肌を露出するのは危険です。イスラム圏の中でもオープンな国ではあるのですが、なるべく現地の方が見て違和感のない服装にしましょう。暑い国ではありますが、長袖長ズボンを基本にして、胸元などが見えそうであればストールを巻いて隠して下さい。まだ女性の社会進出がしっかり出来ていない国ですので、派手な格好をしてはしゃぐと目を付けられる可能性があります。

バングラデシュは日にちにも注意

曜日・日にちに注意することも大切なポイントです。イスラム圏ではラマダンという断食月があり、ラマダンが明けるのは金曜日が多いですね。また、他の行事も金曜日にあることが多く、その日に事件が起きてしまうケースがよくあります。今どのような行事が行われているのかをしっかりチェックして、危険な曜日・日にちには外出しないようにしましょう。特に、一人で行動していると危険ですので、一人旅の方はご注意下さい。

バングラデシュに旅行に行く時の注意点③

バングラデシュ旅行は治安よりも蚊が心配?

これは治安に関することではありませんが、首都ダッカは蚊が多いことで知られています。現地の方は日常のこととして過ごしているかもしれませんが、日本人には辛いですよね。基本的に蚊取り線香が無いものと見て、自身で虫よけスプレーや線香を持っていった方が良いでしょう。蚊は高いところを飛びませんので、高層階のホテルに泊まることでも防げます。

バングラデシュの街中は横断にも注意

車が多い場所では、横断にも気を付けましょう。交通の整備があまりされておらず、また歩行者優先の雰囲気がありませんので、近くに歩いている人がいたとしても、スピードを下げずに通っていきます。現地の方はそれに慣れていますので、車と車の間をすり抜けて横断していますが、慣れていない観光客にとっては脅威の光景です。横断する際は気をつけて、安全な状況になってから渡りましょう。


治安対策にガイドを雇う

これから渡航されるのであれば、現地のガイドを雇うのがおすすめです。通訳をしてくれますし、どのような場所・時間帯が危険なのかもちゃんと教えてくれますので安心です。また、楽しい場所も教えてくれますので、多少窮屈な旅行になっても構わない方は雇いましょう。もちろん、ガイドがいれば必ず安全という訳ではありませんので、周囲に気をつけつつ楽しんで下さいね。

バングラデシュ旅行の豆知識

バスが便利なバングラデシュ

バングラデシュで移動する際はタクシーがおすすめなのですが、知っておくと面白いのが、日本とのバスの違いです。日本ではバス停からバス停までバスが止まることはありませんよね。しかし、バングラデシュでは止まりたいところで降ろしてもらえるのです。日本のバス事情を考えると、とてもありがたいですよね。しかし、バスは危険もありますので、なるべくタクシーで移動するようにしましょう。

バングラデシュはクーラーを使わない?

南アジアにある国ですので、基本的に気温が高いです。そんな暑い国でも、クーラーさえあれば問題ないのですが、バングラデシュではほとんどクーラーがありません。高級なホテルであれば期待出来ますが、ホテルでもクーラーが無い場合が多いことを知っておきましょう。先にホテルを予約してから行かれるのであれば、クーラーの有無を確認しておきたいですね。

まとめ:バングラデシュの治安は?

今回の「バングラデシュの治安は?旅行者が気になる治安情勢と観光時の注意点を解説!」はいかがでしたでしょうか?バングラデシュの概要から、治安の状況、観光の際の注意点などを解説させて頂きましたが、中々危険度が高く、ちょっと怖くなった方もいるかもしれません。気を抜いて旅行に行くと危険ですので、それでも行ってみたい方だけ行きましょう。治安は決して良くありませんので、首都を歩く際は気をつけて下さいね!

海外の治安が気になる方はこちらもチェック!

今回はバングラデシュの治安状況について解説させて頂きましたが、他にも海外の治安状況に関する記事が沢山あります。気になる方は是非チェックしてみて下さい。