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折り紙で作る「うさぎ」の作り方!平面や立体までかわいくできる折り方を解説!

折り紙で作るうさぎの折り方は、顔だけのものやリアルな体全体を表現した立体自立型まで様々です。作り方は比較的簡単すが、立体のものは少し難しいところもあります。今回は平面や立体、顔だけのかわいいものまで代表的な折り紙うさぎをご紹介します。
更新: 2023年11月23日
chiro
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動物折り紙の中でもうさぎは人気の定番素材

折り紙うさぎの基本の折り方は4通り

折り紙は年齢を問わず多くの人に愛され続けている日本伝統のあそびです。指先を使うことから認知症の予防にも効果があると言われています。そんな折り紙の中でも、親しみやすい動物折り紙は人気が高く、犬や猫や熊などたくさんの折り方が発表されています。特にうさぎは古くから折り紙の対象として親しまれている動物です。折り方もたくさんあり難しいものや簡単なものまで様々です。

1:簡単な平面の折り紙うさぎの作り方

サインペンで目と口を描くウサギの顔は簡単な折り方

幼児向けの簡単に折れるうさぎの顔は、サインペンで目や口を書きます。うさぎらしく大きな耳が特徴ですが、簡単なおりかたなので出来上がりは平面です。台紙に貼って体の部分を描かせてあげると子供たちはとても喜びます。

幼児向け平面うさぎの折り方1

まず折り紙を三角に折り、もう1度三角に折って中心線を出します。底辺を中心線に合わせて折り上げます。

幼児向け平面うさぎの折り方2

折り線が付いたら三角形まで戻し、底辺を約1センチ上に折ります。この時、三角形上部を少しだけ下に折っておきます。ここがうさぎの頭の部分になります。

幼児向け平面うさぎの折り方3

中心線に向かって底辺を左右とも折り上げます。これがうさぎの耳になります。角をきちんと折っておけば出来上がりがきれいな印象になります。

幼児向け平面うさぎの折り方4

両方の耳ができたら裏返し、顔になる部分を上にします。左右の頬と顎が尖っているとうさぎに見えないので、後ろ側にそれぞれ三角形に折っていきます。後は目と鼻と口をサインペンで描きますが、うさぎだからといって赤いサインペンで目を描くと、逆にリアリティに欠けてしまいうさぎに見えなくなってしまうので、黒のサインペンで描く方が良いです。

幼児向け平面うさぎの折り方5

そのままでもかわいいうさぎですが、台紙に貼って洋服を着せると子供たちに喜ばれます。そのまま自由に描かせても良いですし、大人が輪郭線を描いて手作りの塗り絵にしてあげるのも良いですよ。幼稚園のお友達に送るお誕生日会の招待状の表紙に使用してみても折り紙のうさぎがアクセントとなって素敵です。

2:簡単な大きな耳の折り紙うさぎの作り方

耳だけ立体のかわいいうさぎも簡単に折れる


耳だけ立体的になるうさぎの顔も簡単に折れる折り紙です。手順としては小学生の低学年向きです。顔はサインペンで描きます。

大きな耳のうさぎの折り方1

まず三角形に折ります。この時、両面折り紙を使えば、顔と耳の中の色を変えることができますが、一般的な片面カラーの色紙を使うなら、裏面の白色を利用すれば白いうさぎを作ることができます。大きな耳がポイントの折り紙ですので、出来上がりを想像しながら耳の中の色を決めます。

大きな耳のうさぎの折り方2

もう1度三角に折り進み、真ん中に折り線を付けたら広げて底辺を中心線に向かて折り上げます。表側は三角の底辺が着くように対象になっていますが、裏面は平面の四角形です。その四角形の方を半分に折ります。

大きな耳のうさぎの折り方3

表面を上にして開く側を中心線に沿って三角形に左右とも内側に折り曲げます。この時点ではうさぎの裏側を見ている形になります。

大きな耳のうさぎの折り方4

耳の部分を左右とも外側に向けて折り込みます。うさぎの顔になる部分を表にしたとき、三角形の頂点が中に向くように折ると、袋状になっている側が外に向くはずです。

大きな耳のうさぎの折り方5

顎の部分を三角に折り上げます。この時、耳の付け根にある三角形の頂点と顎の頂点が1点に集中するように折ると、出来上がりのバランスが良いです。表側を上にして耳を広げます。1枚だけ広げると耳の中の色を変えることができます。全部を同じ色にしたいなら真ん中で広げます。あとは、目と鼻と口を描き込めば出来上がりです。

3:少し難しい跳ねる折り紙うさぎの作り方

跳ねるうさぎ、通称ぴょんぴょんうさぎは小学校の図画工作の時間に教材になるほどの人気です。かなり小さく折り込みますし、何枚も重なっている折り紙を折る部分もあるので、小さい子供には少々難しいですが、小学校の中~高学年になれば問題なく折ることができます。

跳ねるうさぎの折り方1

跳ねるうさぎは手順が多いので、折り目をひとつずつ丁寧につけていくことが出来上がりをきれいに見せるポイントです。まず、三角に折りもう1度三角に折ったら広げて、今度は四角に2度折ります。また広げて中心線に向かって左右を折り長方形を作ります。

跳ねるうさぎの折り方2

長方形のどちらか一方だけを三角形の折り後を付けて、袋状を外に向かってつぶすように広げ四角形を作ります。折った四角形は、開く方と開かない方に分かれますが、開く方の三角形の耳を上にはねあげて中央から2つに折ります。

跳ねるうさぎの折り方3


三角形の袋状になっている部分が3つできますので、その真ん中のひとつだけを四角く押しつぶすように折ります。これがうさぎの顔の部分になります。きっちりと折っていれば顔に模様は入りませんが、少し間をあけるような折り方にして、鼻から額にかけて筋の模様を表現することもできます。

跳ねるうさぎの折り方4

顔が平面になるように開き、顔の下部分になるところを三角に少しだけ中に折り込みます。この時に多めに折れば小さい顔のうさぎになりますが、よく跳ねるのは大きめの顔のうさぎです。顎に当たる部分の下にちょっとだけ覗いている部分は、うさぎの前足になります。うさぎの前足になる部分の真ん中に指を差し込み、顎と前足を持って離れないようにしながら、体の方へ押し曲げて中心線に顎と前足の頂点が来るように折ります。

跳ねるうさぎの折り方5

耳と顔の下に前足になる三角形がありますので、三角形を半分に折るように左右を中心線まで折りますが、この時、三角状の袋に指を入れて外の直線と中心線が揃うように折り、新たにできた三角形は外に折り戻します。裏返して2つ付いている折り目の頭側まで下の直線を折ります。下の角を三角に折り曲げて、もう1度直線になるように内側に折り曲げます。耳を顔の下側で内側に折り曲げ、胴体の下部分を袋をつぶすように押し広げながら折ります。この先端が後ろ脚です。体をジグザグになるように3回折れば完成です。

4:少し難しい立体自立の折り紙うさぎの作り方

自立するうさぎは大人仕様のシルエット

折り紙は子供だけのものではありません。少し難易度は高いですが中でも自立する立体的なうさぎは大人の雰囲気を持つ美しい折り紙です。千代紙で折ってお雛祭りの飾りにするのも素敵です。
 

大人かわいい立体うさぎの折り方1

ぴょんぴょんうさぎの折り方2までと同じやり方で三角屋根を折ります。割れない方を上にして置きます。上部の四角部分も割れない方を下にします。もう1度裏返して、先端が割れる三角形を先端を起点に中央線に沿わせております。これが耳の部分になりますので、きちんと角を折った方が出来上がりがきれいです。

大人かわいい立体うさぎの折り方2

また裏返すと大きな耳の下に顎になる部分が浮いていますので、そのすぐ下から折り、先端部分を耳の無い側に少しだけ折り返しておきます。顎を折り返した側を内側にして中心線で山折りにします。ここまでで大まかなうさぎの横姿になっていることを確認しておきましょう。自立タイプなので左右があっていないとなかなか立ってくれませんので、ここまでの作業は大切です。

大人かわいい立体うさぎの折り方3

画像を参考に手になる部分を固定して耳を引っ張り上げると、自然に顔になる部分が出来上がります。耳の後ろ側になるラインと裾のラインが平行になる辺りがひっぱりあげる限界です。顔ができたら手の部分にしっかり折り目を付けておきます。開く側の一番下の点と手になる部分の点を重ねるように折り線を付けます。

大人かわいい立体うさぎの折り方4

付けた折り目に沿ってお尻を作ります。折り線に沿って中に押し込むと、裾の中心線が手のすぐ下あたりまで来ます。元に戻して折り線に沿って山折りにします。

大人かわいい立体うさぎの折り方5

お尻の部分は、折った山が左右2つと真ん中に1つの3つの山がある状態になっています。その3つの山で自立させますが、お腹の部分を少し開くと立ちやすくなります。耳は顔中央のラインと続く位置で自然に広げます。自立するうさぎは大人な雰囲気を大切にしたいシルエットを持っているので、目や口は描きません。

5:少し難しい立体自立の折り紙子うさぎの作り方


立体子うさぎと自立うさぎの違いは2つだけ

子ウサギは自立するうさぎと同じ折り方です。違う点は2点で、お腹側を少し細くするためにもう一度外側に折ってお尻の折り込みを大きくとることと、耳は折り紙の表面が出るように広げて少し小ぶりに仕上げることです。全体的にひとまわり小さくする方が仕上がりが子ウサギのイメージに近づきます。

かわいい着物うさぎの作り方

うさぎに着せる着物の折り方

自立したうさぎを折り、お尻を作る前の段階で背中全体を広げて、内側に折るとベースとなる着物を着るうさぎが完成します。着物は、折り紙の1辺を1センチ2回折り襟にします。襟側の上部を中心線から1センチ外側にくるように左右を三角形に折ります。その間にベースのうさぎを差し込みます。ベースのうさぎの肩に沿わせて、うさぎの右側から襟の先端部を左の三角の長辺まで引っ張ります。先端部を固定して脇線が真っすぐになるように胸元で三角に整えます。左側も同様に仕上げます。一番裾側を上に折り上げて、体部分を持たれるようにすると自立します。

折り紙うさぎを玄関飾りにするとおしゃれ

お月見やお雛祭りにぴったりな折り紙うさぎの飾り物

手軽に楽しめる折り紙うさぎですが、小物に凝ると玄関の飾り物として使えます。お花見なら桜の花の下にうさぎを置いたり、お月見ならお団子を一緒においてもキュートです。花は生花を使った方がより大人な雰囲気を演出できます。お気に入りのランチョンマットに飾るのも良いですし、マット自体を折り紙で作るのも良い方法です。

リアルなプロ級の折り紙は凄い

手順書無し!イマジネーションで折り上げる作品

うさぎは折り手順も少ないですし、どちらかというと子供向けの簡単な折り紙です。しかし、たかが折り紙とあなどるなかれ。世の中には折り紙を使ってさまざまな物を作り、独自のアートの世界に変えてしまう折り紙の達人もたくさんいます。例えば、恐竜や上記の画像の様なファンタジーのドラゴンなどの複雑な形を設計図無しにイメージで折り上げた作品もたくさん存在するんですよ。この機会に奥深い折り紙の世界を少し覗いてみるのも良いものではないでしょうか。

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