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ラディッシュ(はつか大根)の食べ方をご紹介!美味しいレシピも続々登場!

スーパーでも見かける色鮮やかなラディッシュ(はつか大根)について、美味しい食べ方を含めて、栄養や保存方法、プランターでの育て方などをご紹介しています。ラディッシュは普段はサラダくらいしか食べ方がないという方、ぜひ参考にしてみて下さい。
更新: 2024年2月14日
のべじ
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ラディッシュ(はつか大根)とは?

はつか大根の英名

ラディッシュは、はつか大根の英名です。はつか大根は、漢字で「二十日大根」と表します。種を播いてから20日程度で収穫出来る事から名付けられました。ただし、実際には20日で収穫することは難しく、30日ほどかかると言われています。

ラディッシュは日本ではサラダなどで食されますが、海外では火を通して食されることが多いです。さらに、中南米では水の代わりに提供され、世界各地で様々な使い方をされている野菜です。

ラディッシュの見た目

ラディッシュは球状のものをよく目にしますが、細長い種類もあります。大きさはどちらも直径2~3cmほどで、細長い種類は長くても10cm程度です。

赤色の種類が一般的ですが、皮の色は赤色意外にも白、ピンク、紫、紅白、黄色などさまざまな色のものがあります。白いラディッシュは小カブと間違われることもありますが、小カブより小型で、葉っぱは大根と全く一緒なので、区別することが出来ます。

ラディッシュ(はつか大根)の栄養

プロテアーゼ

ラディッシュの一番の特徴がプロテアーゼです。消化を助けてくれる酵素で、ステーキや焼き魚に大根おろしを添えられている理由の1つです。熱に弱いので、大根おろしにすると効果的に摂取できますが、ラディッシュは小さくて、おろすのが大変なのでサラダなどで生食するといいでしょう。

ビタミンC

ラディッシュにはビタミンCが豊富に含まれています。皮に多く含まれているので、皮ごとそのまま食べられるラディッシュはビタミンCを摂るのに向いています。ビタミンCは風邪を予防したり、ストレスを緩和する働きがあります。また、美肌を保つためにも欠かせない栄養素です。ラディッシュは健康にも美容にも良いので、積極的に摂りたい栄養素ですよね。

葉の部分は緑黄色野菜

ラディッシュの葉っぱの部分は緑黄色野菜になり、栄養がたっぷり詰まってます。特に、ビタミンCやβカロテンが多く含まれています。βカロテンは体内でビタミンAに変換され、視力の維持や粘膜を保護する効果があります。

抗酸化作用にもすぐれ、アンチエイジングやがん予防にもなると言われています。ついつい葉っぱを捨ててしまいがちですが、食べ方次第で美味しく頂けます。これだけ栄養素が詰まっているので、捨ててしまっては勿体ないですね。

ラディッシュ(はつか大根)の栽培方法

プランターでも簡単栽培

ラディッシュは成長が早く、育てる環境を選ばないので、ご家庭のプランターでも簡単に栽培できる野菜です。ご自宅で栽培していれば、サラダに少し彩りが足りない時などに2、3本収穫してそのまま簡単に使うことができます。

時期も選ばず、手間もかからないので、お子様と一緒に育てるのも楽しいですね。ラディッシュは生で食べることの多い食材ですので、ご家庭で無農薬で育てればいっそう安心です。

ラディッシュの種

ラディッシュの種は、ホームセンターで誰でも購入することができます。様々な種類が販売されていますが、おすすめなのは、複数の色の種類がミックスされているものです。

白、赤、紅白、紫などいろいろな皮の色の品種が揃うと、お料理にさまざまな彩りを添えることができるのが良いですね。もちろん、別々のラディッシュの種を購入してご自身でミックスしても大丈夫ですよ。


用意する物

ラディッシュは省スペースでも栽培できるので、ご家庭のスペースにあったプランターを用意しましょう。過去に何か栽培していれば、そのまま使用しても問題ありません。小さな野菜なので、それほど大きくなくても大丈夫です。

市販のプランター栽培用の培養土を用意すれば、特別なものは何もいりません。ラディッシュの栽培は、用意する物もシンプルなので、誰でも簡単に栽培を始められます。

ラディッシュの育て方

プランターに土を入れたら、5cm間隔で2、3粒ずつ種を播きます。数日すると芽が出てくるので、一番成長の早い芽を残して間引きましょう。肥料をあげる必要もなく、後は数日に1度水をあげるだけで簡単に育ちます。

20日ほどたつと、土が盛り上がり、実が見えてきます。そこから1週間ほど経てば収穫の時期です。収穫が遅れてしまうと実にスが入ってしまったり、割れてしまうので、上手く見極めて収穫してみて下さい。時期を少しずつずらして種を播くと、効率よく収穫できておすすめです。

ラディッシュの選び方と保存方法

美味しいラディッシュの選び方

ラディッシュは、葉っぱがしんなりせずにしっかりしている物を選びましょう。葉っぱがしんなりしているのは、収穫から時間が経っている証拠です。また、実の部分は色が鮮やかな物を選びます。

軽く押して柔らかい物は避けるようにします。形は味に影響しませんが、きれいな球体の物を選ぶと、サラダなどに添えた時にきれいに見えるでしょう。実の形は、食べ方に合わせて選ぶと良いかもしれません。

保存方法

ラディッシュを購入して、万が一、すぐに食べきれない場合はまず葉っぱと実の部分を切って分けます。葉っぱが付いていると水分が抜けやすいので、早めに切り分けるのが良いでしょう。葉っぱの部分は新聞紙に包んで、冷蔵庫で立てて保管します。

実の部分は湿らせたキッチンペーパーに包んで、タッパーやジッパー付きの袋に入れて冷蔵庫で保管しましょう。

いずれにしても、2、3日で食べきるのがベストです。万が一、時間が経ってしまった物は少し水分量が減ってるかもしれないので、生ではなく、火を通して食べると美味しく食べられます。

ラディッシュの食べ方

ラディッシュは、生で食べることが多い食材で、サラダやバーニャカウダで人気があります。しかし、普通の大根と同じように、火を通して食べることも出来ます。クックパッドで調べると、沢山のレシピが登場します。

次の章から、さまざまなレシピをご紹介しますが、使い方次第で、様々な味が楽しめますので、いろいろと試してみて下さい。

ラディッシュ(はつか大根)の美味しい食べ方①

フランス風にバターと岩塩で

シェフズチョイス ヒマラヤ岩塩 200g

出典:Amazon

ラディッシュの味をシンプルに味わうのであれば、皮もついたまま、そのまま生で丸かじりするのがおすすめです。ピリリとした独特の辛味が鼻を抜けていきます。サラダよりさらにシンプルで時間がない時など、サッと1品に加えることができます。

レシピ

実の部分に付いた土を流水で洗い流します。皮も柔らかいのでそのままかじりつきましょう。マヨネーズや味噌をつけてもいいのですが、フランス風にバターと岩塩で味わってはいかがでしょうか。ラディッシュの辛味と、バターのまろやかさが絶妙にマッチします。

ラディッシュ(はつか大根)の美味しい食べ方②

色とりどりの大根おろし


小さなラディッシュは大根おろしにするのが大変ですが、皮ごとおろすと、きれいな色合いの大根おろしが出来るのでおすすめです。適度な辛味があり、普通の大根おろしと味も変りません。

そのままおろすと、ケガをしてしまう危険があるので、専用のトングや押さえが付属されたおろし金でおろすと安全です。色味の違うラディッシュでいろいろな色の大根おろしを作るのもいいですね。

色のついた大根おろしは、使い方次第でおしゃれに変身するので、いろいろな料理と合わせてみて下さい。

ラディッシュ(はつか大根)の美味しい食べ方③

ラディッシュのピクルス

色合いが鮮やかなラディッシュは、箸休めや付け合わせにも向いています。ピクルスにすると、色味が柔らかくなり、可愛らしい色合いになります。ピクルスは一見難しそうですが、ポリ袋を使えば、調理時間も短く、簡単につけ込むことができるので、ぜひ試してみて下さい。

ピクルス液の材料

ミツカン フレッシュピクルスの素 1L

出典:楽天

ラディッシュ10個に対して、お酢大さじ5、砂糖大さじ1、塩ひとつまみを混ぜ合わせます。好みに合わせて、お酢や砂糖を調整すると、酸っぱさや甘さが変ってきます。

レシピ

ラディッシュの皮は剥かずに、ピクルス液が浸透しやすいように、縦に半分に切ります。この際、葉っぱの茎の部分を1cmほど残すと、緑が入り彩り、見栄えがよくなります。上記のピクルス液と一緒にポリ袋に入れ、よく揉み込みます。

一晩冷蔵庫で寝かせれば完成です。寝かせる時間はお好みで調整してみて下さい。きゅうりやピクルスなど他の野菜と一緒に作ると、彩りがいっそう華やかになります。

ラディッシュ(はつか大根)の美味しい食べ方④

葉っぱの食べ方

ラディッシュは実の部分だけをサラダなどに使って、葉っぱはついつい捨ててしまいがちです。葉っぱには栄養分も豊富で捨ててしまうのは勿体ないですよね。ラディッシュの葉っぱやや固いので、生で食べるより、熱を通したほうが食べやすいかもしれません。

ただし、熱を通しすぎてしまうと、栄養素が壊れてしまうので、炒め方や茹で方には注意して下さい。

ラディッシュのソテー

ラディッシュの実と葉っぱの両方を味わえる食べ方のレシピです。ラディッシュを水で洗って泥を落とし、葉っぱはそのままで、実の部分を縦に半分に切ります。熱したフライパンにオリーブオイルをひき、ラディッシュを1分ほど炒めて塩を振って完成です。

炒めすぎに注意し、適度に食感を残すようにしましょう。栄養を逃がさないためにも炒めすぎは厳禁です。このレシピのように、実と葉っぱの両方食べると言う使い方もありますよ。

レシピ

BOSCOエキストラバージンオリーブオイル

出典:Amazon

生で食べることの多いラディッシュですが、もちろん火を通しても美味しく食べることが出来ます。シンプルにソテーして塩こしょうの味付けだけでも大変美味しいです。コツは葉っぱをそのまま付けてソテーすることです。葉っぱのシャキシャキした食感と、実のしっかりした歯ごたえが口の中で合わさります。

ラディッシュ(はつか大根)の美味しい食べ方⑥

葉っぱの佃煮

ついつい捨ててしまいがちなラディッシュの葉っぱですが、葉っぱを使えば、家計にも優しいですよね。葉っぱを佃煮にすると、常備菜として日持ちするので、ちょっとしたおかずが欲しいときに嬉しいです。ご飯が進みそうな一品のご紹介です。


材料 ラディッシュの葉5株分 しょうが(微塵切り) 大さじ 1 1/2位 ベーコン(細切り)10㎝位の物を2枚 みりん 大さじ1〜2 だし醤油 大さじ1 砂糖小さじ1/2弱 ごま油 適量 ごま(仕上げ用)適量

1.ラディッシュを株と葉に切り分ける 2.葉はざく切りに。しょうがは微塵切りにする。 3.フライパンを熱し、ごま油を入れ しょうがを加えて香りを出す 4.しょうがの香りが出たら、ベーコンを加えて炒める 5.葉を加えて炒める 6.みりんを加えて炒めた後、だし醤油を加えて更に炒め、水分を飛ばす 7.完成!ご飯が進みます(^^)

ラディッシュ(はつか大根)の美味しい食べ方⑦

ラディッシュポタージュ

出典: https://daysgohan.exblog.jp/16642107/

ラディッシュの意外な使い方としては、ポタージュスープがあります。スープに皮の色がほのかに着いて見た目の可愛いポタージュスープになります。

大根には咳や痰を鎮める効果があるので、風邪の時に食べることがありますが、正直食欲がないときに食べづらいですよね。そんな時に、ポタージュスープなら食欲がないときでも飲みやすくて良さそうです。色合いも良いので、気分もよくなりそうですね。

(材料) ・ラディッシュ 大5個 ・白ネギ 5cm程度 ・炊いた玄米 大さじ1 ・チキンコンソメ 1袋 ・水、豆乳 各1カップ ・オリーブオイル 適量 ・ベーコン厚切り 1/2枚 ・塩 適量”

(作り方) 1.オリーブオイルを熱してみじん切りにした白ネギとみじん切りにしたベーコンをいためる。 2.ラデイッュはひげ根や葉の付け根のところを皮をむいてきれいにして角切りにして炒める。 3.ヒタヒタ量の水と炊いた玄米、チキンコンソメを加えてフタをして弱火でコトコト。 4.柔らかくなったらバーミックスまたはミキサーにかけてペースト状にして鍋にもどし、水分を好み濃度に豆乳で調整。 5.塩で味を調える。

ふくゆたか大豆成分無調整豆乳

出典:楽天

ラディッシュ(はつか大根)の美味しい食べ方⑧

おしゃれな目玉焼き

シンプルな目玉焼きの周りを、ラディッシュでグルッと囲むとまるでお花のようなおしゃれな一品に仕上がります。サラダやなどの横に数枚だけ添えることも多いですが、使い方次第ではこんなにも豪華になります。今回は目玉焼きを紹介しますが、ぜひいろいろな使い方で試してみて下さい。

卵 1個 塩 少々 ラディッシュ 2個 サラダ油 少々

1.ラディッシュは1ミリ弱の輪切りにした後イチョウ切りにします。 2.卵は黄身と白身に分けます。白身の方に塩を少々加えて溶きほぐしておきます。 3.フライパンに油を薄くひきます。ラディッシュを円状に並べます。ここで弱火にかけ白身を少しづつ注ぎながら焼きます 4.白身が円の外にはみ出ないように注意して焼きます。ほぼ固まったら真ん中に黄身を落として焼きあげ出来あがり

まとめ

いかがでしたでしょうか?ラディッシュは生で食べることの多い野菜ですが、普通の大根のように火を加えて食べることも出来ます。ラディッシュは育てるのも簡単で、栄養も満点、使い方しだいで様々な料理に変身しますので、ぜひいろいろと試してみて下さい。