宮崎と釣り場について
宮崎県の釣り場の特徴について
宮崎県の釣り場ってすごく多いんです。あれだけ広い土地、広い海があれば当たり前ですよね。そんなかなりの数がある宮崎県の釣り場の中で、特におすすめしたい釣り場を9つピックアップさせていただきました。
釣り場によって、初心者向きの防波堤、サーフであったり、中級者以上におすすめしたい、ショアやテトラ帯、上級者にのみ許される禁断の磯の釣り場など、釣り場によって様々です。詳しく解説を入れながらお届けしましょう。
宮崎県の釣り場でのおすすめの釣り方解説！
初心者でも簡単な釣り方解説を2つご紹介！
始めたばかりの方にも簡単にできる釣り方である、サビキ釣りとちょい投げの釣り方をシンプルに解説させていただきます。
①サビキ釣り
入門釣りといえば、サビキ釣りは定番の釣り方です。かなりシンプルに説明させていただきますと、道糸に直接（サルカンでも可）、専用の仕掛けをひっかけ、底にサルカンがあるので、底にアミカゴと呼ばれるサビキのエサになるアミエビを入れるかごを取り付ければ完成です。
ウキを付けた、飛ばしサビキもありますが、初めてやる方は、これで十分。糸を出して着底したら、そこを叩くように、竿を上下して誘いましょう。
②ちょい投げ釣り
ちょい投げもシンプルな釣り方なので、入門の釣り方としてうってつけです。本格的な投げ釣りと違い、近場に投げ込むだけで良いです。道糸から天秤を装着し、その下に専用の投げ釣り仕掛けをつけるだけの簡単な仕掛けです。仕掛けや天秤がどれがいいかわからない方も多いかと思います。
そんな方には、入門用の初心者ちょい投げセットがあるので、そちらをご利用いただければと思います。仕掛けの作り方なども細かく書かれていておすすめです。誘いもいらず、ぶっこむだけでも問題ないのが、この釣り方の強みですね。
釣れる人気釣り場スポット①宮崎臨海釣り公園
釣り場のポイントの情報
この宮崎臨海公園なのですが、名前の通り公園となっており、大きな広場や遊具、スポーツコート、バーベキューもできる場所となっています。北側に向かうと、護岸になっているので、その周辺で釣りを楽しむことができます。足場としてはかなり良い場所なので、ファミリー連れや初心者アングラーの方にも楽しんでもらいやすい釣り場となっています。
注意すべき点として、開園時間が設けられています。朝の5時から夜の22時までなので、時間の注意が必要です。
釣れる魚種とは？
特にファミリー連れの釣りがおすすめな釣り場なので、サビキ釣りの小魚釣りやキスなどを狙った投げ釣りで楽しむのが中心となるでしょう。ヒトデも多く、外道として掛かることも多い場所となっています。
また、砂泥地になる場所なのもあり、ヒラメなどのフィッシュイーターをはじめ、チヌも釣果として狙える場所でもあります。ルアーや専門の釣り方で狙ってみるのも良いでしょう。
周辺施設の情報
公園内ということもあり、最低限の施設は充実しております。トイレはきれいに整備されたものがありますし、水分補給のための自動販売機は多く配置されています。専用駐車場も周辺に４箇所配置されておりますので、自分の向かいたい場所の近くに止めることができるのも、この釣り場のメリットとなるでしょう。
釣れる人気釣り場スポット②宮崎港フェリー乗り場
釣り場のポイントの情報
臨海公園ほどの充実度はありませんが、フェリー乗り場周辺の釣り場は、足場がいい場所での釣りが楽しめるというのもあり、臨海公園に続いて人気のある釣り場となっています。
玄人の釣り人はもちろん、足場がいいので、ファミリー連れの釣り人も安心できる場所といえるでしょう。公園同様、利用時間の制限があり、夜の21時には立ち退く必要があるので、ご注意ください。
釣れる魚種とは？
こちらで特に釣果が期待できるのは、サビキでのアジやイワシなどの小魚になります。かなり回遊が多い場所なので、数釣りを狙うには最適な釣り場と言えます。
また、こういった小魚の回遊が多いという理由で、フィッシュイーターである太刀魚も釣果として狙える釣り場としても知られています。夕方前までサビキ、夕方から太刀魚釣りに切り替えるのもなかなか良いのではないでしょうか。
周辺施設の情報
こちらの釣り場もかなり周辺施設の充実度があります。トイレもかなりきれいで、近くにあるため、腸の弱い方なんかにもおすすめの釣り場です。また、駐車場に関しても、かなり広い駐車場があるので、埋まっていてとめれないなんてことは、そうそうありません。釣り場の中でも施設の充実度はかなり高い場所です。
釣れる人気釣り場スポット③宮崎港西（宮崎港南）
釣り場のポイントの情報
こちらも宮崎港になりますが、フェリー乗り場に比べて西側、南側の水門あたりまでの釣り場になります。北川は、夜間の閉鎖があるのですが、南に向かえば、夜間になっても釣りを楽しむことが可能です。
この釣り場に関しては、かなりの盛況ぶりで、釣り場所がないなんてことも少なくありません。このあたりは、譲り合いの精神でお互いに楽しんでいただきたいです。
釣れる魚種とは？
こちらもサビキから。釣果としてはアジが基本にはなりますが、コノシロ（コハダ）が良く回遊してくる釣り場となっています。専門的に狙いたい方は、こちらで竿を下したいです。また、サヨリ釣りもおもしろく、数も釣ることができます。
ほかにも、大淀川の河口ということもあり、かなりの魚種が存在する釣り場です。スズキやチヌをはじめ、なかなかお目にかかれないような魚種まで、幅広く釣ることのできる、まさに五目釣りが楽しい釣り場となっています。
周辺施設の情報
周辺施設ですが、こちらの釣り場の場合、近くにコンビニがあるのが大きなメリットとなるでしょう。飲料や食料の補給も近くでできるのは便利です。また、車の横づけができるスペースの釣り場もあるのも旨味の1つ。移動距離も最小限に抑えることができますし、夏場の熱中症予防にも1役買ってくれるでしょう。
釣れる人気釣り場スポット④青島港
釣り場のポイントの情報
青島港は、青島駅を少し南へ進むと顔を出す漁港になります。この漁港は、様々なポイントがあるというメリットもあるので、いろいろな釣り方を試し、楽しむことができます。港内は静かで穏やかな釣り場となっています。
河口周辺に砂泥地、テトラ地帯などなど若干、初心者向けとは言いづらい釣り場ではありますね。ただ、魚種も豊富なので、様々な釣りを一気に楽しむのには、うってつけの釣り場と言えるでしょう。
釣れる魚種とは？
まず、砂泥地では、キスが狙えますね。数釣りも勿論可能でしょう。テトラ隊では、カサゴを中心とした根魚系が年中狙うことができます。中には毒魚も潜んでいることがあるので、注意しましょう。港内はファミリー連れの方もサビキやちょい投げでアジ、キス、ハゼなどを狙った楽しい釣りができます。
周辺施設の情報
青島港の周辺施設には、釣具屋さん、コンビニがあります。仕掛け、エサの補充も釣具屋さんでできますし、コンビニでの飲料食料の補充も可能です。トイレもコンビニで用を足すようにすれば、ファミリー連れであっても問題ないでしょう。
釣れる人気釣り場スポット⑤川南港
釣り場のポイントの情報
通浜海浜公園の近隣に存在する漁港が、こちらの川南港になります。漁港としての広さはかなりのもので、釣り場としても申し分ありません。港内で撒き餌禁止の標識があるので、原則として撒き餌はできません。
サビキなどのコマセを使った釣り方はできないという認識を持っておきましょう。砂浜もあり、夏場は釣り場として利用できないであろう場所もあるので、その辺もご理解ください。
釣れる魚種とは？
こちらもテトラ帯が多く、周辺にカサゴなどの根魚系の魚種やチヌやスズキなどの回遊が見られることがあります。また、港内からサーフ地帯にかけて、砂泥地も多いのが特徴の１つです。故に、キスを狙った投げ釣りが楽しめます。サビキができないので、ファミリー連れの方は、港内でのちょい投げなどを楽しむとよいでしょう。
周辺施設の情報
トイレや駐車場に関してですが、海浜公園の周辺の漁港というのもあり、近くにどちらも存在しますので、その点は安心していいかでしょう。また、近くには直売所なども存在します。
釣れる人気釣り場スポット⑥白浜
釣り場のポイントの情報
特徴的な砂浜があるのが、宮崎の白浜という釣り場になります。ロケーションも悪くなく、空気がいいので、散歩で訪れる人も多いのが特徴です。釣り場としては、サーフではおなじみの投げ釣り、そして、鬼の洗濯岩と呼ばれる場所では、サイズも質もいい魚を狙える、おすすめできる釣り場です。
しかしながら、足場は勿論悪いですし、潮の下限も大きくかかわる釣り場になります。こちらは上級者向けになります。
釣れる魚種とは？
サーフから狙うのは、もちろん、キスの数釣りです。サーフ地帯は危険度は一気に下がるので、初心者アングラーでも楽しみやすい場所と言えるでしょう。
鬼の洗濯岩に関しては、かなり難しい釣りが要求されます。しかし、その分、釣れる魚種はなかなかのもの。メジナ、チヌをはじめ、なかなかお目にかかれない大物をあげることもできるかもしれません。
周辺施設の情報
サーフ地点、鬼の洗濯岩と釣りポイントは大きく分けて2か所になりますが、どちらに関しても近くに駐車場があるので、車できやすい釣り場となっていますね。近くに水産試験場もあるようです。
周辺施設ではありませんが、さらに奥へ向かうと、本格的な磯釣りができる釣り場が待ち受けています。初心者アングラーには、かなり危険な釣り場になっているので、絶対に立ち入らないようお願いします。
釣れる人気釣り場スポット⑦美々津港
釣り場のポイントの情報
耳川の河口にある漁港、美々津港は、河口部というのもあり、汽水域にもなっているというのもあり、河口近辺で釣れやすい魚種を中心に狙うことが可能です。
メインとなる左岸の漁港部分は、足場もいいですし、初心者の方でも釣りやすい場所となっています。また、左岸、導流堤付近にもテトラ帯もあります。釣り場としては、なかなかの広さがあり、釣り人もちょくちょく入って来るようです。
釣れる魚種とは？
まず河口域がねらい目のポイントとなり、汽水域では、お馴染みの魚、スズキ、チヌ、ボラなどをはじめ、小型魚では、メッキなどをルアーで狙うのが楽しいです。
チヌやスズキに関しては、物故見釣りで狙うのが、この釣り場ではベストでしょう。沖向きの釣り場に移れば、青物や太刀魚といったフィッシュイーターも多くかかるとの情報が出回っています。是非、試してほしいです。
周辺施設の情報
周辺には、コンビニやトイレといったほしい施設がないのが残念なところです。周辺には神社であったり、資料館などもありますので、最悪の場合、利用させていただくという手段もあります。
車に関しては、駐車スペースが無料で開放されているため、そちらを利用するのがいいでしょう。自動販売機もお酒屋さんまで足を運べばありますので、最低限不自由することもなさそうです。
釣れる人気釣り場スポット⑧内海港
釣り場のポイントの情報
大丸川と内海川の2つの川の流れを受ける漁港が、内海港です。この釣り場は、かなり足場が良いというのもあり、ファミリー連れの方にかなりおすすめできる釣り場となっています。
脚を使えば、テトラ隊、赤灯台、鬼の洗濯岩、さらに進むとかなり危険な磯場での釣りも行うことができます。自分に合った釣り場選びができるのもこの釣り場の良さです。魚種も釣り場の分だけ数を増やします。かなり楽しめる釣り場です。
釣れる魚種とは？
サビキのアジ、投げ釣りのキス、穴釣りのカサゴ、汽水域でお馴染みのチヌとスズキ、ハゼなどなど様々な魚が釣れます。また、エギングでアオリイカを狙うのにもなかなか評価の高い釣り場です。
ルアーでも、スズキを中心にカマス、太刀魚も狙えます。さらに、大物狙いの上級者アングラーの方は、大型のハタ系をねらう姿も見られます。堤防での釣果情報はありませんが、参考として内海港からの漁船のHPがありますので、そちらをご確認ください。
周辺施設の情報
周辺情報ですが、すぐ近くにローソンがあるので、食料、飲料の補充に関しては問題ないでしょう。トイレに関しても同様です。車の駐車に関しては、港内に入ることができるので、邪魔にならないように駐車スペースを確保するようにしましょう。
宮崎の釣り場選びから始まる釣果アップへの道
宮崎の釣り場選び！自分に合う釣り場選びを！
いかがでしたでしょうか。どこだって同じですが、釣り場選びによって釣果は、大きく変わります。最新の情報を仕入れ、釣果アップを狙いましょう。また、ちょっと背伸びして危険な釣り場に挑むのだけは、絶対にやめましょう。
徐々に慣れてからというのは重要です。海は本当に危険な場所です。一歩間違えば、何が起こるかもわかりません。自分に合った釣り場選びをして、最初から最後まで、笑い楽しめる釣りであるように祈っております。