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飲ませ釣り(泳がせ釣り)で大物を!釣果を上げる仕掛けと釣り方の極意を解説!

飲ませ釣りは、青物をはじめとする大物が割と容易に狙うことのできる釣り方です。そんな飲ませ釣りを初心者アングラーにもわかりやすく、釣果を上げることのできるようにタックルや釣り方、釣れる時期、時間など細かく解説させていただきます。
更新: 2022年1月16日
riockdododoto
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ささめ針 X-002 ボウズのがれ投釣リ

ダイワ ロッド プライムサーフ T25-405・W

がま磯 RZR 遠投3号 5.3m

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飲ませ釣りってどんな釣り方なの?

飲ませ釣りの釣り方の基本について

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飲ませ釣りという釣り方についてから触れていきましょう。まず、どういう釣りかというと、活かした小魚をエサにして、さらなる大型の魚(青物やヒラメ、コチなどのフィッシュイーター)を狙う釣り方になります。仕掛けの種類は大きく分けると2,3種類ほど存在します。船から狙うこともできますが、まずは堤防から狙う釣り方を中心にお話していこうと思います。

飲ませ釣りで狙う対象魚とは?

飲ませ釣りで釣れる魚種6種類をご紹介!

地域によっても異なるのですが、全国的にもポピュラーな飲ませ釣り仕掛けで狙うことのできる青物をはじめとする魚種を6種類ご紹介させていただきます。

①ブリ(ハマチ、ツバス)

まずは、青物といえばお馴染みのブリですね。このブリという魚は、スーパーなどでもお馴染みのお魚です。出世魚なので、呼び名が大きさによって異なります。(ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ)また、地域によっても異なり、関東方面では、メジロなどと呼ばれる魚ですね。防波堤からでも狙うことができ、基本的には、30~50センチほどのサイズが多いですが、場所によっては船で釣るような1メートル級のものが上がることも少なくありません。

②カンパチ

ブリと同様にポピュラーな青物であるカンパチも飲ませ釣りで釣れる代表的な魚種の1つです。ブリと大きく違うのは、ブリよりも丸みを帯びた体とやや黄色味を帯びた体色ですね。サイズはブリと大差はありません。こちらもスーパーやお寿司屋さんでもお味見の青物ですね。青物特有の豪快な引きで、アングラーたちを楽しませてくれる存在です。

③ヒラマサ

ブリ、カンパチと同様に、代表的な青物の一角、ヒラマサも忘れてはいけません。ブリと体色はかなり似ていますが、左右に平たく、ブリに比べると体高が高いです。上あごの後ろの角も丸みを帯びているので、しっかり比べるとブリと差別化することができます。小魚系も食べますが、スルメイカや甲殻類も餌として捕食する魚種です。特に関西よりも関東の海釣りの代表的な魚と言えるでしょう。

④シーバス(スズキ)

ルアー釣りでもお馴染みのシーバスですね。シーズンによって、エサであるベイトが変わるため、小魚を捕食するシーズンに合わせて、飲ませ釣りで狙うのが良いでしょう。基本的には、上記の3種の青物と同様のタックルで狙うことになります。シーバス狙いでも、青物が当たってくることも少なくありません。特に関西、大阪湾での実績が高いシーバス釣りなので、特に秋口に狙ってみるのが良いでしょう。

⑤ヒラメ、マゴチ

サーフを中心とした砂泥地をメインとするフィッシュイーターであるヒラメやマゴチといった魚たちも、この飲ませ釣りで狙うことができます。基本的なタックルは、青物狙いのものとは異なり、底周辺を狙うよう意識された仕掛けを使うことになります。サーフ中心ではありますが、防波堤からも勿論狙えます。気を付けるべきは、エサの小魚を捕らえるヒラメの鋭い歯ですね。素手では絶対に掴まないように気を付けましょう。

⑥アオリイカ

魚ではありませんが、飲ませ釣りでアオリイカを狙うことも可能です。もちろん、イカなので、イカ針を使うなど大きくタックルや仕掛けが変わってしまいます。外道として青物などが釣れることもまずありませんので、専門的に狙えるのもこの釣り方のメリットですね。流行りのエギングなどに比べると大きく釣り方が異なるるため、ややコツを必要とする釣りになります。やりだしたらハマる釣りですね。

飲ませ釣りは堤防でも可能!!釣り場選びについて

飲ませ釣りの釣り場は堤防でOK!!

よくTVの釣り番組などを見ると船でアジをはじめとする小魚をつけて泳がせて釣るシーンを見かけます。なので、泳がせ釣り=船での釣りというイメージがある方もいらっしゃいますが、実はそうではなく、むしろ、防波堤から青物をはじめとする大物を釣り上げる釣り方の1つとして、定着しつつあります。難易度もむちゃくちゃ高いわけでもないので、最低限のことさえわかれば、問題なく始めることができます。このあたりは釣り方のコツの方で解説しましょう。


飲ませ釣りのおすすめのシーズンとは?

飲ませ釣りに最適なシーズンはいつごろ?

基本的には、ルアーやエギングが盛んになるシーズンと被ります。もっといえば、サビキやアジングでアジやイワシが大量に釣れるシーズンがベストですね。基本的に、サビキ仕掛けで釣ることができるアジをはじめとする小魚は、飲ませ釣りのエサとなります。その魚種が回遊しているシーズンこそ、絶好のシーズンというわけなのです。なので、サビキでエサとなるアジを釣り、そして、飲ませ釣りを開始するなんてのもありなわけなんです。

飲ませ釣りのおすすめの時間帯とは?

飲ませ釣りで釣りやすい時間帯はどれくらい?

基本的には、アジなどの小魚が活発に動き出す時間帯と同じくして狙うのが良いでしょう。つまりは、朝マズメと夕マズメの時間帯、といいたいところなのですが、青物を狙う場合は、それ以外所状況下でも狙いたい時間帯があります。それはナブラがたった時です。堤防からもナブラが立つのが見えることがあります。ルアーなら即座に対応できるのですが、かなりピンポイントな場所、時間の限定があるので、狙えれるのであれば程度に考えるといいでしょう。また、満潮前後も狙い時の1つとなっています。

飲ませ釣りの基本タックルをご紹介!

飲ませ釣りの3つの基本タックルをご紹介!

飲ませ釣りでは、対象魚、狙う層によってタックル、仕掛けが変化します。そんな基本的なタックルを3つご紹介させていただきましょう。

①青物狙いのタックル

最もポピュラーな飲ませ釣りでのタックルとなります。竿は、磯竿2~3号を用意し、リールは、対応する3000~4000番代の中型、大型スピニングリールでナイロン3号以上のものを巻いておきましょう。ラインの先に専用のウキ(中通しの円錐ウキ推奨)を装着し、中通しオモリで調整します。先にチヌ針の4~5号を付けておけば、仕掛けとしてはOKですね。いたってシンプルな仕掛けとなっています。ロッドもリールもルアー釣りで使うもので代用していただいて構いません。シーバスに関しても、同様のタックルで問題ないでしょう。

②ヒラメ、マゴチ狙いのタックル

先ほどのタックルは、表層~中層を狙うようなタックルなので、まったく異なる仕掛けが必要になります。こちらはそこを狙うタックルになりますね。ロッドは、磯竿か投げ竿で対応します。リールは、先ほど同様に3000番~4000番のスピニングリールに、ナイロンの3~5号のものを巻いておきます。遠投が必要なケースもあるので、釣り場によっても変える必要があるでしょう。底には、六角のオモリを装着。途中、スナップサルカンをつけ、1ヒロの感覚のハリスを用意し、チヌ針の4~5号をつけて仕掛けの完成です。遠投しない場合は、エサへのダメージも少ないのが、この仕掛けのメリットでしょう。

③アオリイカ狙いの飲ませ釣り

今回のメインとはかけ離れますが、アオリイカのタックルもシンプルですがご紹介させていただきます。ロッドは磯竿、エギングロッドなどで対応。リールは3000番台ぐらいのスピニングリールに、ナイロンの3号を装着したものを用意します。先にウキと対応するオモリを装着し、アオリイカの飲ませ釣り専用の仕掛けを装着すれば、完成です。イカ針に関しては、できた仕掛けを使った方が無難です。イカキャッチャーなどがおすすめですね。

飲ませ釣りにおすすめロッドを3つご紹介!

飲ませ釣りで使いたい!おすすめロッド3選!

飲ませ釣りをする上で特におすすめしたいロッドを3つ、ご紹介させていただきます。

①がま磯 RZR 遠投3号

まず初めに紹介するのは、がまかつから販売されているがま磯 RZR 遠投3号になります。価格的にはかなり上級向けのものになります。カーボンが使用された衝撃に強いロッドで、フカセや飲ませ釣りでも重宝されるロッドです。このロッドの強みは、なんといっても耐久力の良さです。しなやかに曲がり、魚が浮くまで耐える力が別格です。自信を持ってお勧めできるロッドと言えるでしょう。

がま磯 RZR 遠投3号 5.3m

出典:Amazon
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②ダイワ リーガル 4-53遠投

初心者から中級者にお勧めしたいロッドは、このダイワから販売されているリーガルですね。初心者には手を出しづらい価格帯に思えますが、入門、買い替えにはおすすめしたいロッドになります。青物、ヒラメ、マゴチと今回のコンセプトである、飲ませ釣り用のロッドとしては、丈夫で耐久力もあり、力強さもある磯竿なのでおすすめできます。是非、手に取ってみてほしいロッドの1本ですね。

ダイワ(Daiwa) 磯竿 スピニング リーガル 4-53遠投 釣り竿

出典:Amazon

③ダイワ ロッド プライムサーフ T25-405・W

最後は、1万円前後でおすすめの投げ竿をご紹介します。ヒラメ、マゴチ、シーバスに関しては、投げ竿での攻略も十分視野に入ると思われます。投げ竿は、入門用の安い竿もありますが、今回のターゲットは、かなりの大物です。それなりのロッドを用意しておく必要があるでしょう。マダイなども耐えうる耐久力を持ち合わせているので、基本的には心配はないかと思われます。サーフでの泳がせ釣り入門にはおすすめですね。

ダイワ ロッド プライムサーフ T25-405・W

出典:Amazon
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出典:Amazon
出典:Amazon
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飲ませ釣りにおすすめのリールを2つご紹介!

飲ませ釣りで使いたい!おすすめリール2選!

飲ませ釣りをする上で特におすすめしたいリールを2つ、ご紹介させていただきます。

①シマノ 16エアノス4000

初心者~中級車におすすめできる飲ませ釣りにおすすめのリールは、このシマノから販売されているエアノス4000ですね。初期からラインが付けられているものも販売されているため、入門者にもおすすめできるリールです。操作性も1万円を超えるだけあって、特に気になる点もありませんね。おすすめのリールの1つです。

シマノ リール 16 エアノス 4000

出典:Amazon

②シマノ リール 14 スフェロス SW 6000PG

こちらもシマノのリールになります。名称はスフェロスSW。エアノスと比べるとやや価格も使用感も上がり、中級者向けのリールになりますね。飲ませ釣りやジギングなどの大物釣りをする方には、特におすすめのモデルのリールとなります。青物などの大物釣りができる力強さ、勿論、PEラインにも対応しています。スルスルと違和感のない巻き心地は病みつきになります。おすすめのリールの1つです。

シマノ リール 14 スフェロス SW 6000PG

出典:Amazon
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飲ませ釣り入門におすすめの仕掛けをご紹介!

飲ませ釣り初心者は、簡単仕掛けを使おう!

飲ませ釣りの釣り方よりも、仕掛けを1つ1つつけなきゃいけないとなると難しいと感じる初心者アングラーに朗報です。飲ませ釣り初心者におすすめの簡単仕掛けセットが販売されています。基本的には、裏面の付け方を参考にしながらつけることになるので、最低限の知識は必要ですが、順序に従って仕掛けをつけていけば、問題なく釣りを始められます。是非、釣具店、ネット通販を利用して購入の検討をしてみてはいかがでしょうか。

ささめ針 X-002 ボウズのがれ投釣リ

出典:Amazon
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飲ませ釣りにおすすめのエサとは?

飲ませ釣りのおすすめのエサ3選をご紹介!

飲ませ釣りのエサは1つじゃありません。実はいくつかの選択肢があります。今回は、その中でも3種類を厳選してご紹介させていただきます。

①活きアジ

最もポピュラーで代表的なエサがこの活きアジになります。釣具店でも、この活きアジは販売されているところが多いので、サビキが不調な時は、いくつか入手し手から望むのが無難でしょう。もっとも安心できるエサが、このアジというのは間違いないでしょうね。

②イワシ、サバ

アジ同様に、サビキで狙える魚種の2種類です。イワシに関しては、活かすのが難しいですが、魚種によっては、かなり食いつきが良いです。逆に、サバに関しては、かなり活発に動いてくれますが、アジ以上の成果は、なかなか出せないことが多いですね。とはいえ、日々の状況、ベイトによっても変わるので、いくつかの選択肢を用意するという意味では、エサとなる種類が多いのは強みになるでしょうね。

③活きハゼ、ベラ、アブシンなど

ヒラメ、マゴチなどには、アジ以外にも、ハゼをはじめとした投げ釣りで釣れる小魚も飲ませ釣りのエサつして有効に働くことも多いです。ほかにも、イシモチであったり、シーバスなんかも、こういった魚たちにも食いつくので、サーフで狙う際に、投げ釣りで小魚を狙いながらというのも悪くない選択肢となるでしょう。

飲ませ釣りのエサの付け方を詳しく解説!

どうつけるのが正解?飲ませ釣りのエサの付け方


基本的におすすめの付け方は2種類の付け方になります。まず1つは口から目と目の間を通す口掛け(鼻掛けとも言います)と呼ばれる付け方、もう1つは、背中の身に針を貫通させる背掛けと呼ばれる付け方です。口掛けという付け方は、やや弱ったような不規則な動きを見せることで、魚を引き寄せるという強みがあります。逆に、弱らせてしまいやすいデメリットもありますね。背掛けという付け方では、アジが動きやすい掛かり方というのもあり、弱りにくく、長い時間、エサとして使える時間が多いのがメリットです。付け方によってやや状況が左右されることもあるようですね。

飲ませ釣りの釣り方のコツをご紹介!

飲ませ釣りで重要なコツを簡単に解説!

飲ませ釣りというのは、簡単な言い方をすると、アジを海にはなって、泳がせるだけの簡単な釣りです。とはいえ、釣果につなげやすいコツは勿論存在します。先ほどのアジの付け方も重要ですが、特に重要なのは、アワセです。アタリがあったからと言って、即合わせは厳禁。一気に飲み込むと、大きく竿がしなります。それに合わせて竿をあげて合わせましょう。

飲ませ釣りを動画から学ぼう!!

飲ませ釣りの解説動画2選から学ぼう!

初心者でもわかりやすい飲ませ釣り解説動画2選をご紹介させていただきます。

①第54回(2018/4/10放送)サビキ&飲ませ釣り@とっとパーク小島

とっとパーク小島にてサビキ&飲ませ釣りで釣果を目指す動画です。飲ませ釣りに入るとタックルやアジの付け方など、細かく解説があるのもおすすめの理由の1つですね。

②イワシ釣って泳がせたら高級魚釣れた。

イワシを使った泳がせ釣りの動画です。アジ以外で狙うのはあまりないので、是非参考に!

飲ませ釣りは船からも狙える!?

船でも飲ませ釣りは楽しめる!!

最初の方にいった通り、どちらかというと船のイメージの方が、飲ませ釣りは強いと思います。堤防よりも船から狙う方が大物が釣れますし、そもそもTVで紹介されるのは、船からの飲ませ釣りの方が多いようにも思思えます。堤防と船を比べると、サイズ以外であれば、安定した釣果を上げやすいというのは間違いありませんね。タックルに関しても、船の場合は、レンタルのものもありますし、事前に用意しなくてもよいことが多いです。(場所には寄りますが)ですが、堤防と比べると船では拘束されますし、釣れる層もシビアです。いきなり船デビューではなく、まずは、堤防で慣れるほうが良いでしょうね。

飲ませ釣りで大物釣りを楽しもう!

大物釣りデビューは、飲ませ釣りで決まり!

いかがでしたでしょうか。正直な話、最低限の釣りの基礎ができていれば、飲ませ釣りは、さほど難易度の高い釣り方ではありません。勿論、釣り糸を垂れ流すだけで釣れるなんて思うのは良くないですが、釣り方を知れば、こんなもんかと思う釣りの1つだと思います。重要なのは、特に当たった後ですね。青物は勿論、基本的に対象魚は大型魚種ばかりです。かなり強烈なファイトになります。ですが、その強烈なファイトこそが、この釣りの醍醐味です。是非、大物釣りデビューは、飲ませ釣りにしませんか?