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泳がせ釣りでマゴチを釣ろう!エサの釣り方から仕掛けまで徹底解説!

マゴチは泳がせ釣りでおかっぱりから狙える非常におもしろいターゲットです。引きが強く、浅瀬でも大型の個体もいるので近年人気が高まってきています。今回はそんなマゴチを泳がせ釣りで狙う方法と仕掛け、餌の入手の仕方などを徹底解説します。
更新: 2022年6月6日
duksyuuki
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マゴチは泳がせ釣りで釣れる!

泳がせ釣りってどういう釣り?

泳がせ釣りと言うものをご存知ですか?泳がせ釣りとはハゼやキスなど小さなベイトをフックにつけ、生きた状態で泳がせて魚を釣る釣り方を言います。

ターゲットとしてマゴチやすずき、青物、ヒラメ、タチウオやイカなども泳がせ釣りで釣れることが多いです。小魚を捕食する比較的大きなフィッシュイーターがターゲットとなっています。

ハゼやキスなどのベイトを捕食

マゴチは海底に潜み、頭上を通過していく小さなベイトを捕食して生きています。ハゼやキス、アジなどがとても大好物な魚です。泳がせ釣りにはこういったフィッシュイーターがターゲットになってきます。

マゴチは比較的浅瀬に生息している個体も多く、大きなものでは70センチ近くに成長するものもいるため、引きを楽しむことができ、非常に人気のターゲットとなってきています。

夏ごろから浅瀬に接岸

マゴチは春から夏にかけて産卵時期に入ります。産卵時期に入るとマゴチは小さなベイトを片っ端から食べまくる荒食いと呼ばれる時期に入ります。この時小さなベイトを浅瀬まで追って接岸してくるのです。

陸っぱりから狙えるフィッシュイーターとしてはかなり大型の魚なので、春から秋にかけて多くのアングラーたちはマゴチを求めてサーフにやってきます。

マゴチ泳がせ釣りの仕掛け

仕掛けはシンプルに

泳がせ釣りの仕掛けはシンプルなものが1番です。あまり複雑な仕掛けにしてしまうとハゼやキスなどの餌として付けたベイトが、水中を泳ぐときにライントラブルが起きてしまいます。極力シンプルに、そしてなるべく仕掛けは強いものを選びましょう。

マゴチの引きは強烈です、きっちりと準備してファイトに備えることで釣果が伸びます。

アシストフックの賛否

泳がせ釣りは頭と背中にアシストフックを取り付ける(孫針とも呼ぶ) 仕掛けと、頭だけに針を取り付ける仕掛けの二通りに分かれます。前者のメリットはマゴチのフッキングの確率が非常に高くなることとバレにくくなることです。

そして後者のメリットは針を1つしか使用しないため餌の活きが非常によく、アピール力が強いことが挙げられます。これらは賛否両論なので自分の好きな爆釣仕掛けを開発し、使用するようにしましょう。

マゴチ泳がせ釣りの餌を確保しよう①

ハゼ

ハゼはマゴチの泳がせ釣りで使われる最もポピュラーな餌です。ハゼは生命力も高く、エアレーションと水を入れておけば長生きするためとても使いやすいです。また数も多く手に入るため少し弱ったら交換すると言う手返しの良い釣りもできます。

ハゼ釣り自体楽しいため、ハゼを釣りながらマゴチの泳がせ釣りをするといった釣り方をされている方が非常に多いです。釣果も比較的上がっています。

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ハゼを釣るための仕掛けは非常に簡単です。特に難しいことを考える必要はなく、錘と釣り針さえ付いていればokです。餌は石ゴカイかアオイソメが良いかと思います。

最近ではハゼのルアー釣りも流行っており、ハゼ釣り用のルアーも販売されているためルアーゲームで餌のハゼを入手するのも良いでしょう。釣り方もいろいろあるので泳がせ釣り中の暇つぶしにももってこいです。

マゴチ泳がせ釣りの餌を確保しよう②

キス

一般的にキスのいる場所にマゴチもいると言われています。小さいキスをピンギスといい、マゴチの泳がせ釣りにはよく使われている餌です。キスはマゴチと生息域や活動時期が非常に重なっており、キスが水温上昇して浅瀬にやってくれば、マゴチもそのキスを追って浅瀬に近寄ってきます。

キス釣りをしていてアタリがあってリールを巻いてる途中に、キスがマゴチに食われて半分だけになったキスが上がってくることもたまにあります。


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キス釣りは一般的な市販されているキス釣り仕掛けで良いかと思います。あと錘にはジェット天秤など遠投に適していて、根掛かりのしにくい錘を選ぶようにしましょう。餌はイシゴカイが1番食いが良いとされています。

青虫でも大丈夫です。釣り方のポイントはできるだけ仕掛けを遠投してリールをまきながら広範囲を探ってくることです。群れと遭遇すると爆釣することもあり、食べても大変美味しい餌です。

マゴチ泳がせ釣りの餌を確保しよう③

手長エビ

テナガエビとは汽水域に生息しているエビの1種です。マゴチは汽水域にまで入ってくることがあるので、テナガエビも捕食されているベイトの1つです。テナガエビは高級食材として扱われていることが多く、えさとして使うのは少々もったいない気もしますが、地面を歩きながら移動するためマゴチの泳がせ釣りには非常に良い餌となります。

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ハゼやキスに比べてテナガエビ釣りは少々コツが必要となってきます。テナガエビは口が非常に小さいため極めて小さな釣り針を使う必要があります。肉食性のため魚の切り身や肉など餌は何でも良いですが、やはりイシゴカイが1番柔らかく、針がかりが良い気がします。

アタリがあったら合わせを入れなければテナガエビの小さな口に針は引っかからないので、何度も練習してコツをつかんでください。

マゴチの泳がせ釣り爆釣ポイント①

河口付近

河口付近は汽水域となっており非常に多くのベイトが生息しています。ハゼやテナガエビをはじめ、卵から返ったたばかりの小魚や、イソガニ、ボラの稚魚等が大群でいるため、シーバスやマゴチ、うなぎといった様々な魚が集まってくる爆釣スポットです。

理由の1つとして汽水域にはプランクトンが大量に発生するため、小さなベイトはそこに集まる、それを追ってフィッシュイーターが集まってくるようです。

ハゼや手長エビなどのベイトがたくさんいる

汽水域にはハゼやテナガエビといった小さなフィッシュイーターが好むベイトが無数に生息しています。餌を釣ってそのまま釣りができるので、手軽に泳がせ釣りを楽しめる場所でもあります。

しかし草むらや足場の悪いところが多いので釣りをする際には充分気をつけてください。水辺にはマムシなども集まるので注意が必要です。

マゴチの泳がせ釣り爆釣ポイント②

キスの釣れた場所

キスのいる場所にはマゴチがいると言う格言の通り、キスの群れのいる近くには必ずマゴチがいます。ちょくちょくキスの釣れるポイントを見つけたら、その付近を入念に泳がせ釣りで探ってみてください。

この時、汽水域ぐ針掛かりしたらそのままマゴチが食いつくまで釣竿を放置しておく方法もあります。こちらは少々針掛かりが悪いので、一度引き上げてからアシストフックなどを取り付けてから再度投入するようにしても良いでしょう。

キスを狙ってマゴチが潜む

キス釣りをしているとたまにかじられた後のあるキスや、頭だけになったキスが釣れることがあります。釣れた瞬間はぎょっとしますが、これらのほとんどは巻き上げてる途中にマゴチにかじられたキスです。アシストフックが餌にあるとこういったバラシを減らせます。

マゴチは基本的に後からやってくるものに反応する習性があるので、潮の流れを見ながら釣りをする位置を変えてみても良いかと思います。

マゴチの泳がせ釣り爆釣ポイント③

離岸流

離岸流と言うのは沖の方から流れてきた波が、沖の方へ帰っていく時にできる流れの速いポイントです。海水浴客にとっては非常に危ない現象ですが、サーフでの釣りにとっては非常に良いポイントとなります。

サーフゲームで離岸流を発見したら一度仕掛けを投入してみてください。ただし条件としてはまっすぐ沖の方へ帰っていく、小さなベイトが集まっている離岸流になります。


どの魚種も釣果が見込める

離岸流にもいろいろ種類がありますが、まっすぐに沖のほうに向かっている離岸流が1番小さなベイトが集まり、フィッシュイーターもいき着きやすいポイントとなります。

小さなベイトは酸素量の多いところに集まる習性があり、離岸流の流れは酸素を多く含んでいます。しかし小魚は流れが急すぎるところは好まないので程良い離岸流が理想的です。

マゴチの泳がせ釣りおすすめ爆釣仕掛け①

簡単堤防泳がせ仕掛

がまかつ 簡単堤防泳がせ仕掛 42648 S-5

出典:Amazon
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泳がせ釣り初心者におすすめな商品です。ベイトの頭や背中にフックを刺すことができる仕様。大型のマゴチが釣れても安心な太めのハリスで、ハリス切れによるバラシのリスクを少なくなるようにしてあります。

マゴチは大きい物で70cm近くにまで成長します。かつベイトに食いつく際に頭を大きく振る独特な動作をするため、細いハリスではすぐに切られてしまいます。

釣果・釣り方・ポイント

基本的には一番下に錘がくるように仕掛けを組みます。ハゼやキスなどのベイトは底に居つく習性があるので根がかりを防ぐためです。釣り方はベイトをフックにつけたら投げて沈めます。

できればボトム付近より少し浮かせてやることで釣果がぐっと伸びるようになります。底にいるマゴチの頭上30cm以内にベイトを通過させる感覚がよいでしょう。

マゴチの泳がせ釣りおすすめ爆釣仕掛け②

ハリミツ 活き活きエサ針BS-0

ハリミツ 活き活きエサ針BS-0

出典:楽天
出典:Amazon
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こちらはとても使いやすい仕掛けです。ばね式になっているのでセットが簡単で餌が外れにくいという利点があります。もう一つローリングスイベルが付いているので、餌のベイトが激しく動き回ってもラインやハリスの絡みを防いでくれます。

フックからエサが外れにくく絡みにくい、とてもストレスフリーな釣りを楽しめる仕掛けと言えます。

釣果・釣り方・ポイント

この仕掛けのポイントはローリングスイベルのおかげで餌のハゼやキスが方向転換した際に、フックで身が傷つかないようになっています。そのためベイトの活きがよい状態が長く続き、結果として釣果が伸びるのです。

非常におすすめな仕掛けの一つで、マゴチ以外にもヒラメや青物、太刀魚釣りにも使える泳がせ釣りの万能仕掛けです。

マゴチの泳がせ釣りおすすめ爆釣タックル①

ダイワ リーガル 3号-45

ダイワ リーガル 3号 45

出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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実を言うとおかっぱりからの泳がせ釣りに特化した釣竿はほとんどありません。何でもよいと言えば何でもよいのですが、どうせなら何にでも応用できる釣竿があると泳がせ釣り以外の釣りも楽しめます。そんな時はこちらの釣竿がおすすめ。

サビキからウキ釣り、投げ釣り、泳がせ釣りまで幅広く楽しめる釣竿です。器用貧乏といえばそれまでですが、まずハゼやキスを入手する際でも使えるので重宝する一本です。

釣果・釣り方・ポイント

仕掛けを遠投したら少しずつ手前に巻いてきて広範囲を探ってみましょう。手元まで来たら少しずらした方向にまた仕掛けを遠投してズル引きしてくる。目の前の海域を扇状に探るようにしてみてください。

マゴチは必要以上にベイトを追い回すタイプではないので、目の前スレスレを通過することが釣果につながるポイントです。

マゴチの泳がせ釣りおすすめ爆釣タックル④

モアザン-LBD

シーバス モアザン 17 -LBD 2510PE-SH

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
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ダイワが開発した非常に凡庸性の高いリールです。ジギングからシーバス、もちろん泳がせ釣りも難なくこなせてしまう平均的に能力の高い仕様となっています。遠投性能も優れており、ライントラブルも少なくなるように設計されているため、ストレスフリーの釣りを楽しむことができます。


釣果・釣り方・ポイント

マゴチは基本的にはそこまで獰猛にベイトを追いかけるタイプの魚ではないので、ゆっくりとスローに巻いていきましょう。もしだだ巻きで反応がない場合は、ストップ&ゴーやリフト&フォールといったテクニックをで反応を探ってみてください。

泳がせ釣りにおいてリールに求められる事はほとんどがパワーです。マゴチがフックにかかった時、ドラグ力とうまく駆け引きしながら岸に寄せる楽しみもあります。

マゴチの泳がせ釣りおすすめ爆釣タックル⑤

フィッシュバッカン

泳がせ釣りで1番大事なことは、いかに活きの良い釣り餌を使用するかと言うことです。水中を元気に動き回るハゼやキスなどの釣り餌があってこそ、マゴチがヒットする可能性が高まります。

そのためには餌として確保しておいたキスやハゼ、テナガエビを長い時間元気に生かしておく必要があります。そのために必要なのがバッカンとエアレーションです。

釣果・釣り方・ポイント

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このバッカンはアジを生かしておくために開発された、エアレーションを一体化することができるバッカンです。横のポケットにエアレーションを入れておくことで、移動の際も非常に便利になっています。泳がせ釣りをするときには必須とも言えるバッカンです。

マゴチの泳がせ釣りおすすめ爆釣仕掛け⑥

KUROSAWA PEライン 釣り糸 X-CORE

KUROSAWA PEライン 釣り糸 X-CORE

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天

コストパフォーマンスに優れ視認性もあり、なおかつ高強度と言う3拍子揃ったPEラインです。非常に安いのでマメにラインを交換することができ、結果としてラインブレイクを防ぎ釣果が伸びてきます。視認性が高いので夜釣りにも最適です。

PEラインなので遠投するときに飛距離も稼げ、泳がせ釣りにはもってこいのラインだと思います。障害物まわりを責める時は擦れによるライン切れに注意してください。

釣果・釣り方・ポイント

ポイントとしてはこまめにラインやハリスなどはチェックして交換するようにしましょう。ラインやハリスにダメージがあると魚のバラシが多くなります。せっかくフックさせたマゴチをライン切れで逃してしまうのはとてももったいないことです。

ラインブレイクによって逃げたマゴチは針が口に刺さったまま生活することがあります。かわいそうなので外してあげましょう。

マゴチの泳がせ釣りまとめ

泳がせ釣りは餌の活きが大事

マゴチの泳がせ釣りにおいて一番重要なのは生き餌の活きがよい状態を、長くキープするという事です。よく動き回るエサはそれだけ水中でアピールしてくれます。手に入れた生き餌は大事にキープしましょう。

確実にマゴチをフックさせよう

マゴチの口は大きいですが口内が硬いので、食いついてもフックさせるのが少々難しい魚でもあります。合わせのいれるタイミングは早いほうがよいと言う人もいたり、遅い方が確実という人もいます。色々試して釣果をあげていきましょう。