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妙高山の登山ガイド!初心者におすすめのコースや難易度別にルートをご紹介!

日帰り登山可能な妙高山単独の登山、縦走を楽しめる妙高山から火打山コースなど楽しみかたが色々ある妙高山!初心者にも分かりやすく登山に関する情報を紹介しておきましょう。夏から秋にかけて登山を考えている方!参考にしてください。
更新: 2023年8月31日
クロタノブタカ
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目次

妙高山に登ってみよう

標高2454メートルの妙高山の登山情報を紹介して行きます。妙高山単独の登山も楽しむことも出来ますが、火打山と組み合わせた縦走を楽しむことも出来る山となっています。

妙高山基本情報

所在地   新潟県妙高市関山
交通アクセス (1)トキ鉄妙高はねうまライン「関山駅」からバスで15分(関温泉登山口) 
(2)トキ鉄妙高はねうまライン「関山駅」からバスで20分(燕温泉登山口)
その他 ●関温泉登山口(山頂まで7時間)
●燕温泉登山口(山頂まで4時間30分)

●山頂所在地:妙高市
●設置施設:黒沢池ヒュッテ(黒沢池)
●標高:2,454m
●登山:中級者向き

妙高山日帰り登山は可能?

妙高山登山を楽しむ際、日帰りでの登山が可能か、宿泊を伴う登山になるのか気になるところです。日帰り登山可能な場合、初心者から中級者でも気軽に登山を楽しむことができますが、宿泊を伴うとなると、気合を入れて準備を行わなければなりませんね。

結論から言えば妙高山登山は日帰り登山が可能な山となります。赤倉観光スキー場がある妙高山は、一般的なルートだとスカイケーブルを利用したアクセスが可能となっており、山頂駅から歩き出した場合、約4時間15分で妙高山山頂に到着する事ができます。

4時間という時間なら朝早く出発する必要もなく時間に余裕を持って登山を行う事ができますね。日帰り登山を考えるのであれば、山頂駅ルート、もしくわ、燕温泉からのルートがおすすめです。

妙高山登山の難易度や注意点

妙高山は中級者向け

妙高山の何度は最高難易度を3としたら難易度2となっています。難易度2と言えば中級者向けの山となり、一般的なレベルと考えると良いでしょう。ただし、何度は山全体の平均的な難易度と考え、緩やかなルートもあれば険しルートも現れます。

特に山頂へ近づくと傾斜は急勾配と変化していきますので、少々難易度が上がると考えておくと良いでしょう。

登山の注意点

服装は?

妙高山登山を行う際の服装は、汗を素早く乾かしてくれるインナー、Tシャツ、そして山の天気の急変に備えてレインウェアをザックの中に入れておきましょう。

また、急雨勾配もある山ですので必ず自分の足に合うトレッキングシューズを履くようにしましょう。日差しが強い時期にはサングラスや帽子も必須のアイテムですね。

地図を持参しよう


分岐やヒュッテ、見どころの多い妙高山、そして縦走する際に訪れる火打山!登山の際には地図を持参するようにしましょう。地図にはコースタイムやポイントが表記されているため、地図を見ながら歩くことで自分の居場所や時間の予測ができます。

特に縦走を考えている方は、地図を必ず持参し、登山を行う前に地図の見方を知り、一度地図に目を通しておくと良いでしょう。

妙高山へのアクセス方法

妙高山の登山口は3つありますが、ここでは、一般的なルート「山麓駅」からスカイケーブルを使い「山頂駅」から自らの足で山頂を目指すルートを使用することを前提に山麓駅までのアクセス方法を紹介しておきましょう。

公共交通機関を利用して妙高山へアクセス!

妙高山の登山口の1つ「山麓駅」までは、妙高高原駅からバスの利用がおすすめです。頸南バスが運行を行っており、新赤倉三ヌ時まで所要時間20分、乗車料金350円となっています。バスを降りるとスカイケーブルの山麓駅までは徒歩で向かうことになり、所要時間2分です。

山麓駅から山頂駅までのスカイケーブル乗車時間は約10分となっており、スカイケーブル乗車料金は1300円です。

車を利用して妙高山へアクセス!

上信越自動車道路を利用してアクセスを行う方法がおすすめで、妙高高原インターチェンジで高速道路を降り、約7キロ一般道を走行するとケーブルカーの駅、山麓駅に到着します。山麓駅には無料の駐車場が完備され、1000台の駐車スペースが確保されています。

登山口は全部で3つ

妙高山登山を行う際の登山口は3つ!それぞれの登山口の紹介をしておきましょう。

妙高山山頂駅登山口

山頂駅はケーブルカーの終点駅となっています。最も一般的な登山口となっており、こちらを使うことで初心者でも気軽に登山を行うことが出来るようになっています。車で訪れる方も、こちらの登山口がおすすめで、ケーブルカーの始発駅、山麓駅には広大な駐車スペースが確保されています。

妙高山燕温泉登山口

幾つかの温泉施設がある燕温泉登山口は、バスでのアクセスも可能となっている登山口です。また車で訪れた竿には駐車スペース30台分が確保されています。登山を終えた後温泉に入って帰りたいと考える方は、日帰り温泉の施設があるこちらの登山口がおすすめです。

妙高山笹峰バス停登山口

妙高山麓笹峰キャンプ場がある登山口となっており、笹峰山山頂までのルートで一番長いルートにチャレンジしたいという方におすすめの登山口となっています。またキャンプ場が隣接していることもあり、キャンプをしながた登山も楽しみたいという方にもおすすめです。明星荘と言う宿泊施設もあり、駐車場は約30台分を確保しています。


難易度別に登山ルートを解説

妙高山山頂を目指す登山ルートは3つあります。燕温泉を起点とした登山コース、山頂駅を起点とした登山コース、そして笹峰バス停を起点とした登山コースをご紹介していきましょう。

①【難易度1】駐車場完備!妙高山燕温泉コース

バスで訪れた際には、燕温泉バス停で下車し、登山が始まります。所要時間は登りルートが約2時間40分下りルートが約2時間10分となっており、3つのルートの中では初心者向けのコース設定となっています。コースの途中には滝など見どころも多く、トレッキング感覚で登山を楽しむことが出来ます。

①駐車場のあるバス停をスタートすると温泉地を横目に見ながら先を目指します。
②曲がりくねった道が続き、落石に注意しながら歩く箇所もありますので、注意して歩くようにしましょう。
始めに出てくるポイントは北地獄谷分岐。ここまでの所要時間は約1時間30分です。途中血の池と呼ばれる池や滝、水場があります。水分を補充する場合はここで補充するようにしましょう。
 

③次に目指すポイントが天狗堂!ここは山頂駅コースとの分岐点になりますので、道を間違えて山頂駅方面へ行かないように気をつけましょう。ここまでの所要時間は1時間10分!川沿いを進むルートになっていますので、大雨が降った後など川の増水に気をつけるようにしましょう。
④天狗堂の分岐を過ぎると光善寺池が左手に姿を現します。秋の時期には紅葉が綺麗ですので一休みするのもいいでしょう。
⑤先を進み目指すのが妙高天神!ここまでの所要時間は約2時間!途中鎖場がありますので、確実に鎖をつかみ注意して足を進めましょう。鳥居が目印です。
⑥そして鳥居がある場所こそ妙高山の山頂になります。

②【難易度2】妙高山山頂駅登山コース

最も一般的で初心者におすすめしたい登山ルートが、スカイケーブルを利用したコースです。ケーブルカーの山麓駅から山頂駅はおよそ10分料金1300円で一気に標高を稼ぐことができます。

①山頂駅で下車したところから妙高山の登山が始まります。まずはじめに目指すポイントが大谷ヒュッテ!ここまでの所要時間は1時間15分ほどで、ヒュッテにはトイレや水場の施設が整っており、休憩するのにも最適の場所となっています。ヒュッテまでのルートはブナ林に覆われ、夏は緑に囲まれた登山、秋には紅葉に囲まれた登山を楽しむことができます。
②次に目指すポイントが天狗堂!ここまでは約30分で到着します。燕温泉から登山を行うルートとの合流地点となっていますので、分岐を間違えないようにしましょう。

③【難易度3】駐車場完備!妙高山笹峰バス停登山コース

妙高山笹峰バス停から登山を行うルートは一番距離が長く、初心者にはおすすめできません。
バス停にはトイレの設備があり、30台ほどの駐車場があります。

①登山口から少し歩くと登山届けを提出するポストがあるため、必ず登山届けを提出してから登山を行う用意しましょう。
②20分ほど歩くと分岐が現れますので、直進し道に迷わないようにしましょう。
③しばらくブナ林を歩くこと45分!黒沢橋が現れ、水場が設置されています。綺麗なブナ林を満喫しましょう。
④その先富士見平分岐まで十二曲がりと呼ばれる急勾配のくねった道が続きますが、富士見平では綺麗な富士を見ることができるので頑張って前に進みましょう。
⑥次のポイントが長助池分岐!ここまでの所要時間は約1時間!急な登りが続くため足元が滑りやすくなります。スリップしないように気をつけて歩きましょう。7月下旬までは雪渓があります。

④【難易度3】駐車場完備!妙高山笹峰バス停登山コース

高谷池ヒュッテが現れるまで約50分!ヒュッテではテントを張ることのできるテント場、宿泊可能な山小屋があり、火打山と妙高山との分岐点となります。

①ヒュッテには水場も設置されていますので、水の補充を行うと良いでしょう。テント場は約30のテントを張ることができ、宿泊できるロッジは完全予約制となっています。
②この先約50分で黒沢ヒュッテ、テント15張り可能となっています。水場の設置もされています。
③次のポイントが長助池分岐!ここまでの所要時間は約1時間!急な登りが続くため足元が滑りやすくなります。スリップしないように気をつけて歩きましょう。7月下旬までは雪渓があります。
④その先1時間30分で妙高山山頂に到着します。

妙高山・火打山の縦走

妙高山から火打山まで縦走路があり、縦走を楽しむ事が出来ます。妙高山は荒々しい岩山とすると、火打山は優しい雰囲気の山となっています。


縦走する時期は

妙高山、火打山は日本海側に面し、豪雪地帯としても有名なため、遅い時期まで雪が残る事があります。2つの山を縦走するのだあれば、7月中旬から10月中旬頃の雪溶けて登山のベストシーズンを迎える頃がおすすめです。

妙高山から火打山の縦走路は

妙高山から火打山へと縦走する際のコースはどの様になっているでしょうか、気になるところですね。コースについて紹介しておきましょう。

縦走路にはいくつかの湿原が点在しており、山登りというより、トレッキング感覚で静かな森の中を歩くイメージを持つと良いでしょう。つまり、初心者でも、気持ちよく縦走する事が出来ると言うことです。

妙高山から火打山縦走にかかる時間は

妙高山から火打山目指して縦走する場合の所用時間は妙高山山頂から4時間40分ほどになります。登り下りを繰り返しながら進みます山麓駅登山口から登山を始まるのがおすすめで、途中の高谷池ヒュッテで一泊する事をおすすめします。

なお、ヒュッテは完全予約制となっているため事前に必ず予約を行う様にしましょう。

まとめ

妙高山、火打山縦走登山を紹介してきました。夏から秋にかけて美しい景色を見ながら歩くことのできる山ですので、山で迷ったりしない様に、しっかりした服装で地図などの装備を準備して楽しい登山を行ってください。

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