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夏の寄せ植えにおすすめの植物10選!ハイセンスで、素敵な組み合わせ例もご紹介!

いくつかの種類の植物をひとつのプランターで楽しむ寄せ植え。花の組み合わせやレイアウトによって作る人によってさまざまな寄せ植えがあって楽しいですね。夏のガーデニング、暑さに強く花壇や寄せ植えに向いている花をご紹介!初心者でも扱いやすい人気の夏の花10選です。
更新: 2022年5月25日
佐藤3
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初心者向け夏の寄せ植えの花は

初心者向けおすすめの夏の花・植物

夏だからといって、他の季節と比べて特別花のお世話が難しいということはありません。初心者でも、しっかり花のお手入れの基本を守っていれば、あとは花の選び方ひとつで素敵な花壇や寄せ植えで、ガーデニングを楽しむことができます。ガーデニング初心者の方のための、夏の花壇におすすめの植物や花、寄せ植えの組み合わせ方やレイアウトのコツをレクチャーいたします。

夏の花壇を彩る花々

人気の夏の花の特徴は

夏は人も暑くて体力が落ちる季節。花や植物にとっても同じです。特に、植物にとっては大切な栄養の素である水が枯れて、しおれがちになってしまうことも。また、日本のじめじめとした梅雨~夏は、植物にとっては病気の原因となるカビなどの菌の繁殖を増長してしまいます。夏のガーデニングは「病気に強い花」、「乾きに強い花」などが人気になります。また、夏らしいあざやかな色合いの花や、花の時期が長い植物も、夏の花壇に植える花として人気があります。

初心者におすすめの夏の花

初心者におすすめの夏のガーデニング向けの植物をご紹介します。ひとつめは、品種も多く色や花の大きさ、咲く時期までもが自由に選べるコスモス。秋の花というイメージを持っている人も多いですが、夏から秋まで長い開花時期が魅力です。こちらも同じく、花の時期が長くたっぷり楽しめるバーベナも初心者向けといえるでしょう。この他、気温があえば1年中しょっちゅう咲いているイメージのゼラニウムは、夏のガーデニング初心者にはおすすめの植物です。もちろん、これらの花々を組み合わせて、プランターで寄せ植えを作っても良いですよ。

花壇に植えるならこんな花・植物

初心者のガーデニングには、特に夏の暑さに強い花がおすすめです。花壇は地表が乾いても、植物がしっかり根をはっていれば水やりもそんなに神経質になる必要はありません。もし、花がしおれているようなら、涼しくなった夕方にも水やりをすればよいでしょう。夏の花壇におすすめの花は、グランドカバーになるようなガザニアがあります。花色も夏らしい情熱的なオレンジ色で素敵です。このほか、地植えに向いているアガパンサスなども、花壇の花としておすすめの植物です。この花々は夏の寄せ植えに使えないということはありませんが、プランターなどに植えるよりも、地植えにした方が活き活きと美しい植物ですので、ぜひ花壇で楽しんでみてください。

夏の寄せ植え向けな花・植物①

ベゴニア

ベゴニアは夏のガーデニング花の代表格。とても種類が豊富なので、ベゴニア好きな人はベゴニアだけを組み合わせた寄せ植えを作ったりもします。同じ種類の植物を組み合わせることで、お世話も楽になりますので、初心者の夏の寄せ植えにはもってこいの花ですね。

ピコティ クリスパイエローレッド

出典:Amazon

暑さに強い植物

ベゴニアは1年中花をつける植物ですが、夏の暑さに強く、寒さには少し弱いので夏の寄せ植えに向いている花です。

代表的なベゴニア

球根タイプの八重咲き品種は、パッと見バラのようにも見えて、とても豪華なお花です。開花時期も夏から秋と、夏の寄せ植えにレイアウトしてあげましょう。球根タイプですのでお世話も楽ですし、初心者の方が夏の寄せ植えを作るのであれば、この八重咲き品種の球根タイプのベゴニアを選ぶとよいでしょう。

夏の寄せ植え向けな花・植物②

センニチコウ

センニチコウは漢字で書くと「千日紅」。非常に開花時期が長いことから、この名前がつけられました。ドライフラワーになりやすいので、よくドライフラワーとして売られている花束の中に見かける花です。

代表的なセンニチコウ

千日紅の花の形は、みなさんよくご存知のクローバーの花に似ています。スッと茎を伸ばした先に丸い花をつけます。花のすぐ下に葉が付くのも特徴的です。どの品種にするかはお好みなのですが、初心者が扱いやすい、人気の品種として「バディー」シリーズがあります。これは矮性種で背丈が30センチくらい。花色は赤、ピンク、白とありますので、プランターの他の植物に合わせて色を選ぶことも可能です。

夏の寄せ植え向けな花・植物③


ペチュニア

ペチュニアも夏の花壇やプランターでよく見かける花です。夏らしい鮮やかな花色が特徴的。暑さに強い花です。花のサイズも大きめで、1株植えておくだけで次々と花をつけて、1シーズンであっというのにプランターが花でいっぱいになるので経済的にもコスパの良い花ですよ。

代表的なペチュニア

ペチュニアもベゴニア同様、とても種類が多い植物です。そんなたくさんの種類のあるペチュニアの中でやはり、プランターに植えてとても見栄えがするのが八重咲き品種。いくつかの花色やしだれ咲きや八重咲きなどをまぜて寄せ植えにすれば、ペチュニアだけで豪華な夏の寄せ植えが作れます。

夏の寄せ植え向けな花・植物④

ブルーサルビア

青系の花が少ない夏の花。ブルーサルビアはそんな夏の花壇やプランターにさわやかなブルーを添えてくれるありがたい植物です。ブルーセージという別名からもわかるとおり、ハーブの仲間ですから、非常に丈夫です。暑さと乾燥に強く、スッと上に伸びるように咲きますので、寄せ植えのよいアクセントになります。寄せ植えのレイアウトが楽しくなる花です。

サルビア ファリナセア ビクトリアブルー

出典:Amazon

代表的なブルーサルビア

ブルーサルビアの代表的な品種として「オフィシナリス」という花があります。これはコモンセージとも呼ばれるもの。花色も青のほか白やピンクもありますので、寄せ植えにも重宝するでしょう。花が終わったら、切り戻しをすることで秋まで長く花が咲きつづけるので、秋の寄せ植えにも流用できるでしょう。

夏の寄せ植え向けな花・植物⑤

マリーゴールド

マリーゴールドといえば、コンパニオンプランツとして春から夏になると非常に多くの苗が出回る品種です。オレンジ色の花色が特徴的。ベゴニアと組み合わせて寄せ植えにしている人をよく見かけます。開花時期が被ることが、この組み合わせの理由となるでしょう。丈夫な花ですが、ただひとつ気をつける点は、マリーゴールドは湿気が嫌いということ。湿気を好むインパチェンスと組み合わせるのは難しいでしょう。

サカタのタネ マリーゴールド ボナンザ ミックス

出典:Amazon

代表的なマリーゴールド

マリーゴールドもコンパニオンプランツとしてだけ植えられるものから、花に綺麗な線が入っているものまで、同じオレンジの花でも花の大きさや艶やかさが変わってきます。大きく分けてフレンチとアフリカンの2種類に分けられます。同じようにポンポン咲きに咲くのですが、フレンチよりもアフリカン種の方がよりみっちりとした球体にフリルがかっています。

夏の寄せ植え向けな花・植物⑥

インパチェンス

インパチェンスも濃いピンクや赤といったあでやかな花色で、夏の花壇を彩る花です。インパチェンスは他の植物とは少しちがって、日陰や湿気のある場所を好むという性質を持っています。日陰に置くプランターの寄せ植えに使うとよいでしょう。ただし、一度植えると植え替えができないので、植える場所は厳選して。植え替えができないという点だけ、注意が必要になります。

代表的なインパチェンス

インパチェンスの中で、よく見かける標準的なものは一重咲きであでやかな花色をしています。しかし、近年人気があるのが、八重咲でバラのように咲く花色も抑えて色味の「カリフォルニアローズ」という品種です。

夏の寄せ植え向けな花・植物⑦


デュランタ

デュランタは藤色や白などの花色で、藤の花のようにしだれて咲く花姿が特徴的な植物です。基本的には紫がかった藤色の花が多いですが、中にはブルーに近いような濃い青色の花をつけるものもあります。こちらは低木の花なので、寄せ植えにするときは、あまり上に伸ばさないよう剪定してあげる必要があります。お手入れをしっかりすれば秋になっても花をつけます。

代表的なデュランタ

デュランタは観葉植物として葉を楽しむ品種もありますので、花をつけていない苗を買う時は注意が必要です。夏の寄せ植えに花が欲しいという場合は、白い花が咲く「アルバ」、斑入りの葉も美しい「ブルーリボン」など花を楽しむ品種がおすすめです。剪定により背の高さを調整できるので、ガーデニングや寄せ植えのレイアウトに幅をもたせてくれる植物です。

夏の寄せ植え向けな花・植物⑧

ペンタス

ペンタスは低木の花となります。他の植物よりも少し背が高めですので、株元に背の低い花をあしらうと、ひな壇のように立体的な寄せ植えを作ることができるでしょう。花は星型のかわいらしい花が寄り集まって咲きます。乾燥に強いので、暑さによる乾燥が気になる夏の寄せ植えにも向いている花です。

ペンタス グラフィティホワイト

出典:Amazon

代表的なペンタス

ペンタスの花色は、ピンク系がメイン。代表的なペンタスといえばやはりピンク色を選べば、同じピンクでも濃い色合いのものや白にピンクの縁取りのあるものなど、いろいろと楽しめます。この他、花色には白や赤もあります。人気が高いのが矮性品種のグラフィティー・レッドやペンタスの中では珍しいオーシャンブルーという品種です。

夏の寄せ植え向けな花・植物⑨

アメリカンブルー

夏の花は情熱的な濃いピンクや赤、オレンジ色や黄色などが多いですね。意外と夏は青い花が少なく、アメリカンブルーやブルーサルビアは貴重な涼し気な色合いを加えてくれる植物となるでしょう。地面を這うように伸びていくので、ハンギングの寄せ植えに向いています。日当たりが悪いと花をつけなくなってしまうので、アメリカンブルーを加えた寄せ植えのプランターは、置き場所には注意しましょう。

代表的なアメリカンブルー

アメリカンブルーの一般的に流通している品種は「ブルーコーラル」という品種です。こちらは、花色は少し薄めで、暑さにも乾燥にも強い、初心者にも育てやすい花となっています。この他、もう少し花色が濃くて、花の大きさが小さめの「ブルーフランス」。逆に少し紫がかったブルーをしているのが「ブルーデイズ」という品種です。こちらもこんもりと成長するので寄せ植えに向いていますよ。

夏の寄せ植え向けな花・植物⑩

ニチニチソウ

ニチニチソウはちょっと変わった花。ひとつの花の寿命は1日かせいぜい2日。これが日々草という名前の由来です。しかし、それを補って余りあるくらい、次々と新しい花をつける、育てていて楽しい花です。花姿は一重で花びらの数も少なく、とてもシンプルな様子をしています。夏らしいカラフルな花色のものが多いです。暑さと乾燥に強い花です。

日々草 エクエイターミックス

出典:Amazon
出典:楽天

代表的なニチニチソウ

夏の寄せ植えやプランターに植えられる代表的な品種として矮性の真っ赤なニチニチソウ「パシフィカ」があります。ひとつひとつの花も大きく、とっても見栄えのする品種です。このほか、白の中心にピンクの点がひとつポツンと入っている「メディタレニアン」も、夏の寄せ植えに人気の品種です。

おすすめの組み合わせ方・レイアウト


同じ種類の花の組み合わせ

夏の植物は、暑さに強いのは共通していても、乾燥を好むものと湿気を好むものの両極端なものが存在します。複数の種類を組み合わせるときは、このあたりに注意が必要になります。難しくてわからないという初心者さんなら、同じ種類の花の品種違い、色違いなどで寄せ植えを作るとお世話での失敗がなくなります。

高低差を意識したレイアウト

しだれて咲くデュランタ。スッと1本の茎に小さな花をたくさんつけて咲くブルーサルビアなど、背の高い花を後ろに、その株元に矮性や地面を這うように伸びていく花をあしらうという高さをつけたレイアウトにも挑戦してみてはいかがでしょうか。どんどん増えて、こんもりと茂るような植物を株元に植えるときは、はじめはスカスカくらいのレイアウトがちょうど良いです。

メインの花・わき役があるレイアウト

こぼれるくらい、たくさんの花をつける寄せ植えも良いですが、目立つ花の周りを小さな花で囲むメインと引き立て役を作ってあげると、寄せ植えに締まりが出来てきます。その場合、中央に配置せず、植物に高低をつけて直角三角形になるように配置してあげると、さらに上級者な寄せ植えづくりができます。

夏の寄せ植え秋になったらどうする?

新しく秋の寄せ植えを作る

寄せ植えで困るのが、花の時期が一緒でも長く咲き続ける花もあれば、すぐに花が終わってしまう株もあるということ。一部の花が終わってしまった寄せ植えは、どうするのか。一番簡単なのは、もうその寄せ植えの株はすべて破棄してしまって、新しく秋の寄せ植えを作る方法です。

終わった花だけを植え替える

ひとつふたつの株が終わったからと、全部作り直すのは花がかわいそう。もったいないという人は、終わった花を抜いて新しい苗を植え付けて作り直す方法もあります。このとき、中で根が絡んでうまく終わった株を抜けないときもあります。後で終わった株を入れ替えたい場合は、ポットのままプランターに植え付けていれば、根が絡んで他の株を傷つけてしまうことはなくなります。

まとめ

夏の暑さに映える寄せ植えを作ろう

いかがでしたでしょうか。夏におすすめの花壇の花。夏の寄せ植えに向いている花10選をご紹介してきました。プランターでたくさんの種類の植物を一緒に育てる寄せ植え。組み合わせやレイアウトを考える時間も楽しいものです。暑さに強い、夏の花を選んであなたらしい夏の寄せ植えを作ってくださいね。

ガーデニングが気になる人はこちらをチェック

夏の寄せ植えが終わってからも楽しめる、秋以降のガーデニングのコツ、植物についての記事もあります。夏だけでなく、秋の寄せ植えも作りたいという人は、こちらの記事もぜひチェックしてみてくださいね。