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東北地方の名湯&秘湯が堪能できるおすすめ温泉地12選!一度は行くべき!

東北地方は温泉の宝庫といえるほどたくさんの温泉地があります。誰もが知っている有名温泉地や穴場の秘湯など種類は豊富です。本記事では、東北地方のおすすめの温泉地をその魅力とともにご紹介します。今回おすすめするのは全部で12ヶ所の温泉地です。どうぞご覧ください。
2020年8月27日
iiyudana
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東北地方は名湯や秘湯が盛りだくさん!

名湯や秘湯を訪れてみるのも旅の大きな魅力のひとつです。たかがお風呂ですが、素敵な温泉に出会えた時の感動はいつまでも心に残ります。そんな感動的な温泉を楽しめる温泉地が東北地方にはたくさんあるのです。今回は「来てよかった」と必ず感動できる、東北地方の名湯や秘湯の魅力に迫ってみましょう。

東北地方の名湯&秘湯おすすめ温泉地をご紹介!

では、東北地方のおすすめの温泉地をご紹介していきましょう。今回の記事では、東北地方全体から選りすぐりの温泉地を12ヶ所に絞ってピックアップします。有名な温泉地から穴場の秘湯まで、すぐに出かけたくなる温泉地ばかりです。どうぞご覧ください(記載の情報は2018年8月18日のものです)。

東北地方の名湯&秘湯おすすめ温泉地①

酸ヶ湯温泉

青森県にある有名温泉地で、市街地から遠く冬季には建物が埋まるほどの大雪が降ることでも有名です。一度は入浴してみたい秘湯ともいわれ、温泉好きには人気の温泉地となっています。旅館が1軒営業しており、温泉目当てに多くの観光客がやってきています。江戸時代には地元の人々の湯治場として利用されていましたが、旅館が整備され現在では宿泊や食事も楽しめるようになっています。

この温泉地のおすすめポイントといえば?

酸ヶ湯温泉といえば、何といっても有名なのが大浴場の「千人風呂」でしょう。浴室の広さが160畳と大変広く、そこに趣の異なった、そして泉質も異なったいくつもの湯舟が並んでいます。総ヒバづくりのお風呂は鄙びた雰囲気が漂い、秘湯ムードが感じられて大人気です。混浴ですが女性専用時間も決められていますので、ぜひ男女問わず青森県の秘湯を楽しんでみてください。

有名温泉地の詳細はこちら!

【住所】青森県青森市荒川字南荒川山国有林小字酸湯沢50
【TEL】017-738-6400
【日帰り入浴】600円/1人
【周辺の名所】八甲田山,城ヶ倉大橋など
【アクセス】東北自動車道「青森中央IC」より40分

東北地方の名湯&秘湯おすすめ温泉地②

川原毛大湯滝

秋田県にある秘湯で、天然の無料野天風呂が楽しめる人気の温泉地です。自然の川がそのまま温泉になっているというワイルドなもので、特に滝つぼになっている部分には広々した水たまりができているので、数人で入浴しても余裕があります。泉質が「酸性泉」で目に染みるため、風向きなどに注意しながら入浴するのがコツです。悪天候時には入浴できませんので、気象情報を確認して出かけましょう。

この温泉地のおすすめポイントといえば?

滝にアクセスするには、市街地から山道をひたすら走り、観光客用の駐車場に車をとめてから山道を15分ほど歩きます。小さな掘っ立て小屋がありそこで水着に着替えて入浴するのですが、小屋には荷物置き場などほとんど何もないため、貴重品などは持ち込まないのが得策です。また、泉温の関係で入浴できるのは夏場のみになることも覚えておきましょう。秘境にある穴場の秘湯を一度お試しください。

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【住所】秋田県湯沢市高松字高松沢
【TEL】0183-55-8180
【日帰り入浴】無料
【周辺の名所】川原毛地獄,泥湯温泉など
【アクセス】湯沢横手道路「須川IC」より45分

東北地方の名湯&秘湯おすすめ温泉地③

肘折温泉 肘折いでゆ館

山形県の名湯で、湯治目的で訪れる人々が多いのが特徴です。温泉街は鄙びた雰囲気が漂い、昔ながらの湯治場の香りがします。自炊宿も多くあり、長期滞在をして病や疲れを癒すのに向いています。市街地からかなり離れているため秘湯ムードもあり、冬場は豪雪で温泉街は雪で囲まれてしまいます。ただ、積雪の量で宿泊料が割引となるなどユニークな企画も人気です。泉質は塩分の多い「塩化物-炭酸水素塩泉」です。

この温泉地のおすすめポイントといえば?

肘折温泉といえば、朝5時ごろから開かれる朝市が湯治客に大人気です。特に春には取れたての山菜などが並び、市街地ではあまり手に入らないものもあります。湯治の際のおかずの材料調達にも一役買っており、お土産としても重宝します。名湯を日帰りで楽しむなら「肘折いでゆ館」がおすすめです。400円という安い入浴料で、入浴法などのアドバイスも受けられてお得です。

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【住所】山形県最上郡大蔵村肘折温泉
【TEL】0233-34-6106
【日帰り温泉】大人(中学生以上)400円,子供(小学生)200円,幼児無料
【周辺の名所】四ヶ村の棚田,石抱温泉など
【アクセス】山形自動車道「西川IC」より1時間15分

東北地方の名湯&秘湯おすすめ温泉地④

須川温泉 栗駒山荘

岩手県の有名温泉地で、名峰「栗駒山」登山を楽しむ多くのハイカーでいつもに賑わっています。市街地から遠くアクセスが良くないため、温泉目的で訪れるなら穴場の温泉地といっていいでしょう。須川温泉には2軒の旅館のみが営業しており、毎分6000リットルという大変豊富な湧出量の温泉を源泉かけ流しで使用しています。泉質は白濁した強酸性の「明礬緑礬泉(みょうばんりょくばんせん)」となっています。

この温泉地のおすすめポイントとは?

栗駒山荘といえば、絶景を楽しめる大きな露天風呂が有名です。横に長い長方形をしており、たくさんの人数でいっぺんに入浴できます。標高1100mにある露天風呂からは、須川高原の素晴らしい雄大な景色が一望でき、天気に恵まれれば鳥海山なども見ることができます。静かに温泉に浸かっていると、時のたつのも忘れてしまうほど快適です。宿泊でも日帰りでも楽しめる秋田県の穴場の温泉地です。

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【住所】秋田県雄勝郡東成瀬村椿川字仁郷山国有林
【TEL】0182-47-5111
【日帰り温泉】大人700円,子供350円
【アクセス】東北自動車道「一関IC」より1時間20分

東北地方の名湯&秘湯おすすめ温泉地⑤

乳頭温泉郷 鶴の湯

秋田県にある有名温泉地で、七つの温泉地を合わせて乳頭温泉郷と呼んでいます。それぞれの温泉地は一軒宿で、鄙びた雰囲気のこじんまりとした旅館がほとんどです。その温泉郷中で最も大規模で有名なのが「鶴の湯」です。鶴の湯の歴史は温泉郷の中では一番古く、江戸時代にまでさかのぼります。秘湯ですが駐車場も整備されていて観光慣れしている温泉地となっています。

この温泉地のおすすめポイントといえば?

鶴の湯といえば、何といっても大きな野趣あふれる露天風呂が有名ですね。数十人がいっぺんに入浴できる広さを誇り、美人の湯と名高い「含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉」をドバドバとかけ流しで使用しています。混浴ではありますが、広いので他の人と離れていれば比較的入浴しやすい湯舟です。このほかにも、3種類の泉質の異なる源泉をいろいろな内湯で楽しむこともできます。

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【住所】秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林50
【TEL】0187-46-2139
【日帰り温泉】600円/1人
【周辺の名所】田沢湖,山のはちみつ屋など
【アクセス】東北自動車道「盛岡IC」より1時間

東北地方の名湯&秘湯おすすめ温泉地⑥

東鳴子温泉 高友旅館

宮城県にある温泉地で、5つの温泉地を有する鳴子温泉郷のひとつです。鄙びた旅館が多い温泉地ですが、数種類の泉質の温泉をひとつの旅館で楽しめるところもあり、温泉そのものを楽しみたい温泉マニアの間でも、知名度の高い有名な旅館がたくさんあります。宿泊代や日帰り入浴料金が安い宿も多くあり、温泉巡りを楽しむにはもってこいの温泉地です。
 

この温泉地のおすすめポイントといえば?

ご紹介する「高友旅館」も、数種類の泉質の温泉を堪能できる宿のひとつで、鳴子温泉郷では唯一の「天然ラジウム泉」を楽しめます。黒湯といわれる温泉で、入浴すると体の火照り感が強く湯冷めなどは無縁です。全部で4種類の温泉を7つの湯舟で体験できます。これだけ充実したお風呂を500円という安い入浴料で楽しめるのは嬉しいですね。人気の名湯をぜひ一度体験してみましょう。

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【住所】宮城県大崎市鳴子温泉字鷲ノ巣33-1
【TEL】0229-83-4488
【日帰り温泉】大人500円,子供300円
【周辺の名所】鳴子峡,あ・ら・伊達な道の駅など
【アクセス】東北自動車道「古川IC」より35分

東北地方の名湯&秘湯おすすめ温泉地⑦

早戸温泉 つるの湯

福島県にある温泉地で、高速道路や市街地から遠いため穴場の温泉地となっています。1軒の旅館と、自炊施設を備えた宿泊棟と日帰り温泉施設を所有する「つるの湯」があるだけの小さな温泉地で、わかりずらい場所にあるため多くの観光客は通り過ぎてしまっています。しかし、穴場といっても温泉のクオリティは高く、飲泉所も設けられていてさまざまな病に効能が期待できます。泉質は「ナトリウム-塩化物泉」です。

この温泉地のおすすめポイントといえば?


つるの湯の温泉は飲みすぎはよくないものの、高品質な温泉を飲むことで温泉の効能を効果的に受けることが可能です。また資格を持った温泉アドバイザーがおり、入浴に関する相談に応じてもらえるのもいいですね。露天風呂は目の前に只見川が流れており、景色もまたこの温泉の価値を高めています。自炊して宿泊するのも、日帰り温泉を楽しむのも最適な穴場の温泉地としておすすめします。

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【住所】福島県大沼郡三島町大字早戸字湯ノ平888
【TEL】0241-52-3324
【日帰り温泉】大人500円,子供300円
【周辺の名所】道の駅尾瀬街道みしま宿,三島町生活工芸館など
【アクセス】磐越自動車道「会津坂下IC」より25分

東北地方の名湯&秘湯おすすめ温泉地⑧

蔵王温泉 最上高湯 善七乃湯

山形県にある有名温泉地で、数々の大型ホテルや旅館、日帰り温泉施設などが温泉街に建ち並ぶ温泉リゾート地です。乳白色の硫化水素臭香る温泉が人気で、強い酸性を示す泉質は効能も温泉気分も最高です。周辺には観光名所も多くあるため、旅行のベースとしても都合のよい場所に位置しています。白濁した極上の温泉に浸かれば、日頃の疲れやストレスなどどこかに飛んで行ってしまいます。

この温泉地のおすすめポイントといえば?

蔵王温泉といえば、日帰りで温泉を楽しめる「蔵王大露天風呂」が有名ですが、今回はホテルのお風呂をご紹介しましょう。善七乃湯はペットと宿泊できる宿として有名ですが、このホテルのお風呂がなかなか素敵です。特に冬の露天風呂が最高で、雪がひらひらと舞い散る中で入浴する雪見風呂は、「来てよかった」と誰もが感じる温泉です。日帰り入浴料が500円と安いのも大きな魅力です。

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【住所】山形県山形市蔵王温泉825
【TEL】023-694-9422
【日帰り温泉】500円/1人
【周辺の名所】蔵王お釜,蔵王温泉スキー場など
【アクセス】山形自動車道「山形蔵王IC」より30分

東北地方の名湯&秘湯おすすめ温泉地⑨

大塩温泉 共同浴場

福島県にある温泉地で、穴場の温泉地としてぜひおすすめします。知る人ぞ知る温泉地で、旅館と民宿、共同浴場で成り立っています。大塩温泉のある金山町には、炭酸水が湧き出す井戸があって観光名所になっています。大塩温泉からそれほど離れていない場所にあり、名所を訪れる観光客に大塩温泉の宣伝看板を立ててアピールしています。炭酸泉のお風呂に入浴できるという共同浴場のお知らせです。

この温泉地のおすすめポイントといえば?

大塩温泉共同浴場は3年ほど前にリニューアルしたため、とてもきれいで新しい施設となっています。300円という安い協力金を支払えば誰でも温泉を利用できます。5人ほどが入浴できる内湯と、2人でいっぱいの露天風呂に、薄濁りの温泉が注がれています。大量の二酸化炭素と塩分を含んでいるため、ぬるめでも体がよく温まります。目の前には只見川が流れて景色は最高です。あまり教えたくない穴場の名湯です。

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【住所】福島県大沼郡金山町大字大塩字休場3103-1
【TEL】0241-42-7211
【日帰り温泉】協力金300円
【周辺の名所】炭酸水井戸,沼沢湖など
【アクセス】磐越自動車道「会津坂下IC」より55分

東北地方の名湯&秘湯おすすめ温泉地⑩

駒の湯温泉

宮城県にある温泉地で、2008年に起きた「岩手・宮城内陸地震」によって宿がなくなってしまったものの、日帰り温泉施設として再び営業を始めた温泉地です。温泉地としての歴史は400年余りと古く、一軒宿として多くの人々に愛されてきました。地震によって源泉まで土砂に埋まってしまった駒の湯ですが、別の場所から温泉が湧き出したのをきっかけに再び営業を始めました。市街地からも離れた穴場の温泉地です。

この温泉地のおすすめポイントといえば?

栗駒山の中腹にあるため、高速道路を降りてから山道をひたすら上っていくことになります。温泉に近づくにつれて秘湯ムードが漂ってきます。お風呂は内湯がひとつで、木製の小さめの湯舟に硫化水素臭のする「含硫黄-カルシウム-硫酸塩泉」がかけ流しになっています。清掃を少しでも怠ると湯の花でいっぱいになってしまうほど良質の温泉です。穴場の秘湯にぜひ一度訪問してみましょう。

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【住所】宮城県栗原市栗駒沼倉耕英東88
【TEL】090-8781-9685
【日帰り温泉】大人(中学生以上)500円,子供(小学生)300円,幼児(3歳~小学生未満)100円
【周辺の名所】ハイルザーム栗駒,世界谷地原生花園など
【アクセス】東北自動車道「若柳神成IC」より50分

東北地方の名湯&秘湯おすすめ温泉地⑪


大湯温泉 阿部旅館

秋田県にある温泉地で、市街地から離れた場所にあり1軒の旅館のみが営業しています。温泉マニアにはよく知られた温泉地で、秘湯ともいえる環境にありながら多くの観光客がお風呂目当てに訪れます。旅館の建物は比較的新しいのですが、湯治湯の鄙びた感じは残されており、ここに来るとなぜか落ち着いたゆったりした気分になってきます。泉質は「単純硫黄泉」で、無色透明な少々熱めの温泉です。

この温泉地のおすすめポイントといえば?

阿部旅館の魅力といえば、何といっても数種類ある渓流風呂でしょう。旅館の目の前を川が流れており、その川のすぐわきで露天風呂に入浴できます。また、もっとワイルドなのが「天然川風呂」で、川底から湧き出している温泉を堰き止めて自然のままの川風呂を楽しめます。夏限定のお風呂ですが、流れる川の中で言葉ではいいがたいほどの爽快感を得られます。ぜひ入浴したい温泉地のひとつです。

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【住所】秋田県湯沢市皆瀬小安奥国有林34
【TEL】0183-47-5102
【日帰り温泉】大人500円,子供200円
【周辺の名所】小安峡大噴湯,三途川渓谷など
【アクセス】秋田自動車道「湯沢IC」より50分

東北地方の名湯&秘湯おすすめ温泉地⑫

黄金崎不老不死温泉

青森県にある温泉地で、温泉通でなくとも名前だけは聞いたことがあるという方もいるでしょう。新鮮な海の幸と素敵な温泉を楽しめるホテルが営業しており、一度は乗ってみたい鉄道といわれる「五能線」の駅からもアクセスできるため人気の高い温泉地になっています。泉質は黄土色に濁った「ナトリウム-塩化物泉」で、鉄分が豊富で舐めると塩辛い味がします。

この温泉地のおすすめポイントといえば?

不老不死温泉といえば、何といっても海辺にある混浴露天風呂でしょう。ひょうたんの形をした湯舟で、周辺には岩場の海岸が見えて大変景色がよいお風呂です。日本海といえば夕日ですが、この露天風呂からもその素晴らしい絶景を眺めることができます。残念ながら日帰り温泉は午後4時までとなっていますので、夕日を見るなら宿泊することをおすすめします。景色も泉質も最高なおすすめの温泉地です。

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【住所】青森県西津軽郡深浦町大字舮作字下清滝15
【TEL】0173-74-3500
【日帰り温泉】大人600円,子供300円
【周辺の名所】黄金崎,風車の丘白神展望台など
【アクセス】秋田自動車道「能代南IC」より1時間30分

東北地方で湯巡りを楽しもう!

ここまで、東北地方のおすすめの温泉地をご紹介しましたがいかがでしたか?名湯から秘湯までたくさんの温泉地がある東北地方は温泉巡りを楽しむにはぴったりです。ぜひ本記事を参考にして、思い出に残る温泉旅行を楽しんでみてください。

東北地方の名湯&秘湯おすすめ温泉地が気になる方はこちらもチェック!

こちらの記事にもたくさんの名湯や秘湯の情報が目白押しです。岩手県と山形県と福島県の情報をどうぞ。