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配線隠しのアイデア術11選!部屋の配線の隠し方やスッキリ見せる方法を解説!

配線の隠し方しだいでお部屋をすっきりさせられます。テレビやパソコンなどからコンセントにかけて、コードが出ていると見た目が悪いものです。延長コードを使っている場合はなおさらでしょう。配線はDIYにより隠したり整理したりすることが可能です。アイデア術を解説します。
更新: 2023年12月21日
gauyorim
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配線は見た目が悪い

配線は生活感が出てしまう

誰もがお部屋をおしゃれにしたいはずです。好みのテイストになるようインテリアにこだわっている人も多いことでしょう。素敵な家具をそろえたり小物をディスプレイしたりして、理想のお部屋に近づけていきます。

その作業が終わってもいまいちすっきりしないという場合は、配線が見えてしまっていることが多いです。せっかく頑張ってお部屋作りをしても、配線が見えることで生活感や乱雑さが加わってしまい台無しになります。

ないと困る配線

配線はお部屋の景観を損なうものですが、ないと困ります。テレビやパソコンといった家電は電気を使うので、コンセントから電気を得るために配線は必要なのです。

お部屋のレイアウトによっては、テレビやパソコンとコンセントの距離が遠く離れてしまう場合もあります。延長コードで接続できますが、配線が長くなるので目に付きやすかったり絡まったりしがちです。

なるべくなら延長コードは使いたくないものの、仕方ありません。

配線の種類はたくさんある

今はワイヤレスの家電が増えてきたものの、テレビやパソコンなど配線を必要とするものはまだまだ多くあります。

配線はコンセントから電気を得るためのコード以外にもたくさんの種類が存在し、気がつくとお部屋の中は配線だらけになっているパターンが多いものです。

電話線やLANケーブル、USBケーブル、延長コードなど、さまざまな配線にあふれています。家電を利用して快適な生活を送るなら、それらの配線はなくせません。

配線はいろいろと邪魔になる

配線のデメリットはお部屋の見栄えを悪くするだけではありません。テレビやパソコンからコンセントにかけて、コードが床にあると邪魔になります。延長コードだとなおさらです。

掃除機をかける際にはコードを持ち上げて一時的にどかす作業が加わり、毎回ストレスを感じることでしょう。配線を通している場所が通り道だと、足を引っ掛けて転倒する恐れがあります。さらにキャスターで移動する時の妨げになることが多いのは配線です。

配線を隠してすっきりさせる

配線は隠せる

配線が見えていると、お部屋に生活感が加わってしまいインテリアの見た目が悪くなると説明した通りです。でも配線はなくせません。ただ、見えなくするようにはできます。つまり配線を隠すのです。

配線を隠すことで生活感を消したおしゃれなインテリアに仕上がり、お部屋がすっきりします。テレビやパソコンなどの家電が集まるお部屋や、延長コードを使っている場合でも大丈夫です。アイデアを活かした上手な隠し方で対応できます。

配線が邪魔にならなくなる

配線を隠すとインテリアの見た目がよくなります。ですが、移動や掃除の際など邪魔になることも配線のデメリットです。お部屋の景観を改善する効果に加えて、配線の隠し方しだいによってはこれらの問題も解決できます。

見た目と実用面ともにお部屋をすっきりさせられるのです。きれいなお部屋は、そのよい状態をキープしたくなります。お部屋に適した配線の隠し方を実践すれば、片付けや掃除をこまめにおこなうようになるでしょう。

配線は簡単な隠し方で大丈夫

よいことばかりの配線隠しですが隠し方は難しそうだと思われるかもしれません。壁や床の一部を剥がして配線を埋めるなど、大変なリフォームを想像する人もいます。ところがそういった大がかりな作業をおこなわなくても、簡単な隠し方で大丈夫です。

テレビやパソコンなどの家電が集まるリビングや、延長コードを多用しているお部屋も同様となります。ちょっとした工夫をこらしアイテムを活用すれば自分で配線を隠すことが可能です。

アイデアを活かした配線の隠し方

実際にどうやって上手に配線を隠すのかは、アイデア術として後項で詳しく解説していきます。すべてアイデアを活かした隠し方で実践が簡単です。

テレビやパソコンなど家電の台数が多かったり、延長コードが特殊だったりする場合には、ひとつのアイデア術では対応しきれないこともあります。複数のアイデア術を組み合わせるか、自分なりのアレンジを加えるかなど工夫してみてください。

どんな状況でもきっと上手な隠し方ができます。

整理整頓が上手になる

配線の隠し方は、ほかの収納にも応用できる場合があります。配線を整理してきれいに隠せるようになれば、お部屋の整理も上手になるはずです。また、DIYのアイデアとして覚えておくとさまざまなDIYシーンで活かせます。

お部屋の整理を突きつめていくと収納棚や壁面収納のDIYにたどり着くものです。その際には配線隠しの知識が役に立つことでしょう。模様替えにあわせて整理方法は変わる場合もありますが、配線の隠し方も同様です。

配線隠しの注意点

配線を隠すには注意が必要

配線はただ隠せばよいというわけではありません。コンセントからコードを通って電気が流れています。漏電したり電気による熱が高温になったりすると、発火し火事につながる恐れがあるのです。

こういった危険性を認識したうえで、配線を整理して隠すDIYをおこなってください。テレビやパソコンなどの家電が多いリビングや、延長コードを多用している場合などは特に注意が必要です。隠した後も問題がないか定期的に確認しましょう。

タコ足配線のコンセントに気をつける

コーナータップやテーブルタップなどを使ってコンセントの差し込み口を増やし、タコ足配線にしている場合は危険性が高まります。コンセントで起こるショートや発火の恐れです。

パソコンやテレビといった家電は電力が小さいのであまり心配する必要はありません。ですが中には電力の大きな家電があるため、各コンセントの容量を超えないように、それぞれの消費電力を調べてからひとつのコンセントへ差し込むようにしてください。


延長コードの束ね方に気をつける

延長コードなど長い配線は束ねて整理したくなります。消費電力が小さい家電のコードなら束ねても問題はありません。ですが消費電力の大きな家電のコードは、発熱量も多いので発火の恐れが出てきます。

そういった家電のコードは束ねられないため、延長コードを使うことで邪魔になるようであれば使用はなるべく控えた方がよいでしょう。どうしても延長コードを使うなら、束ねない整理方法を考えて隠すDIYをおこなう必要があります。

コードの整理方法に気をつける

家電の電気コードを整理し隠す場合、何も考えずにおこなうと危険です。よくやりがちな危ない方法は、重い家具の下にコードを配置してしまうことでしょう。またはドア越しにコードを通し、ドアを開け閉めするたびにコードがこすれる状況です。

これらはしだいにコードが損傷していき、ショートしてしまいかねません。それとコードをクギなどで固定して整理する方法も、電気の通り道であるコードの損傷につながり危険です。

コンセントまわりのホコリに気をつける

コンセントは家電の電気プラグを差し込む場所です。ここにホコリがたまり湿気などの水分が加わると、トラッキングという現象が起きて発火する場合があります。コンセントまわりはホコリがたまりやすい場所のため、そのままにしていると危険です。

使わない時は電気プラグを抜いたり、電気を遮断するスイッチのついたコンセントを使ったりしましょう。加えてこまめな掃除が大切です。カバーをすると掃除がしやすくなります。

配線隠しのアイデア術①配線カバー

カバーをかぶせるだけの配線隠し

配線をきれいに整理してまとめ、配線用のカバーをかぶせるだけで、見た目をすっきりさせられます。邪魔にならないよう床のすみに沿って設置していきましょう。なお配線用のカバーは100均ショップで購入できます。

カーブもできる配線用カバー

配線用カバーは一直線だけでなくカーブもできます。また、床のほかに壁へ設置することも可能です。長いLANコードや延長コードを使っていても問題ありません。それに配線用カバーは、配線の保護効果もあります。

配線隠しのアイデア術②塩ビパイプ

塩ビパイプでかっこいい配線隠し

配管パイプである塩ビパイプは、丈夫で軽量ということもあってDIYの材料としてよく使われます。配線隠しにおいても、配線カバーと同じような感覚で活用できることでしょう。

塩ビパイプはインダストリアルな雰囲気を演出してくれるので、男前インテリアやブルックリンスタイルなど、かっこいいテイストのインテリアに最適です。

おしゃれなインテリア要素になる配線隠し

通常の配線用カバーでは、配線を隠していることがすぐに分かります。塩ビパイプであれば、おしゃれなインテリアを作っている要素のひとつとして見れるため、配線が隠されていることに気づきません。

配線を隠す用途がなく、塩ビパイプをただ飾るという使い方でもよいぐらいです。

配線隠しのアイデア術③ボックス

100均のボックスに収納するだけの配線隠し

100均ショップで販売されている紙製の収納ボックスが配線隠しに最適です。この収納ボックスは持ち手として穴が開いており、そこへ配線を通せます。フタ付きなのでホコリをよけることも可能です。

配線収納用のボックスを使う

配線を収納するための専用ボックスが販売されています。フタに配線を通す穴が開いているタイプが多いです。配線を収納して隠すこととホコリよけの目的で製造されているボックスのため、スムーズに使えることでしょう。

配線隠しのアイデア術④カゴ


通気性のよいカゴでさわやかに配線隠し

配線を収納して隠すアイテムにカゴもおすすめです。カゴは通気性がよく、配線から発せられる熱をこもらせません。そのため発火のリスクを減らせるはずです。カゴは見た目がさわやかで、そのままだとごちゃごちゃしたイメージの配線をさわやかに収納してくれます。

カゴと布で配線を完全に隠す

フタのないカゴに配線を収納すると、上から見えることに加えてホコリもたまります。カゴのフタ代わりになるのが布です。カゴと布の見た目の組み合わせもよく、ナチュラル系のインテリアによくあうことでしょう。それと布は汚れても洗濯が可能です。

配線隠しのアイデア術⑤カーテン

カーテンで配線を隠す

配線が見える場所にカーテンを設置することで完全に隠せます。配線のある場所はせまく、どのようにカーテンを取り付けるのか気になるところでしょう。カーテンレールとしてつっぱり棒を使うと、さまざまな場所でカーテンを設置できます。

小さなカーテンは100均ショップで販売されているカフェカーテンがおすすめです。

配線隠しのアイデア術⑥パネル

パネルを置くだけの配線隠し

配線の前にパネルを置くだけで、配線を見えなくできます。配線がたくさんある場合は大きなサイズのパネルを使うなど、状況にあわせてパネルを選んでください。

インテリアアイテムにもなる配線隠し

パネルは本来なら壁などに飾るインテリアアイテムです。そのため配線隠しに使っても、インテリアをおしゃれにしてくれることでしょう。

いろいろな種類があるパネル

パネルの種類はいろいろとあります。額縁に入れたポスターやファブリックパネル、ブリキの看板などです。インテリアにマッチする種類を選び、配線隠しに活用してください。

配線隠しのアイデア術⑦ワイヤーネット

テレビやパソコンの裏に取り付けられる配線隠し

テレビやパソコンは多くの配線をつないでいます。そのため裏側はコード類で乱雑になりがちです。テレビやパソコンの裏側にワイヤーネットを取り付け、そこへ配線を沿わせることですっきりできます。

ワイヤーネットとフックを組み合わせる

ワイヤーネットはフックを引っ掛けると、さまざまなものを収納できるようになります。フックにコードを吊るしたり、フック付きラックに収納したりすれば、配線を上手に整理可能です。

コードを束ねて引っ掛ける

延長コードなど長い配線は、束ねてからワイヤーネットへ引っ掛けましょう。きれいに整理することで、たくさんの配線を収納できます。

配線隠しのアイデア術⑧ブロック


使わなくなった物で配線隠し

子供が小さい頃に遊んでいたブロックなど、使わなくなった物を配線隠しに活用する方法もあります。

配線隠しのアイデア術⑨観葉植物

植物でさりげなく配線を隠す

配線のある場所に観葉植物を置けば、自然な配線隠しになります。目が観葉植物にいくので、特別なことはしなくても大丈夫です。

配線の乱雑さをごまかせる植物

何もない場所に配線があるとごちゃごちゃした印象を受けますが、そばに観葉植物があると乱雑さをごまかせます。

配線隠しのアイデア術⑩すのこ

すのこのディスプレイ棚で配線隠し

すのこでディスプレイ棚をDIYし、その裏に配線を通せばおしゃれに隠せます。配線を隠せるうえに、ディスプレイスペースもできるという一石二鳥の方法です。

配線隠しのアイデア術⑪絵本棚

絵本棚で配線を隠す

配線を隠す方法として多いのが家具の裏に沿わせることです。でもスペース的な問題などで普通の家具を置けない場合は、絵本棚などちょっとした小型の家具が配線隠しとして便利に使えます。配線を踏まないように注意してください。

まとめ

お部屋の景観を悪くしたり移動や掃除の邪魔になったりする配線は、アイデアしだいできれいに隠せます。ご紹介してきたアイデア術を参考にして、上手な配線隠しのDIYにチャレンジしてみてください。これだけでもお部屋がすっきりすることでしょう。

ただし電気の通り道であるコードは、整理や隠し方に注意が必要です。ショートや発火といった危険性の認識が大切になります。この点に気をつけさえすれば、配線の隠し方は簡単です。

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今回は配線の隠し方について解説しましたが、お部屋をすっきりさせるさまざまな収納DIYについてもっと詳しく知りたいという方は、下記のリンク記事を読んでみてください。