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真鯛釣りの仕掛け特集!仕掛け別に合わせるタックルや仕掛けのポイントを解説!

この記事では真鯛釣りを様々な釣り方、仕掛けを中心に解説。真鯛釣りの仕掛けは、堤防、船を合わせると、かなりの数の釣り方があります。そんな仕掛けごとに釣り方の方法、釣るのに適した時期、鮮度を保つ方法など様々な方向で真鯛釣りを楽しめるように解説していきますよ。
2020年8月27日
riockdododoto
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真鯛ってどんな魚?

真鯛の生態について触れてみよう

日常的に、我々は、真鯛という魚と触れ合う機会は多いと思います。スーパーや魚屋さんに出向けば、たいていこの魚を目の当たりにするのではないでしょうか。そんな真鯛ですが、あまり生態に関して詳しく知っている方はあまりいないかと思います。今回は、そんな真鯛の生態に少し触れようと思います。

真鯛の生態と生息地域

真鯛は、50センチから大きくても80センチぐらいだろうと思われている方が多いですが、実は最長で約120センチを超えるといわれるほどの大型魚です。口の中には犬歯もあるため、素手で触れることも推奨されておりません。そんな真鯛ですが、どんなな場所にでも生息しているように思われていますが、実はそうではなく、北海道から東シナ海の北部にかけての北西太平洋に分布しています。残念ながら、沖縄、奄美諸島には分布しないいんですね。

真鯛釣りと釣りやすい季節

真鯛釣りが活発になる季節はいつごろ?

真鯛が釣れるのは4月から11月にかけてとシーズン的には長めです。中でもメインシーズンとなるのが、春と秋の2つの季節ですね。4月から6月、つまり春から梅雨ごろにかけては、乗っ込みの季節に入り、浅瀬にも多く入り込んで来ます。秋に入ると小型、中型のサイズがパラパラ出てくるので、初心者でも狙いやすいかと思います。メインシーズンを過ぎると、釣れにくくはなりますが、思わぬ大型に巡り合うことができるかもしれません。狙って損はないでしょう。

真鯛釣りのシーズンは、釣り人にとも過ごしやすい

メインシーズンが春、秋ということで、気候的にも過ごしやすいのも真鯛釣りの魅力の1つでしょう。真夏は暑くて釣りができない、冬は寒くて車に入って待つ釣りになるなんて話もよく耳にします。とはいえ、気候が徐々に変化するシーズンでもあるので、暑さ対策、寒さ対策はしっかり準備したうえ、釣りを楽しむことが最優先です。

真鯛釣りの時間帯について

真鯛釣りに最適な時間帯とは?

真鯛釣りは、ほかの釣りと同じく、やはり朝まずめ、夕まずめを中心に狙うのが良いでしょう。まずめはもちろんですが、ほかにもポイントとなるものがあります。それが潮ですね。潮が動き出す時間帯、さらには止まる時間帯を把握しておけば、真鯛釣りでは、有利に動くことができます。真鯛は潮が動いているタイミングでは、なかなか釣れにくいのです。釣りに出向く前に、そのあたりも確認しておきたいところです。

夜間の真鯛釣りはどうなのか?

正直、あまりされる方がいないというだけで、まったく釣れないなんてことはありませんが、釣りのしづらさや、外道(アナゴやゴンズイなど)の増加の問題もあります。どちらにせよ、上記で触れたとおり、潮の流れが最も関係します。ただ粘るだけの夜釣りは、なかなか釣果につながることはないので、実績や潮の流れを計算に入れて、夜釣りを行うのが、最善かと思われます。

真鯛釣りの仕掛けの種類について

真鯛釣りの仕掛けってどれだけあるの?

真鯛釣りの仕掛けの種類は、かなり多く存在します。堤防では、まず投げ釣り、いわゆるぶっ込み釣りが主流ですね。水深がある場所では、カゴ釣りもおすすめできます。船での釣りとなると、カゴ釣りの派生のコマセ釣りや一つテンヤと呼ばれるテンヤ釣りも主流ですね。また、堤防、船を問わず、近年、鯛ラバと呼ばれるルアーでの釣りも流行を見せています。様々な仕掛けがありますが、細かく紹介させていただきましょう。

真鯛の堤防から狙ってみよう

堤防から狙う真鯛のポイントとは?


真鯛は回遊魚というのもあり、ある程度の回遊ルートを把握できれば、ピンポイントに狙えるのですが、なかなかすべてを把握するのも難しいですよね。なので、狙いたいポイントを3つに分けて紹介します。まず1つは、かけあがりです。お馴染みの魚が集まるポイントですが、ぶっ込み釣りでは特に狙いたいポイントです。2つ目は、根が点在する砂地です。サーフからも狙う方がいるのは、意外と砂地にも多いのが理由です。最後の3つ目は、沈みテトラなどの障害物、海草の周辺ですね。堤防周辺は、障害物も多く、その周辺を狙うのは真鯛でも同じことです。

真鯛の投げ釣り、ぶっ込み仕掛けの釣り方を極めよう

投げ釣り、ぶっ込み釣りのタックルと仕掛けの紹介

では、投げ釣り、ぶっ込み釣りのタックル、仕掛けについてご紹介させていただきます。まず、ロッドは、投げ釣り専用ロッドを用意します。リールは、大型の4000番クラスのものを用意し、PE3号、またはナイロン5号あたりを巻いておきましょう。投げ釣りの定番、天秤をセットし、仕掛けは他の投げ釣りと違い、基本的には1本針で狙います。鈎は、丸セイゴ鈎18号あたりを用意するのが良いでしょう。以上、投げ釣り、ぶっ込み釣りのタックル紹介でした。

真鯛の投げ釣り、ぶっ込み釣りのコツとは?

投げ釣り、ぶっ込み釣りで重要なのは、キャスティングと仕掛けをいかに好ポイントに落とし込むかというのが重要です。基本は置き竿あたりを待つスタイルです。ドラグはフリーにしておくのも忘れないで下さい。あたり自体、割と大きなものが多く、竿を持っていかれかねないのです。投げ釣り、ぶっ込み釣りでは、真鯛のほかに、シーバスやエイなどもかかる可能性があるため、油断は禁物ですね。

真鯛のカゴ釣り仕掛けでの釣り方を極めよう

カゴ釣りのタックルと仕掛けの紹介

では、堤防から狙う真鯛のカゴ釣り仕掛けのタックルをご紹介しましょう。まず、ロッドは、磯竿を選択。号数は3号から4号あたりのしっかりしたものがベストです。リールは、大型の4000番台のスピニングリールにナイロンの5号から8号を巻きましょう。ラインの先に、大型のウキをセットし、カゴ釣りに必須のロケットかごを天秤にセットします。天秤の先からラインを出して、真鯛鈎12号ぐらいをセットすれば、完成です。以上、カゴ釣りのタックルと仕掛けのご紹介でした。

真鯛のカゴ釣りのコツとは?

真鯛のカゴ釣りの釣り方で重要になるポイントは、大きく分けて2つあります。1つは、キャスティングです。軽くやわらかなイメージで、仕掛けを投入するのですが、なかなか慣れるまでは難しく、ポイントに届かなかったり、こませが出てしまうなどしてしまいます。これに関しては、慣れるしかありません。回数をこなしましょう。2つ目は、タナ、つまりは水深を慎重に探ることです。真鯛の回遊ルートに当たらない限りは、つれても外道ばかり。とりあえずは、海底近くをイメージしてみましょう。ですが、時合いになると浮上するので、臨機応変に対応しましょう。

真鯛を船から狙ってみよう

船から狙う真鯛のポイントとは?

基本的に、ポイントといっても、釣り場には船で好ポイントまで連れて行ってくれるため、自らの足で探す必要はありません。ただし、水深は別です。しっかり船長さんの話を聞き、指定された深さに仕掛けを鎮めるようにしましょう。これがすごく重要で、釣果に大きくかかわってきます。

初心者には優しい道具のレンタルもある!?

釣り道具といっても堤防で使う釣り道具、船で使う釣り道具は、また異なります。なので、釣り船屋さんでは、たいてい初心者で、船釣りの道具がない方のために、釣り道具一式のレンタルを行っている場所が多いです。道具がないからと船釣りを諦めるのではなく、道具のレンタルをしてくれるご厚意に甘えて、船釣りデビューをするのもよい選択肢です。その場合は、事前に、釣り船屋さんのホームページの確認、あるいは問い合わせをするようにしましょう。

真鯛をテンヤ仕掛けでの釣り方を極めよう

テンヤ釣りのタックルと仕掛けの紹介

1つテンヤ仕掛けとも呼ばれるテンヤ釣りのタックルと仕掛けをご紹介しましょう。まず、ロッドは、専用ロッドが望ましいですが、エギング、シーバスロッドなどでも代用は可能です。リールは、中型のスピニングリールにPEの0.6号から1号までのものを巻いておきましょう。フロロカーボンの2号から3号を直結し、その先にテンヤの3号から12号のものを取り付けます。潮の流れなどによって号数が大きく変わるので、いくつか用意することをお勧めします。以上がテンヤ釣りのタックルと仕掛けになります。


真鯛のテンヤ釣りのコツとは?

このテンヤ釣りの釣り方の1番重要なポイントは、間違いなく合わせ方になるでしょう。五目釣りも可能な釣りとしても知られ、様々なあたりが待ち受けています。ガツンと豪快なものもあれば、チョンと軽く感じるあたりもあります。どのあたりでもこのテンヤ釣りでの合わせ方は、即合わせがベストです。あたりがあれば合わせるというのを頭に入れておきましょう。また、ドラグのテンションもしっかり調整する必要があります。約1キロに設定するのが良好なので、そのあたりも合わせて頭に入れておいてください。

真鯛のコマセ仕掛けでの釣り方を極めよう

コマセ釣りのタックルと仕掛けの紹介

では、コマセ釣りのタックルと仕掛けについてご紹介しましょう。形としては船でのカゴ釣りのようなタックルになります。ロッドは船専用のロッドに、電動リールを装着、ラインはPE3号から5号を巻きましょう。先に中片テンビンを用意し、コマセカゴを装着します。天秤の先に、クッションゴムを用意し、その先からハリスとしてフロロカーボン2号から5号に真鯛鈎7号から12号を装着します。以上が真鯛のコマセ釣りのタックルと仕掛けのご紹介でした。

真鯛のコマセ釣りのコツとは?

このコマセ釣りの釣り方のコツとして、やはりあたりの取り方は重要になってきます。同じ真鯛釣りでもテンヤ釣りの釣り方とは違い、大きなあたりが来ても、即合わせは厳禁です。合わせは、どうから絞り込まれるまで待つというのがお約束です。また、この釣りのならではの誘い方が、誘い下げと呼ばれるテクニックです。コマセをうまく巻きながら、ふらふらと刺し餌に弱っていることを演出させ、落ちてくる餌に食いつかせます。これをマスターすれば、コマセ釣りを一層楽しめるはずです。

真鯛に有効なエサについて

真鯛に有効な餌ってなんなの?

コマセ、刺しエサの両面から、基本となるエサはエビ、またはオキアミですね。これは、堤防、船釣りどちらのエサかを問いません。海老で鯛を釣るということわざがありますが、メインとなるエサは本当にエビなんです。また、投げ釣り、ぶっ込み釣りでは、エビではなく虫エサを使うのがほとんどです。というのも、遠投するため、エビではちぎれてしまいます。主にマムシ(本ムシ)かユ虫と呼ばれる虫エサを使用するのがほとんどです。どちらも大型の魚種を対象と数るときのみに用いられる虫エサなので、価格もやや高めで、店舗によっては販売されていないため、事前に確認する必要があります。

真鯛をルアーで狙ってみよう

ルアーで狙う真鯛のポイントとは?

ここまでは、堤防、船に分けて真鯛の釣り方をご紹介させていただきましたが、堤防もよし、船でもよしというのが、この真鯛のルアー釣りなのです。通称、鯛ラバですが、意外と簡単ということで、使用者も増えています。ルアー釣りのポイントは、やはりエサを触らなくていいというところでしょう。特に虫エサは触りたくない人が多いですし、エビでも臭いがつくのが嫌だという人も多いです。ルアーは、動きもしませんし、臭いも基本的にはありません。

真鯛の鯛ラバでのルアー釣りを極めよう

鯛ラバでのルアー釣りのタックルと仕掛けの紹介

では、鯛ラバでの真鯛釣りのタックルと仕掛けをご紹介させていただきましょう。まず、ロッドですが、ルアーの重量が40グラム~80グラムほどのものを選ぶようにしましょう。シーバスロッドやショアジギングロッドでも問題はありません。リールは、スピニングでもいいですが、両軸がおすすめですね。ラインはPE0.6号から1号のものを用意しましょう。リーダーはフロロカーボンの2号から4号、その先に、鯛ラバの取り付けを行います。以上、ルアーでの真鯛釣りのタックルと仕掛けのご紹介でした。

鯛ラバでの真鯛のルアー釣りのコツとは?

鯛ラバでの真鯛釣りの重要になるポイントの1つとして、根掛回避とあたりの取り方でしょう。鯛ラバのアクションも重要なポイントですが、それ以上にこの2つは外せません。特に船での鯛ラバを使う真鯛釣りでは、根掛の回避がかなり重要で、駆けあがりのアナウンスがあると、一気に40回転ほど巻きあげるのを頭に入れましょう。根掛の回避ができれば、真鯛がかかるチャンスにつながります。鯛ラバでのあたりの取り方ですが、これはどちらも同じで、リトリーブ中のあたりとフォール中のあたりに気を付けることですね。リトリーブ中はそのまま巻き上げて針をかけ、フォール中の場合、ラインが止まるので、たるみを巻き、フッキングするのがベストです。

真鯛釣りは海上釣り堀でもできる!?

初心者でも釣れる!?海上釣り堀の魅力とは?


近年、海上釣り堀が結構増えてきているように見受けられます。海上釣り堀の魅力は、なかなか初心者アングラーがお目にかかることができないような大型魚や高級魚に巡り合うことができるチャンスが巡ってくるというところです。どんな魚がいるのでしょうか。

真鯛をはじめ、あんな高級魚まで!?

海上釣り堀では、アジ、イワシ、サバなどの小魚の回遊はなく、すべてが大型の高級魚が放たれています。海上釣り堀によって魚種はやや変わりますが、基本的に泳いでいる魚は、大差はありません。今回のお話の中心である真鯛は勿論、ブリにカンパチ、ヒラマサといった青物系、高級魚であるシマアジやヒラメ、中にはマハタやクエという普通じゃお目にかかれない魚が放流されている場所もあります。

海上釣り堀の釣りは難しい?

実際、コツさえつかんでしまえば、さほど難しいものではありません。エサはコマセなどはできず、ある程度限定されてしまいますが、基本的には、1日中やって釣れないということはさほどないなと思われます。タナ、つまりは水深や、魚たちがエサを求める時間帯が合えば、おのずと釣れるはずですよ。特に、真鯛は中でもよく釣れる魚種かと思います。あの真鯛がつれやすいだなんて考えにくいですよね。1度、足を運んで、実際に海上釣り堀に手を出してみてはいかがでしょうか。

真鯛を釣った後は締める!血抜き&神経締めご紹介

血抜き、神経締めの方法を動画で紹介!

釣った魚は、持ち帰るまで鮮度を保たないと、味が急激に落ちてしまいます。そうならないようにするために、血抜きや神経締めというものが存在します。正直、やったことがないかたには、なかなか記述で説明してもなんのこっちゃとなってしまうと思いますので、今回、動画を見ながら血抜き、神経締めをできるようになっていただけたらと思います。

血抜き、神経締めを動画を見ながら学ぼう!

かなり細かく、詳しく説明されている血抜きと神経締めの動画になります。基本となる行程として、まず脳を破壊し、脳死の状態にする。次にエラから血管を切り、血抜きを行う。そして、脳から脊髄にかけて、専用の道具をぶっ込み、出し入れして神経を破壊する。これが神経締めですね。そして、氷を直に当てず、身を占めることで、全ての行程が完了します。かなり重要で、今後釣りをするのにも必要なことなので、覚えておきましょう。

血抜き、神経締めの必須道具とは?

絶対にいるのは、血抜きをする際のナイフ、そして神経締めをする際の専用のワイヤーなどの道具は必須ですね。血抜きに関しては、血抜き用ハサミも売られていますので、自分に合う方を選択するのがベストですね。ワイヤーも専用のものでなくとも、ディスカウントショップにあるピアノ線であったり、100均のワイヤーでも一応可能です。とはいえ、専用の道具を用意しておくほうが、間違いはありません。

真鯛の豪快な引きを堪能しよう

様々な仕掛けで堪能できる真鯛のアタリを味わおう!

いかがでしたでしょうか。堤防では、投げ釣り(ぶっ込み釣り)やカゴ釣り、船ではテンヤ釣りやカゴ釣り、どちらでも対応できる鯛ラバでのルアー釣りと様々な釣り方で楽しませてくれる魚種。それが海の王者真鯛です。釣り人であれば、1度は真鯛のあたりを味わってみたい。そう思うのは、真の釣り人である証です。鯛を釣ることができる場所は、様々です。海上釣り堀だって馬鹿にはできません。是非、1度は、真鯛の豪快なあたりを味わってみてください。間違いなく、真鯛のとりこになってしまうことでしょう。