検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

カリフラワーの茹で時間や美味しい食べ方をご紹介!お料理初心者の方も必見!

見た目はブロッコリーと似ていますがブロッコリーほど固くなくほっこりとした食感が魅力のカリフラワー。茹でて食べる事が多いカリフラワーですが、茹で時間によっても違った印象になります。そこで今回はカリフラワーの茹で方や美味しい食べ方をご紹介します!
2020年8月27日
Ryoutarou
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

カリフラワーを満喫しましょう!

カリフラワーの食べ方としては茹でてサラダの食材の一つとして食べるか、シチューの具材として食べるイメージですが、実は「生」でも美味しく食べられます。今回はカリフラワーを美味しく食べられる茹で方やカリフラワーを使った料理など、カリフラワーの美味しい食べ方についてご紹介いたします。

カリフラワーについて

この数年カリフラワーの消費が減っていると言われていますが、カリフラワー独特の食感は他の食材では味わえない格別な美味しさがあります。ここからはカリフラワーの食べ方のご説明の前にカリフラワーの種類や栄養価についてお伝えします。

カリフラワーの種類

カリフラワーはブロッコリーと同じアブラナ科の一種になります。(キャベツや菜の花なども同じ)ブロッコリーは緑黄色野菜になりますが、カリフラワーは淡色野菜にんなります。和名は「花椰菜(ハナヤサイ)」と呼ばれています。

カリフラワーの色は?と尋ねられたら、みなさんは「白」と答える方が多いと思います。ところが最近では紫色やオレンジ色・薄緑色などカラフルな色の物や変わった形の物などいろんな種類のカリフラワーが売られています!

カリフラワーの栄養価

カリフラワーは「ビタミンC」と「カリウム」が豊富に含まれている野菜になります。ビタミンCは疲労回復や風邪予防・老化防止に効果があり、カリウムは高血圧に効果があります。また筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。
 

ポピュラーな「白」のカリフラワーよりもカラフルなカリフラワーの方が栄養価が高いと言われています。例えば薄緑のカリフラワーは白色に比べてビタミンCが倍近くあり、オレンジのカリフラワーはβカロチンがたくさん含まれています。紫の物はアントシアニンが多く含まれているようです。カリフラワーは料理が華やかになるだけでなく、体に良い野菜になります。

カリフラワーの旬

カリフラワーは全国で栽培されており夏の時期以外はほぼ店頭で見かけることができます。肌寒くなる秋口から出荷数が増えて、最も美味しい旬の時期は「冬」になります。11月頃から3月頃までがカリフラワーの美味しい時期です。

カリフラワーとブロッコリーの違い

カリフラワーもブロッコリーも同じアブラナ科でとても似た野菜です。大きな違いというとカリフラワーは単色野菜でブロッコリーは緑黄色野菜なのでβカロチンの含有量はカリフラワーよりも多いようです。またビタミンEもブロッコリーの方が約12倍も多いのが特徴です。

カリウムはカリフラワーの方が多くなります。またビタミンCの含有量は生の状態だとブロッコリーが多く含んでいますが、カリフラワーは茹でても栄養成分が流出しずらい性質なので茹でると同じくらいの含有量になります。

カリフラワーの茹で方・茹で時間


カリフラワーは茹でてから料理に使う事が多いと思いますが、茹で方を間違えるとせっかくのカリフラワー独特な食感がなくなってしまい台無しになってしまいます。そこでここからはカリフラワーの茹で時間やちょっとした茹で方のコツについてご紹介いたします。

カリフラワーの茹で方の基本「丸ごと茹でる」

カリフラワーの茹で方は基本「丸ごと茹でる」になります。丸ごと茹でることで旨味を閉じ込める事ができ、またビタミンなど栄養素の流失を防ぐ事ができるからです。カリフラワーは意外と火の通りがいいので多少大きい物でもすぐに柔らかくなります。

丸ごと茹でる手順

沸騰したお湯に茎の方を下にして丸ごとのカリフラワーを入れます。1〜2分経ってから房を下にしてさらに茹でます。茎に少し透明感が出てきたら竹串などで硬さの確認をしてください。まだ少し硬いかな?と思える状態で火を止めてざるにあげます。あとは余熱で火を入れます。(水っぽくなるので絶対に水では冷やさないように)

茹でる時のポイント

茹でるお湯にはお湯に対して1〜2%の塩を入れておくと、下味がつき後々の料理に馴染みやすくなります。また浸透率の関係で茹で時間の短縮になるのと栄養分の流出を抑えることができます。緑黄色野菜を茹でる時にもよく塩を入れますが、色が鮮やかになる効果もあります。

カリフラワー茹で時間は?

丸ごと茹でてから小分けすることで煮崩れを防ぐこともできます。また茹で過ぎず固めに茹でることがポイントになります。暖かい料理に使う際に茹ですぎていると、さらに火が入りカリフラワーの食感や見た目が台無しになってしまいます。下茹では約5分が目安になります。

カリフラワーの茹で時間を短縮するには「小房」

茹で時間を短縮したい時には小房にしてから茹でると丸ごと茹でるよりも短縮できます。ただし丸ごと茹でるよりも、煮崩れしやすいので注意が必要です。(小房にするサイズは揃えましゅう)

カリフラワーは冷凍保存が可能です!

カリフラワーは鮮度が命です。鮮度が落ちるとせっかくの白い部分が黒ずんで台無しになってしまいます。購入後は小分けにして1週間で使い切るようにしましょう。また残ったカリフラワーなどは、固ゆでにし小分けして水分をしっかり取った後に保存袋などで小分けして冷蔵保存しましょう。

カリフラワーをより綺麗な白にするには

カリフラワーを茹でる時にちょっとした工夫でより綺麗な白に仕上がる方法があります。今回はおすすめの茹で方を2つご紹介します!

カリフラワーおすすめの茹で方①レモン汁

塩とレモン汁を少し入れることで褐変を抑えて綺麗に仕上がります。お湯にレモン汁を入れる事でお湯が酸性なり変色を抑える事ができます。レモン汁がない場合はお酢でも大丈夫です。レモン汁もお酢も少量だとカリフラワーに味が付くことはないので安心してください。目安は小さじ1杯のレモン汁でOK。

カリフラワーおすすめの茹で方②小麦粉

カリフラワーの一番のおすすめな茹で方が「小麦粉」を使う方法です。野菜を茹でるのに小麦粉を使うなんてびっくりすると思いますが、今までのカリフラワーとは違った仕上がりになりイメージが変わるかもしれません。


小麦粉を使う効果

①小麦粉を入れる事で沸騰点が上がり通常よりも短時間で茹で上がる!
②カリフラワーの表面に小麦粉が膜をはり旨味を中に閉じ込める。
③小麦粉がカリフラワーのアクを吸い取ってくれる。

茹でる時間が短くなるのとカリフラワーの栄養分の流出を抑える効果があります。小麦粉が表面に膜をはることでさらに流出を抑えるので、今まで食べたカリフラワーの中で一番美味しい状態になっていると思います。

カリフラワーを茹でる以外の方法は?

カリフラワーの茹で方をご紹介してきましたが、ここからは茹でる以外の方法を2例ご紹介します。

電子レンジでも大丈夫?時間は?

茹でるには時間も必要だし面倒だと思う方もいると思います。電子レンジを利用することで短い時間で火を通すこともできます。

カリフラワーを小房に切ってもらい綺麗に洗ってから、耐熱皿かシリコンの容器に入れてラップか蓋をしてもらい、電子レンジ600wで1分から1分30秒で火が入り柔らかくなります。電子レンジから取り出す時はかなり熱くなっているので火傷には注意してください!

電子レンジだと短時間でカリフラワーに火が入りますが、電子レンジと鍋で茹でたカリフラワーを食べ比べてもらうとわかりますが、鍋で茹でたカリフラワーの方が断然美味しいです!これは鍋で茹でることでカリフラワーのえぐみが抜け、旨味だけ残るからです。ところが電子レンジだとえぐみが抜けず食べた時に苦く感じるようです。

蒸しても大丈夫?時間は?

カリフラワーは鍋で茹でる方が多いと思います。実は一番のおすすめなのが「蒸し」なんです!蒸したカリフラワーの方がとても美味しく、栄養価も高いんです!というのも鍋で茹でるとえぐみと一緒に水溶性の栄養素ビタミン(B1・B2・Cや葉酸など)が流出してしまいます。

ところが蒸しても水溶性のビタミンの流出がほとんどなく、蒸したカリフラワーの方が栄養価が高いようです。また蒸し時間も2分ほどで柔らかくなるので鍋で茹でるよりもおすすめなんです。今はスチーム機能が付いた電子レンジもありますので手軽に「蒸し」もできるので一度、試してみてください!

カリフラワーが短時間で美味しくなる料理

ここからはカリフラワーを美味しく食べられる料理のご紹介です。定番の料理から意外な食べ方もご紹介します。全て短時間でできますので是非、参考にしてチャレンジしてください!

短時間で出来るカリフラワー料理①ポタージュ

カリフラワーの食べ方で一番のおすすめが「ポタージュ」になります。味付けは塩・胡椒だけなのでカリフラワーの旨味が引き立つ定番料理になります。


作り方

①玉ねぎを焦がさないように透明になるまで炒め、カリフラワーを加え更に軽く炒めます。
②ブイヨンを加えてカリフラワーが柔らかくなるまで煮ます。
③ミキサーにかけて濾したものを、再び火にかけて沸騰したら生クリームを入れて、塩・胡椒で味を調えてもらえば出来上がりです。

短時間で出来るカリフラワー料理②ピクルス

この数年ピクルスが流行っているのをご存知ですか?ピクルス専門の通信販売があったり、ある百貨店にはピクルス専門店がありとても人気となっています。ピクルスは家庭でも簡単に作れます。今回はカリフラワーのピクルスをご紹介します。

作り方

①カリフラワーを食べやすい大きさに切り硬い目に茹でます。
②ピクルス液を作りカリフラワーをつけておきます。
ピクルス液は米須3/4カップ・薄口醤油大さじ1・砂糖大さじ1・水3/4カップを火にかけて一度沸騰させます。温かい状態でカリフラワーをつけてラップをして冷蔵庫で冷やします。柚子皮やカレー粉を入れても変わった味になりとても美味しピクルスになります。

短時間で出来るカリフラワー料理③サブジ

インドでは定番料理のカリフラワーサブジ。簡単に作れてご飯にもパンにも合いますので是非、食べてもらいたい一品です。

作り方

①カリフラワーは一口大に切り分ける。玉ネギは粗みじん切り、ニンニク・ショウガはみじん切りにします。
②フライパンにオリーブ油とニンニク、ショウガ、クミンシードを入れて火にかけます。(焦げやすいので全て入れてから火をつけましょう)香りがたってきたら玉ネギを入れ炒める。
③玉ネギが透明になってきたらカリフラワーを入れ再び軽く炒めます。
④事前に合わせておいた調味料を入れ、フタをして蒸し煮にします。
⑤全体がなじんだら(約5分)火を止めて出来上がり。
*調味料(カレー粉小さじ1/2・塩小さじ1・コリアンダー小さじ2)

カリフラワーをいろいろな食べ方で楽しみましょう!

カリフラワーについてまとめてみました。知っていたことはいくつあったでしょうか?意外と栄養価が高く美味しい野菜なんだと理解していただいたのではないでしょうか。カリフラワーを使った料理もご紹介していますので参考にしてください。

カリフラワーに興味がある方はこちらもチェック!!