検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

ウンベラータの育て方と栽培方法!水やりや剪定などの基本情報まとめ!

人気の観葉植物であるウンベラータは育て方が簡単です。日当たりのいい場所でどんどん育ちますがウンベラータは日当たりがそんなに無くても育ちます。そのため家の中でも育っていくので適切に管理できるように育て方や剪定を覚えて自分の好きなように仕立てていきましょう。
2020年8月27日
揚げ餅
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

ウンベラータの特徴

人気のある観葉植物

ウンベラータはフィカスウンベラータと呼ばれていてハート型の大きな葉が特徴的な観葉植物です。会社のオフィスやインテリア雑貨のお店、美容室などでおしゃれな場所でよく鉢植えで栽培されていて人気があります。観葉植物は栽培するのが難しそうですがウンベラータの特徴はアフリカ原産ですが南国の植物ほど寒さに弱いわけではなく冬越しもそこまで難しなく、日当たりも少しぐらい影になっても平気なので初心者でも育てやすい特徴があることです。
 

寒さに強いわけではないので注意

南国の植物ほど寒さに弱いわけではありませんが育てるうえで少し大変なのが冬越しや冷気です。ウンベラータの育て方としては基本的に観葉植物なので屋内で育てるため冬でも外気ほど寒さにさらされないため冬越しできますが5度が上限でそれ以上寒い場所だと栽培に向いていません。冬越し関しては後述しますが寒さにだけ気をつけて育てると初心者でも栽培しやすく花言葉も「永久の幸せ」、「夫婦愛」など良い言葉なのでプレゼントにもおすすめです。

ウンベラータの基本情報

冬越し可能で栽培が簡単で増やし方容易

アフリカ原産でゴムの木の仲間でゴムの木は日本で馴染みのあるいちじくの仲間でもあります。基本的には日当たりを好む特徴がありますが耐陰性もある特徴のおかげで一年を通して室内で生育できるため簡単です。耐寒性は少しだけありますが5度以下になると栽培できません。
 

学名 Ficus umbellata
原産地 熱帯アフリカ
科名 クワ科
属名 フィカス属
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い

ウンベラータを種から栽培する方法:種まき

特徴的な花の形状

ウンベラータは基本的に苗で販売されていて栽培用に種だけ売っていることは珍しいです。増やし方も挿し木で増えるのでわざわざ種を発芽させて植え付けして栽培する必要は特にありませんが上手に育てて運がいいと種を収穫することができます。種を収穫するまでは難しくまず花が咲きますがいちじくの仲間なのでちゃんとした花ではなくいちじくに似た赤く小さい実のようなものが幹や枝に直接できそれが花で結実することで種を収穫することができます。

ウンベラータの種まき

屋内なので受粉することが自体難しく、花の形状も特徴的なため収穫はあまり望めません。しかし種からもちゃんと育てることができるので運良く種を収穫できたら育ててみましょう。育て方は市販の種まき用の土やピートモスに種をまき土が乾かないように水やりをして常に湿っている状態で半日陰で発芽まで管理します。この時風通しが悪いとカビなどが生えてくる原因になるので風通しも大切になります。まき時は5月、6月がおすすめです。

ウンベラータの育て方1:植え付け場所

植え付け場所の日当たりについて

種が発芽してある程度大きくなると植え付けが必要になります。植え付ける場所は日向でも日陰でもどこでも良いのですが冬越しを考えて5度以下ならないように注意します。これは苗の植え付けも同じでウンベラータの特徴である日当たりも日陰でも育てられるためです。種から育てた場合はまだ小さいので夏は特に土の上面が乾かないように水やりを必ずしましょう。ウンベラータが小さいうちに水やりを忘れてしまうと枯れる原因になります。

害虫に注意

屋外で育苗する場合は特に病害虫に気をつけて育てないと、小さいうちに病害虫の被害に遭うと大きなウンベラータと比べると甚大な被害になりかねません。害虫については後述しますがこれらの被害に遭っていないかウンベラータがまだ小さなうちは様子をこまめに見て気をつけましょう。また挿し木などの増やし方で新しく増やした幼木も新芽の頃や小さなうちも病害虫の被害や水やりの忘れなどに気をつけて育てないと影響が出やすいです。

ウンベラータの育て方1:栽培の準備

ウンベラータの植え付けに必要なもの

苗、苗より大きな鉢、受け皿、ネットと底石、土(観葉植物用、腐葉土など)、じょうろ、霧吹き、園芸用のゴム手袋など。

特徴を活かした鉢植えでの栽培がおすすめ


ウンベラータの栽培は日当たりを選ばない特徴を活かして移動させることができる鉢植えでの容器栽培がおすすめです。観葉植物として屋内で育てる場合は鉢植えですが移動させやすいプラスチック製が便利ですがウンベラータが大きくなると強度の兼ね合いになります。屋内なら移動させないように思うかもしれませんが冬越しや夏季と冬期の日差しの関係、エアコンなどの使用による室温、湿度の変化で移動しないといけない場合があります。

土の準備

ウンベラータの栽培に土作りはあまり必要がありませんが根腐れ防止の為、通気性と水はけの良い土にします。腐葉土や赤玉土を使えば簡単に通気性と排水性がよくなります。植え替えするたびに土を作るのが面倒な人は市販の観葉植物用の土を使うことで簡単に栽培できますが環境に合わせて腐葉土などをさらにブレンドすることで根腐れ防止になります。

植え付け前の工夫

そのまま植え付けると腐葉土を混ぜているのでコバエなどの虫が発生しやすくなります。しかしあらかじめ土の表面をしっかりと赤玉土などで隠すようにおおうと発生しにくくなり泥跳ねも軽減できます。

ウンベラータの育て方2:植え付け方法について

鉢植えは底石を入れよう

出典: https://www.amazon.co.jp/%E8%87%AA%E7%84%B6%E5%BF%9C%E7%94%A8%E7%A7%91%E5%AD%A6-%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E5%85%A5%E3%82%8A-%E9%89%A2%E5%BA%95%E3%81%AB%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%82%8B%E7%9F%B3-0-5L%C3%9710%E5%80%8B/dp/B009OVGTJC/ref=sr_1_5?ie=UTF8&qid=1529763627&sr=8-5&keywords=%E8%A6%B3%E8%91%89%E6%A4%8D%E7%89%A9%E3%81%AE%E5%9C%9F

植え付ける時に気をつけることは鉢植えは必ず底石を入れて底に水がたまらないようにします。そのまま底石を入れると植え替えの時に大変なのでネットの中に底石入れてネットごと鉢に入れることで植え替えの時散らばらずスムーズに植え替えできるようになります。植え付けるとき不格好でもウンベラータより大きめの鉢にしないとすぐに成長してしまうので大変です。

植え付けるときは土の量も大切

土を鉢に少し入れてか真ん中にウンベラータを置き隙間がないように残りを埋めていきます。この時ウンベラータの根本が鉢より上にならないように気をつけて植え付けていき最終的には土の量は鉢の高さから2センチぐらい下の位置まで入れて、水やりの際にあふれないようにします。植え付けが終わると水やりのをして底から水が出るまでたっぷり与えて完了です。

ウンベラータの育て方3:水やりについて

気温が高い場合の水やり

気温が15度以上の春~秋は生育環境によりますが土の表面が乾いたら底から水が出るまで与えて、夏は毎日与えるようにします。水やりだけではなくウンベラータは高温多湿を好むので霧吹きで葉にも水を与えるようにするとより元気に育ちます。水やりを忘れると葉が下に向いて萎れるので必ず与えてください。

気温が低い時の水やり

水が乾きにくくなるので様子をみつつ与えるようにします。ただし北海道の家のように断熱がしっかりしていて室温が高い場合は土も乾きやすいので土の表面が乾いたら底から水が出るまで与え、冬でも霧吹きで水を毎日かけてあげることで葉についた汚れ(ほこり)なども落ち光合成が活発になります。受け皿に溜まる水はその日のうちに変えるのは冬でも夏でも共通です。

ウンベラータの育て方4:日々の管理と剪定について

日当たりなどの日々の管理

植え付けた時はどこでも大丈夫と紹介しましたが基本的には日当たりを好むので気温が高い5月、6月は直射日光の当たる窓際やベランダに移動してあげるとより綺麗な葉になります。ただし真夏に直射日光を当てると葉焼けするので夏は当てないようにカーテン越しの日当たりのいい場所に置きます。気温の変化に合わせて育てる場所を変えるのが管理のポイントでエアコンの風が直接当たるような場所は葉が痛みやすいので避けましょう。

肥料について

基本的になくても大丈夫ですが肥料を与えることで元気に成長します。冬越し中は成長しにくいので肥料焼けの原因になるので温かい季節に化学肥料か液体肥料を与えるようにします。液体肥料は10日に一回ほどで大丈夫です。化学肥料は冬を除いて春~秋に2ヶ月か3ヶ月に1回ほど与えます。


剪定する前に気をつけること

剪定は夏になる前にしておきウンベラータが剪定後のダメージから回復できるようにます。剪定をするときは必ずゴム手袋をして白い樹液に触れないように注意しないと肌の弱い方はかぶれたりする原因になります。ウンベラータだけではなくガジュマルなどフィカス属共通です。剪定をすることで樹形を整え風通しを良くするので病害虫の予防にも繋がります。

剪定方法

株全体のバランスを見ながら葉を間引くように剪定します。剪定する場所は枝の付けで内側に向かって伸びている枝はバランスを見ながら切り大きく伸びすぎてこれ以上高く成長させたくない場合は頂点を切ることで枝が左右広がるように伸びてくるので部屋の大きさや樹形見ながらバランスよく切ります。室内で剪定する時は床に樹液がこぼれないようにあらかじめ新聞紙などを敷いておくと便利です。

ウンベラータの育て方5:植え替えについて

成長速度が早いから必要

地上より上は剪定で大きさを整えることができますが地下の根の部分は大きさを整えることはできません。ウンベラータは成長速度が早いため2年に1回は必ず植え替えるようにします。植え替えるないと根が詰まって成長が妨げられたり、水はけが悪くなり根腐れを起こし枯れてしまいます。植え替えるかどうかは鉢の底をから根が出ていないか確認してはみ出している場合は鉢よりウンベラータが大きいので必ず植え替えしましょう。

植え替え方法

植え付けた時と同じようにウンベラータより大きな鉢にネットに入れた底石と水はけのよい土を入れるだけです。植え替えする時期は5月にして植え替えする前は水やりをしないで乾燥させてからしたほうがやりやすくなります。植え替えが終わると水をたっぷり与えてください。同じ大きさの鉢に植え替えする場合は3分の1ほど根を切って植えます。

ウンベラータの育て方6:冬越しについて

管理する場所を選べば簡単

冬越しは5度にならなければ枯れないの室内なら管理しやすく、15度ぐらいで成長スピードが遅くなるので水やりも頻繁にしなくても大丈夫です。冬越しは余裕のある10度を目安に5以下にならにように暖房器具利用して日が出てる時は窓際で日が沈むと窓際は寒いので別の場所に移動させます。暖房器具で空気が乾燥していてるので霧吹きで葉に冷たくない水をかけてあげることは続けてください。

ウンベラータの育て方7:病害虫について

病気より害虫が多い

病気はうどんこ病になることがあります。うどんこ病は葉に白い粉状の点ができ広がっていきます。発生初期なら重曹を500倍の水で薄めたものを散布することで対処できますが害虫は適切に対処しないと被害が増えます。

ウンベラータの害虫1:ハダニ

集団で葉の汁を吸う害虫で蜘蛛の巣のような糸を葉に付けて無数の数でいることがあります。被害が小さなうちはわかりにくいですが吸われた葉は葉緑体がなくなり白くなりるので被害が大きくなると分かります。他の植物の害虫でもあるので見つけ次第対処しましょう。小さいので水に弱く霧吹きで葉を濡らしていると発生しにくくなります。

ウンベラータの害虫2:カイガラムシ

カイガラムシは幹に来ると足が退化して多くの場合動かなくなり(動けなくなり)汁を吸う害虫です。動かないため竹串などで落とすだけでやがて死にます。幹や枝を確認して白い貝殻のような物がついてたらカイガラムシなので落としましょう。

その他の害虫

アブラムシやナメクジ、バッタ、ダンゴムシなどもよってきますが室内ならあまりつかない害虫です。ハダニは室内でもいつの間にかわくことがあるので注意です。

ウンベラータの育て方8:挿し木などの増やし方


挿し木が1番簡単な増やし方

ウンベラータの増やし方は挿し木、水挿し、取り木があります。その中で挿し木が1番簡単で初心者でもしやすい増やし方になります。 増やし方の違いは特になくでどの増やし方が発芽しやすいというのは明確にわかっていないので1番簡単な増やし方を紹介します。

挿し木の方法

挿し木とは選定した時の枝を挿しておくだけでけの増やし方で、難しく考えなくても簡単で挿し木という方法はブルーベリーなどの木でも使えるポピュラーな増やし方です。ウンベラータでの挿し木の方法は芽の出る部分をのこして切り上の方の葉を2枚ぐらい残しあとは全部切り落とします。次に切り口を斜めにしてから白い樹液を洗って土に挿し水をこまめに与え日陰で育てます。

挿し木のポイント

土にさす時は挿し水用の土が便利です。なければ肥料の入っていない清潔な土がおすすめです。葉の数をへらすことで水分の蒸発を抑えます。

ウンベラータの育て方9:落葉について

落葉する理由と対策

黄色くなり落葉する理由は水分がたりないか気温が低すぎる可能性があります。夏場に落葉するな水やりが足りていない可能性があります。冬は温度の管理を見直しましょう。例えば冬の昼間では日差しの当たる場所、夜は窓際で寒くなるという寒暖の差があると落葉しています。エアコンの風が直接あたっている場合も葉にダメージを与える可能性があるので気をつけましょう。

育て方以外のウンベラータに関する情報

剪定をしないと育てると大きくなる

ウンベラータは成長スピードが早く適切に剪定、摘芯しないと5メートルを超えかなり大きくなります。ウンベラータの葉はハート型ですが成長によっては綺麗な形ではない場合もありますが病気ではありません。また赤みのかかった新芽も病気ではなくウンベラータの特徴です。葉の色が薄くなる葉は入れ替わりのためで病気ではなく黄色くなったら切り取りましょう。

ウンベラータの育て方のまとめ

上手に冬越しして長く楽しもう

可愛らしい葉をしているので冬に枯れないようにして長く楽しみたい観葉植物で、栽培法保は温度だけ気をつけると簡単なので初心者でもおすすめです。剪定のときだけ樹液に気をつけてください。そして栽培に慣れてきたら挿し木に挑戦してみてはいかがでしょうか。

観葉植物が気になる方はこちらもチェック

暮らし~のでは野菜や果物以外にも観葉植物の記事がたくさんあるのでよかったらチェックしてみてくださいね。