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【小さな星のよう】イソトマの育て方!植え替えの時期や栽培のコツをご紹介!

イソトマをご存知でしょうか?イソトマとは、小さな星のような花を咲かせる品種で、ガーデニング初心者にも育てやすく、お庭を彩りたい方に人気の植物です。今回はそんなイソトマの特徴や育て方、植え替えの時期や増やし方のコツなどを解説していきます!
2020年8月27日
T・S
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イソトマとは?

イソトマとはキキョウ科に属する、小さくて可愛らしい花をつける植物です。夏の暑い時期に涼しげな花を咲かせ、清々しい気持ちを与えてくれますね。原産地はオーストラリアやアフリカなどの暖かい地域で、耐寒性はあまりありませんので一年草として扱われています。今回はそんなイソトマの特徴や育て方、植え替えや増やし方のコツなどを解説していきます!

イソトマの特徴

小さな星形の花を持つイソトマ

最大の特徴は、小さな星型の花を沢山咲かせることですね。また、葉もとてもギザギザしているのが特徴で、しっかり育てられればモサモサとしたボリューム感が出ます。イソトマの開花期は5~7月、または9月~10月となっており、開花期が比較的長めなのも特徴。ガーデニング初心者にも是非挑戦して頂きたい品種です。

本来は多年草

日本では一年草として扱われていますが、実は本来は多年草です。しかし、元々暖かい地域の植物で、日本の気候はイソトマにとって寒いために一年草として扱われているのです。ですので、室内で育てれば冬越しさせることも可能。とはいえ、やはり少し勢いは下がってしまい、花が付きにくくなることが多いので、一年草として認識しておくと良いでしょう。

イソトマの花の色

花の色は青色のイメージがある方が多いですよね。しかし、実は他にも白色やピンク色、紫色などが存在します。ですので、例えばお庭に青色が足らなければ青色のものを、お庭にピンク色が欲しければピンク色のものを選ぶことが出来ます。お店やネットショップで購入する際はどんな色になるかが書かれていますので、よくチェックして購入しましょう!

イソトマの種類

いくつも種類がありますが、代表的なのは「アバンギャルド、ブルーホープ飛騨、ブルースター」の三種類です。上記画像はアバンギャルドとなっており、株張り、花付き共に良いのが特徴です。ブルーホープは飛騨地方で生まれた品種で少し花に丸みがあるのが特徴。ブルースターは最も流通している品種で、青紫色の花色となっています。

イソトマの育て方①環境

日光と湿度に注意

基本的には日光を好みます。ですが、真夏の直射日光は苦手としますので、西日の当たらない風通しの良い場所に植えるのがおすすめです。また、多湿になってしまうと枯れる危険性がありますので、梅雨時期には雨水があたらないよう移動させてあげると良いですね。庭植えで育てることももちろん可能ですが、移動してあげられるよう鉢植えにするのがおすすめです。

イソトマの夏と冬の越し方

暖かい地域の植物ではあるものの、夏の暑さにはあまり強くありませんので、夏には少し日陰に移してあげましょう。また、耐寒性も高くありませんので、最低でも5度以上ある場所で管理します。冬越しをさせたい方は室内に移してあげるのがおすすめですが、日当たりが悪くなると育ちに問題が出ますので、室内でもなるべく日に当ててあげましょう。


イソトマの育て方②用土と植え付け

イソトマの用土

水はけの良い土を好みますので、赤玉土の小粒のものを6割、腐葉土を3割、軽石を1割程度の分量で混ぜた土を使うのがおすすめです。もし混ぜるのが面倒であれば、市販されている培養土を使うのも良いですね。花と野菜の土はそこまで水はけの良い培養土ではないかもしれませんが、イソトマにも十分使える水はけ具合だと言えます。

イソトマの植え付け

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植える場所を選んだら、苗の根の部分を崩さないようにし、20㎝ほど株間を開けて植え付けをしましょう。植え付けの時期は4~5月の春時期がおすすめです。植え方は特に気にする必要はありませんので、用意した用土に植えられるだけの穴を開け、植え付けをして土を被せ、最後に水やりをして土を根に活着させましょう。生命力の強い品種ですので安心です。

イソトマの育て方③水やりと肥料

イソトマへの水やり

基本的に乾燥した環境を好む植物ですので、多湿にならないように注意が必要です。基本的には土の表面が乾いたら水を与えていれば問題ありません。乾く前に水を与えてしまうと多湿になってしまいます。少し乾燥気味に育てるのがコツで、特に冬はあまり水分を必要としないので、土の表面が乾いて三日ほど待ってから水やりをしましょう。

イソトマへの肥料

本種は全く肥料がいらない訳ではありませんが、肥料をあげすぎると草丈が無駄に伸びてしまうことがありますので注意して下さい。ほんの少しだけ肥料をあげるイメージで、1ヶ月に1回だけ、少量の液体肥料を与えれば十分です。もし肥料をやりすぎてしまった場合は、少し切り戻しをして形を整えてあげれば元に戻ってくれます。

イソトマの育て方④植え替えと増やし方

イソトマの植え替え

日本では一年草として扱われていますので、一旦植え付けをしたら植え替えることはあまりありません。とはいえ、冬越しさせることも出来ますので、もし冬越しをさせられたなら、4~5月頃に一回り大きな鉢に植え替えをしてあげましょう。二年目のものは花付きが悪くなってしまいますが、それは育て方が悪い訳ではありませんので安心して下さい。

イソトマの増やし方①種まき

増やし方・栽培方法は二種類あり、種まきかさし芽をして増やしていきます。種まきをする場合は種を採取しておき、4~5月、もしくは9~10月にまきましょう。15度くらいの温度を保って管理をすれば発芽が上手くいきます。本葉が出たあとの成長速度は比較的緩やかです。本葉が出てしっかりとしてきたら植え替えをして育てていきましょう。

イソトマの増やし方②挿し木


増やし方・栽培方法でおすすめなのはさし芽です。種まきよりも栽培が簡単ですので、ガーデニング初心者には特におすすめですね。さし芽をする場合は6月か9月に行い、比較的太めの茎を先端から7㎝ほどで切って、葉を三枚だけ残して下の方の葉を切り、切り口を30分~1時間ほど水につけて吸水させてから赤玉土などの用土に挿しましょう。

イソトマの育て方⑤注意点

イソトマの白い液に注意

実は毒性がある植物ですので、触る際には注意が必要です。茎を切ると白い液体が出ますが、これが皮膚につくとかぶれることがあり、もしも目に入ってしまうと失明する可能性もあります。植えられていた小学校で、児童が目の痛みを訴えたケースもありますので、子供がいるご家庭であればより気をつけて下さいね。もちろん口にしてはいけません。

花がら摘みをすること

種まきで栽培をする目的がある場合は別ですが、種を採取するつもりが無い場合は花がら摘みをしましょう。花をそのままにしておきますと種をつけてしまい、栄養が種の方に回ってしまい株が弱りやすくなります。また、開花の最盛期(7月頃)が終わりに近づいたら、株を半分くらいまで切り戻しをすると3週間くらいでまた開花してくれます。

イソトマの病気と害虫

特に病気や害虫の心配が無い植物ではありますが、風通しの悪い場所で育てると根腐れなどが起こる可能性があります。病害虫には強いので、植え付けの場所や水やりの仕方だけ気をつけてあげましょう。

イソトマの花言葉

花言葉が5つあり、「嬉しい知らせ・神聖なる思い出・心を開く・強烈な誘惑・猛毒」があります。前半の花言葉はとても良い雰囲気がありますが、猛毒とは恐ろしい花言葉ですよね。これは毒性を持っているからつけられた花言葉で、実際に救急車で運ばれた方もいますので納得ですね。触る際には手袋をつけ、目に入らないよう注意して下さい。

イソトマに関するTwitter

石鹼で手を洗っても危険

こちらのツイートでは、本種の危険性について書かれています。アルカロイドとは植物が持つ塩基性化合物の総称で、他にもニコチンやコカイン、カフェインなど、人体に影響が出やすいものが多いです。こちらの方は石鹼で手を洗ったにも関わらず、目をこすった際に痛みを感じたそうですので、触る際は直接手で触れず、軍手などの手袋を着用して触るようにしましょう。

冬越しが出来るイソトマ

こちらのツイートでは、冬越しをしても花がちゃんとついてくれた様子が書かれています。室内であれば冬越しも可能な本種ですが、冬越しをさせると花付きが悪くなりやすい傾向があります。とはいえ、ツイートの方のようにちゃんと花はつきますので、興味のある方は是非冬越しにもチャレンジしてみましょう!鉢植えであれば容易に出来ますよ。


種まきは初心者には向かない

こちらのツイートでは、種まきをしたものの発芽の様子について書かれています。他の植物と比べて発芽が遅くなりがちな本種は、ガーデニング初心者には不安なもの。種を購入するよりも苗を購入して育てるのがおすすめです。また、増やし方・栽培方法もさし芽で増やすことが出来ますので、ガーデニングに慣れるまでは種まきを避けるのが無難ですね。

イソトマの寄せ植え

こちらのツイートでは、可愛らしく寄せ植えが出来た様子が書かれています。本種は寄せ植えを楽しむことも出来、多くの方がチャレンジしています。大きくなってくるとかなりふさふさとしてきますので、ボリューム感が出て見応えがあります。こちらのツイートでは大きな鉢は使われていませんが、もっと大きな鉢を使って壮大な寄せ植えをするのもおすすめです。

色鮮やかなイソトマの寄せ植え

こちらのツイートも寄せ植えの様子が紹介されています。こちらはオレンジが美しい花とニチニチソウが寄せ植えされていますね。本種は夏の前後に開花期を迎える花ですので、ニチニチソウなどの夏の花との寄せ植えにピッタリですね。基本的には青色が多い植物ですので、赤やオレンジ系、白系などの植物と寄せ植えすることでカラフルに仕上がります。

まとめ~イソトマの育て方~

今回の「【小さな星のよう】イソトマの育て方!植え替えの時期や栽培のコツをご紹介!」はいかがでしたでしょうか?

特徴や育て方から、水やり・肥料の注意点、増やし方・栽培方法などを書かせて頂きましたが、今すぐ育ててみたくなった方も多いのではないでしょうか。毒性を持っていますので多少の注意を必要としますが、毒性があることを知った上で触れば問題ありません。栽培にも是非チャレンジしてみて下さいね!

イソトマが気になる方はこちらもチェック!

今回はイソトマに関して解説させて頂きましたが、当サイト「暮らし~の」には他にも様々なガーデニングに関する記事があります。下記に一部を用意させて頂きましたので、気になる方は是非見てみて下さい。