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捻挫した足首へのテーピング方法!基本の巻き方を動画付きで詳しく解説!

捻挫した足首の保護や固定、捻挫予防のために足首のテーピングは効果的。テーピングをしてくれる人がいつも近くにいると良いですがそうもいかない。そんな時に自分で捻挫の足首を固定する巻き方・方法をご紹介します。コツを覚えると誰でもできるテーピングの巻き方紹介です。
2020年8月27日
佐藤3
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足首のテーピング上手な巻き方とは

足首のテーピングの方法を覚えよう

テーピングは痛みを軽くしたり、足首を傷めないような保護の目的で行う固定方法です。巻き方が上手な人にやってもらうと驚くほど足首が楽になるでしょう。足首が弱い人や太り気味の人、スポーツで足首を傷めた経験がある人など「自分もテーピングがうまくなれたらな~」と思うことはありませんか?はじめての人でもわかるテーピングの巻き方のコツ・基礎をご紹介します。

足首のテーピング~目的~

テーピングって捻挫をした足首には何の役にたつの?テーピングよりもギプスなんかの方が役に立つんじゃないの?と思われている人もいるでしょう。ここでは、テーピングをする目的をご紹介します。テーピングの目的を知ることで、その後のテーピングの巻き方のコツも理解しやすくなるでしょう。

1.捻挫で痛い足首の固定方法

捻挫は足首の外側にある靭帯が伸びて負担がかかる関節が壊れる少し前の症状です。そういえば・・・と考えると足首の外側が痛かったと心当たりがある人も多いでしょう。足首の外側に負担をかけないようにするにはその痛い部分には触れずに内側をしっかり固定することが効果的です。サポーターなどには内側にステーが入って固定するものもありますが、テーピングでも同様の働きが期待できます。

2.怪我をしないためのサポーターとして

テーピングは人によっては「動くギプス」と呼ぶ人もいます。そのくらい、足首を固定してかつ動きやすい素晴らしい効果を期待できる方法です。関節の動きをできるだけ妨げず、かつおかしな方向に動かないように固定するテーピングの技術は怪我をしないためのサポーターとしての役割も大きいです。

足首のテーピング~基本~

具体的なテーピングのテクニックを知る前に、テーピングの基本ともいえる張り方のコツをひとつご紹介します。簡単なことですが覚えておくと役に立ちますよ。

はがれにくくする方法

出典: http://www.battlewin.com/beginners_taping/base_technique.html

あまりにも簡単すぎて拍子抜けしてしまうかもしれませんが、テーピングのテープを剥がれにくくする方法は「角を丸くカットする」ことです。テーピングのテープが剥がれてくるのは角からです。角度がついていて細くなっている場所が弱くなるので、角がなければ弱い場所がない=剥がれにくいテーピングができます。テーピングの最後の仕上げ、一番外側のテープにこのテクを利用するとテーピングが長持ちします。

足首のテーピング~用具~

テーピングは白いテープがあればいい。そういう場合もありますが、固定したい状況、サポートの目的などでテープの選び方が変わってきます。ここでは、テーピングの時に使うものをご紹介します。

足首のテーピングに必要なもの

テーピングに使うものといえば、もちろんテープです。他にはテープをカットするハサミなども用意しましょう。それぞれの選び方は以下の通り。

テープ

テーピングに必要なもの、テープ。テープには伸びないテープと伸縮性があるテープの大きくわけて2種類のテープがあります。伸びないテープはしっかり固定してくれるので捻挫の痛みを軽減する効果が高いです。一方、伸縮性のあるテープは関節の可動制限と固定を同時に行いスポーツでの捻挫予防などの目的で使われます。自分の目的に合わせたテープ選びをしましょう。

ハサミなど

テーピングで使う刃物、ハサミなどは手持ちのもので良いのですが新しく買うなら角度がついていて一人で作業しやすいものを選びましょう。テープに剥離紙がついているものなら、一度長さを確認して切りやすい角度で切れますが、剥離紙がないと無理な角度で体をねじるようにして切る必要があるのでハサミによっては使いにくいことがあるからです。

足首のテーピング~基礎~

皮膚は汗をかいたり、脂分が分泌したりしてテープも剥がれやすくなります。テーピングは動くギプスといわれるほど効果のある巻き方であったとしても、剥がれてしまってはその意味を持ちません。まずは基本となるテーピングの方法、テーピングの基礎の巻き方を見ていきましょう。

アンカーはテーピングの基本の巻き方


テーピングの土台になる巻き方をアンカーといいます。アンカーの巻き方は以下のとおり。

アンカーの巻き方

出典: http://www.battlewin.com/beginners_taping/base_technique.html

1.足首の内側のくるぶしあたりからこぶし1つ分上がったあたりから巻き始めます。(写真の1のテーピング)斜めに巻くのがポイントです。
2.1のテープの下1/3くらい重なるところにもう一本同様にテーピングします。(写真の2のテーピング)こちらも1と同じく、なるべく平行に巻きます。
3.できあがり

足首のテーピング~捻挫~

捻挫が怖い、よく足首をねじってしまうという人は、捻挫予防のテーピングをすることで捻挫になる回数が減り、その結果安心して動くことができるようになるでしょう。まずは捻挫予防のためのテーピングの方法からご紹介します。

捻挫予防のテーピングの方法

足首が内側にねじれないように巻くテーピングは、捻挫予防に役立ちます。その巻き方がスターアップです。スターアップの巻き方をご紹介しましょう。

捻挫予防:スターアップの巻き方

出典: http://www.battlewin.com/beginners_taping/base_technique.html

1.アンカーからはじめてアンカーまで足の内側から外側へ向けてかかとを経由して巻いていきます。(写真の1のテーピング)
2.1のテープの上からはじめて、かかと位置は1とピッタリ重ねるようにして外側でまた1/3ずらしたあたりで終わるように巻きます。(写真の2のテーピング)このとき、足首を内側から外側に押し出して固定するように巻くのがポイントです。
3.同様に1のテープの下からはじめて、かかと位置をピッタリ同じにして外側は下に1/3ずらしてもう一本テープを巻きます。
4.できあがり

足首のテーピング~捻挫2~

予防だけでなく、捻挫時のテーピングも知っておきましょう。テーピングはどれも同じように見えて、実は貼り方でその効果が変わってきます。テーピングの方法が違っても全く何も効果がないというわけではありませんが、もっと効果的にテーピングをするには適材適所、目的にあった巻き方を覚えておくと便利です。

捻挫時の固定目的の巻き方

ホースシューはスターアップのテープを固定する意味もあり、捻挫の足首を動かないようにする意味もあるテーピングです。アキレス腱の保護もしてくれます。そのやり方は以下の通り。

捻挫予防:ホースシューの巻き方

出典: http://www.battlewin.com/beginners_taping/base_technique.html

1.足の外側中央あたりからはじめて、かかとの骨のでっぱっている部分の上を通って外側の同位置まで1本目のテーピングをします。(写真の1のテーピング)
2.1のテープの半分くらい上の位置からはじめて内側から外側へ、そのまま並行にテーピングします。(写真の2のテーピング)
3.同様に内側からはじめて3のテーピングを施します。(写真の3のテーピング)
4.できあがり

足首のテーピング~捻挫3~

スターアップのような、長い直線距離をまっすぐ貼るテーピングは剥がれやすいというデメリットがあります。そのデメリットをカバーするための巻き方をご紹介します。

固定目的の巻き方2

スターアップのテープを固定する巻き方にはサーキュラーという巻き方もあります。サーキュラーの巻き方は次の通り。

捻挫予防:サーキュラーの巻き方

出典: http://www.battlewin.com/beginners_taping/base_technique.html

上から下へ巻いていきたくなりますが、サーキュラーの巻き方は下から上へ半分ほどずらしながら1本ずつカットして巻いていきます。
1.足首のくるぶしに少しかかるくらいの位置に1本目のテーピングを写真のように足の全面が上がるように斜めに巻きます。(写真の1のテーピング)
2.1のテープとずらして外側から内側へ(反時計回り)写真2のテーピング、同様にずらして3のテーピングをします。
3.できあがり

足首のテーピング~捻挫4~

足首全体を固定する巻き方


フィギュアエイトは足首を固定する目的で巻くテーピングの方法です。足首に安定感が生まれますので、捻挫予防だけでなく精神的にも安心して踏ん張るなどの行動ができるようになるでしょう。

捻挫予防:フィギュアエイト

1.フィギュアエイトの巻き方は、これまでと違って少し複雑。足首外側のくるぶしから巻きはじめます。
2.足の甲の上を通って内側へ。
3.内側から足の裏を通って外側へ。
4.足の甲でクロスして、アキレス腱の上を通ってスタート位置に戻ります。
5.テープを切ってできあがり

足首のテーピング~サポーター~

テーピング用のテープには伸びないテープと伸縮性のテープの2種類があるというお話をしました。伸縮性のあるテープの代表が「キネシオテープ」です。

キネシオテーピングでケガ防止

キネシオテープは伸縮性のあるテープで、関節の可動域を制限するサポートテープを巻くときなどに使います。まずは、直線的に貼って可動域制限するサポートテープの巻き方をご紹介します。

サポートテープの巻き方

動画はアキレス腱のサポートテープなので、足の裏からはじめてふくらはぎまでテープを渡しています。ひじや手首など、自分で動きを制限したい部分に置き換えて見てください。
1.かかとからふくらはぎまで一直線にテープを貼ります。
2.両手で丁寧に押さえてねじれやよれないようにテープを固定します。
3.サポートテープはアンカーテープを橋渡しするように貼る貼り方をします。テープが伸縮するのを利用して、貼る時のひっぱり具合などで可動域を調整します。

足首のテーピング~サポーター2~

サポートテープの巻き方2

捻挫は足首の関節が内側に向けてねじれてしまうために起こる足首の障害です。関節のねじれを防ぐサポートテープはXサポートテープという方法で巻いて予防します。Xサポートテープの巻き方は以下の通り。

Xサポートテープの巻き方

出典: http://www.battlewin.com/beginners_taping/base_technique.html

1.写真のように関節の上でX字にクロスさせて巻くのがXサポートテープです。
2.先程巻いたサポートテープの上に巻くこともよくあります。

足首のテーピング~皮膚の弱い人は~

アンダーラップで皮膚の保護

皮膚が弱い人は、テーピングでかぶれて痒みを感じるのを防いだり、捻挫で痛い足首をテープを剥がすときの衝撃から守る役割をしてくれるのがアンダーラップの存在です。テーピングを巻く下に下地として巻くテープとそのテーピング方法です。

アンダーラップ後のテーピングの注意点

アンダーラップの巻き方に特に決まった方法はありません。皮膚の保護したい部分にシワ、ねじれ、隙間がないように巻き付けていけばOKです。注意したいのはその後です。アンダーラップのテープは粘着力がありませんので、アンダーラップの上だけにテーピングしてもテーピングの意味はありません。皮膚にアンカーテープを巻き、アンカーテープからアンカーテープまで渡るようにテーピングしていくことが大切です。

足首のテーピング~剥がす時~

テーピング後に赤く被れたり痒みを感じるのは、テープのせいだけでなく剥がす時に皮膚にダメージを与えている場合もあります。テープを剥がす時にも注意することで、この痒みや痛みを防ぐことができます。

体毛に沿って剥がす

さきほどのアンダーラップを巻いていると、その内側にハサミの刃を入れてテープごとカットして剥がしてしまうという剥がし方ができます。直接テーピングした場合は、体毛の流れに沿うように剥がします。こうすることで皮膚へのダメージを抑えることができます。剥がし方を注意することでテーピング後の不快感をずいぶん軽減することができますので、ぜひお試しください。

足首のテーピング・人気商品

自分でテーピングするときに、便利なテープが市販品で売られています。アンダーラップとテーピングの1本2役で手早く簡単に負けるテープをご紹介します。


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出典:Amazon
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アンダーラップと伸縮テープのダブルの効果で一人でも巻きやすい足首のテーピング用テープです。捻挫予防に、足首サポーターでは不安が残るという人におすすめのテーピングテープです。

足首のテーピング・おすすめサポーター①

テーピングがうまくできない、もっと簡単に足首をサポートしたいという人はサポーターを使うという手もあります。サポーターは効果が薄い。捻挫をしている時には少々役不足という今までの認識をくつがえしてくれる、捻挫の痛みを抑えてくれる効果アップしたサポーターをご紹介します。

エバーステップ3サポーター

外側が腫れて痛い捻挫や靭帯損傷の後遺症のために開発されたサポーターです。内側にステーが入っていて外側にかかる負担を大幅に軽減することで、外側の腫れに効果的なサポーターとなっています。

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足首のテーピング・おすすめサポーター②

日常的に足首を守りたい、そんな人は軽くてつけ心地がよく安定感を与えてくれるサポーターがおすすめです。

ザムスト/ボディメイトサポーター

スポーツをしている人や日常的に足を踏ん張るお仕事の人におすすめ。軽くて毎日付けていても邪魔にならずに足首を固定してくれるサポーター。捻挫予防に。

ザムスト/ボディメイト

捻挫した時の固定や予防にテーピングを役立てよう

痛い捻挫時の足首は固定して動きを制限することで痛みを軽減してくれて生活しやすくなります。また、捻挫を予防するためにもテーピングは役立ちます。テーピングの方法や、おすすめのテープ、サポーターをご紹介しました。あなたの快適な生活のために、お役立ていただければ幸いです。

テーピングが気になる人はこちらをチェック!

運動をしている人や、関節が弱くて怖いと思っている人はこちらの記事もお役に立てる情報があるでしょう。テーピングが気になる人はぜひこちらもチェックしてみてくださいね。