東京マルイの新ハンドガン「M45A1」特集!海兵隊採用のスペックとは?のイメージ

東京マルイの新ハンドガン「M45A1」特集!海兵隊採用のスペックとは?

東京マルイ「M45A1 CQBP」をご存知でしょうか。MEUピストルの後継機種として海兵隊に採用された「M45A1 CQBP」を東京マルイがガスブローバックとしてリリースを開始。そのスペックとは?サバゲーでの使いやすさは?M45A1のインプレをお届けします

2018年10月17日更新

ijirare1960
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ijrare1960と申します。 トイガン歴とサバゲー歴、それぞれ数十年、トイガンはモデルガン全盛時から、サバゲーは日本で始まった頃から見てきました。 実銃の歴史やメカニズムの雑談系とエアガン、サバゲー関連の解説記事を、初心者の方にも分かりやすいように、お伝えします。
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目次

  1. 東京マルイM45A1とは
  2. 東京マルイM45A1の特徴
  3. 東京マルイM45A1とMEUピストルの違い
  4. 東京マルイM45A1の不満点
  5. 東京マルイM45A1の実射インプレ
  6. 東京マルイM45A1のカスタム
  7. 東京マルイM45A1とホルスター
  8. コルトM45A1とはどんなハンドガン?
  9. M45A1CQBPを生み出したコルト社とは?
  10. MARSOCとは?
  11. アメリカの45ACP神話とは
  12. 現代戦におけるCQBとは?
  13. 東京マルイM45A1と海兵隊ーまとめ

東京マルイM45A1とは

2018年2月に東京マルイから発売された、ガスブローバックハンドガンです。モデルアップの元となる銃は「コルトM45A1」という銃で、アメリカ海兵隊特殊作戦コマンド(MARSOC)が2012年に制式採用したハンドガンです。

jmb1911igさんの投稿
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従来のM1911シリーズよりパワフルになりました。

東京マルイでは、M45A1以前に海兵隊が制式採用していたハンドガンM1911MEUピストルも、モデルアップして販売していますが、今回のM45A1では、従来のM1911シリーズの内蔵ユニットをバージョンアップさせて、従来のM1911シリーズよりも、さらに作動性を向上させたモデルとしてリリースしました。

東京マルイM45A1の特徴

ここからは、東京マルイが発売した「M45A1」を見て、印象に残った特徴をお伝えします。

jmb1911igさんの投稿
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東京マルイM45A1の特徴1:デザートサンドカラー

東京マルイのシングルマガジン仕様のM1911シリーズでは、初のデザートサンドカラーになります。ハイキャパ4.3ベースの「デザート・ウォーリアー」というカスタムガンでは、サンド色がありましたが、シングルマガジン系のM1911シリーズでこのカラーは初採用です。スライド・フレーム等、全体がサンド色の中、前後サイト、バレルブッシングが黒で引き締まった印象を与えてくれます。

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東京マルイM45A1の特徴2:スライドのノッチ

スライドストップレバーが掛かるスライドのノッチをスライド内側の金属製プレートで補強して、スライドノッチの擦り減り防止となっています。従来のガバ系スライドは、金属製のスライドストップレバーを、プラ製のスライドに切り込んだノッチで直接受け止めていたので、使い続けるうちに、スライドのノッチがすり減って、スライドストップが効かなくなっていました。

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ハイキャパレースガンと同じ対応を

この対策として、スライド内側に金属プレートを入れ、スライドストップをプラ製のスライドで受け止めるのではなく、内側の金属プレートに受け止めさせて、樹脂製スライドの摩耗を防いでくれます。「ハイキャパ5.1ゴールドマッチ」で採用されたこの方式を、M45A1でも採用してくれるのは、ユーザーにとっては喜ばしいことです。

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東京マルイM45A1の特徴3:ダストカバーにレール

東京マルイM45M1のダストカバーには、M1913ピカティニーレイルが採用されていて、フラッシュライトや、各種アクセサリーを取り付けることができるようになっています。CQBフィールドや、インドア戦での薄暗い状況で、アンダーカバーレイルにライトを装着できれば、ゲーム展開をかなり有利に運ぶことができます。

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東京マルイM45A1の特徴4:マガジンの改良

東京マルイは、M45A1のマガジンの設計を新たに行い、従来のM1911系のシングルマガジンに比べて、マガジン内のガスが気化するスペースを広げました。新設計のマガジンを採用していますが、これまでのM1911マガジンとの互換性も確保されていて、従来のガバ用マガジンもそのまま使えます。今までのマガジンがそのまま使えるので、マルイのM1911系ハンドガンを使ってきた者にとっては、有り難いことです。

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東京マルイM45A1の特徴05:GFグリップの再現

東京マルイは、G10グラスファイバー積層で作られたM45A1の特徴的なグリップをプラスチックを用いてリアルに再現しています。このグリップには、親指が当たるところに窪みが作られていて、シッカリとハイグリップができるように作られています。

東京マルイM45A1とMEUピストルの違い

海兵隊遠征隊(MEU)では、M45A1採用以前はMEUピストルをサイドアームとして採用していましたが、東京マルイもこのMEUピストルをファクトリーカスタムのハンドガンとして、販売しています。ここでは、M45A1とMEUピストルの違いをみてみます。

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M45A1とMEUピストルの違い01:パッケージング

東京マルイのMEUピストルを買ってパッケージを開けた時の感動は、今でも忘れることはできません。デザートMARPATの敷布が掛けられたスチロールに収まっているMEUピストルは、「お値段以上~マルイ♪」という、どこかの家具メーカーのCMソングが聞こえてくるようでした。

madtacticalさんの投稿
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エモーショナルだったMEUピストル

ガスブローバックハンドガンとは、サバゲーやエアガンに興味を持つ人が初めて触れるアイテムとして、チョイスされやすいものです。そのハンドガンのパッケージングにここまで付加価値を持たせる姿勢に、東京マルイがサバゲーやエアガンシューティングに参加するビギナーを、いかに大切に思っているかが伝わってくるようでした。

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コスパは抜群!M45A1

今回のM45A1のパッケージングは、他のハンドガンのパッケージと同様に、シンプルなもので、MEUピストルのようなエモーションを抱かるものではないことが、少々残念ですが、それでもこの価格帯のハンドガンに、ここまでの機能を持たせていることを考えると、バーゲンと言っても過言ではないコストパフォーマンスを感じさせます。

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M45A1とMEUピストルの違い02:カラーリング

MEUピストルではオーソドックスなブラックカラーでしたが、今回のM45A1では、明るめのサンドカラーになっています。イラク戦争やアフガン戦争など、最近のアメリカの軍事行動が主に中東エリアでの展開になっているので、戦地の環境に合わせたカラーになっています。また、この色合いは冬の枯れた草の色合いに非常にマッチしているので、冬場の屋外のゲームの時には、風景に溶け込んでくれそうです。

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M45A1とMEUピストルの違い03:グリップ

MEUピストルでは、パックマイヤー製のラバーグリップが採用されていましたが、このM45A1では、G10グラスファイバーという素材を積層状にして、グリップを成形しています。東京マルイのM45A1のグリップは、グラスファイバーではなく、プラスチックを素材にしていますが、素材の上に印刷を施して、実銃のグリップを感じさせるような、質感を再現しています。

M45A1とMEUピストルの違い04:アンダーカバーレイル

今回のM45A1の最大の特徴が、ダストカバーにアンダーマウントレイルを装備したことです。元がM1911のフレームで作ったMEUピストルは、アンダーマウントレールの設けようがなかったのですが、M45A1はベースがCOLT RAIL GUNなので、最初から標準装備になっています。ただ、ダストカバーにレールを設けたおかげで、光学機器の装着はできるようになりましたが、従来使っていたガバ系のホルスターには入らなくなるので、新規にホルスターを調達する必要があります。

東京マルイM45A1の不満点

今まで、M45A1の特徴を述べてきましたが、やはり残念に思う点もあるので、それにも触れておきます。

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M45A1の残念なところ01:スライドストップ

機能的には、ほとんど不満を感じさせないM45A1ですが、一つだけ残念なところがあります。M45A1はホールドオープン時にマガジンを勢いよく入れると、勝手にスライドが閉鎖してしまいます。平時の実用上は特に問題ではないのですが、サバゲーでの撃ち合い中に、不慣れな人がリロード時に、トリガーに指を掛けていたりすると暴発する可能性もありうるので、やはり改めて欲しいところです。

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M45A1の残念なところ02:リコイルスプリング

外観上の再現性は、ほとんど満足するM45A1の仕上がりですが、リコイルスプリングが既存のM1911と同じなのが残念です。実銃のM45A1は、経の違うリコイルスプリング2本を使用した「デュアルリコイルスプリングシステム」で作動させているので、やはりここも再現してほしかったところです。

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デュアルスプリングの再現は無理なのか?

ただ、同様のシステムで作動する実銃の「デトニクス」をモデルアップした際も、このデュアルリコイルスプリングシステムは再現されていないので、低圧ガスで作動させるエアガンでは、再現が難しいのかもしれません。

東京マルイM45A1の実射インプレ

それでは、今度は実際にM45A1の実射で得た印象をお伝えします。

外気温が20℃ぐらいがよく動きます

ガスガンである以上、作動性や弾道が外気温に影響されるのは、避けられません。外気温が15℃ぐらいまでなら、かろうじて作動はしますが、全弾撃ち尽くした後のホールドオープンまでは、期待しないほうが良いでしょう。

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フルロードよりも少なめがおすすめです。

元気よく作動させて、全弾発射終了後にホールドオープンさせるには、外気温が20℃くらいは欲しいところです。サバゲーでハンドガンを快調に作動させるためには、マガジンに目一杯フルロードするのではなく、装弾数より少なめにBB弾をこめて、マガジンが冷え切る前に、リロードを行うことをおすすめします。さらに冬場には、ガスを満タンに入れずに、マガジン内に気化スペース保つことで、生ガス発生を防ぎやすくなります。

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実戦的な射程距離は20㍍+αで

適正ホップで撃った場合、ターゲットに勢いよく直撃するのは、20~25㍍が限度でしょう。30㍍先のターゲットには、弾道の落ち際に着弾して、40㍍先では、射程距離的に厳しく、ターゲット手前で落ちてしまいます。サバゲーでの運用は、20㍍+αぐらいが有効射程距離と認識すべきです。

東京マルイM45A1のカスタム

M45A1はMEUピストルと同じく、必要なパーツは既に揃っているので、あえてカスタムをしなくても、十分にシューティングやサバゲーでの道具として、役に立ってくれます。それでも外装カスタムをされたい方は、東京マルイのM1911系カスタムパーツの殆どが、流用できますので、お好みのカスタムパーツをチョイスされればよいでしょう。M45A1の場合はむしろ、作動性を高めてくれるカスタムがおすすめです。

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M45A1作動系カスタム01:リコイルスプリングガイド

M1911系ハンドガンでは、ノーマルのスプリングプラグよりも、スプリングガイドを入れたほうが、よりスムースに作動します。スプリングガイドの効果としては、スップリングの捻れを防ぎ、ブローバック時の作動を安定させます。

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東京マルイM45A1とホルスター

前述したように、M45A1は、M1911のホルスターは使えません。そこで、M45A1用のおすすめのホルスターをご案内します。

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M45A1用おすすめホルスター01:サファリランド / 579GLSホルスター ロングモデル

海兵隊では、M45A1支給時に、サファリランドホルスターを同時に支給します。海兵隊が支給するのと同じホルスターも入手できますが、価格的にかなりお高くなっています。海兵隊支給ホルスターは品質もよく、長持ちもするため、お勧めしたいのですが、初心者の方にはハードルが高いので、同社製品のこのホルスターをご案内します。

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M45A1用おすすめホルスター02:ブラックホーク omnivore ホルスター

このホルスターは、アンダーレイルが付いているもモデルなら、ほとんど対応してくれます。実銃用ホルスターながら、リーズナブルな価格でお求めやすくなっています。ブラックホークのホルスターは、銃本体にキズが入りにくい構造になっているので、それも、おすすめする理由の一つです。

コルトM45A1とはどんなハンドガン?

ここからは、東京マルイM45A1のモデルとなった、実銃についてご説明します。 コルトM45A1CQBPは、アメリカ軍海兵隊遠征隊が使用する、口径45ACPのMUEピストルの後継拳銃として、2012年に海兵隊特殊作戦コマンド(MARSOC)によって制式採用された45口径のM1911系ハンドガンです。

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海兵隊にとって45口径への信頼は絶対だった

海兵隊は他のアメリカ3軍(陸、海、空の軍隊)がそれまでの45口径のM1911A1から9㍉口径のベレッタM92Fに移行するなか、それまでの戦争でバトルプルーフを持つ45ACPカートリッジとM1911A1を手放せませんでした。しかし、さすがに、制式採用から70年ほどたったM1911A1は、かなり老朽化しており、そのまま使い続けるわけにもいきませんでした。

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MEUピストル誕生の背景とは?

そこで、海兵隊は倉庫に大量保管されていたM1911A1から、状態の良いものを選別して、スプリングフィールドアーモリーからスライドを、パックマイヤーからはラバーグリップ、その他アンビセフティやアルミ製トリガーを組み込んで、海兵隊遠征隊の制式採用ハンドガンとして、採用したのです。これがMEUピストルと言われるM1911なのです。

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MEUピストルからM45A1CQBPへ

しかし、いくら状態の良いフレームを選別して、スプリングフィールド・アーモリーのスライドや他のパーツと組み合わせてMEUピストルとして調達しても、絶対量は不足していました。そこで2010年に老朽化したMEUピストルを更新する計画を発動し、いつものように「猫の子の中から虎の子を見つけてこい!」と言わんばかりの無茶振りをするトライアルの結果、2012年にコルト社の提出したM45A1を海兵隊特殊作戦コマンド(MARSOC)の制式サイドアームとして、採用したのでした。

M45A1CQBPを生み出したコルト社とは?

コルト社とは、実用的なリボルバーを世界で初めて開発したサミュエル・コルトが、1836年に創業した銃器メーカーです。創業時から、銃器の開発や、特許をめぐり、S&W(スミス&ウェッソン)社とはライバル関係にありました。ちなみに、S&Wのライフリングは右回り、コルトのライフリングは左回りなのですが、これはコルトが意識的にS&Wの反対にしたのではなくて、単にライフリングマシンに電気を通す時に、プラスとマイナスを逆に繋いだために、左回転になったそうです。

出典: https://pixabay.com

コルトの代表的な銃器

コルトの代表的なモデルとしては、 コルト・ピースメーカー コルト・ガバメント(M1911) コルト・パイソン(コルトのキャディラックと呼ばれた) コルト・AR15(後のM16) 等がありますが、最近では、警察関係の装備がリボルバーからオートに変わり、また、軍に納めていたM4系ライフルの納入も、FN社に取って代わられたため、昔ほどの元気はないようです。

出典: http://www.tokyo-marui.co.jp

MARSOCとは?

近年、サバゲーマーの中の特殊部隊大好きな方たちが、NAVY SEALSやDELTAなどの名前と共に、MARSOC(マーソックと読みます)という名前を口にしますが、M45A1に関係する部隊なのでMARSOCについてご説明します。

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海兵隊特殊作戦司令部のことです

と言っても、「なんのこっちゃ?」と思う初心者の方もいらっしゃるでしょう。詳しく解説すると、スペースがいくら有っても足りないので、ざっくりと簡単にご説明します。アメリカ軍には、各軍の特殊部隊を統合して運用する司令部として、USSOCOM(アメリカ合衆国特殊作戦司令部)があります。

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9.11テロ以降に創設された部隊です

海兵隊の特殊部隊的存在として有名な、FORCE Reconは、このSOCOM傘下には含まれていませんでした。しかし、9.11テロ以降、SOMOCから海兵隊に、「SOCOM内にも海兵隊特殊作戦群を作るから、人を派遣しろ!」といって設立された部隊が、MARSOCなのです。ですから、MARSOCは海兵隊ではなく、SOCOMの定める任務を遂行します。M45A1はこのMARSOCが制式採用したハンドガンなのです。

アメリカの45ACP神話とは

アメリカ人の45ACPに対する信頼は、信仰に近いものがあります。これを理解していないと、MARSOCが45ACPに拘り続ける理由を汲み取ることは難しいでしょう。それに関するエピソードをご紹介します。

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モロ族は不死身だった?

アメリカ人の45ACP神話のエピソードとして、有名なのが1800年代末から1911年まで起きたモロ族との戦闘でした。米西(アメリカ・スペイン)戦争で勝利したアメリカは、フィリッピンを植民地として得ます。しかし、現地のモロ族は、これに抵抗してゲリラ戦をしかけ、アメリカ軍を悩ませていました。当時のアメリカ軍は38口径のリボルバーを装備していたのですが、槍を持って突撃してくるモロ族の戦士に、38口径の弾を全弾撃ちこんでも止められず、槍で突き殺されるという事件がおきました。

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45ACPの神話はここから始まった

38口径でモロ族の戦士を止められないと感じた兵士達は、旧式のレミントンやS&Wの45口径モデルを引っ張り出してきて、どうにか対応したのです。この38口径ではモロ族の戦士を止められない事実がアメリカ本国に伝わると、議会でも取り上げられ、「やっぱ、襲ってくる敵をダウンさせるには、45口径だよね~」ということになり、次期制式自動拳銃の口径に開発されたのが、「45ACP」だったのです。

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自分を守る武器は自分で選ぶ!海兵隊

海兵隊は、緊急時には、真っ先に戦場へと投入されます。そのため、彼らは自分達が信頼できる武器しか採用しません。他のアメリカ3軍が9㍉に移行しても、MARSOCが45ACPに拘る理由はここにあるのです。「45ACPはどんな相手でも瞬時にノックダウンできる弾」という信仰に近い思いを抱いています。

現代戦におけるCQBとは?

M45A1はCQBP(シーキュービーピストル)と呼ばれています。近年、サバゲーやミリタリーでよく耳にする「CQB」とは何のことか?これもザックリと簡単にご案内します。

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もはや、旧来に正規戦の時代は終わった

CQB(クロース・クォーター・バトル)とは日本語で「近接戦闘」と訳されています。近年の戦闘は、距離を置いて、両軍が相まみえる正規戦より、テロリストやゲリラが市街地で作戦を行う非正規戦が主流になりつつあります。市街地での非正規戦とはどのようなものかは、リドリー・スコット監督の「ブラックホークダウン」をご覧になればよくわかります。あの映画でも、CQBによる突入を俳優たちが演じていました。

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ルームクリアーにはライトが必須です

市街地での戦闘は30㍍ぐらいの距離で行われ、屋内での戦闘はさらに近接した距離で戦われます。そのため使用する武器はコンパクトで、屋内を捜査するための光学機器を搭載できるものが、向いています。狭い室内では、ライフルより、ハンドガンの方が取り回しやすいので、レイルを装備してライトを取り付けられるモデルがCQBカスタムと言われるのは、このためです。M45A1もレイルにライトを装着できるので、CQB対応のハンドガンになっています。

東京マルイM45A1と海兵隊ーまとめ

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ここまで東京マルイの「M45A1」のインプレを通して、海兵隊やCQB、45口径神話についてご案内をしてまいりました。前半はガスブローバックガン「M45A1」のインプレだったので、ご理解しやすかったと思いますが、後半の実銃の説明からは、すこしマニアックな話題が続いたので、初心者の方には、理解しにくい部分があったかもしれません。しかし、この記事を通して、マルイのM45A1や実銃のコルトM45A1の魅力や、開発の背景などに興味を持って頂けたなら幸いです。

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