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クレマチスの色別花言葉!気になる由来と見頃の開花時期をご紹介!

今やバラ同様に人気でツル性植物の女王と言われているクレマチス。色や形の種類も豊富で毎年きれいな花を咲かせてくれるので、花言葉をそえて贈り物にしても喜ばれますね。そんなクレマチスの種類を色別に見頃の開花時期などや、気になる花言葉や由来などもご紹介します。
2020年8月27日
sarabande
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クレマチスってどんな植物?

種類豊富な植物

★キンポウゲ科センニンソウ属 ★ツル性多年草 クレマチスの歴史は古く16世紀に日本に渡ってきました。原種の数も多く今日までに様々な園芸種の種類が増え、今では白、青、ピンク、紫などと色別の種類も多くて、その他にも形、咲き方、開花時期など様々な種類が数多くあります。こられの種類で色別や開花時期などはその人の好みで覚えればいいですね。その中でも開花時期を知っておく事は他の植物との兼ね合いなど育てるうえで重要です。そんな開花時期は詳しく後述いたします。

旧枝咲きか新枝咲きかで開花の仕方の違い

種類豊富なクレマチスは色別だけでなく、新芽の出方でも分けられます。これは育てる時に剪定の仕方に影響してとても重要な事なので購入した後でよく調べましょう。どの枝から開花するのかは3種類あって、新枝咲きは新しく出た枝から、旧枝咲きは去年出た枝から、新旧枝咲きはその両方の枝から花が咲くようになります。これを知っておかないとうっかり剪定してしまって花が咲かないという事にならないようにしましょう。

クレマチスの種類を色別に

白、青、ピンク、紫の色別に分けて

クレマチスの種類はとても多くて開花時期で分けたり、花の形や咲き方で分けたり、新芽の出方で分けたりと様々ですが、ここでは分かりやすく色別に分けていくつか種類をご紹介します。

クレマチス白

スポーネリ

★モンタナ系 ★旧枝咲き・弱剪定タイプ ★開花期:5~6月 春にあふれんばかりに咲き乱れ、だれもが目を引くくらいインパクトがあるのが魅力です。発育のスピードが速いけれど少し遅咲きなので、他のクレマチスとずれて咲くのも、同時に咲くのもそれぞれの良さがありますね。芳香があるので人がよく通る玄関やアプローチ当たりに植えるといつでもいい香りに包まれます。同じモンタナ系クレマチスのスノーフレークに似ているので間違わないようにしましょう。

プリンセスケイト

★テキセンシス系 ★新枝咲き・強剪定タイプ ★開花時期:6~9月 花弁が外側に反り返りがあるチューリップ形で、白の中にピンクの筋が入っていて何とも可愛らしい感じで人気があります。開花前の蕾の色がまた赤紫で開ききっている白い花と合わせると2色使いで豪華になりますね。比較的新しい品種でイギリスのキャサリン妃の愛称からついた名前で気品がありますね。それでいてとても強健、開花期が長い、育てやすい新枝咲きという魅力的なクレマチスです。

クレマチス青


アラベラ

★インテグリフォリア系 ★新枝咲き・強剪定タイプ ★開花時期:6~10月 真っ青のクレマチスはそんなに多くなく、こちらも青色だったり、少し紫がかったりとその時で変化します。四季咲きなので、秋頃にまた花を咲かせてさらに花がしおれた頃にカットしてあげると場合によってはまた花が咲くので、長い期間楽しめる事ができます。しかも多花性なので花付きが多く一つの苗から多くの花が咲く様はインパクトがあります。しかし色が優しい青なので、とても上品な感じで落ち着いた雰囲気がありますね。それでいてかなり強健タイプなので発育旺盛で、毎年沢山の花で魅了してくれます。

デュランディ

★インテグリフォリア系 ★新枝咲き・強剪定タイプ ★開花時期:5~10月 数少ない青のクレマチスの中でもこちらは鮮やかな色で、花の大きさが10㎝ほどもあるので目を引く美しさです。半ツル性なので狭い場所でも植えられます。半日陰を好みますが強健であるために直射日光でも育ちます。根がかなり伸びるので鉢植えの時は深鉢タイプが良いでしょう。鉢が小さいと根詰まりを起こして枯れてしまう事があります。開花時期も10月までと長く、少なくて珍しい青色のクレマチスを長く楽しむことができますね。

クレマチスピンク

プリンセスダイアナ

★テキセンシス系 ★新枝咲き・強剪定タイプ ★開花時期:5~10月 濃いピンクの花が元気よくチューリップ形で横向きに咲きます。既述しました「プリンセスケイト」と同じ系統でこちらもやはりイギリスの故ダイアナ妃から名付けられた物。鮮やかなピンクですが花の大きさが4~6㎝ほどなので上品な感じですね。バラと一緒に植えてもその小さな花でまとまり、今人気のクレマチスです。鉢植えにする場合は深鉢タイプにしましょう。耐寒性に優れていますので戸外で冬越しも大丈夫です。逆に夏の間は鉢植えであれば半日陰にすると良いでしょう。

アンドロメダ

★パンテンス系 ★新旧両枝咲き・弱剪定タイプ ★開花時期:5~10月 白い花弁に濃いピンクの筋が入っており、花の大きさは何と20㎝もあるのでとてもインパクトがあります。さらに全体的には白よりも淡いピンク色といった感じですね。大きいだけでなく春の1番花は花弁が八重咲きになるのでさらに豪華になります。2番花からは一重咲きですがそれでも十分に豪華で美しい花ですね。新旧両枝咲きなので、冬の剪定でも大きく切らないで茎の半分くらいの所でカットした方がいいでしょう。

クレマチス紫

竜口(ロウグチ)

★インテグリフォリア系 ★新枝咲き・強剪定タイプ ★開花時期:5~10月 釣鐘の形(ベル型)をした濃い紫色で発育旺盛で、とにかくよく茂ってびっしりと育つクレマチスです。なので緑のカーテン変わりに植えても良いでしょう。しかも開花時期が長く花もちも良くて長い間楽しむ事ができますね。新枝咲きなので強剪定で次々と花を咲かせます。ツルを延ばしていきますが半木立性の為に上に直立して伸びていきます。好みの方向に誘引する必要があります。茎がいくつも分かれて茂ってくるので、早い段階で誘引しながら伸ばしていくことをおすすめします。

ベティコーニング

★ヴィチセラ系 ★新枝咲き・強剪定タイプ ★開花時期:6~10月 薄い紫色のクレマチスで優しい感じを醸しだしています。花はベル型で下向きに咲き花弁の縁がフリル状態になっているのでまるでドレスを着たお姫様のようで、とても可愛いクレマチスです。名前の由来もこの様子からうかがえますね。多花性なので淡い色ですが沢山の花が豪華に見えます。こんなに可憐な姿でありながら、こちらもかなりの強健で育てやすい品種です。しかも芳香があるので玄関などに植えるとお客様をお迎えするのに適しています。


クレマチスの花言葉と由来は?

クレマチスは多くの花言葉を持つ

クレマチスは古くから世界各国で親しまれ、その種類は原種だけでも300種もあり品種改良されてさらに増え続けていますね。ギリシャ語で「klema」とは「ツル」と言う意味があり、そんなクレマチスは多くの花言葉を持ち、その由来を知っているとさらにクレマチスの魅力を感じるでしょう。花瓶に飾るだけで、その花言葉とともに勇気づけられる事もあるかもしれませんね。ここではそんな花言葉とその由来について説明していきます。

クレマチスの花言葉①

精神の美しさ

見た目にも美しいクレマチスですが、真に秘めた強さがある事がこの花言葉の由来でしょう。その細いツルは実はとても強くてしっかりとして折れにくく、またクレマチスは強健なタイプが多く毎年枯れる事なく咲き続けます。心の美しさとは強さから生まれる物ですね。細いツルの繊細さとは裏腹な大きくて白や青、紫の沢山の花を咲かせる魅力を表していると言えるでしょう。同じツル性のバラのような豪華さはありませんが、繊細な美しさが心の美しさという由来ですね。

クレマチスの花言葉②

旅人の喜び

聖母マリア様にまつわる神話で、イエス様とともに旅に出て、途中に出会ったクレマチスの美しい花に見とれてしばし休息をとったというのが、この花言葉の由来です。別名イギリスでは「Traveller's joy」と言われるほど、旅人の泊まる宿にクレマチスを飾り旅人の疲れた体を癒していたという事もこの由来と言われています。古くから人々の心、身体を癒していたクレマチスは生活の一部になっていた事でしょう。

クレマチスの花言葉③

高潔

「高潔」とは、目先の利益などに目をくらますことなく信念ゆるがずに心が清らかな事です。クレマチスの細いツルは見た目と違ってとても丈夫で、昔は薪を縛るくらいに強かったと言われています。その芯の強さからの由来でしょう。またこのように人の為になるように、時にはバラの引き立て役になったり、時には自らの美しさで誇らしげに咲く様はまさにこの「高潔」という言葉がぴったりですね。

クレマチスの花言葉④

たくらみ

クレマチスの葉や茎からでる液体が皮膚につくとかぶれたりする事があります。昔、物乞いする為に乞食がクレマチスの汁を体にこすりつけて、ただれた皮膚を通行人に見せて同情を引くようにたくらんでいた事が由来です。またたくらみというと暗いイメージですがちょっといたずらをするという意味でクレマチスが冬枯れていると思わせて春になると沢山の花を咲かせる事など明るいイメージでの語源もあるようです。


クレマチスの花言葉⑤

貧弱

これはクレマチスの細いツルの様子が由来ですね。見た目が華奢な感じで、中には鮮やかで大きな花がありますが、淡い色や白の小さな花の様子が貧弱に見えた事からの由来でしょう。しかしこの貧弱な様子は時には可憐であり、何とも上品で逆に人の目を引き付ける魅力とも言えますね。貧弱に見えるツルはとても丈夫で、他の植物と一緒に這わせてもしっかりと折れる事なく伸び続けていきますね。

花言葉とともに贈り物として

花も花言葉も喜ばれる

このようにクレマチスには多くの花言葉があり、それぞれがどれも何かと励みになるような物ばかりですね。何か悩んでいる友人や、これから何かに挑戦しようとしている知人に、また何もなくても大好きなあの人にこの花言葉とともに、クレマチスをプレゼントしたら喜ばれる事間違いないでしょう。自分への励ましとしてもそのまま部屋に飾ってもいいですね。

最後に

花言葉に勇気づけられる

クレマチスは奥深いもの。真に秘めた強さがあるからこそ美しい姿でいられるのは、見習いたい所ですね。一つ植えるだけでどこまでも伸びるツルのおかげで、お庭をより魅力的にしてくれ、鉢植えでも支柱さえあればちゃんと育ってくれます。毎日眺めながら花言葉を思い出して日々の悩みを緩和してくれて、花が沢山咲いたら花束にしてぜひ誰かにプレゼントしませんか?

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