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ノルウェーのおすすめ観光スポットランキング15!ここには行って欲しい!

ノルウェーのおすすめ観光をランキング形式でご案内。北欧のスカンディナビア半島の西側に位置するノルウェーは、北極圏にも接しています。国の名前は有名でもまだまだ観光名所は未知の領域。そこで今回は、大自然の風景と都市部の街並みを中心におすすめスポットをご紹介します。
2020年8月27日
麦食くま
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はじめに(ノルウェーの概要)

ノルウェーは北ヨーロッパのスカンディナビア半島の西側にある王国です。国土は南北に長く、北側は北極圏に位置しています。ノルウェーの観光は、フィヨルドと呼ばれる氷河が原因でできた複雑な海岸線で、大自然が満喫できます。またオスロやベルゲンといった歴史ある都市の街並みも見どころです。ノルウェーの公用語は「ノルウェー語」。通貨は「ノルウェークローネ」。日本との時差は8時間です。

ノルウェーへの行き方

2018年4月現在、日本からノルウェーへの直行便はなく、経由便で向かう事になります。良く利用されるのが、フィンランドのヘルシンキ経由、ドイツのフランクフルト経由です。デンマークのコペンハーゲンを経由すると、首都オスロ以外のベルゲンなどの地方都市に直接行けます。またスゥエーデンからは国際列車を使ってオスロに入る方法もあります。

ノルウェーツアーおすすめ観光地ランキング 15位

有名名所「オスロ」見どころ・時期

オスロは、ノルウェーの首都で、北欧有数の大都会の一つです。1049年に町が設立され、1000年近くの歴史があり、中心部には歴史的な大聖堂や大学などの建物が点在している街並みです。オスロは政治経済の中心地として今でも人口が増え続けており、郊外の都市とも市街地でつながっています。町の位置は「オスロフィヨルド」と呼ばれる穏やかなフィヨルドの奥にあります。

ノルウェー王宮

ノルウェー王国の王宮は、1848年に完成。オスロの街並みを見下ろすかのような小高い丘の上にあります。現在の国王も住居としていますので、内部の見学は不可ですが、外観と庭園は見学自由で、平日13:30には衛兵の交代式が行われます。また夏期限定で開催される英語ツアーに申し込めば、王宮内部の見学もできます。

アーケシュフース城砦

オスロの町を防御する目的で建設された「アーケシュフース城」は、1290年代建設の古城です。主に「スゥエーデン」の攻撃からオスロの町を守りました。17世紀にルネサンス様式の改築が行われました。国防省や国防本部の隣にあり、城壁は現在も軍関係の施設の一つですが、21:00まで一般公開。城壁より海やオスロの街並みを見渡せます。ノルウェー軍博物館とレジスタンス博物館がすぐ近くにあります。

ノルウェーツアーおすすめ観光地ランキング 14位

オスロ大聖堂と国会議事堂

オスロの町の中心にある「オスロ大聖堂」は、1697年完成のキリスト教のルーテル派の教会です。6000本のパイプを使用しているパイプオルガンをはじめ、芸術家の手によるステンドグラスや天井画。祭壇飾りは「最後の晩餐」をモチーフにしています。「ノルウェー国会議事堂」は、1866年から使用されていて、その内部は宮殿のような作り。夏期に行われるツアーでの内部見学が可能です。

ヴァイキング船博物館とノルウェー民族博物館

オスロの西側「ビグドイ地区」にある、「ヴァイキング船博物館」は、1957年に完成。三隻の ヴァイキング船(オーセベリ船、ゴクスタ船、トゥーネ船)と埋蔵品が展示しています。「ノルウェー民俗博物館」は、中世から現代までの160の建物を展示している野外博物館で、敷地面積は14ha。1200年築のスターヴ教会をはじめ、古い木造建築物を多数見ることができます。

ノルウェーツアーおすすめ観光地ランキング 13位

ムンク美術館と国立美術館と市庁舎

オスロにはノルウェー出身の画家「エドヴァルド・ムンク」の作品・生涯の資料を展示している、「ムンク美術館」があります。彼の代表作である『叫び』を所蔵している「オスロ国立美術館」は、1800年から1900年代のノルウェーの画家の作品を中心に、ピカソやゴッホなどの有名画家の作品も所蔵。「オスロ市庁舎」にもムンクの作品が展示され、そのホールではノーベル平和賞の授賞式が行われます。

ヴィゲーラン彫刻公園

オスロの中心部から北西に3kmの位置にある都市公園(フログネル公園)の一部を構成している彫刻庭園である、「ヴィーゲラン彫刻公園」。ここは32万平方メートルの面積があり、ここにはノルウェーの彫刻家「グスタフ・ヴィーゲラン」の作品が多数展示してあります。200点を越える彫刻が展示してあり、そのうち人物の合計は600以上といわれます。

ノルウェーツアーおすすめ観光地ランキング 12位


有名名所「ベルゲン」見どころ・時期

ノルウェーの西側にあるベルゲンは、ノルウェー第二の都市です。ここから北側の海岸沿いには多数のフィヨルドが点在し、観光の拠点になっています。1020年代の頃から交易が行われたこのベルゲンはノルウェーの首都だった時期もあり、「ハンザ同盟」とよばれる中世後期のヨーロッパ北部の経済圏を支配するための都市の一つでした。現在でも、ノルウェーにおけるハンザ商人の拠点としての名残を見ることができます。

ブリッゲンとブリッゲン博物館

ベルゲンの最大の見どころは旧市街にある倉庫群「ブリッゲン」です。これは世界遺産にも登録されていて、ハンザ同盟時代のドイツ人街の街並みに残されているカラフルな色合いの木造倉庫。伝統的な技法で保存・修復され、レストランやミュージアムとして活用中。この倉庫群に行く前に、ブリッゲン地区で発見された遺物やベルゲンの歴史を紹介している、「ブリッゲン博物館」に立ち寄るのがおすすめです。

ノルウェーツアーおすすめ観光地ランキング 11位

ベルゲン魚市場とハンザ博物館

ベルゲンの観光スポットで忘れてはいけないのが「魚市場」です。1276年に開設された700年以上の歴史を誇り、今も活気に満ちた市場です。観光案内所が2階に併設されており、北欧地域の新鮮な魚介類や「サーモン」、「干しダラ」などが売られています。この魚市場から徒歩2分にある「ハンザ博物館」には、ハンザ同盟時代のハンザ商人の事務所・住居が再現されており、見逃せないスポットです。

フロイエン山とケーブルカー

ベルゲンの魚市場から徒歩3分のところにあるケーブルカーで、フロイエン山に上るのもおすすめスポットです。ケーブルカーで移動中の5分間では、ベルゲンの街並みをはじめとする絶景スポットを見ることができます。山頂にはレストランや土産物があります。帰りは整備が行き届いた登山道を使って下りれば、大自然の新鮮な空気を味いながら町に戻ることができます。

ノルウェーツアーおすすめ観光地ランキング 10位

有名名所「リレハンメル」見どころ・時期

1994年の冬季オリンピックが開催された「リレハンメル」は、オスロの北130kmくらいのところにある町で、当時のスキージャンプ台やスケートなどの会場として使われていた「ハマーオリンピックホール」などがあります。オリンピック関連以外では、野外博物館とよばれる、ノルウェーの住宅の今昔を知る事ができ、多くの家が建てられている観光スポットがあります。

ノルウェーツアーおすすめ観光地ランキング 9位

有名名所「スタヴァンゲル」見どころ・時期

北海油田の石油産業で発展した「スタヴァンゲル」は、12世紀からの歴史ある町。伝統的な大聖堂や、カラフルな塗装に彩られた建築物の街並みと、その真逆的に白で統一された木造建築物の街並みがあります。この町よりバスやフェリーで行く、「リーセフィヨルド」も有名な観光地。このフィヨルドの崖の一つ「プレーケストーレン」は水面から崖の上から600mもあり、真下を見下ろすスリルは必見です。

スタヴァンゲルからプレーケストーレンまでの行き方

「教会の説教壇」との異名を持つ「リーセフィヨルド」の「プレーケストーレン」への行き方は、拠点の町スタヴァンゲルからははローカルバスかフェリーで登山口まで移動します。ここから山を登ります。登山コースは初心者から熟達者までいくつかあり、最も簡単なコースでも片道2時間。山登りではなく、町から船のクルーズで崖の下まで行く「リーセフィヨルドクルーズ」もあります。

ノルウェーツアーおすすめ観光地ランキング 8位

有名名所「オースレン」見どころ・時期

オースレンの町は、西ノルウェーに点在するフィヨルド観光の拠点でもありますが、この町自身にも見所が多数あります。「ユーゲント・シュティール」と呼ばれるドイツ語圏のアールヌーボー(青春様式)の建築様式を取り入れている港町として有名で、アートティックな色合いのカラフルな建物の街並みが、大自然の山々と海の風景に彩りを加えています。アクスラ山展望台からの眺めは圧巻です。

ノルウェーツアーおすすめ観光地ランキング 7位

有名名所「ベルゲン鉄道」見どころ・時期

ノルウェーの鉄道は、単なる「移動手段」というより「観光名所」としての魅力が備わっています。オスロから西ノルウェー一帯に点在している「フィヨルド」へ向かう足として観光客に人気なのが「ベルゲン鉄道」。首都「オスロ」と第二の都市「ベルゲン」を結んでおり、1909年に全線が開通しました。この鉄道路線の長さは500km近くもあり、標高1200mを越える高い峠を通っています。

有名名所「フロム鉄道」見どころ・時期


ベルゲン線の途中、ミュルダル駅から分岐した路線「フロム鉄道」は、ソグネフィヨルド沿岸のフロム駅までの20kmほどの距離を、海抜0mと867mの間を結び、列車は自然に囲まれた山間部の急勾配を走り抜け、20のトンネルをくぐります。非常に美しく風光明媚な観光スポットの時期は夏場がおすすめ。夏場は途中のショースフォッセン駅で列車が一定期間停車。近くのショース滝に観光客が見学できます。

ノルウェーツアーおすすめ観光地ランキング 6位

有名名所「ロフォーテン諸島」見どころ・時期

ロフォーテン諸島は、ノルウェーの人たちの観光スポットで有名な場所です。「諸島」といってもスカンジナビア半島に近く、フィヨルドの様な水路が間にあるだけなので、橋で陸続きになっています。ドライブで行くのも最適です。海と大小さまざまな島でで構成されている自然の風景は、アルプスの先端部分が海面に出ているようにも見えます。ここは大変「絵」になる風景が広がっており、クルーズにも最適です。

ロフォーデン諸島への行き方

ロフォーデン諸島への行き方ですが、最も一般的な方法は、各地から諸島への入口の町「ボードー」に向かいます。ボードーからは飛行機で30分。高速フェリーを使えば、3時間半ほどで諸島のスボルバーに行くことができます。またトロムソからは、大型の沿岸急行船(フッティルーテン)に乗って、19時間かけて優雅な船旅で向かう方法もあります。

ノルウェーツアーおすすめ観光地ランキング 5位

有名名所「トロムソ」見どころ・時期

北ノルウェー最大の町「トロムソ」の歴史は古く、中心市街の街並みを見渡すと、歴史的な木造建築物が集積しております。1861年に建てられた「トロムソ大聖堂」はノルウェー唯一の木造教会です。北極への探検・狩猟の拠点の証として、1837年に「北極圏博物館」が完成。北極で行方不明になった探検家「ロアール・アムンセン」の資料・展示物も数多くあります。世界最北の植物園や醸造所もあります。

ノルウェーツアーおすすめ観光地ランキング 4位

有名名所「ヨステダール氷河」見どころ・時期

ノルウェー西部にあるこの「ヨステダール氷河」はヨーロッパ大陸最大の氷河です。2000mを超える山の谷から氷の塊が下ってきます。山に囲まれた谷の部分に青く光った氷の塊の形は、見た目は止まったままなのに、あたかも「急流」で一気に駆け下りているように見えます。その先端部分の下から溶け出した水が、非常にきれいに流れ出てきていて、大自然の偉大さを感じます。

氷河までのアクセス

ヨステダール氷河腕のひとつであるブリクスダール氷河へは、ブリクスダール氷河口ロッジのあるオールドダレンに向かう必要があります。ここまでは車で移動する必要があります。オスロからは7時間、ベルゲンからは5時間強かかります。氷河の場所へは、ロッジからは徒歩で45分またはカートに乗って移動します。

ノルウェーツアーおすすめ観光地ランキング 3位

有名名所「ソグネフィヨルド」見どころ・時期

ノルウェーには、「フィヨルド」と呼ばれる、氷河の浸食作用で自然に形成された複雑な地形をした湾・入り江が多数あります。そのフィヨルドの中でもノルウェー最大のものが、「ソグネフィヨルド」です。世界でも2番目に大きいこのフィヨルドは、海から内陸部の長さが203kmもあり、さらにその内陸部の水深が最大1,308mもあります。両側は1000mを超える山々にはさまれた壁になっています。

ソグネフィヨルドへはベルゲンから日帰りも可能

ソグネフィヨルドへは、ベルゲンから日帰での周遊が可能です。朝ベルゲンから鉄道に乗り、「ヴォス駅」で降りてバスに乗り換えます。途中の「スタルハイム渓谷」で大自然の風景を楽しみながら、フィヨルドの奥にある「グドヴァンゲン」の町に到着。次はフェリーに乗ってフィヨルド内の水路を航行してフロムの町へ向かいます。ここからフロム鉄道とベルゲン鉄道に乗って、夕方にベルゲン到着。

ノルウェーツアーおすすめ観光地ランキング 2位

有名名所「ガイランゲルフィヨルド」見どころ・時期

西ノルウエーの「ガイランゲルフィヨルド」は「ネーロイフィヨルド」と共に世界遺産に登録され、数あるフィヨルドの中でも「イチオシ」の場所。このフィヨルドは、120kmも海岸線から奥まで続いてます。そして1500mを超える、大自然の山々に囲まれています。フィヨルドの一番奥には「ガイランゲル」の街並みがあります。そしてここは「フィヨルドの真珠」との異名をとるほど美しいのです。


ガイランゲルフィヨルドへの行き方

ガイランゲルフィヨルドへは、オスロから列車で4時間。「ドンボース駅」乗換えで1時間30分。フィヨルドの奥にある町オンダルスネスに到着。ここからバスに乗り、「トロルスティンゲン」と呼ばれるヘアピンカーブを走り抜け、大自然の風景が眼下に広がります。バスはガイランゲルまで行き、ここからフィヨルドの水路を航行するフェリーに乗ってヘルシルトへ。これを「ゴールデンルート」と呼んでいます。

ノルウェーツアーおすすめ観光地ランキング 1位

有名名所「ノールカップ」見どころ・時期

ノルウェイの観光名所ノールカップは、ヨーロッパ最北の地域(厳密にヨーロッパ最北の地は1.5km北にあるクニフシェロッデン)に広がる大自然の岬です、マーゲロイ島にあり、北極海とも接しています。大航海時代に「北の岬」という名前が付けられます。すぐ先が北極の地なので、おすすめの時期は夏場です。夏場でしたらと太陽が沈まない「白夜」現象も楽しめます。

ノールカップへの行き方

ノールカップに行く一番簡単な方法は、ノルウェーでもの最北部(人口一万人以上の都市では世界最北)にあるアルタの町まで飛行機で向かいます。ちなみにこの町には世界遺産のアルタの岩絵があります。このアルタ空港から街並みを通ってホニングスバーグを経由し、ノールカップ岬行きのバスが往復しています。所要時間は5・6時間ほどかかります。

ノルウェーツアーおすすめ観光地ランキング 番外

スヴァールバル諸島

冷たい海岸の意味を持つスバーバル諸島は、冬の最低気温はマイナス30度と、北極圏の中にあるノルウエー領の島。ところがこの自然の厳しい寒さに囲まれた島は、1920年に締結された「スヴァールバル条約」にてノルウエーの法律の一部適用外とされ、条約加盟国は、入国管理などの手続きなしで上陸できます。ノルウエー本国からでも、この島に行くにはパスポートが必要です。昔は捕鯨の基地として、また北極観測の拠点です。

フッティルーテン(ノルウェー沿岸急行船)

西ノルウェーの「ベルゲン」からノルウェーの沿岸沿いを北上し、途中から北極圏に入り、最終的にロシア国境にほど近い「キルケネス」まで定期船が運航しています。約2400kmの距離を1週間(6泊7日)かけて、沿岸各地を小刻みに航行します。料金や時間は結構必要ですが、主要なフィヨルドやロフォーテン諸島、ノールカップなどの名所を巡る事ができ、この船でノルウェー観光を網羅できます。

オーロラ

天体の極域近辺で、見られる大気の発光現象「オーロラ」。北極圏に接する様々な国で見られるこの不思議な自然現象であるオーロラを、ノルウェーで見る場合は、トロムソの町が一般的でです。9月から3月くらいまでの時期が見どころです。町の対岸にあるトールシュタイネン山にはこの季節、多くの観光客が訪れます。また沿岸急行船(フッティルーテン)の船上からもオーロラを楽しめます。

まとめ

ノルウェーの見どころをランキング形式でご紹介しました。都市部の名所「オスロ」と「ベルゲン」は特に見どころが多いので、いくつかにまとめました。ノルウェーは北極圏に近い北欧の地で、フィヨルドなどの大自然が見どころに加え、1000年近くも歴史のある都市の街並みや歴史的建造物を楽しめます。すごしやすい夏場か、オーロラが見られる時期に一度は立ち寄りたい国(ノルウェーの妖精トロールに会えるかも?)。ご参考になれば幸いです。