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9mm機関拳銃特集!自衛隊が使用する国産サブマシンガンの魅力とは?

9mm機関拳銃とは自衛隊が使用する国産のサブマシンガンです。数少ない国産の銃器の一つですが、一体どのような構造や性能なのでしょうか? 今回は9mm機関拳銃について構造や性能、魅力などを詳しく解説していきたいと思います! 

2018年10月16日更新

ysakura3928
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目次

  1. 国産銃器の種類
  2. 9mm機関拳銃とは?
  3. 9mm機関拳銃の開発経緯
  4. 9mm機関拳銃の構造 No.① ボディについて
  5. 9mm機関拳銃の構造 No.② 射撃構造について
  6. 9mm機関拳銃の射撃性能について
  7. 9mm機関拳銃は強いのか?
  8. 9mm機関拳銃の配備状況は?
  9. 9mm機関拳銃の後続は?
  10. 9mm機関拳銃の電動ガンは?
  11. 大友商会 自衛隊 9mm機関拳銃 ガレージキット
  12. M.D.N製ガスエアガン 9mm機関拳銃
  13. 【PKウェーブ】ゴム製模擬銃 9mm機関拳銃 
  14. 各国のPDWはどのようなもの?
  15. 9mm機関拳銃のまとめ

国産銃器の種類

自衛隊特有の使用銃器

日本の治安維持や災害救助などを行う自衛隊ですが、彼らの使う銃器は日本国産のものが配備されています。自衛目的で使われるので日本国内ではほぼ出番のない銃器ですが、一体どんなものがあるのでしょうか?

hidechan.fさんの投稿
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9mm拳銃

9mm拳銃はスイスにあるSIG社からライセンスを受けて日本の新中央工業(現ミネベアミツミ)が生産する拳銃です。その外見は元の拳銃である「SIG SAURE P220」とほぼ変わらず、機能についてもほぼ変わりはありません。陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊の全てで使われています。

ryouhinkaikannaraさんの投稿
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89式小銃

1989年に制式採用された自衛隊の自動小銃です。生産は豊和工業が行っていて、流通は日本国内だけになっています。5.56x45mm NATO弾を使う自動小銃で陸上自衛隊における主力火器となっていますね。制式採用から現在に至るまでに14万丁も生産されています。

9mm機関拳銃とは?

国産のサブマシンガン

9mm機関拳銃とは自衛隊が使用する国産のサブマシンガンです。89式小銃や9mm拳銃が有名な国産銃器ですが、この9mm機関拳銃も制式に採用されていて陸上自衛隊の戦車部隊などで使用されています。外見はUZIサブマシンガンやMAC11などのサブマシンガンと似通っていて、機構も同様になっています。

two____handさんの投稿
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スペック!

9mm機関拳銃 全長:339mm 重量:2,800g 装弾数:25発 使用弾:9x19mmパラべラム弾 射撃:セミ/オート 発射速度:約1,185発/分 有効射程:約25m

9mm機関拳銃の開発経緯

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11.4mm短機関銃M3A1からの代替品

9mm機関拳銃銃の開発に至った理由は、戦後にアメリカから付与されていた11.4mm短機関銃M3A1(グリースガン)が古くなり、新しい短機関銃が必要になったからです。実は9mm機関拳銃銃が開発される以前に一度自衛隊の装備の見直しがあって、使う小銃にニュー南部M66サブマシンガンというものが開発されていました。しかし、歩兵の使用火器がサブマシンガンからアサルトライフルに移行し始めていた事もあって採用はされませんでした。

okiraku_a112さんの投稿
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小型拳銃の優位性

1990年第になると再度、国産サブマシンガンの開発が再開されました。後方部隊や戦車部隊での9mm拳銃の後継として使用されることになったのですが、都市戦闘で拳銃の優位性が最近になって認められ始めていてので、完全な後継としてではなく一部のみが採用となりました。その後、89式小銃の銃床屈折式が配備されるようになったために追加での配備はされていません。

9mm機関拳銃の構造 No.① ボディについて

アルミ削り出しのレシーバー

9mm機関拳銃は本体であるレシーバーとグリップ部の2パーツの構造でできています。各国のサブマシンガンなどが生産性を高めるためにスチールプレートのプレス加工で作っているのに対して、大量生産モデルでは珍しくアルミブロックの削り出しで作られています。日本国内だけの生産だからできることなのでしょうが、コストの増加の一端になっている面が気になりますね。

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レシーバーには自衛隊マーク

9mm機関拳銃のレシーバーには桜の刻印と自衛隊の武器の象徴であるWマークが刻まれています。この刻印は他の自衛隊の火器のレシーバーにも刻印されているもので、正式な自衛隊火器のレシーバーにはかならずこの刻印があります。

taskforce_tokyoさんの投稿
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残念なグリップ性能

レシーバーの下部にあるグリップ部は樹脂一体型のグリップになっているのですが、このグリップは右側面のみが樹脂で覆われているだけでグリップの左面は金属フレームがむき出しになっています。マガジンはグリップ内部を通る仕組みになっているので、グリップは非常に太めで角張っているために握りにくいと言われています。

バレル下部のフォアグリップ

9mm機関拳銃は小型化のためにストックを持たず、レシーバー下部に取り付けが可能な直立式のフォアグリップと通常のグリップを使うことで射撃します。このグリップは専用ですので、他のフォアグリップなどは取り付けできません。レシーバーにはレールマウントなどは他になく、拡張性がない点は現代火器の中ではかなりのデメリットですね。

9mm機関拳銃の構造 No.② 射撃構造について

real_guns_さんの投稿
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オープンボルト式

オープンボルト式というのは射撃の際にコッキングをするとボルト部分が閉鎖せずに空いたままで、トリガーを落とすと同時に弾丸をチャンバーに装填・射撃するという方式のことです。有名なオープンボルト式では、MAC11やUZIなどが挙げられます。この方式を採用した銃はその構造から全長の短縮ができて小型にできるメリットがあります。

okiraku_a112さんの投稿
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オープンボルト式の射撃特性

オープンボルト式ではボルトが常に開放状態であるために放熱性がよいという点が挙げられます。しかし、射撃時にトリガーを落としてからボルトが移動するために重心移動が激しく、ブレが生じるというデメリットがあります。ただ、9mm機関拳銃は小型でありながら重量があるので反動の抑制においては多少軽減されているという特性もあります。

9mm機関拳銃の射撃性能について

高レートの射撃

9mm機関拳銃は毎分1,150発もの高レートで射撃することができます。この発射レートは各国のサブマシンガンなどと比較してもかなり大きく、9mm機関拳銃の最大の長所といっても良いでしょう。ただし、9mm機関拳銃のマガジンは最大で25発しか弾が入らないので、フルオートで射撃しようものなら1.3秒で弾がなくなってしまいます。戦車部隊への配備ということでしょうから携行弾薬も少なく、弾薬管理が問題になりそうです。

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連射には熟練が必要

フルオートでの射撃では高レートの連射性能からかなりの期待ができますが、反動の抑制など大きな問題も抱えています。有効射程も25mと短いので、9mm機関拳銃の真価は狙い撃つよりも弾をバラまく射撃が正解でしょう。セミオートでは正確に狙えば9mm拳銃と同様に使えるので40~50mでの対人用として十分に使えます。ただ、せっかくのフルオートの効果が発揮されないのであれば、9mm拳銃を携行している方が重量などで有利でしょう。

9mm機関拳銃は強いのか?

他国のサブマシンガンと比較すると?

他国が使用しているサブマシンガンと9mm機関拳銃を比較してみると、先進国が開発しているPDWである「FN P90」や「HK MP7」には性能の面でかなり後れを取っています。使用する弾薬は問題ありませんが、銃本体の拡張性などが乏しく、汎用性がないのが問題ですね。中東などで使用されているUZIやMAC10と同時期に開発されたものとでは同程度の性能を誇ります。

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少しだけ時代遅れ

9mm機関拳銃の設計思想が旧世代のUZIやMAC10などの小型サブマシンガンであったために、9mm機関拳銃は少しだけ時代遅れの火器となってしまっています。特に89式小銃が開発・配備された今では拡張性の高い89式小銃をカスタムすることによって代替できてしまうので、特別な目的がない限りは日の目を見ることがなくなってきてしまっています。

9mm機関拳銃の配備状況は?

非常に少ない配備数

9mm機関拳銃は1999年から配備され始めましたが、2018年4月現在での生産数は合計で266丁と9mm拳銃などよりもはるかに少ないです。2004年以降は追加の配備もなく、おそらく今後も追加での配備はないでしょう。陸上自衛隊への生産は既に終わっているようですが、海上自衛隊や航空自衛隊への生産はまだ続いているようです。

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どのようなところに配備されているのか?

9mm機関拳銃は空挺師団の戦車部隊や海上自衛隊の護衛艦・潜水艦部隊、航空自衛隊基地の防衛で使われています。携行する場合にはレシーバーにあるスイベルにスリングを装着して専用のケースと一緒に持ち歩く姿が確認されています。ケースには予備のマガジンを格納するスペースなどもあることが確認されています。

9mm機関拳銃の後続は?

制式な後続銃は予定されていない

9mm機関拳銃は様々な理由も持ってあまり生産・配備が行われていません。防衛的に次代の制式銃が開発されている中でも、9mm機関拳銃の後続は開発されておらず、89式小銃の小型回収モデルが代わりに配備されています。今後も制式銃が開発されるとなると、おそらく89式のようなモデルで小型のモデルが開発されるのみになるでしょう。

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開発・生産するよりも輸入が堅実的

9mm機関拳銃は生産コストとしては他国のサブマシンガンよりも高めであまりよく思われていませんでした。今後はサブマシンガンやPDWの開発・生産は行われず、他国の開発したものをライセンス契約や輸入する方がコスト的にも運用的にも望まれる形になるでしょう。一部の噂ではMP7の輸入が行われるのではないかとよく言われています。

9mm機関拳銃の電動ガンは?

正式な電動ガンはない?

9mm機関拳銃の電動ガンは現在のところ、正式な販売が行われていません。日本の有名どころエアガンメーカーも一切生産をしていないので、正規品の電動ガンが欲しい方は要望を送り続けるしかなさそうです。ただし、電動ガンではなくガスエアガンなら一部の小企業が販売したものがあるので、どうしても正規品が欲しい方は電動ガンではなくガスエアガンを狙うのがおすすめです。

出典: http://frontier1.jp

有志によるキット加工など

9mm機関拳銃のエアガンは大半が熱狂的な有志が作った電動ガンの加工品や電動ガン改造ガレージキットなどが占めています。特殊な加工が出来る人などは東京マルイから販売されている10禁電動ガンのMAC11を加工して9mm機関拳銃の電動ガンを作っていますが、こういうことができるのはほんの一部なので流通量は限られています。

大友商会 自衛隊 9mm機関拳銃 ガレージキット

出典: http://frontier1.jp

生産終了のガレージキット

過去に流通したガレージキットの中でもクオリティや流通量が多かったのが、大友商会の販売した9mm機関拳銃への改造ガレージキットです。東京マルイから販売されている10禁電動ガンのMAC11を少し加工することによって、射撃もできる9mm機関拳銃が作れるとして話題になりました。しかし、やはり小企業の生産品だけあって既に生産は終了しています。レシーバーの出来などが良かっただけに惜しいですね。

出典: http://frontier1.jp

入手は困難

このガレージキットは既に生産は終了している上に、問い合わせ等でも生産再開はありえないと断言されているので新品の入手はほぼ不可能と言ってもよいでしょう。ネット上でも人気があるためにオークションなどでも流通は少なく、現段階においては入手は困難と言えます。

M.D.N製ガスエアガン 9mm機関拳銃

少数生産のレア品!

こちらはM.D.N社の販売した9mm機関拳銃の少数限定生産モデルのガスエアガンです。このエアガンはマルゼン製のイングラムM11をベースに作られているので、爽快な動作でガスブローバックが行われます。ただし、少数生産のエアガンなので、現在では入手機会も少なくなっています。

こちらも入手は困難

このガスエアガンの9mm機関拳銃は本店での扱いは限定生産のみとなっているようで、近年では2017年に再販がありました。しかし、こちらも数が少なかったようで手に入れることができた方は運が良かったと思います。現在はネットオークションなどでチラホラと商品が出ているだけですので、やはりこちらのエアガンも入手は困難でしょう。

【PKウェーブ】ゴム製模擬銃 9mm機関拳銃 

9mm機関拳銃の精巧な模擬銃

こちらは電動ガンやエアガンと違って弾の発射はできない模擬銃ですが、レシーバーなどの作りが非常に精巧なゴム製の模擬中です。演劇や舞台小道具として使われているものなのですが、その作りが非常に精巧なのでガンマニアからは人気がよく、購入する人も少なくありません。エアガンのなかに紛れさせていても違和感が無いほどなのでおすすめです。

出典: https://store.shopping.yahoo.co.jp

水中訓練や格闘訓練にも

この9mm機関拳銃はゴム製なので水中での使用もおすすめです。ゴム製のレシーバーの中には金属の棒が入っているのでヘタることもなく、かといって余りにも硬いと怪我をしてしまうので、力がかかった際には曲がるようになっています。格闘訓練にも使用できるような安心の設計となっています。

取り寄せで購入可能!

この9mm機関拳銃はyahooショッピングなどで販売されています。商品は取寄せで発注されるようなので、確実に手に入るみたいですね。価格はエアガンを購入するのと同じような値段なので高いと思われますが、現在簡単に手に入る9mm機関拳銃はこれしかありませんので、仕方がないのかもしれません。

各国のPDWはどのようなもの?

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FN P90

FN P90はベルギーのFN社が開発した短機関銃です。使用弾薬に5.7x28mm弾という専用弾薬を使用することによっていくつものボディアーマーなどを無効化するなどして有名になりました。マガジン容量も50発と多く、光学機器なども標準搭載されている次世代銃です。日本でもそのデザインや構造から人気があってアニメやゲームなどでも多く取り上げられています。

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H&K MP7

MP7はH&K社が開発したPDW(個人防衛火器)です。P90も同様にPDWとして開発されましたが、こちらはより小型で携帯性に優れた特性を持っていて、航空隊員などの個人兵装になっています。こちらもボディーアーマーなどを貫通できる威力を持った専用弾丸の4.6x30mm弾を使用していて、ケブラー性のヘルメットなどを貫通するデモンストレーションを放送しています。

9mm機関拳銃のまとめ

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PDWが気になる方はこちらもチェック!

9mm機関拳銃については知ることができたでしょうか? 近年ではサブマシンガンに要求されるスペックも増加してきていて拡張性に富んだPDW(個人防衛火器)として認知されるようになってきました。下記のリンクではPDWであるハニーバジャーについてまとめてあるので気になる方は是非ともお読みください!

ThumbARES Amoeba「ハニーバジャー」のレビュー!サプレッサー装備のその性能とは? | 暮らし~の[クラシーノ]
皆さんはハニーバジャーという銃を知っていますか? ハニーバジャーは実際に実銃が存在するPDW...

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