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手作りキャンドル(ろうそく)の作り方!簡単でおしゃれな色付け方法も解説!

近年、手作りろうそくが人気となっています。ネットや本でも作り方が紹介され、多くの人達が自作しています。香りを楽しむアロマキャンドルや、色お楽しむマーブルキャンドルなど、それぞれ手作りする楽しみがあるのです。作り方や注意点など、手作りろうそくを紹介します。
更新: 2021年1月28日
haduki0
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ろうそくの歴史

ろうそくの作り方の前に簡単に学習しましょう。ろうそくを知ることで、より深みのあるろうそくができるかもしれませんよ?

ろうそくとは?

ろうそくとは一般的に、「綿糸などを芯にして蝋やパラフィンで固定した物」を指します。 蝋とは、油脂状の物質のことで、蜂蜜や魚油などの油を固めた物も蝋に含まれます。 乱暴に言ってしまえば、固まった油分に芯が付いていれば、それでろうそくと言えるのです。

いつからあるの?

古い物だと古代エジプト(紀元前1550年ごろ)から存在しています。灯りとして使用するだけではなく、ミイラ作成にも使用していたとされています。

また、中国秦王朝時代(紀元前259年ごろ)にも使用されていたそうです。 その後も、ヨーロッパを始め様々な国と時代で使用され、代わりとなる電気が広まるまでろうそくが広く普及されました。

日本にはいつ来たの?

日本で最初に登場したのは奈良時代だと言われています。中国から輸入されたと考えられてはいますが、正確にはわかってはいません。おそらく、仏教と共に広まったと考えられています。

当時は蜜ろうそくが主流でしたが、時代と共に松脂ろうそくが製造されるようになります。そして、産業革命(18世紀ごろ)と共に、石油パラフィンからろうそくが作られるようになり、現在の形になります。

ろうそくとキャンドル

ろうそくは、「和ろうそく」と「洋ローソク」に大きく分けることができます。どちらも原理は一緒ですが、材料が違ってきます。そのことから、洋ローソクを「キャンドル」と表現することがあります。

ただ、近年、広く普及されているろうそくは、ほぼ洋ローソク(キャンドル)です。その為、ろうそくと言えば洋ローソク(キャンドル)と思ってしまっていいでしょう。

和ろうそく

・蝋の原料:櫨(ハゼの実)・植物性の蝋 ・芯の原料:い草などの燈芯 ・作り方:基本的に手作りなため高価 ・燃え方の特徴:大きい炎で消えにくい ・単位:一匁(もんめ)※大体3.75g ・用途:災害用や仏式など

洋ローソク(キャンドル)

・蝋の原料:石油から作られるパラフィン ・芯の原料:糸 ・作り方:工場で大量生産できるため安価 ・燃え方の特徴:小さい炎で消えやすい ・単位:号 ・用途:インテリアや一般的な灯りなど

ろうそくが作る様々な形

ろうそくと言えば円柱型が基本ですが、近年では様々な形が作られています。「星型」「球型」などの単純な物から、「食品型」「動物型」「花型」など、一見するとろうそくに見えない物まであります。

また、それに合わせて色も、マーブル模様やグラデーションなど色鮮やかになっています。 ろうそくは灯りをともすための物ではなく、インテリアの一種となってきているのです。

手作りろうそくの簡単な作り方①:材料を揃えよう

手作りに必要な道具

必須 ・鍋とボウル(材料のろうそくを湯煎する)

・紙コップ(ろうそくの型)※耐熱性のある容器なら何でも ・割りばし(芯を固定する)※芯を乗せておけるなら何でも できればほしい

・漏斗とおたま(溶かしたろうそくを型に移す)※火傷しないで移せるのなら何でも

・刃物(ろうそくなどを細かくする)※ハサミやカッターなど

・輪ゴム(芯を固定する)※芯と割りばしを固定できるのなら何でも

手作りに必要な材料

必須 ・ろうそく(溶かしてしまうため何でもいい) できればほしい ・クレヨン(ろうそくの塗料)※人体に有害でない塗料なら何でも ・香水(ろうそくの匂い)※人体に有害でない香料なら何でも

手作りろうそくの簡単な作り方②:ろうそくを溶かす

まずはろうそくを溶かします。

1:用意したろうそくを適当に割ってボウルの中に入れる 2:鍋に水を張り沸騰させる 3:鍋にボウルを浮かべ、ろうそくが溶けるまで温める 型に移す溶けたろうそくを作ります。

湯煎をするだけですので難しくはありません。簡単に言えば手作りチョコレートと手順は一緒です。

ろうそくを割って余った芯は後で再利用するため取っておきましょう。 色付けや匂い付けをするならこの時に混ぜておくといいです。完成したら型に移します。

電子レンジでも可能

ろうそくを溶かすだけですから電子レンジでも大丈夫です。より簡単にできます。 ただ、うまく溶けきらず塊が残る場合があります。また、色付けや匂い付けもしにくいです。その為、あまりお勧めはしません。 時間が無い時や子供と一緒に作る際は考慮しましょう。

手作りろうそくの簡単な作り方③:材料の流し込み

溶けたろうそくを型に流します。 1:紙コップに取っておいた芯を垂らし、長さを調整。長さが決まったら割りばしに挟んで固定する 2:紙コップに溶けたろうそくをゆっくりと流し込む ポイントは芯の留め方です。芯は火が付く場所です。

その為、ろうそくの下までなければ最後まで使うことができません。必ず芯が紙コップの底まで届くようにしてください。 また、芯が円の中心に来るようにも調整します。

固定が上手くいかないなら輪ゴムで補強するといいです。勢いよく流し込むと芯が動いてしまう為注意しましょう。

溶けたろうそくは熱い

溶けたろうそくと熱したボウルはとても熱いです。その為、流し込む時に火傷してしまうかもしれません。 おたまやカップなどに移して安全に入れられるようにしましょう。


手作りろうそくの簡単な作り方④:固めて完成

最後に溶けたろうそく冷やして固めれば完成です。 1:ろうそくが固まったら取り出す 2:芯が長すぎるなら、切って長さを整える もし、型が紙コップなら解体してしまってもいいです。取り出しにくいなら型を切ってしまいましょう。

アロマキャンドルを手作りしよう

アロマキャンドルとは、中にアロマ(香料)が入ったろうそく(キャンドル)の事を指します。 香料によって様々な香りがし、ハーブを入れることで様々な効果を得ることができます。お土産などで有名ですが、手作りすることもできるのです。

簡単なアロマキャンドルの作り方

基本の作り方はろうそくと同じです。違いは香料を入れる事だけです。 1:ろうそくを溶かす(液体のアロマを入れるタイミング) 2:型に入れる(固形のアロマを入れるタイミング)

3:固める アロマの形状は大きく「液状」と「固形」の2種類に分かれます。液状はエキスや粉末、固形は木片やドライハーブなどです。 液状は色付けのタイミングで、固形は溶けたろうそくを入れる前に型に入れておきます。

固形を綺麗に入れればボタニカルキャンドルのようになり、おしゃれなキャンドルになります。

手作りアロマキャンドルの注意点

アロマキャンドルの魅力は心地よい香りです。いい香りがするだけではなく、香料に含まれる効果も得ることができます。 香料によって効果が違うのなら、「複数まとめれば複数の効果が得られる」と思う人もいるでしょう。

ですが、複数の香料を合わせてしまうと香りが混ざって臭くなってしまいます。 アロマキャンドルは香りを楽しむものです。考えなしに作り、香りを台無しにしないようにしましょう。

アロマキャンドルの効能で選ぶお勧めの材料

アロマキャンドルを香りで選ぶのもいいですが、効能で選ぶのも楽しみ方の一つです。 材料によって違ってくるため、状況に合わせて使用すると有効的です。 是非、色々な手作りキャンドルを試してみてください。

リラックスしたいとき

リラックスしたいときは「サイプレス」「ラベンダー」「マジョラム」などがお勧めです。やさしい匂いが心を落ち着かせ、リラックスさせてくれます。

リラックスすることでよく眠れるようになり、疲労回復にもつながるでしょう。 他にも、樹木系の香りは総じてリラックス効果があります。樹木に含まれるフィトンチッドが心を落ち着かせ、森林浴をしているような気分にさせてくれます。

スッキリしたいとき

スッキリしたいときは「ユーカリ」「ペパーミント」「ローズマリー」などがお勧めです。爽快感と清涼感のある匂いが頭をスッキリさせてくれます。 頭がスッキリすることで眠気がなくなるだけではなく、頭の働きを明晰にして集中力を高めます。 他にも、柑橘系やハーブ系の香りは総じて効果があります。

憂鬱なとき

憂鬱なときは「ジャスミン」「ネロリ」「フランキンセンス」などがお勧めです。優しくほんのり甘い匂いが幸せな気分にさせて気分を前向きにさせます。

落ち込んだ時だけではなく、マタニティーブルーやモヤモヤした時など、精神が不安定な時に効果があります。 他にも、樹脂系の香りが総じて効果があります。蜂蜜など甘みのある匂いが優しい気分にさせてくれます。

雰囲気を作りたいとき

雰囲気を作りたいときは「ローズ」「イランイラン」「ムスク」などがお勧めです。上品でフローラルな匂いが優雅で大人な雰囲気を作りだします。

上品で大人な雰囲気は、異性を引き付けるアダルトな雰囲気にもなる場合もあります。 他にも、花系の香りは総じて匂雰囲気を作りやすいです。花は匂いが強い為、それぞれの花によって違った雰囲気を楽しめます。

虫が目障りなとき

虫が目障りなときは「レモングラス」「ベルガモット」「タイム」などがお勧めです。それぞれの匂いを虫が嫌い、近寄ってこなくなります。 ハーブによって効果のある虫が違うようですが、あまり変わりません。

大体のハーブはハエや蚊など、耳障りな虫を寄せ付けません。 もちろん他にも効果があります。ですが、夏場などは蚊取り線香の代わりに使用してもいいかもしれません。

アロマキャンドルの使い方

アロマキャンドルは少しでも長く使用した方が良いです。アロマキャンドル自体ろうそくよりも高価なのもありますが、長く使えればそれだけ長く香りを楽しめます。 一般的なろうそくと同じように使用してもいいですが、少しでも長く楽しめるような方法を紹介します。

火の灯し方

火を灯す際は2~3時間続けて灯します。こまめに火を灯すと芯の周りだけ溶けてしまい、外周が溶け残ってしまうからです。 また、芯の先が焦げてしまったら取っておくようにしましょう。

そのまま火を灯してしまうと煤ができてしまい汚くなってしまいます。焦げてしまわないように芯の長さを5~6mmくらいの長さに調整するといいです。

火の消し方

火を消す際はろうそくに押し付けて消します。 息を吹きかけて消してしまうと煙が立つだけではなく、焦げた匂いも拡散してしまいます。 煙や匂いを広げないようにする為、ピンセットなどで芯をろうそくに押し付けて消しましょう。

押し付けることで芯にロウが付き、火が灯しやすくなります。 もしあるのなら、ろうそく専用の火消棒があるとなお良いです。


保管方法

ろうそくは風や日光に当てると劣化します。火を灯すだけなら問題はありませんが、匂いが飛んでしまうことがあるのです。なるべく風や直射日光が当たらない場所に保管し、ほこりなどが付かないように箱に入れたり布をかぶせておきましょう。

また、溶けたろうそくをそのままにして置いても劣化します。火傷に注意して、テッシュなどで固まる前に取り除くようにしましょう。

グラデーションキャンドルの作り方

グラデーションキャンドルとは、色が層になっているおしゃれなキャンドルの事です。複数の色が層となっているキャンドルはおしゃれなインテリアとしてだけではなく、贈り物にも最適です。 手作りキャンドルの基本ともいえるでしょう。

グラデーションキャンドルは何が違うの?

一般的なろうそくとグラデーションキャンドルの違いはほとんどありません。グラデーションであるか?の違いしかないでしょう。その為、作り方としては溶かして、型に入れて、固めるだけです。

ただ、グラデーションを作る為、色付けされたろうそくを複数用意する必要があります。また、グラデーションになってればいい為、人によって作り方が少し違います。

作り方の手順 方法1「チャンク(ロウの塊)使用」

チャンクを使用する作り方です。チャンクとは、固めたロウの破片の事です。

溶かしたろうそくを板状に延ばし、固めて割ることで作ることができます。

1:ろうそくを溶かし、複数に分けて色付けする 2:溶かしたろうそくを板状に固め、それぞれ割って置く(チャンクの準備) 3:用意した型にチャンクを入れていく(グラデーションになるように入れる)

4:チャンクとは別にろうそくを溶かしておく(薄く色付けしても可) 5:芯が固定された型にゆっくりと溶かしたろうそくを入れる

6:固めて完成 入れたチャンクが透き通り、グラデーションのようにキャンドルを色付けします。

チャンクを作ること以外はアロマキャンドルと同じなので簡単だと思います。 また、流し込むろうそくも、複数の色を用意するとより複雑な色合いになりおしゃれです。

グラデーションになるように一色ずつゆっくり入れていきます。ゆっくり入れればろうそくはあまり混ざらず、チャンクのおかげで沈殿しません。

作り方の手順 方法2「チャンク(ロウの塊)なし」

チャンクを使用しない作り方です。 1:色付けされ溶かしたろうそくを複数用意 2:芯が固定された型に一色目を入れる 3:一色目が固まりだしたら2色目を入れ始める

4:同じ要領でグラデーションの分を入れていく 5:最後の色が固まったら完成 色を重ねていくことでグラデーションにします。

イメージとしては色付けされたキャンドルを重ねていく感じです。チャンク使用よりはっきりとした色合いのキャンドルに仕上がります。簡単ではありますが、時間がかかるのが問題と言える作り方でしょう。

マーブルキャンドルの作り方

マーブルキャンドルとは、複数の色が混ざったおしゃれなキャンドルの事です。グラデーションキャンドルと似ていますが、こちらは層になっていません。決まった色合いが無い、マーブル模様が特徴のキャンドルです。

作り方の手順

1:色付けされ溶かしたろうそくを複数用意 2:それぞれのろうそくを棒でかき混ぜ、どろどろのジェル状にする 3:どろどろのろうろくを、用意した型の内側の面に張り付けていく(張り付け方でマーブル模様が決まる)

4:満遍なく貼り付けたら芯を入れ固定する 5:どろどろにしたろうそくとは別にろうそくを溶かす。また、別に砕いたろうそくを用意する 6:型の中に砕いたろうそくを入れ、その後、溶かしたろうそくをゆっくり入れていく

7:固まったら完成 手順2のどろどろのろうそくは、混ぜているうちに自然と冷めてどろどろになります。

手順5で砕いたろうそくを入れる理由は、張り付けたろうそくを固定するためです。砕いたろうそくが無いと、溶かしたろうそくの熱でマーブル模様が崩れてしまいます。その為、内側に入れて崩れるのを防ぐのです。

もっと簡単なマーブルキャンドルの作り方

もっと簡単にマーブルキャンドルを作ることもできます。 【1】張り付ける為に作成したどろどろのろうそくを、芯の周りにひとまとめにくっつけ固める(別名アイスクリームキャンドル)

【2】色付けした複数のチャンクをまとめて型に入れ、溶かしたろうそくを入れて固める(別名モザイクキャンドル) 本来(?)の作り方ではありませんが、とても簡単なため試してみてはいかがでしょうか?

それぞれが違ったマーブルキャンドルになるため、比べてみるのも面白いかもしれません。

ボタニカルキャンドルの作り方

ボタニカルキャンドルは、ろうそくの周りにドライフラワーなどを敷き詰めたキャンドルの事です。 花模様がおしゃれなだけではなく、季節に合わせて花を変えれば、季節を感じられるボタニカルキャンドルになるでしょう。 また、花だけではなく果物や海藻などを材料にすることで、一味違った物になります。

ボタニカルってなに?

ボタニカルとは、「植物の」「植物性の」という意味の英語です。花柄などの植物をメインとした柄の事を、ボタニカル柄とも言います。 植物をメインとした柄のろうそくの事を総じて、ボタニカルキャンドルと呼ぶのです。

手作りに必要な道具と材料

道具 ・鍋とボウル(ろうそくの湯煎用) ・紙コップ(型) ・割りばし(芯の固定) ・大きめの筒(ろうそくとドライフラワーを入れて固める)※柄を確認しやすいように透明な方が良い 材料 ・ろうそく ・ドライフラワー(模様になるのなら何でも)

・ワックス(パラフィンワックスまたはジェルワックス) ボタニカルキャンドルは、今までのキャンドルとは少し違います。手作りろうそくの材料の他にも、ドライフラワーやワックスが材料として必要となります。

作り方の手順

ボタニカルキャンドルを作り始める前に事前にろうそくを作っておきます。作り方は上記を参考にしてください。色や匂いは好みで構いません。 1:事前に用意したキャンドルを筒に入れる

2:キャンドルと筒の間にドライフラワーを入れていく(キャンドルの高さまで) 3:キャンドルと筒の間に溶かしたワックスをゆっくり入れていく

4:ワックスが固まったら筒から取り出し完成 パラフィンワックスは固まると白く濁り淡い花柄に、ジェルワックスは固まると透明になりハッキリとした花柄になります。どちらにするかは好みで選んでしまっていいでしょう。

どろどろのろうそくがドライフラワーになっただけで、マーブルキャンドルと作り方が似ています。

ボタニカル柄の例


ボタニカルキャンドルはセンスが問われます。ただ敷き詰めるだけでもおしゃれではありますが、テーマを持って作ることでより華やかになります。 ・四季の花を集めて季節感を出す作り方

・花や果物の色を揃えて色彩心理を作り出す作り方 ・海なら海藻やハイビスカス、山ならキノコや果物など、イメージしやすい作り方 ・柑橘系やバラ系など同じ系統の匂いを集めて、より強い香りを楽しむ作り方

いくつか例を挙げましたが、あくまでも作り方の一例です。テーマを決める必要もなく、直感で作ってしまっても構いません。色々試して好きなボタニカル柄で作りましょう。

手作りキャンドルについてもっと知りたいなら

キャンドルは簡単に作ることができ、工夫することで様々な形や色を魅せてくれます。簡単ではありますが奥が深いのが手作りキャンドルなのです。

手作りキャンドルは本や動画など、様々なもので紹介されています。

その為、独学することもたやすいです。ですが、より詳しく学びたいのなら体験会や通信教育などをお勧めします。独学で学ぶよりもわかりやすく、作るコツを教えてもらえます。

また、キャンドルクラフト(手作りキャンドル)の検定などもあります。 教えてもらうことで、独学では想像できないおしゃれなキャンドルを作れるようになるでしょう。

キャンドルの資格取得を支援する社団法人日本キャンドル協会のスクール
日本キャンドル協会(JCA)認定キャンドルインストラクター資格はキャンドルスクールを運営する上で必要な安全の知識、材料の知識、キャンドル制作のノウハウを全て習得していることを証明することができる開業するための資格です。
キャンドルの資格・検定試験について | SARAスクール
キャンドルの資格・検定試験 キャンドル 基本コース / プラチナコース資格試験について 2種類の資格取得が目指せる 本講座では基本コースとプラチナコースの2種類のコースを用意しています。プラチナコースを受講された方は日本デザインプランナー協会(JDP)主催の「キャンドルデザインマスター」、日本インストラクター技術協会主催の「キャンドルアドバイザー」の2つの資格を100%確実に取得できます。 キャンドルデザインマスター 受験資格 特になし 受験料 10,000円(消費税込み) 受験申請 インターネットからの申込み 受験方法 在宅受験 合格基準 70%以上の評価

手作りキャンドルを油から作る

ろうそくを溶かすだけではなく、サラダ油などの廃油からもキャンドルを作ることができます。作り方は同じで、溶かしたろうそくの代わりに油を使用します。 もちろん、油のままでは固まりません。

その為、「油凝固剤」を使用します。油凝固剤は、油を捨てる際に使われるもので「油固め剤」などの名称で売られていると思います。 事前に油凝固剤を混ぜて置き、固まる前に芯を固定した型に入れましょう。

廃油を使用する注意点

廃油をリサイクル際はよく濾しておくようにしましょう。でないと、油臭いだけではなく、見た目も悪くなります。おしゃれに作る為にも、色付けや香り付けをするようにしましょう。

ろうそくを扱う注意点

燃えやすい物を近くに置かない

当たり前ですが、火の近くに燃えやすい物は置いてはいけません。もし、ろうそくが倒れてしまったら燃え移り火事になってしまいます。また、カーテンなどに燃え移る場合もあります。

実際に、燃え移ってボヤ騒ぎになった話も耳にします。 ろうそくの火は小さくたかが知れているかもしれません。ですが、燃え移ることで取り返しのつかない状態にもなりかねません。

絶対に燃えやすい物を近くには置かず、平らで安定感のある場所で使用するようにしましょう。

寝落ちしない

アロマキャンドルはいい香りで気分を落ち着かせてくれます。リラックスすることで、つい居眠りしてしまうことも少なくありません。 ですが、寝落ちしてしまうと大変危険です。

もし、寝ている間にろうそくが倒れてしまったら火事になってしまうかもしれません。また、幼児やペットが悪戯してしまうかもしれません。 寝てる間は無防備です。何かあってからでは遅いのです。

リラックスして眠くなるかもしれませんが、必ず目の届く範囲で使用して、何かあってもすぐに対応できるようにしましょう。

気分が悪くなったら換気する

人によっては、アロマキャンドルの匂いがダメな人もいます。ポプラやローズマリーの強い匂いが、逆に気分を悪くしてしまいます。そのような場合は、すぐに火を消し換気をするようにしてください。

アロマキャンドルは気分を良くしてくれるものです。それなのに、逆に気分が悪くなってしまうのでは本末転倒です。無理に使用し続けるのではなく、換気をして匂いを拡散させるようにしましょう。

まとめ「手作りだからこそできる楽しみ方」

ろうそくは手作りすることで様々な姿を魅せてくれます。形なら球体やツリー型など、色ならグラデーションキャンドルやマーブルキャンドルなど、見た目や香りならボタニカルキャンドルやアロマキャンドルなど多種多様にあります。

他にも、ゼリーキャンドルやアイスキャンドルなど、おしゃれで変わったろうそくを作っている人もいます。 ろうそくは、「固まった油分に芯が付いていれば」他に決まりはありません。

創意工夫をこなし、自分だけろうそくを作りましょう。そしておしゃれに飾り、素敵な生活になるようにデコレートしていきましょう。

他にもこんな情報があります!

もっと詳しく知りたいのなら他にも記事があります。 アロマキャンドルやボタニカルキャンドルの詳しい作り方や、100均の材料で作るろうそくなどが紹介されています。 是非参考にしてみてください。