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折り紙で作る「ひまわり」の折り方!簡単な作り方や難しい上級者向けまで!

夏の花として有名な「ひまわり」は折り紙で作る事で年中その大輪の姿を愛でることが出来ます。その折り方は多種多様で、初心向けから立体的なひまわりを作り出す上級者向けのものまで、ひまわりの折り紙が気になる人に損はさせない記事となっています!
2020年8月27日
咲良09
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手作りできる夏、ひまわり折り紙とは

ひまわりと言えば、夏に大輪の花を咲かせることで有名な植物。植物としてのひまわりは夏しか見ることが出来ませんが、折り紙で作る事で季節を問わずその姿を楽しむことが出来ます。その作り方は多種多様で、初心者向けの簡単な物から、上級向けのものまで多岐にわたります。

簡単なものから上級者向けの難しい作り方まであるという事は、それだけ折り紙のひまわりが親しまれていると言う証。夏繋がりでアサガオやカブトムシなどと並べる方も多く、夏が訪れれば各地でその姿を見ることが出来ます。それだけでも目を楽しませてくれるひまわり折り紙ですが、折り方を知る事でもっと楽しむことが出来ますよ。

ひまわり折り紙に必要なもの

ひまわり折り紙は基本的にハサミやのりを必要とせず、花びら用の折り紙と種用の折り紙の2枚を用意するだけで簡単に準備が整います。葉っぱ付きのものや、茎付きのものまで用意したいと言う場合は、もっと必要になる場合もありますが、基本的には折り紙2枚で作ることが出来ます。

ひまわり折り紙の色、拘らなくてもOK

ひまわりと言ったら黄色い花びらに茶色い種。当然ひまわり折り紙も可能な限り本物に色を揃えたほうがいいわけですが、必ずそうしないといけないと言う訳ではありません。色を揃えたほうがそれっぽく見えると言うだけなので、青やピンクのひまわりを作ってもOKなのです。

揃える折り紙の大きさにも特にこだわる必要はありませんが、花用と種用で最低でも2枚の折り紙が必要となるため、種用のものは、花用のものより少し小さめのものにしましょう。揃えるべき材料がわかったところで、まずは簡単かつ基本中の基本である「平面」の作り方から紹介していきます。

ひまわり折り紙初級編:平面ひまわり

いくら簡単と言ってもいきなり立体的なひまわりを作るのは難しいため、まずは最もシンプルで簡単な平面ひまわりの作り方を紹介していきます。平面で折ることが出来るようになれば、自然と難しい立体ひまわり折り紙も覚えることができるようになるため、上級者向けの折り方に挑戦する第一歩として作るの事もアリですよ。

まずはシンプルに、平面折り紙でひまわりを作る

まず取り掛かる前に、よりひまわりっぽさを演出するため、裏面に黄色の折り紙を貼り付け、両面黄色の折り紙を用意しておきましょう。ひまわり折り紙は裏面の色が表に出てくるため、白地が残ったままだと「紙っぽさ」が前面に出てしまうからです、勿論ですが、この作業は飽くまで「それっぽく見せる」為の作業なので、飛ばしても構いません。

手順①:まずは斜めに、それから中心へ

まずは折り紙の白い面を上にし、折り紙全体に四方の筋が入るよう、斜めに折りすじを付けていきましょう。折りすじがバツマークになったのを確認したら、角を中心に合わせるように折っていきます。最初の作業で作ったバツマークを中心にしまい込む感じで、コンパクトに折り畳んでいきましょう。

手順②:中心に合わせ、さらにコンパクトに


折り紙全体が小さな四角形になるようにしたら、中心に合わせるように更に折り畳んでいきます。手順は②で行ったものと全く同じで、更にコンパクトにしたら一旦すべて広げましょう。広げてみると折りすじが折り紙全体に均等に広がっている筈です。この全体の折りすじがひまわり折り紙を作る際の最大の要点となります。

折りすじを確認し終わったら、再び折りすじに沿って折り畳み、角を開き、指で潰すようにして折っていきます。この作業を合計4回繰り返したら、折りすじに合わせ折っていき、折り紙の上部にバツマークが浮き出るようにしていきましょう。

手順③:バツマークを開き、土台を作る

折り紙の上部にバツマークを作ったら、折ったところを開き、角を開き潰し、バツマークをさらに広げていきます。残り3か所にも同じ作業を行い、真ん中部分を大きく広げたらひまわりの土台が完成します。この土台部分はひまわりの中心部、言ってしまえば種部分の為、茶或いはオレンジ系の折り紙を使用しましょう。

手順④:十字に折り花びらを作る

中心部分が出来たら次は花びら部分、基本的な手順は種部分の作り方と変わりませんが、種部分はバツマークを作るのに対し、こちらは縦、十字の折りすじを付け、角の中心に合わせるように折り畳んでいきます。同じ折りすじで作るとパーツ同士が合わせられなくなるため、そこには気を付けましょう。

十字の折りすじにそって折り畳み、小さな四角形を作ったら一旦裏返し、手順③で作った中心部のパーツに重ね、角部分を折りすじに差し込んでいきましょう。差し込み終わったら中心部のパーツの角も差し込んでいき、2つのパーツを綺麗にくっ付けていきます。仕上げに中心部分に線を引き「種」を描けば、平面ひまわり折り紙の完成です。

ひまわり折り紙初級編:平面ひまわりの応用

平面ひまわりの作り方は簡単のみでなく、使用する折り紙の色を変えることで折り紙メダルの作り方へと早変わりします。ひまわりの明るい姿はメダルにもよく合い、お子様のお遊戯会などの際に作ると喜ばれることでしょう。メダルとして作る時のポイントは中心部分に何も書かないとこと。お祝いのメッセージが書いたりできるよう、裏地を見せるようにして作りましょう。

他にも、平面ひまわり折り紙の作り方は「2枚の折り紙を組み合わせ作る」作品の基礎とも言える作り方の為、覚えておけば折り紙で作れるレパートリーがグンと増えてくれます、手順もとても簡単なので、ひまわりの作り方自体には余り興味がないと言う方も一度は作成し、手と頭で作り方を覚えておくことをおすすめします。

ひまわり折り紙上級編:立体ひまわり


立体ひまわりは基本的に使用する折り紙の数は平面のものと変わりませんが、その手順は大きく異なり、ハサミも使用する場面があるため、何度か平面折り紙を作ってきた上級者向けと言える難しい作り方です。と言っても基本部分は平面ひまわりと同じなため、絶対に無理!と言う訳ではありません。何度も試行し、少しずつ完成に近づけていきましょう。

手順①:種と花びら、切り離して折りすじを作る

まずは種部分となる茶色の折り紙に十字の折りすじを付けていきます。ここまでは平面の作り方と同じですが、立体ひまわりは折りすじに沿って、はさみでそのうち一枚を切り離すことから始まります。このはさみで切り離した部分と、花びら部分を両方用意し、両方にバツマークになるよう折りすじを入れていきましょう。

手順②:のりで貼り付け、更に折る

種部分と花びら部分にしっかりバツマークの折りすじを入れたら、折りすじが重なるよう、ちょうど種部分となる折り紙が花びらの真ん中に来るよう重ね、のり付けを行います。のりが乾いたら角を中心となるよう折り畳み、裏地が見えるまでしっかりと畳んでいきましょう。

手順③:裏返し折り続ける、目安は隙間の色

裏地があらわになったら、いったん裏返し、まずは縦半分に折ります。縦半分に折ったら折りすじに沿って半分ずつ角を開き、潰す様に折り、小さな四角形を作るような感じで広げていきましょう。もう片方も同じように裏返したら、さらに角を開き、残りの面も全て角を開いていきます。1枚めくり、隙間から表の色が見えるようになるまで折るのが目安です。

手順④:角を折り、さらに複雑に折る

隙間から表の色が見えるようになったら、端の部分をつまみ、しまい込むように折っていきましょう。この作業を他の面にも行っていき、更に上下逆さにし、全ての面の角を折り畳んでいきましょう。畳み終わったら折り目を開き、横半分の部分から折り下げ、潰す様に折っていきます。

他の箇所にも同様の手順を行ったら、先っぽのちょっと下あたりから折り下げ、真ん中部分から表の色が見えるひし形になるよう折っていきます。ひし形が完成したら、指でめくり外側に開き、角と角を合わせるように折っていきましょう。全面にこの作業を行う事で、ひし形が徐々に最初のような四角に戻っていきます。

手順⑤:指で慎重に広げていく

ここまで来たら後は広げるだけ、ですがここが重要です。難しい作業の後なのでつい気を抜きがちですが、広げるときも油断は禁物。茶色い折り紙の色が隙間から見えるほうを上にし、破いてしまわぬよう、ゆっくりと慎重に広げていきましょう。


この時は方向に沿って引っ張る指を変えたり、力が分散するよう左右で交互に引っ張るのがポイント。ここで破いてしまったら、これまでの難しい作業が台無し。茶色い部分が開ききったら、黄色い面が外に出るよう広げていき、はっきりと二色が確認できるまでに広げたら、立体ひまわり折り紙の完成です。

ひまわり折り紙上級編:立体ひまわりの応用

立体ひまわりの折り方は他の立体折り紙にも応用でき、手順をしっかりと覚えておけば、ひまわり以外にも作るのが難しい花をリアルに作ることが出来ます。作る花によって折りすじが変化する場合もありますが、どれも基本部分は同じ。ひまわりが作れるようになったら、他の立体折り紙にも挑戦し、飾り方にも工夫して折り紙の花束を作ってみましょう。

より本格的なひまわり折り紙を作るコツ

更にリアルなひまわりを作りたいと言う場合は、花部分のみでなく茎や葉っぱも作るとよいでしょう。茎や葉っぱは作るのは簡単なのに加え、あるとより「本物」っぽくなるうえ、飾り方次第で様々な演出が出来ます。複数個作成したり、他の立体折り紙と組み合わせるのもおすすめです。

ひまわり折り紙の飾り方と楽しみ方

作り終わった折り紙ひまわりは飾り方にも工夫してみましょう。飾り方を工夫したり、他の折り紙と組み合わせたりすることで、簡単に夏っぽさが演出でき、室内にひまわりが咲いたかのような演出をすることが出来ます。一枚でも華やかなひまわり折り紙ですが、複数個組み合わせ、花束を作る事でより鮮やかになります。

更に、飾り方のみでなく飾る季節も意識するようにしましょう。どんなに力を籠めひまわりの花束を作り、飾り方を工夫しても、冬まっただなかに飾ると「この季節にひまわり?」と少々ちぐはぐな絵になってしまいます。出来ればひまわりは夏に飾るようにしましょう。

秋や春に飾るものも飾り方としてはありで、冬に観るひまわりの花束もそれはそれでいいものですが、やはりひまわりの季節は夏、出来れば花束は夏に飾るようにしましょう。他にも、夏繋がりでアサガオやスイカの折り紙と組み合わせる飾り方もおすすめです。

ひまわり折り紙で夏を演出しよう!

折り紙で作るひまわりは本物とは違う趣があり、花束にすれば年中その姿を楽しむことが出来ます。いきなりリアルなひまわりを作るのは敷居が高い!と言う方はまず平面から、立体ひまわりの折り方を知りたい!花束を作りたい!と言う方はこの記事を参考に、素敵な花束作りに挑戦してみてくださいね。