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焼印を自作しよう!真鍮で作る簡単焼印の作り方4つのステップをご紹介!

真鍮の焼印を自作できるのはご存知でしょうか?DIYやレザークラフトをされている方なら、一度はやってみたいと考える焼印。でも、真鍮で焼印を作るなんてハードルが高いと思われている方が多いようです。今回はそんな真鍮の焼印を自作する方法をまとめていきます!
更新: 2024年2月21日
T・S
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真鍮の焼印を自作しよう!

真鍮の焼印は自作できる!

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なんとなく難しそうなイメージを持たれている真鍮の焼印の自作。しかし、実は簡単に作れるのが焼き印です。焼印さえあれば、色んなアイテムにブランドを刻めますよね!因みに、真鍮とは鉛と亜鉛との合金のこと。色は黄色で、加工が容易な鉄です。真鍮は黄銅と呼ばれたりもしますね。

レザークラフト好きならオリジナル焼印を

真鍮で焼印を自作できれば、画像のようなレザークラフトアイテムに焼印を簡単に入れられます。レザークラフトアイテムに入っている焼印って、とてもかっこいいですよね!レザークラフトされている方なら、絶対に入れたいと思う焼印を自作してみましょう!材料や道具も高くはありません!

真鍮自作焼印の材料

材料①真鍮

まず必要なのは、焼印部分となる真鍮です。真鍮はホームセンターや東急ハンズのようなお店などに売っていますので、ホームセンターが近くにある方は探してみてください。

もしホームセンターなどが近くにない方はネットショップがおすすめ。サイズにもよりますが、大体1000円くらいから丁度いいサイズのものが販売されています。(今回は3×3cm×厚さ2cmのものを用意しました)

材料②軟鉄丸棒

真鍮と取っ手をつなぐための棒も用意しましょう。よく使われているのが、鉄の丸棒です。真鍮側と取っ手側にドリルで穴を開け、そこに差し込んで繋ぎにします。こちらもホームセンターなどで販売されていますが、ネットショップでも売っていますので、環境に応じて購入してください。

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形状は上図のような30cmほどの長さの棒状が適切です。ただし、上手の商品はアルミ製品となっており、鉄と比較すると圧倒的に加工が難しいのが難点です。丁度よい長さのアルミ棒を使うよりも、長めの鉄棒をほどよい長さに切って使う方が、安くて使いやすいので覚えておきましょう。

接着剤

棒は穴を空けて差し込むだけでは固定されないため、棒の先をヤスリで削って細く加工し、小さめの穴(10mmの太さの鉄棒には8~9mmの穴をあけましょう)

鉄棒の先は穴に入りやすいように細く削ってください)を真鍮に空けて棒を深く差し込んで固定(だんだんと太くなるため差し込むほどに強く固定されます)し、できれば接着剤も注入して強く固定してください。また、深く鉄棒を入れ過ぎると、真鍮が割れてしまうこともあるので注意しましょう。

材料③持ち手

シロクマ 自然木丸棒150mm ライトオーク BR-35A

出典:Amazon

火傷しないための持ち手は木材がベターです。画像のような加工された木材は、サイズもよく大丈夫で持ちやすくなっています。ある程度大きくて握りやすい木材を選びましょう。他に木の枝もネットショップで販売されていますので、枝を持ち手にしたい方は楽天市場などをチェックしてみてください。

また、持ち手と継ぎ棒の接合は、焼き印部分と棒の接合を参考に、できるだけ強く接着しましょう。

材料④トレーシングペーパー

トレーシングペーパー 薄口 A4 100枚 セ-T49N

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

最後にトレーシングペーパーを用意しましょう。トレーシングペーパーとは、透かして複写するための、半透明の紙のことです。このトレーシングペーパーに原画をうつして、真鍮の掘る部分を定めるのに使います。他にもいろいろな方法がありますが、トレーシングペーパーを使うのが一番簡単ですのでおすすめします。

注意したいのは、焼き印を押したときに画像が反転することです。反転した画像を真鍮に写してから削るようにしてください。

真鍮自作焼印の加工道具


加工道具①ミニルーター

プロクソン ミニルーターセット 28512

出典:楽天

文字や模様を彫るためには、ミニサイズのルーターを使用します。こちらはルーター本体のほかにドリルやビットなどがセットになっているため、初めてルーターを購入する方にピッタリ。

こちらの製品のようにアタッチメントが多いと細かい作業がしやすくなり、さまざまなデザインに挑戦できます。まず何を買っていいかわからないという方は、ミニサイズのルーターから揃えるようにしましょう。

加工道具②金切ノコギリ

神沢 ハンディソー NO.1-A 兼用

出典:Amazon

購入した真鍮を適切な大きさにカットする必要がある場合は、画像のような金切りノコギリも購入しましょう。見た目は固そうな真鍮も、金切りノコギリを使えばちゃんとカットできます。とはいえそれなりに根気を使いますので、もしも機械を購入してもよい方は、切断するための機械を買った方が楽に切れます。

加工道具③ドリル

真鍮と持ち手に穴を開けるためのドリルも必要です。ドリルはDIYをするなら是非持っておきたいアイテムですので、これからDIYを楽しんでいきたい方であれば、この機会に購入しましょう。

マキタのドリルなどが定番ですね。小さいドリルも販売されていますが、わざわざ購入するのであれば、しっかりしたドリルを購入することをおすすめします。

真鍮自作焼印を作る際の注意点

怪我に注意

作り方の前に、怪我に関して注意を書かせて頂きます。焼印を作る作業はドリルやノコギリなど、怪我する恐れがある道具を使いますので、慎重に作業してください。真鍮もとがっている部分は危険ですので、気をつけて扱いましょう。心配な方は防刃手袋などをして、安全対策すると気兼ねなく作業できますよ。

火傷に注意

もう一つの注意が、焼印作業ならではの火傷です。焼印を作る際、慣れない内はどうしても上手く削りきれないことが出てきますので、試しに焼印を押してはまた削るという繰り返しをすることになります。

その際に、「もう冷めたかな?」と思って触れたら火傷をしたというケースが必ず出てきますので、十分に注意しましょう。熱した鉄の熱さを侮ってはいけません。

真鍮自作焼印の作り方①カット

作りたいサイズに合わせてカット

まずは購入した真鍮を理想のサイズにカットしましょう。20㎜×20㎜×長さ100㎜の真鍮がよく売られていますので、これを正方形にカットしたり、または長めの長方形にカットしたりします。もっと大きな真鍮を使う場合は、その分カットに時間がかかりますので根気が必要です。気を抜いて怪我しないように集中して行いましょう。

あて木をすると上手くカットできる

必要な道具類に含めませんでしたが、あて木があると真鍮のカットが楽になります。切りたい場所に目印をつけ、そこにあて木をあてて、あて木の側面に金切ノコギリの側面を当てるようにカットしていくと安定します。

上記ツイートのように100均でも販売しています。また、DIYをされている方であれば、余っている木材を使ってもよいですよね。

真鍮自作焼印の作り方②写し

原画を描いてトレーシングペーパーに写す

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次に原画を書きましょう。パソコンで書いてももちろんよいですし、手書きでも大丈夫です。気に入った原画が描けたら、その上にトレーシングペーパーを乗せて、油性ペンを使って原画をなぞり写します。

更にその上からクレヨンで塗りつぶしましょう。このクレヨンはこの後、真鍮に写されることになりますので、クレヨンはしっかりとつけてください。


クレヨンで塗りつぶして鉛筆でなぞる

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クレヨンでトレーシングペーパーを塗りつぶしたら、トレーシングペーパーを裏返して(画像を反転させるため)、真鍮に当てます。そして、トレーシングペーパー越しに、写した原画を鉛筆で強くなぞりましょう。

こうすることで反転した原画がクレヨンで真鍮に写されます。しっかり写す必要がありますので、鉛筆でなぞるときは強く行ってください。

真鍮自作焼印の作り方③削り・彫り

ルーターで削っていく

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真鍮にクレヨン原画が写ったら、いよいよ削ります。削り際は上記画像のようなルーターを使います。写した原画の周りは1㎜のビットで、広い面は4.5㎜のビットで削っていきましょう。原画部分を削りすぎてしまうと後戻りができなくなってしまいますので、細かな部分を削る際は慎重に行ってくださいね。

硬いものには1㎜・柔らかいものには2㎜

削る深さの目安は、一般に2㎜と言われています。しかし、レザークラフトに焼印を押す程度であれば1㎜でも構いません。それよりもっと柔らかい、例えば食品などに焼印をしたい場合は2㎜程度彫る必要があります。木やレザークラフトだけじゃなく、今後はいろいろなところに押すかもしれないと思った場合は、無難に2㎜彫りましょう。

真鍮自作焼印の作り方④持ち手をつける

鉄用ドリルで真鍮に穴を開ける

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焼印部分が完成したら、次は持ちやすいように取っ手を製作していきます。まずは真鍮の裏側に穴を開けて、鉄棒を入れられるようにしましょう。目安としては、穴の直径は5㎜程度、深さは1㎝くらいがおすすめです。当たり前ですが、貫通してしまうと1からやり直しになってしまいますので、深さには十分気を付けましょう!

持ち手にも穴を開けて繋げる

木製の持ち手にも穴を開けます。木製の持ち手部分は深さ4㎝くらいまで穴を開けてしまって構いません。穴が空いたら鉄の棒をしっかりと差し込み完成です。穴の直径は5㎜程度と書きましたが、持っている鉄の棒のサイズに合えば問題ありませんので、そこは状況に合わせて変えてください。要は火傷せず安全に焼印が押せれば問題ありません。

真鍮自作焼印の使い方

真鍮を熱する

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いざ完成したら、実際に焼印してみましょう!やってみておかしな部分があったら再度加工します。焼印部分をバーナーなどの炎にあてて、十分に熱するのですが、5分程度はかかりますので、気長にしっかりと熱してください。熱したら木材などに試し押してみて、出来上がり具合を見ていきます。

レザーなら少し煙が出るくらいが適温

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レザークラフトに使う場合、焼印はレザーにあてたときに煙が出るくらいで適温です。煙が出ると焦ってしまう方もいるかと思いますが、問題ありませんのでご安心を。最初はどれくらいの熱さで、どれくらいの感覚で押し当てるのかも分からないはずですので、余った革を使って練習してみてください。すぐに感覚が掴めるはずです。

真鍮自作焼印に関してのTwitter

細かいものは大きめの真鍮で

こちらのツイートでは、キャラを手彫りする際の真鍮のサイズについて書かれています。ツイートにあるように、焼印の自作は安いのですが、かなり細かい原画になると真鍮のサイズも大きくする必要があります。大きな真鍮ともなれば加工の手間も上りますので、じっくりと作る精神力が必要になりますね。


食べ物に焼印しても大丈夫?

真鍮の焼印をパンケーキやどら焼きなどに使いたい方は多いのですが、問題ないのか不安な方も多い様子です。お店などで焼印されている商品も、真鍮で行われている場合がほとんどですので、安心して使いましょう。

ホームセンターがなければ

ホームセンターが身近になければ、ネットショップで真鍮を購入しましょう。上記ツイートの方は、いろいろな物が販売されているモノタロウで購入していますね。楽天市場などでも細くて長い真鍮などが売っていますので、是非チェックしてみてください。

極めるとお仕事になる

こちらのツイートの方は、それなりにお安い価格で真鍮の焼印製作を請け負っています。専門のお店に焼印製作をお願いすると、10000円~30000円ほどすることが多いのですが、こちらの方は少し安めに作られていますね。こうして、焼印製作も極めればお仕事にできます。

実は気軽にチャレンジできる

最初にも書かせて頂きましたが、真鍮の焼印を作るのは、いろいろな道具で加工しなきゃいけないんじゃないかと思って尻込みしてしまう方が多いんです。しかし、ツイートにありますように、真鍮の焼印くらいなら自宅で作れてしまいます。そんなに道具も沢山使う訳ではありませんので、是非チャレンジしてみましょう。

まとめ~真鍮の焼印を自作~

今回の「焼印を自作しよう!真鍮で作る簡単焼印の作り方4つのステップをご紹介!」はいかがでしたでしょうか?真鍮の焼印を作るのは意外に簡単だと感じてもらえましたでしょうか。

沢山の道具も必要ありませんし、そんなに加工の工程も多くはありませんよね。作り方はシンプルでお金もあまりかからない自作焼印ですが、一度作ればずっと使えるコストパフォーマンスが非常に高いアイテムですので、是非チャレンジしてみてください。

DIYが気になる方はこちらもチェック!

今回は真鍮の自作焼印の作り方をまとめさせて頂きましたが、当サイト「暮らし~の」には沢山のDIY記事があります。下記におすすめインパクトドライバーやすのこDIYなどの記事を用意しましたので、気になる方は是非見てみてください。