ゴッコ汁が最高に美味い「ホテイウオ」とは？見た目がかわいいその正体とは？

ホテイウオとは？

布袋様に似ているホテイウオ

ホテイウオは上記画像「七福神の布袋様」に似ていることから名前がつけられました。布袋様のようなふくよかで丸みのある可愛らしい顔をしていますので、ピッタリな名前ですね。顔だけではなく、全体的にまんまるとしていて、肌もスベスベ。鱗もない魚ですので、触ると不思議な感触をしています。

かわいい見た目と美味しい味

ホテイウオは画像のようにとても可愛らしい顔をしています。上記画像は排卵場所を探し中のメスのホテイウオ。この可愛らしい顔をしたホテイウオですが、実は食べるととても美味しいんです。北海道などのホテイウオがとれる地域ではとても愛されていて、冬の定番料理として出てきます。有名なのはやっぱりゴッコ汁ですね。

ホテイウオの特徴

30㎝前後のぶよぶよした魚

ホテイウオの特徴はブヨブヨした体！最大で40㎝にもなるホテイウオなのですが、その体はゼラチン質で、鱗もないためヌルヌルブヨブヨしています。上記画像を見ても、なんとなく伝わるのではないでしょうか？ホテイウオは普段は深い海に住んでおり、この丸い体で海中を可愛らしく泳いでいます。

お腹に吸盤

出典: https://item.rakuten.co.jp/auc-e-ur/10000000-1221285105/

ホテイウオの最大の特徴は、お腹の吸盤！この吸盤で岩にくっついているんです。この吸盤が活躍するシーンとしては、ホテイウオが卵を保護するときなどがあります。ホテイウオは排卵した卵を自分の身で保護するのですが、吸盤でくっついて保護していますので、人間がホテイウオを触っても動こうとしません。絶対に守りたいという気迫が伝わってきますね。

ホテイウオの分布と生息域

ホテイウオの分布

ホテイウオは朝鮮半島付近、日本海、オホーツク海、北太平洋などなど、比較的広い領域に分布しています。太平洋側であれば神奈川県、日本海側では若狭湾より北に生息しています。ですので、暑い場所よりは涼しい場所に住んでいる魚ですね。こうして広い海域に住んではいるものの、一度も見たことは無い方も多いんです。

冬に漁獲量が増える

ホテイウオは冬に漁獲量が増えます。というのも、ホテイウオは水深1700ｍから100ｍの深さに住んでいるのですが、産卵期である冬になると浅瀬に来るのですね。産卵を控えているということで、ホテイウオの体は栄養に満ちておりとても美味しい状態になっています。また、ホテイウオは卵もとても美味しいので、それも合わせて冬に食べたくなる魚ですね。

ホテイウオの味

淡白な白身で味が染みやすい

ホテイウオは淡白で味が染みやすい身をしています。画像の左上を見て頂ければ分かるかと思いますが、とても綺麗な身をしていますよね。ホテイウオは鱗がないため、革をつけたままぶつ切りのさばき方をして、画像のように鍋などにして食べる料理レシピが一般的。味がよく染みますのでとても美味しいですよ。

卵は珍重

ホテイウオは身だけではなく、卵もとても美味しいことで知られています。ホテイウオはメスの方が高価なのですが、その理由が卵にもあります。卵は画像のように汁物に入れても美味しいですし、後述する醬油漬けにするのもベター。日本の北の方ではよく食べられていますが、南の方では中々食べられないため、南の方に住んでいる方にも一度食べて頂きたい料理です。

肝は上品な味

ホテイウオの肝はとても柔らかく、クセもありません。そして強い旨味が詰まっており、大変美味です。また、胃や腸も食べられます。肝と言えばアンコウを思い浮かべる方も多いと思いますが、ホテイウオの肝はアンコウより上品な味で、肝類の味が苦手な方でも美味しく食べられることが多いです。

旬は12月～4月

少し先述しましたが、ホテイウオが一番美味しくなるのが旬である冬時期、12月～4月にかけてです。この時期に排卵のために浅瀬にホテイウオがやってきますので、美味しい時期が漁獲時期でもありますね。メスは画像のように排卵したあと卵を守るのですが、排卵前のメスを料理したいですね。

ホテイウオの価格

ホテイウオの価格帯

もちろん売っているお店によって価格は違うのですが、ホテイウオは安くて500円くらいから売られており、一般的には1000円くらいで売られていることが多いです。あまり高くは無いと感じる方も多いのではないでしょうか。後述しますが、ホテイウオは中々釣りで捕まえることが難しいので、こうしてお店で買うのがベターです。

メスの方が高いホテイウオ

ホテイウオの価格ですが、やはり卵を持ったメスの方が価値が高いので、オスの方が安くなります。しかし、オスももちろん身は美味しいです。ネットショップなどであれば、価値の高いメスを北海道からよく発送していますね。価格は2000円もいかないくらいが一般的です。オスであれば1000円程度でも販売されていますね。カット済みのホテイウオもありますので、食べてみたい方はネットショップで購入するのも手です。

ホテイウオのおすすめ料理レシピ

料理レシピ①ホテイウオのゴッコ汁

出典: https://item.rakuten.co.jp/auc-e-ur/10000000-1221285105/

ホテイウオの料理レシピで有名なのが、やはりゴッコ汁。ゴッコ汁の作り方は、湯通しをしたぶつ切りのホテイウオを、昆布だしの汁に醬油、豆腐や長ネギやえのきなどを入れて煮るだけ。味噌味にしたり、ジャガイモなどのイモ類を入れるのも一般的です。このゴッコ汁がとても美味しいため、ホテイウオは人気になりました。因みにゴッコとはホテイウオのことです。

料理レシピ②ホテイウオと鍋焼きうどんスキ

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ホテイウオ取り扱い店の方が強くおすすめするのが、画像の鍋焼きうどんスキ。ホテイウオはこのような味の染みる食べ方がおすすめです。こちらも作り方は簡単で、ぶつ切りにしたホテイウオを入れるだけ。ホテイウオが手に入ったら、ゴッコ汁と並んでやってみたい料理レシピですね。

料理レシピ③おかゆに入れても

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ホテイウオの食べ方は自由で、何にでも合ってしまいます。画像のような味付きのおかゆに少し乗せるだけでもとても美味しく食べられますので是非試してみて下さい。焼いて食べるよりも、煮て味をつけて食べるのに向いています。初めて食べる方はゴッコ汁から食べてみるのがおすすめです。

料理レシピ④卵の醬油漬け

ホテイウオの卵の食べ方といえば、醬油漬けです。作り方は、卵の塊を覆っている薄皮を取り除いてまずは水で下洗い。そして50～60度程度のお湯で更に洗うことで渋みが抜けます。そのあとはお醬油につけるだけで完成です。食べ方は画像のようにご飯に乗せるのが一般的ですね。また、塩漬けでの食べ方もおすすめです。

ホテイウオのさばき方

さばき方①肝と卵を出す

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ホテイウオのさばき方は、まず肛門から包丁、またはハサミで切り込みを入れて、肝と卵を出します。内蔵類を出したらお湯に通して水で洗いましょう。この作業をすることでホテイウオのヌルヌルがとれて綺麗になります。この肝と卵はとても美味しいので、捨てずに調理しましょう。肝と卵は画像のようにとても綺麗です。

さばき方②ぶつ切りにする

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ホテイウオの身のさばき方は、几帳面に綺麗に切る必要はなく、画像のようにぶつ切りにするのが一般的。ザクザクとしたさばき方にして、鍋の中に豪快に入れてしまいましょう。ホテイウオは口に歯があり、またお腹には吸盤がありますので、食べられないところは捨てて下さいね。表面の皮には鱗がありませんので、皮ごと食べて大丈夫です。

ホテイウオの釣り方

釣りは難しい

ホテイウオは先述した通り、12月～4月にかけてが産卵シーズンとなっているため、浅瀬に排卵をしに来ます。その時期であれば釣れることはあるのですが、ホテイウオは底の方にいるため中々釣ることが難しい魚です。釣りをしていてホテイウオが釣れることはありますが、狙って釣ったわけではない方がほとんどですね。

釣りたいなら産卵シーズン

ホテイウオ釣りをしたい方は、とりあえず産卵シーズンに、底の方にルアーが行くように意識して釣りをやってみましょう。とはいえ必ず釣れるという訳ではありませんので注意です。海岸にホテイウオが打ち上げられていることもよくあり、その場合は付近にホテイウオがいる可能性が高くなります。

ホテイウオに関してのTwitter

釣り人へのアドバイス

こちらのツイートでは、先述した釣りに関してのことが書かれています。ホテイウオは1700ｍから100ｍの深さを泳いでいますので、産卵シーズン意外での釣りは難しいですね。また、浅瀬に来ていても成功するかどうかは分かりませんので、他の釣りをしながら気長に待つことになります。釣れたら是非、美味しく食べましょう！

大量のホテイウオ漂着

こちらのツイートでは、たまにあるホテイウオの大量漂着について書かれています。ホテイウオは産卵シーズンになると浅瀬に排卵しに来るのですが、その流れで漂着してしまっていることがよくあります。とはいえ、ツイートのように大量に漂着するのは珍しいですね。その際はホテイウオが周囲に沢山いるのかもしれません。

シュノーケリングでかわいいホテイウオを

こちらのツイートでは、ホテイウオのかわいい海中姿をツイートしています。ホテイウオのこのちょっとブサイクだけど愛嬌があってかわいい顔が良いですよね。旬の時期にシュノーケリングすると吸盤で固定して卵を保護しているかわいいホテイウオが見れることがあるようですので、シュノーケリングにもチャレンジしてみたくなりますね！

かわいいホテイウオで可愛くなる

こちらのツイートでは、女性目線で見たホテイウオのメリットが書かれています。やはり女性は美しくありたいと願っていますので、ホテイウオを見るとコラーゲンが気になる様子です。見た目がかわいい上に美味しいホテイウオを食べて、食べた人もかわいくなれたら最高ですね。冷凍して送れば当然どこでも食べられますので、通販もおすすめです。

ホテイウオの通販

こちらのツイートでは、イモを使ったゴッコ汁が食べたい気持ちが書かれています。ホテイウオは楽天市場であれば1000円から2000円程度。下処理してあるものは800グラムで4000円ほどから販売されています。メスはオスの倍の価格ですが、やはりメスは価値がありますので、お財布が許すなら是非メスを購入してみて下さい。

まとめ～ホテイウオをゴッコ汁で～

今回の「ゴッコ汁が最高に美味い「ホテイウオ」とは？見た目がかわいいその正体とは？」はいかがでしたでしょうか？ ホテイウオは見た目がとてもかわいい魚。食べてもとても美味しいですし、さばき方も難しくありません。食べ方も簡単で、味も染みやすくとても使える食材ですね。自分で釣るのは難しいかもしれませんので、是非お店で買うか、もしくは通販で買って食べてみましょう！

魚・釣りが気になる方はこちらもチェック！

今回はホテイウオに関して書かせて頂きましたが、当サイト「暮らし～の」には沢山の「魚・釣り」に関しての記事があります。下記に記事の一部を用意しましたので、気になる方は是非見てみてください。

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