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奥秩父「笠取山」の登山情報まとめ!登山口やコースの特徴をご紹介!

ここ何年か、登山をする方が多いですね。埼玉県の奥秩父と山梨県甲州市の境にある笠取山、笠取山へ登るコースや登山口などをご紹介していきます。都心からもアクセスが良く景色も良い、日帰り登山も出来る笠取山の魅力もたっぷりとお伝えしていきますね。
2020年8月27日
HANA0087
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奥秩父 笠取山とは?

奥秩父笠取山は、甲州・武州・信州の三国境にまたがる山です。甲武信岳を甲州方面より登る登山口や一般的なコースで木賊山から派生する戸渡尾根を西沢渓谷入口からたどる標高差1400mにもなる厳しい登路があります。日帰りコースも可能ですが、山小屋に泊まるのもおすすめです。

奥秩父 笠取山の魅力

奥秩父にある笠取山は、日本三百名山に選ばれていて、山梨県の百名山に選定されている山なのです。登山道は穏やかな斜面で、登山口の入り口から沢が流れています。癒されながら登山を楽しめます。また山花もたくさん咲いていたり野生動物などにも遭遇出来る可能性がありますよ。そして最後に心臓破りの急斜面を登っていくと富士山が眺められる素晴らしい景色が広がっています。この景色が眺められるのは最後の急斜面を登り終えた方へのご褒美かもしれませんね。

奥秩父 笠取山の登山準備

登山へチャレンジする方へ登る前の準備品をご紹介していきますね。靴などはサイズのあった履きなれた靴で歩くようにしましょう。疲れが違います。また靴や着るものがない場合は専門店などで相談してみてくださいね。

履きなれた靴と長袖・長ズボンなどで登山をする格好で登りましょう。新規で購入する場合は専門店などで、相談してみると良いでしょう。

登山用装備の特徴

登山を楽しむ方は、大自然の中で自分の荷物を自ら持ち運びます。登山の装備は全体的に軽く・コンパクトなものを選びましょう。また、丈夫で水に強いものを選んだ方が良いですね。テント泊のキャンプなどでも、軽いものを選んでいきます。登山でのキャンプは重いものや、大きいものはNGとなります。

なるべくコンパクトに収まるように工夫しましょう。

靴・ザック・レインウェアなど

登山靴やザック・レインウェアなどは一日中身に着けているものなので、体にあっているものが重要となってきます。軽量で丈夫、尚且つ疲れにくいことを前提に登山用専門店などで確かめてから購入しましょう。またわからない時はお店の方に相談することもおすすめです。

奥秩父 笠取山の登山注意点

登山は大自然の中で、荷物の入っているザックを背負って歩くことになります。自分のペースを良く理解したうえで無理なく、疲れにくい方法を考えて登りましょう。

自分に合った無理のないペースで登山を楽しみましょう。

登山口での確認

登山口では、天候と体調の確認をおこないましょう。問題があれば登山を中止することも大切です。ちょっとの判断ミスが命を脅かす事もありますので慎重におこないましょう。また、地図や案内板などで歩くコースの確認や登山届は忘れずに必ず出しましょう。

登山口では、体調の管理・地図の確認などおこなってから登山をスタートしましょう。

歩行ペース

歩行ペースは大切です。登山口から最初の30分ほどは、体を慣らすためにゆっくりとしたタイムで歩きましょう。それ以降は無理なく呼吸が出来る程度のタイムで進んでいくのが良いですね。初心者の方は枝などを使い歩幅をなるべく小さめに歩くようにしましょう。慣れている人のペースやタイムに合わせると、疲れて息が切れて途中で登れなくなってしまいます。自分の無理のないタイムを意識してゆっくり登りましょう。

自分のタイムを意識しながら無理のない登山をおこないましょう。

奥秩父 笠取山の登山口情報

奥秩父 笠取山の登山口はいくつかあるので、ご紹介していきますね。登山口付近の無料駐車場もありますので、確認してみてください。

作場平橋駐車場

奥秩父 笠取山への主要登山口となる駐車場です。駐車場台数30台。無料で止められます。アクセスは勝沼インターチェンジから国道20号を東京・大月方面に進みましょう。勝沼大橋を渡り県道38号線へフルーツラインへ右折して道なりに進みます。次に国道411号線の奥多摩・丹波山方面へ右折し柳沢峠をいきましょう。一之瀬林道を進むと5.6㎞ほど先にあります。少しくねくねしていていますが舗装はされているので車では進みやすいと思います。

中島川橋駐車場

多摩川の源流域、笠取山の黒槐尾根コースの登山口となる一之瀬林道沿いにある駐車場です。柳沢峠を過ぎて最初の集落に入り一之瀬の道標で左折、途中のY字路を右折して一之瀬林道を進むと作場平の駐車場のさらに奥にあります。 国道411号線に接続する一之瀬林道は舗装されていますが一部荒れているところもありますので注意して走行しましょう。

奥秩父 笠取山の周辺の山小屋

奥秩父 笠取山は日帰りでも登れるコースですが、登るコースや自宅からのアクセスによっては、泊まりで登ってみるのも良いですね。奥秩父や山梨方面には温泉などもたくさんあり、また秋には紅葉なども最高にきれいです。登山してから、まったり温泉や紅葉などの自然を眺めながら癒されるのは実におすすめですよ。

奥秩父 笠取小屋

奥秩父 笠取小屋は雁坂から南東へ徒歩15分位の場所にあります。収容人数は約100名でテント泊は20張りスペースがあり料金は1人¥500で宿泊できます。山小屋宿泊は、1泊2食付きが¥6.000・素泊まり¥3.500となっています。料金のほうはHPや予約時に確認をとってみてくださいね。変更されている場合もあるので

奥秩父 笠取小屋へアクセス

交通機関を使う場合は新地平バス停で下車、標準コースのタイムで約3時間30分位です。アクセスコースは比較的緩やかで沢沿いを歩くのがおすすめアクセスルートになります。また、車で行く場合は作場平の駐車場から徒歩で進みます。標準コースのタイムで約2時間ほどで到着します。比較的短いアクセスルートなので初心者の方や子供連れの方にはおすすめアクセスルートですよ。

奥秩父 笠取小屋のテント場

テント場のおすすめの位置は小屋の斜め前にある芝生エリアがおすすめです。芝生なのでテント設営にも楽ですし、周囲が木で囲んでいるので涼しい+爽やかな気分でテント泊が出来ます。小屋から2分位下ったところに水場もあり大きめな水筒を持っていくと便利です。トイレも専用の小屋があります。和式が3つあり男性用が1つあります。山もきれいで景色も良くテントも比較的張りやすいので初心者の方でもストレスを感じないでしょう。

山の湯宿 はまやらわ温泉

山梨県塩山にある温泉宿です。通常料理コースで1泊2食付きで¥10.000~¥15.000のコースからお選びいただけます。G/Wは宿周辺でツツジ・スズランが咲いています。草花たちは春の陽気を誘っていますが、夜には7~8℃くらいまで気温が下がりますので注意してください。また野生動物も(鹿など)も出るみたいなので車でアクセスする方は十分に注意してください。

山の湯宿 はまやらわ温泉アクセス

電車でのアクセスは、中央線塩山駅北口より送迎してくれます。土曜日のみ路線バスが運行していますので確認してみて下さい。車でのアクセス方法は、中央勝沼インターから30㎞のところにあります。山梨県甲州市塩山上萩原4783-553 TEL:0553-34-2239までお問合せ下さい。

山の湯宿 はまやらわ 温泉

はまやらわには天然温泉があります。登山したあとにゆっくりと温泉に浸かれば疲れもすぐにとれてしまいますよ!!

展望温泉(天然鉱泉)

展望風呂(天然鉱泉)は奥多摩湖源流から湧き水をひいた展望温泉になっています。貸し切り制で檜の木肌も優しい湯舟となっていて湯舟に浸かると癒されて心も洗濯できます。2湯あり24時間いつでも入れるのがうれしいですね。

展望風呂になっているので、景色も良く気持ちがいいです。

一の瀬高原キャンプ場

一の瀬高原キャンプ場は奥秩父 笠取山のふもとのキャンプ場です。テント設営後は夜にキャンプ場で直火もでき、焚火を囲んでゆったりとした時間が楽しめます。奥秩父笠取山の登山客のベースキャンプにもなっていますよ。

一の瀬キャンプ場アクセス

勝沼インターより塩山方面へ向かいます。411号を奥多摩方面へ向かい、柳沢峠を通過して進むと、瀬林道の入口があります。その場所を左折して一の瀬林道を上っていくと15分ほどで、右手に民宿しゃくなげがありますので、そこを左折して直ぐある橋を渡りまた直ぐ上ると一の瀬高原キャンプ場の入り口となっています。

一の瀬高原キャンプ場の地図になります。

笠取山登山で見られる景色

笠取山では色々な絶景が見られます。秋などは、紅葉がとてもきれいで紅葉や夜景を撮るために、テントとカメラ三脚を持って登山する人も多くいます。

笠取山の紅葉

笠取山の紅葉は唐松の紅葉になっています。奥秩父から佐久にかけてのエリアは落葉松が多くあり紅葉時季は見渡す限り金色に染まりますよ。登山口より紅葉する落葉樹林が広がるので、紅葉を眺めながらまったりと登山を楽しむ事ができます。また、紅葉時季は山頂から、黄金に染まる山の景色が眺められるので登山は紅葉時季!かなりおすすめですよ。

雲取山を展望できる

雲取山は、秩父多摩甲斐国立公園の代表的な山の1つです。日本百景名山にも選ばれている山となります。歩いていると木々の頭ごしに雲取山を展望しながら歩けますよ。

大菩薩嶺を展望できる

大菩薩嶺は山梨県にある山で秩父多摩甲斐国立公園に指定されている山で、日本百名山でその名を知っている人も多いと思います。笠取山から大菩薩嶺まで登山が出来るコースもあり人気の高い山となります。笠取山から眺めると大菩薩嶺その奥に富士山という具合に眺められます。

富士山を展望できる

日本一高く有名な富士山、笠取山の頂上からでも途中からでもきれいに見える山となります。笠取山から富士山はダイナミックに眺められ、また早朝には雲海も出ることがあり、とても神秘的な感じに眺められます。

笠取山の登山日帰りコース

笠取山の登山は日帰りでできるコースもありますのでご紹介していきますね。

日帰りで登れるコースもあるので、ハイキング感覚で登山が楽しめますよ

笠取山へ行く登山日帰りコース①

初心者の方におすすめな日帰りコースです。タイムも短く済むので、登山を楽しみながら自分のタイムで進むことが出来ますよ。

ヤブ沢ルート~笠取小屋~山頂

作場平駐車場から出発します。ヤブ沢峠に向かい笠取小屋を通り尾根に出ると、広い草原にでます。その先には、小さな分水嶺があり(湧き水が飲める事もありますよ)そこからは、1番難関な急峻な道で笠取山山頂を目指しましょう。山頂で一休みしたら、黒槐山方面から、水干に向かいます。途中で両神山も見えてきますよ。そのまま水干を通り笠取小屋へ一休分岐から作場駐車場へ下山するコースです。

笠取山へ行く登山日帰りコース②

ヤブ沢ルートより日帰りコースのタイムはかかりますが、日帰りのおすすめコースです。

楽しい日帰りコースです。

七ツ石尾根ルート~笠取山~一休坂を作場平へ下山

日帰りの所要タイムは7時間弱です。将監峠入り口を出発、山ノ神社から御殿岩分岐へ向かいます。そこから、お殿岩へ唐松尾山ルートを通り笠取山へ、そこから雁坂分岐へそのまま、まっすぐ進むと笠取小屋まで歩きます。そのまま作場平まで下山コースとなります。早朝に出発すれば登山を楽しめる日帰りコースです。

笠取山の登山テント泊コース

笠取山をゆっくりと歩くタイムでテント泊も快適に登山ができます。タイムをあまり気にせずまったり進める、テント泊のコースをご紹介していきますね。

笠取山へ行く登山テント泊コース①

1泊2日でゆっくりしたペースで登山を楽しみます。日帰りとは違うので時間をかけて登山距離も伸ばせます。

笠取山・将監小屋テント泊

1日目:作場平橋駐車場を出発します。沢沿いを歩いていると、30分ほどで一休坂分岐にあたります。ヤブ沢経由で向かってください。ヤブ沢峠を進み、笠取小屋へその先の高原を進み笠取山の頂上をめざします。笠取山の頂上から次は、水干尾根を通り、唐松尾山方面へ進みます。山ノ神土を過ぎて将監峠を過ぎたら将監小屋に到着です。ここで宿泊です。1日の登山タイムは約6時間ほどです。2日目は将監小屋よりスタート民宿みはらしを通り出発地点の作場平橋駐車場へ下山します。

笠取山へ行く登山テント泊コース②

子連れ登山にもおすすめなテント泊コースのご紹介です。

笠取小屋テント宿泊コース

まず、作場平橋駐車場よりスタートします。一休坂分岐をヤブ坂峠方面に向かいます。笠取小屋を通りすぎて小さな分水嶺を見学します。そのあと水王と水場上に寄ってから、笠取小屋へ戻ってテント泊です。1日の登山タイムは、3時間30分ほどです。2日目は笠取小屋を出発して、笠取山展望地へ行き笠取山の山頂を目指します。山頂で一休みしたら、また笠取小屋へ戻り一休坂分岐にて作場平橋駐車場で下山です。2日目も登山タイムは3時間30分ほどなので、子供連れ登山や初心者の方にはおすすめかもしれません。

笠取山下山後の温泉場

下山したらゆっくりと温泉に浸かって登山の疲れを取りたいものです。山梨側には名湯がありますのでご紹介しますね。

ほたらかし温泉

市街地からフルーツラインを上がっていくとほったらかし温泉があります。盆地を眺めながら入る露天風呂は最高ですよ。天気が良いと富士山も見られます。

はやぶさ温泉

源泉かけ流しなので気持ちが良い温泉です。少しぬるめのお湯ですがお肌はとてもすべすべになるので、ゆっくり入って癒されてから帰宅しましょう。

笠取山の登山まとめ

今回は、奥秩父にある笠取山をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?初心者の方もベテランの方も楽しい登山ですが、自然のものなのでルールを守って無理のない登山を楽しみましょう。

自然とふれあいながらルールを守り登山を楽しみましょう。

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