検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

じゃがいも収穫の時期・方法まとめ!食べ頃の目安やタイミングはいつが正しい?

じゃがいもは家庭菜園でも非常に人気の野菜です。しかし、じゃがいもは地中に出来るため収穫時期はいつなのかわかりにくいという悩みどころがあります。じゃがいもの収穫時期の見分け方、またじゃがいもの正しい収穫方法について紹介します。
更新: 2021年12月15日
すがや
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

じゃがいもの収穫について

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

家庭菜園で人気のじゃがいも

じゃがいもは栽培も比較的簡単で、調理もしやすく、家庭菜園で人気の野菜です。また一株で少なくない量を収穫できるので狭い場所でも栽培を楽しめます。家庭菜園の入り口として、これまで野菜を育てことがないという初心者の方にもおすすめです。

収穫時期がわかりにくい

家庭菜園で人気のじゃがいもですが、じゃがいもは地中に出来るため収穫時期はいつなのかが初心者にはわかりにくいです。じゃがいもの収穫時期には日数の目安や葉や茎の状態で見分ける方法があります。収穫時期の見分け方、また正しいじゃがいもの収穫方法を紹介します。

じゃがいも栽培の基本情報

栽培は年に2回

はじめにじゃがいも栽培における基本情報を紹介します。じゃがいもは春と秋の年に2回栽培のチャンスがあります。春の方が気候的な面で栽培がしやすいと言われています。またじゃがいもは連作ができない野菜です。一度じゃがいもを植えたら同じ場所での栽培は3年は空けた方がよいです。

プランターでも栽培可能

プランターでも育てることが可能ですが、その場合は深さのあるプランターの方がよく育ちます。またじゃがいもは酸性にあまり強くない野菜です。タネイモを植える前に土に石灰を混ぜて酸性を弱めておくと育ちがよくなります。

水やりはほぼ必要なし

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

じゃがいもはタネイモを植えてしまったら水やりはほとんど必要ありません。収穫までの間に追肥を2回すると育ちがよくなり、また間引きもした方がよいです。成長したじゃがいもが日光にあたると有害物質を生成するので、適時土寄せが必要です。

そうか病が代表的な病気

じゃがいもには病気があり、そうか病と呼ばれる表面に斑点ができるものが代表的です。病気になる原因は日当たりの悪さ、水はけの悪さ、害虫の発生などがあります。じゃがいもの栽培環境を整えることで病気のリスクは減少させることができます。

じゃがいもの収穫の時期

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

収穫の時期はいつなのか

じゃがいもは地中に実るため、収穫の時期はいつなのかは初心者の方にはわかりにくいです。収穫の時期には見極める方法があるので、知っておくとわかりやすいです。収穫の時期の見極め方を紹介します。

絶好の収穫時期は

収穫の時期はいつかを見極める方法でおすすめなのが、花や葉の状態を見ることです。多くある勘違いとして、じゃがいもの花が枯れたら収穫時期だというものがあります。しかし、じゃがいもは花が枯れてからも実は成長するので絶好の収穫時期は花が枯れたよりも後になります。

葉や茎が枯れてきたらタイミング


クリックすると楽天商品ページへ飛びます

じゃがいもは花が枯れた後にじゃがいもの葉や茎が黄色く変色していきます。葉や茎が変色して、枯れ始めてきたころが収穫時期になります。じゃがいもの地表から見えている部分がどんどん枯れていって不安になるかもしれませんが、収穫のタイミングを待ちましょう。

日数の目安

じゃがいもの収穫の時期はいつかについて、葉や茎の状態以外にも目安となるものがあります。じゃがいもの収穫は植え付けから100日という日数の目安があります。地域差や栽培方法による違いもあるので、この日数はあくまでも目安程度として捉えておいて、葉や茎の状態を優先しましょう。

じゃがいもの収穫のタイミング

天候によって収穫のタイミングが変動

じゃがいもの収穫時期はいつかについて説明しました。概ね葉や茎の状態と、あとは日数を見ればじゃがいもの収穫の大まかな時期がわかります。大まかな時期の後に重要になるのが収穫のタイミングです。じゃがいもの収穫のタイミングには天候が大きく関係します。

雨天は収穫を避ける

じゃがいもは雨で濡れている状態で収穫すると、腐りやすくなり保存が効かなくなります。そのため、雨天時あるいは雨の降った次の日は収穫には適していません。葉や茎を見てベストの収穫の時期を迎えていたとしても、雨の影響のある収穫ではせっかく収穫したじゃがいもも万全の状態にはなりません。

晴天が続いた後に収穫を

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

じゃがいもの収穫に適したタイミングは晴天が続いた後です。理想としては2日から3日以上晴天が続いたあとの収穫が望ましいです。とはいえ、収穫時期を逃すとじゃがいもは腐ってしまうので、天気の状況を見つつベストのタイミングを定めるようにしましょう。

じゃがいもの収穫方法

収穫方法もコツがあり

じゃがいもは収穫時に傷がついてしまうと、保存の際に悪影響が出ることもあります。そのため傷つけずに収穫をする必要があります。じゃがいもの収穫方法のコツを紹介します。

周辺から掘り始める

じゃがいもの収穫方法は周りの土を掘ることからはじめます。直接株本の真下を掘りたくなりますが、傷つけてしまう可能性もあるので周辺から掘る方法がおすすめです。株から見て周辺20センチから30センチのあたりを掘り起こしましょう。不安なときはまずはスコップでなく手で掘るという方法もあります。

芋づる式に収穫

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

株の周辺を掘ったら土の中のじゃがいもを確認出来るようになるはずです。あとは株の根元からじゃがいもを引き抜きましょう。まさに芋づる式という言葉どおりにたくさんのじゃがいもを収穫することができます。土の中にじゃがいもが残っている可能性もあるので、こちらも見落とさないようにしましょう。

じゃがいもが小さい理由

収穫したじゃがいもが小さい

収穫時期もタイミングもバッチリのはずなのに収穫したじゃがいもが小さいということもあります。じゃがいも栽培においてじゃがいもが思ったように育たないというのはよくある失敗です。じゃがいもが小さいままなのにはいくつかの理由があります。代表的な理由を紹介します。

種から育てると成長が遅い


じゃがいもが小さい理由として、まず考えられるのが種から育てた場合です。野菜を育てるときに苗などからではなく、種から育ててみたいとは多くの人が思うことでしょう。しかし、じゃがいもは種から育てると成長が遅いため、あまり大きくはならない傾向があります。タネイモの使用がオススメです。

間引きの仕方も育たない原因に

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

間引きをしていない、間引きが中途半端ということもじゃがいもが小さい理由としてあげられます。すくすくと育っている芽を抜くことに戸惑いを感じる人もいるかもしれませんが、栄養が分散して大きくならない原因になります。元気な芽1本から2本以外は間引きしてしまいましょう。

植え付け、追肥、土寄せも理由に

この他にもじゃがいもが小さい理由として、植え付けの時期が遅い、追肥をしていない、土寄せが足りないなどがあります。せっかくなら小さいじゃがいもよりも大きなじゃがいもを収穫したいと誰しもが思うでしょう。失敗をしたら原因を探って、次のじゃがいも栽培に活かしましょう。

じゃがいもの食べごろ

食べごろの時期は

じゃがいもの食べごろの時期を紹介します。じゃがいもは収穫した後に追熟する野菜ではないので基本的に収穫したてが食べごろになります。収穫したばかりのじゃがいもはじゃがいも本来の香りがしてとても美味しいです。

品種によって食べごろが変動

じゃがいもの品種によっては保存した方が美味しくなると言われているものもあります。そのため一般的には収穫してすぐが美味しいですが、全品種に当てはまるわけではないと考えておきましょう。

食べるときの注意点

収穫したてのじゃがいもに限ったことではないですが、家庭菜園においてじゃがいもでの食中毒が多いようです。原因はじゃがいもの皮や芽を食べてしまったということが代表的です。じゃがいもの芽には有毒成分も含まれます。食べごろのものでも変わらないので食べるときには注意しましょう。

じゃがいもの保存方法

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

保存で長持ち

じゃがいもは適切な状態で保存することでかなりの日数が持ちます。2ヶ月から3ヶ月は保存しておいても大丈夫だと言われています。じゃがいもの適切な保存方法を紹介します。

日の当たらない冷暗所で保管

じゃがいもの保存は常温が最も適しています。風通しの良い日の当たらない場所に保存しましょう。日が当たるところでは有害成分であるソラニンが生成されてしまうので、注意しましょう。このほか、リンゴを一緒に保存しておくと発芽を抑える効果があると言われています。

夏場などは冷蔵庫の使用も

じゃがいもの保存に適した温度は7度から15度です。夏場などのこれよりも温度が高くなる場合は冷蔵庫での保存の方がよいでしょう。しかし、温度が低すぎる環境ではじゃがいもの水分が抜けてしまうので冷蔵庫を使用する時はあまり温度の低くない野菜室などを使用するようにしましょう。

保存日数の目安

じゃがいもはあまり冷凍保存に向きませんが、もしも冷凍保存をする場合は加熱処理をしてからの保存をおすすめします。加熱することにより鮮度や色が落ちにくくなります。保存期間の日数の目安は常温で2ヶ月から3ヶ月、冷蔵で2ヶ月、冷凍で1ヶ月となります。

じゃがいもの基本的な料理


クリックすると楽天商品ページへ飛びます

じゃがいもを美味しく食べる

収穫したてのじゃがいもをさらに美味しく食べるためのおすすめの料理を紹介します。難しい料理ではないですが、収穫したてのじゃがいもそのものの魅力を存分に楽しめる料理になります。収穫した後の料理の参考にしてください。

シンプルな美味しさのじゃがバター

シンプルに最も美味しいのはじゃがバターでしょう。茹でたじゃがいもをバターと塩で食します。じゃがいもは皮をむかずに水から茹でる方法の方が美味しく仕上がります。30分ほどかけてじっくり茹でたら熱いうちにじゃがいもの皮を剥いて、塩とバターを添えて出来上がりです。

新じゃがが美味しい煮物

じゃがいもの煮物も収穫したてのじゃがいもの美味しさを引き立ててくれるおすすめの料理です。じゃがいもの煮物は新じゃがと呼ばれる春から夏に収穫できるじゃがいもで特に美味しいと言われています。醤油、みりん、酒、砂糖などでじゃがいもを美味しく煮ましょう。

保存するならマッシュポテト

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

じゃがいもを冷凍保存する際におすすめなのがマッシュポテトです。長期保存する場合にはマッシュポテトが水分の抜けも少なく適していると言われています。皮を剥いて小さく切ったじゃがいもを茹で、潰したらバターと牛乳を加えましょう。もちろん保存せずにそのまま食べても美味しいです。

じゃがいもの収穫についてまとめ

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

収穫時期や収穫方法を紹介

じゃがいもの収穫時期やタイミングの目安、収穫方法や食べごろなどについて紹介しました。収穫時期を逃さずに、正しい収穫方法でじゃがいもを収穫しましょう。予想よりも多く収穫出来た場合は、保存の方法も参考にしてください。

じゃがいも栽培をもっと知りたい方はこちらの記事もおすすめ

じゃがいもの栽培方法をもっと知りたいという方はこちらの記事もおすすめです。タネイモ選び、土作りなどなどじゃがいもの栽培についてもっと深く知ることができます。美味しいじゃがいもを栽培しましょう。