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世界が絶賛「ポケトーチ」とは?使い捨て100円ライターが小型バーナーに!?

火を起こし使うのは人のみができる文明の特権です。火を簡単に起こすことができるライターはそれだけでもすごいこと。さらにライターをグレードアップさせるポケトーチというアイテムが話題です。今日はこの新しいポケトーチというアイテムについて詳しく紹介しましょう。
2020年8月27日
佐藤3
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この記事で紹介しているアイテム

ソト|DTC5001 ポケトーチ PT-14SKCR

ソト|ポケトーチ PT-14SK スケルトン

ソト| ガールズトーチ・ピコラ キャンドルキット PT-14GP

ポケトーチってどんなもの?

ポケトーチが生まれたのは1990年代。意外と前からあったアイテムだということがわかります。そのアイテムはどんなものかというと、簡単にいえば使い捨てライターのグレードアップツールです。ポケットに入るトーチ、略してポケトーチです。トーチというと「たいまつ」を思い出す人もいるでしょうが、この場合のトーチは「バーナー」という意味のトーチです。ポケットに入るたいまつという意味ではありませんのでご注意を。

100円ライターの可能性

100円ライターは手軽に使える火起しの道具。コンビニなどでも手軽に手に入るから、アウトドアなどの火起こしに使いたい。けれどその火の着き方や温度に不満があるので、チャッカマンなどの小型トーチ類の方を使うという人も多いでしょう。その100円ライターへの不満部分を解消してくれる便利ツールがポケトーチというわけです。

いろんなシーンで活躍

使うのは安価な使い捨てライターだけ。小型で高火力。料理やアウトドア、ホビーにも。色んなシーンで火をつけるのが楽になるツールです。

ポケトーチを作ったSOTOという会社

ポケトーチを開発・販売しているのはSOTO(ソト)というブランドです。株式会社新富士バーナーという会社名で愛知県で工業用バーナーの製造販売をしていた企業でした。ポケトーチを作ったことにより、アウトドア部門を作りアウトドア用のトーチだけでなくランタンなども作っている会社です。

ポケトーチが海外でも話題に

ポケトーチを作り、海外でも注目度があがったことにより、新富士バーナーはポケトーチの販売開始から2年後にSOTOというブランドをたちあげます。アウトドア部門の展開です。ここではポケトーチだけでなく、燻製用器具なども製造販売しています。1993年にはポケトーチの特許を取得。2010年にはアメリカの「バックパッカー」誌でエディターズチョイス賞を受賞。現在では日本だけでなく海外でもアウトドアのバーナー・トーチやストーブなどを販売しています。

使い捨てライターの進化

ポケトーチは100円ライターを使ってバーナー・トーチと同じ使い方ができるツールです。トーチといえば、チャッカマンでも100円ライターよりは大きなアイテムで、持ち運びがスマートではない、火をつける場所から遠くで操作しなければならないわずらわしさがありました。しかし、ポケトーチは100円ライターに装着できる非常に小さな装置。100円ライターを少しだけ大きくした小型デザイン科となっています。

ポケトーチの性能

タバコを吸う人なら、カートン買いをすればタダで貰えることもある使い捨てライター。その名前のとおり100円程度で買えることのできる簡単な着火器具です。安くて簡単に使えるけれど、それなりの性能しかなかった使い捨てライターを劇的に進化させたポケトーチというツールの存在。その装着の仕方や種類、火力などを見ていきましょう。

ポケトーチのライター装着・交換の仕方

100円ライターをバーナー・トーチに変えられるのは便利そうだけれど、その装着が面倒であったり、小型であるという100円ライターの利点を壊してしまうようではここまでポケトーチが注目されなかったでしょう。

簡単交換


少しでも荷物を小型に軽量化したいアウトドアシーン。ポケトーチの利点は小型な100円ライターを少しだけ大きくするくらいの非常に小さなサイズだということです。装着・交換の仕方も簡単。まず、ヘッドと呼ばれる火をつける部分をポケトーチ本体から取り外します。そこに向きを合わせて100円ライターを挿入するだけ。おしゃれアイテムとして100円ライターカバーも売られていますが、そんなカバーを付ける感覚で簡単に装着・交換できるのがポケトーチです。

ポケトーチの種類

ポケトーチは主にキャンプなどアウトドアシーンの料理、蚊取り線香などへの着火、炙りなどに使われます。使う人やその利用目的に合わせたいくつかの種類が発表されています。アウトドアだけでなく、女性をメインとしたキャンドル作りキットなども開発されています。

ポケトーチ/ベーシックな2種

ソト|DTC5001 ポケトーチ PT-14SKCR

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

カラー:スケルトンブラック 重量:65g サイズ:幅2.3×奥行6×高さ11cm 価格:1,469円 (価格は2018年6月現在のものです)

ソト|ポケトーチ PT-14SK スケルトン

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

カラー:スケルトン 重量:65g サイズ:幅2.3×奥行6×高さ11cm 価格:1,404円 (価格は2018年6月現在のものです)

スケルトンの方を見ていただくと、ポケトーチがいかに小型なバーナー・トーチであるのかよくわかります。サイズはほぼ100円ライターの大きさ程度で、キャンプなどアウトドアに持っていっても邪魔になりません。燃料も100円ライターのガスですから、持ち運びも簡単です。

キャンドル作り・炙り専用

ソト| ガールズトーチ・ピコラ キャンドルキット PT-14GP

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

カラー:赤 サイズ:長さ6×幅2.3×高さ11cm 重量:50g 価格:2,160円 (価格は2018年6月現在のものです)

ポケトーチとパラフィンワックス、キャンドル型がセットになったポケトーチの炙りで作るキャンドルキットです。

ポケトーチの口コミ

ポケトーチがいかに便利で使いやすい商品なのかということを知るのには、実際使ってみた人の口コミを見るのが一番です。ポケトーチに寄せられた口コミを良いもの、悪いもの合わせてみていきましょう。

初めて見た妻も、「何それ、すごいな〜、チャッカマンより全然いいやん」と絶賛

100円ショップにも実は使い捨てライターのようなバーナーが売られています。しかし、バーナー型ライターのデメリトットとして「耐久性に欠ける」というものがあります。使い捨てなので燃料が終わればそのものの価値はなくなってしまいます。奥様がおっしゃっていたのも、中身を交換して繰り返して使えるというところなのではないでしょうか。

蚊取り線香から花火の着火まで、大活躍しています。

アウトドア・キャンプなど多く出かける人でも月に2度程度ではないでしょうか。バーナーライターの使いみちとして一番活躍の場が多そうなのは蚊取り線香や花火などへの着火です。真上に炎がでるライターは意外とこういった着火には危険を伴ったりして使いにくいこともありますが、前方に火が出るポケトーチは使いやすいのです。

2,3回点火させたら急に点かなくなりました。

口コミの中には、このような不良品についてのコメントもありました。たくさん口コミのある中でちゃんと使えている人の方が多いので、初期不良品の可能性が高いです。このような場合は「使えないアイテム」と烙印を押す前に、購入した店で「不良品」として交換してもらうことが可能かどうか問い合わせてみるとよいでしょう。

ポケトーチの火力


キャンプでの薪などへの着火、料理に焦げ目をつけたり炙りなどある程度の火力があった方が使いやすさが格段にあがります。ポケトーチの火力はどのくらいのものなのでしょうか。

1300℃

100円ライターの火力は800℃。SOTOのホームページを見るとポケトーチの火力は1300℃とありました。ポケトーチを装着してバーナー・トーチ化することで500℃も火力があがるのです。同じガス燃料でも延焼効率をあげてあげることでここまでの火力アップを実現させました。これなら、キャンプや料理の炙りでも十分な火力といえるのではないでしょうか。

ポケトーチの耐風性

アウトドアなど外で使うバーナー・トーチには、耐風性も重要なポイントとなってきます。ポケトーチの耐風性は一般的な100円ライターの約10倍。バーナー化しているだけに消えにくいのがポケトーチの特徴です。

ポケトーチの使用可能時間は?

100円ライターに限らず着火ツールのウィークポイントとしてずっと連続して使い続けるうちに着火部分が非常に高温になってしまうという点があります。ポケトーチも同様で、連続で使用できる時間は1分と短くなっています。それでも、キャンプや料理などの炙りで使うには十分な時間といえるでしょう。

長時間使用はやけど注意

長時間使うことも可能ですが、やけどなどの可能性が高まりますで、ポケトーチを使う際は着火剤などにうまく火がつかなくても一度火を消して、温度を下げてから再び使用するようにしましょう。

ポケトーチの使い所

キャンプなどのアウトドアで活躍してくれそうなポケトーチですが、料理やその他でも炙りは意外なものに使えそうです。ポケトーチの使い所を考えてみました。

アートに

銀細工などバーナー・トーチでの炙りが必要なこと。木材を焦がして焦げの濃淡でイラストを描くアートにもポケトーチが使えそうです。SOTOからもキャンドル作りキットが発売されているくらいですから、パラフィンワックスを溶かすなど手芸・手作り・アートにと幅広く使用できるでしょう。

料理に

サーモンの炙りやグラタンやドリアの焦げ目をつけたり、プリンの表面を炙りトロっととろける焼きプリンにしてみたりと、ポケトーチはちょっとした料理にも手軽にバーナー・トーチの炙りを加えられます。普通に食べられるものでも、炙りを加えるとさらに美味しさがあっぷします。

趣味に


ポケトーチは趣味にも使えます。模型づくりのハンダづけにも大きなバーナー・トーチを出してこなくても良いので便利です。

ポケトーチの注意点

便利なポケトーチですが、火をつけるツールであることから、使用するにはいくつかの注意点があります。ここでは、ポケトーチを安全に使うための注意点についてご紹介します。

ライター

ポケトーチは100円ライターで燃料交換ができる便利なバーナー・トーチです。しかし、100円ライターにも種類があってどんなものでも使用できるわけではありません。自分の持っている100円ライターがポケトーチに使えるのか心配なときは、SOTOから出ているポケトーチ用の使い捨てライターを購入すれば安全です。

炎の見えにくさ

キャンプなどアウトドアで暗い場所なら良いのですが、明るい室内などではバーナー・トーチの炎が見えにくい場合があります。火が付いていないと思って火口近くに手を持っていくとやけどしてしまいますのでご注意ください。

気温

気温が低かったり高かったりすることでライター内のガス圧が変わって炎が出にくくなる場合があります。特に寒い時は火がつきにくいので手などで覆って少し内部のガスを温めると着きやすくなります。

炎の長さ

中に入れる使い捨てライターの炎は5~6cmにすることをSOTOは推奨しています。炎の出しすぎ、出さなすぎはバーナーの性能を左右しますので、推奨されている使い方を守って安全に使いましょう。

まとめ

使い捨てライターに装着・交換するだけであっという間に小型のバーナー・トーチになるポケトーチは、アメリカの雑誌でも賞をいただいた日本のすぐれた製品です。荷物を少しでも小さくしたいキャンプなどには最適なバーナーですね。燃料は100円ライターのガスですから、交換用の燃料の持ち歩きもコンパクトで楽々。趣味やアートなどにも使えますので、興味のあるかたはぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。