検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

トライアルバイクとは?初心者向けのバイク選びからテクニックをご紹介!

バイクの中でも「トライアルバイク」というジャンルがあります。同じようにエンジンを積んだ二輪車ですが、仕様が異なるバイクです。初心者へもおすすめのトライアルバイクや、練習法・走行テクニックなどもご紹介していきます。これから挑戦する方は、ぜひご覧ください!
2020年8月27日
Hobby Life
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

トライアルとは?

高低差があったり、路面の傾斜が複雑に入り組んだコースを専用のオートバイに乗って走行するオートバイ競技です。現在は、主にイギリスとスペインで盛んな競技です。定かでないようですが、20世紀初頭にバイクが製造されたと同時に、「イギリス貴族の遊び」として始まった説があります。それが、現在では一般的な競技となっています。日本国内でもトライアルを楽しめるスペースがあり、スクールを開いているショップもあります。

バイクは大陸移動に使われていた?

元々バイクは、大きな大陸間を移動するための手段として製造されました。その歴史は古く、100年以上昔にバイク製造が始りました。特にアメリカのバイクメーカー・ハーレーダビッドソンは、各州を縦横無地に走行するバイクを作るべく、創設された老舗メーカーです。現在、全国でも有数のバイクメーカーとなり、日本国内においても愛好家がとても多くいます。こうしたメーカーが小さなバイクを作り出したことで、歴史における時間経過と共に様々な競技へも使用される乗り物となりました。

一般的なバイクと違う?

競技用のバイクですので仕様が異なります。たとえば、灯火類というヘッドライトやウィンカーなどの装備はしていません。やはり、車重の軽量化が重要ですので、競技に必要ない仕様は排除されています。車高も高く、路面の凹凸をクリアしやすい仕様になっています。余談ですが、トライアルに限らず、バイク競技によっては、ブレーキを装備しないでタイムを競うオートレースという公営ギャンブルもあります。やはり、一般的に公道を走行する仕様とはかけ離れています。

ナンバー登録しない?

競技で使うバイクは仕様も特殊ですが、登録自体も特別です。公道で乗らない車両ですので、ナンバー登録する必要がありません。ナンバーとは、あくまでも公道で走行する際に持ち主を示す番号です。違反した時や、車検の際に必要な固有の番号ということが言えます。競技用の敷地内であれば、こうした個人的な登録が必要ありません。

トライアルバイクの排気量はどれくらい?

元々は「空冷の125㏄・2ストロークエンジン」がメインでしたが、2ストロークエンジン特有の排気ガスによる環境への悪影響を考慮した結果、現在は250cc前後の中排気量車を中心に「水冷の4ストロークエンジン」を搭載するバイクが増えています。排気量としては「普通二輪」という免許の区分に入ります。男女でも扱いやすい大きさですので、競技でも重宝されています。

一般的なバイクの排気量は?

公道を走行するバイクには、様々な排気量のバイクがあります。仕様も灯火類を装備していて、初心者でも安心して公道を走行できる機構で、メーカーも多岐に渡ります。一番小さな排気量ですと50㏄ですが、最大では1000㏄を超える大きなバイクまであります。先にご紹介したハーレーダビッドソンは大型バイクがメインのメーカーです。ただしバイク初心者は、初め125㏄のバイクで走行テクニックを練習してから公道へ出ることがおすすめです。


トライアルバイクの構造は?

トライアルバイクは、とてもシンプルな構造です。仕様もシンプルですので、初心者でも練習すれば、すぐに走行できるバイクです。製造メーカーも多岐に渡ってありますが、どの仕様でも基本的なスタイルはシンプルです。やはり、公道以外を軽快に走行するためにメーカーが製造したのがトライアルバイクですので、初心者でも走行性が安定しやすいという特徴があります。

同じ駆動システム?

灯火類も不必要ですし、ナンバーもいらないバイクです。ですが、エンジンの駆動系は同じです。ガソリンを燃料として、エンジン内で爆発させることにより、ピストンを上下運動させて発動力を発生させています。排気量が小さくても、この機構はすべて同じです。そのパワーを後輪へ伝えることで前進する力を得ている乗り物です。

トライアルバイクはどこで走行する?

専用の施設があります。公道とは異なり、舗装されていない道を走行します。そのため、初心者では走行が難しく、やはり練習してテクニックを磨いてから実際に走行することが肝要です。公道と同じ感覚で走行してしまうと、大きな怪我に繋がるケースもあります。

免許はいらない?

トライアルバイクを楽しむには、運転免許は必要ありません。運転免許はあくまでも公道のみで必要なものです。たとえば、自分の所有している敷地内であれば免許もナンバーもいりません。ですので、好きなメーカーのバイクを購入して、走行テクニックの練習をしても構いません。ですので、公道ではバイクに乗らない方でも楽しめるおすすめの競技と言えます。

トライアルバイクは公道でも走行できる?

先のように、公道で走行するには免許が必須です。トライアルバイクを専門で満喫している方で、走行テクニックが高い場合でも公道で走行してしまうと「無免許運転」という違反で、大きな罰則を受けることとなります。しかも、トライアルバイクは一般のバイクと仕様が異なりますので、走行フィーリングも大きく異なります。公道で走行する場合、各メーカーが販売している一般的な仕様のバイクを購入しましょう。

125㏄がおすすめ!

トライアルバイクの初心者ですと、小さな排気量からテクニックを練習することがおすすめです。いきなり大きな排気量ですと、テクニック不足で転倒してしまいます。125㏄あたりの排気量が初心者へおすすめのバイクです。身近にテクニック上級者がいる場合、おすすめのメーカーや125㏄のモデルを聞いてみるのも良いでしょう。きっとあなたに合った仕様の車両が見付かります。


トライアルバイクに車検は必要?

車検が必要な排気量は251㏄以上のバイクです。しかも、それは公道で使用する場合に限りますので、トライアルバイクには車検も必要ありません。そのため、整備のテクニックや知識も重要となってきます。125㏄前後の小さなバイクであれば、整備もしやすいい大きさですので、できる整備から覚えていけば、きっと全てのメンテナンスを網羅できる日が来ることでしょう。

車検は何㏄まで必要?

トライアルバイクに使用する際には、「車検が必要ない」ということはご理解いただけたことでしょう。ですが、公道でもバイクに乗る場合、大きな排気量ですと車検を受ける必要があります。先のように、車検は251㏄以上から必要でしたが、上限はありません。つまり。排気量が400㏄や1000㏄を超えるバイクでも同じように、一律の検査を受ける必要が出てきます。

トライアルバイクには何ℓのガソリンが入る?

トライアルバイクは競技用の車両ですので、一般的な公道で使うほどガソリンタンクが大きくありません。コースを走行できるだけの必須ガソリンが入っていれば良いので、とても小さなガソリンタンクが付いています。量にすると約2~4リットルが中心です。これだけあれば125㏄ほどの小さなエンジンの場合、燃費もよいですので燃料切れになってしまうことが少ないです。

軽量化が目的!

競技で使うバイクには余計な装備が要りません。なぜなら、競技のコースを走行することが目的ですので、ウィンカーやヘッドライトといった「灯火類」は一切使いません。極力車重を軽量化することも必要となります。そのため、一般的な125㏄のバイクよりもかなり軽い車体です。これにより、競技で使いやすくなります。

初心者におすすめのトライアルバイクは?

ホンダのTL125がおすすめの1台です。初心者の場合、テクニックが身に付くまでは125㏄のバイクがおすすめです。カラーも豊富にありますので、好みのモデルが見付かります。年式やモデルが古ければ、10万円代から購入できます。車体サイズや取り回しもしやすい大きさのバイクですので、トライアル向きでおすすめです。ぜひ、入手して乗ってみましょう。

子供におすすめのトライアルバイクは?

「OSET」という電動バイクがあり、子供や初心者へもおすすめできる車両です。各部に流れる電圧を自在に操作することで、最高速度でも歩行スピードに設定する事が出来るので、一般的なエンジンでは実現できない機構を備えた1台です。そのため、スロットルテクニックをミスしてしまい、バイクが暴れてしまう事を怖がらずに済みます。

持続することが大事!


先のような電動バイクを用いることで、小さな子供でも簡単にトライアルバイクと馴染むことができます。やはり、身体で覚えるスポーツですので、失敗することも多くあります。そのため、子供の頃から始めていれば、自然と感覚的なことが身に付くようになります。中年から始めると、どうしても理屈から覚えてしまうことが多く、恐怖心ばかりが先立ってしまいます。ただし、コツコツと練習すればテクニックが上達する競技ですので、大いに楽しみましょう。

初心者でもできるおすすめのバイクテクニックは?

トライアルで必要なテクニックはスロットルワークとハンドリングです。凹凸ある路面をスムーズに走行するので、適切な速度をコントロールできるテクニックが最も重要です。そして、速度を操ると同時にハンドル操作も重要です。凹凸を上手に乗り越える「ハンドリング」がとても難しいですが、練習次第で上達していきます。

走行練習が大事?

初心者が最初からプロのようなテクニックで走行することはできません。何事でも「経験」ということが重要です。プロのテクニックは、一見すると簡単そうに見えるものです。ですが、「見る」と「やる」とでは大きく違います。やはり、練習を重ねてきたからこそプロの技が自然と身に付きます。焦らずに、1つずつの至難をクリアするべくテクニックを磨いてみませんか。きっと素敵な技が身に付き、周囲もうらやむ技が身に付くことでしょう。

体の重心が大事?

大きな凹凸や坂を走行しますので、座りながら走行する以外、立って操作する必要があります。そのため、重要なポイントが体重移動です。路面状況に合わせた柔軟な体重移動を必要としています。テクニック上達へは、柔軟な腰の使い方がポイントとなります。腰がバイクの中心点を捉えていれば、大きな凹凸でも難なくクリアすることが可能となります。

安全意識を持って走行を楽しもう!

今回は、トライアルバイクに関する内容をご紹介しました。公道では味わえない緊張感や醍醐味が詰まったバイク競技です。ご紹介したようなテクニックを身に付けることで、公道でも安全な走行を実践できることでしょう。いずれにしても、二輪車は危険な乗り物と言えますので、しっかりとしたテクニックを地道に身に付け、そして大いに走行を満喫しましょう。