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「耐水ペーパー」の種類と使い方!用途に合わせた番手選びや磨き方もご紹介!

耐水ペーパーの使い方をご存知でしょうか?この質問に対して「知っている!」という答えを返す方が多いかもしれません。しかし効率のよい簡単な磨き方をご存知の方は少ないのでは?そこで今回は無駄なく用途に合わせた、耐水ペーパーの選び方や使い方をご紹介していきます!
更新: 2024年3月4日
Nov
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ビッグマン 耐水ペーパーミニセット 18枚入り

耐水ペーパーを買おう!

使い方を覚えましょう!

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出典:Amazon
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小学校の図画工作の授業や中学時代の技術の授業で、耐水ペーパーや紙やすりなどを使用したことがあるのではないでしょうか?使ったことのある人が多いと言えども、ただ単純に削っていただけに過ぎないのかもしれません。

実は奥が深く、効果やコツを理解すれば、便利な使い方ができてしまいます。その他のやすりにはない、耐水性と防水性があるので、嬉しい効果が盛りだくさんです!

簡単な使い方をご紹介!

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今回は誰にでもできる、簡単で便利な磨き方を紹介したいと思います。さらには耐水ペーパーとその他のペーパーの相違点もご説明し、気になる選び方もご紹介いたします。耐水ペーパーを持っておけば、さまざまなことにも使えるので、これを機に耐水ペーパーを手に入れて、いつでも使えるようにしましょう!

耐水ペーパーとは?

耐水ペーパーの詳細

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耐水ペーパーとは、書いて字の如く防水性のある紙やすりで、その他のやすりと比べると、ざらつき具合や削った時の削り心地も異なります。磨き方に関してもその他の紙やすりなどとは異なり、耐水性と防水性を用いた「水研ぎ」も活用できますので、比較的便利な道具となっております。

耐水ペーパーの使い方 -基本-

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耐水ペーパーの磨き方は、その他のモノと同じく、素材を"こする"ことで研磨することができます。しかし削り方次第で、より効率的な磨き方ができたり、綺麗な仕上がりになったりします。

磨き方に関しては、手で持って磨くほか、木材やゴムのブロックにペーパーを巻いて素材を磨くことができ、さらには先ほど説明したように、耐水性を生かした水研ぎもできます。

サンドペーパーとは?

サンドペーパーの詳細

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サンドペーパーと聞くと"紙"でできたやすりのイメージがあるかもしれませんが、イメージはやすりの総称であると考えて頂いて結構です。

ちなみに布でできた"布ペーパー"もサンドペーパーの一部で、耐水ペーパーもサンドペーパーの一種として数えられます。サンドペーパーという大きな括りの中に、"布ペーパー"や"耐水ペーパー"が含まれていると考えておきましょう。

紙やすりを指す

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サンドペーパーは「紙やすり」として呼称されることもありますが、イメージとしては「サンドペーパー=紙やすり」として見て頂いて問題ありません。サンドペーパーを日本語で読んだものが「紙やすり」ですので、前述の"耐水ペーパー"と"布ペーパー"も紙やすりの一種と考えられます。

また、布ペーパーは「布やすり」と呼ばれることもあるので気を付けましょう。さらに、耐水ペーパー以外のペーパーには、基本的に耐水性や防水性がありません。

耐水ペーパー -メリット-

熱くなりにくい

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やすりで研磨している際に、摩擦によって熱が生じることがあります。手で磨く際にはとても厄介で、下手をすればやけどする可能性もあります。しかし耐水ペーパーの耐水性と防水性を利用して、水研ぎを行うことで、熱は発生せず快適に削ることができます。

目詰まりのリスクが低い

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目詰まりとは、やすりの削る部分に削ったカスが詰まって削りにくくなることで、やすり掛けの際によく起こる問題です。耐水ペーパーでしたら耐水性があるので、水を用いて削りカスを落としながら削ることができます。耐水ペーパーは水で研がなくても目詰まりのリスクが低く、削る時のストレスを感じにくくなっております。

削った粉が飛散しない

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やすり掛けをした後の処理や掃除に困った人も多いのではないでしょうか?細かく飛び散った粉を掃除するのはとても面倒ですし、飛散した粉を吸引してしまう恐れもあります。

一方、耐水ペーパーで水研ぎをする際は、カスが水に吸収されて、カスが飛散したりバラバラになったりしません。耐水ペーパーは掃除の手間や危険性も大幅に減りますので、とても便利がいいです。

耐水ペーパー -番手-

番手の説明

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番手とはやすりの粗さや細かさのレベルを示す数字で、より番手の数字が小さい程目が粗くなり、より数字が大きい程目が細かくなっております。始めのうちは数字の小さい番手を使用して、段々数字を大きくして仕上げていくと綺麗な仕上がりになります。

番手の種類

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番手の種類として、一般的なホームセンターには80番手から始まり、2000番手辺りまで販売されております。とても種類が多く迷うかもしれませんが、お値段は非常に安いので、複数購入してもお財布のダメージにはなりません。

また、2000番手までなるとかなり細かい目になるため、特別な理由がない限り使用しないことが多いです。通常の用途でしたら1000番手前後までが好ましいと考えられます。

一緒に揃えたい道具

固定道具

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やすり掛けをしている時は、素材をしっかりと固定しておかないと、素材が動いて磨きにくくなります。そのために"万力"や"クランプ"を用いて素材を固定すると、より快適に素材を磨くことができます。万力とクランプは値段も安いので、一緒に買い揃えると便利です。

磨き道具

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より素材をスムーズに磨くのに研磨道具または、木材やゴムのブロック(四角いモノ)を使うのがおすすめです。後者の使い方は、ブロックに耐水ペーパーを巻いて磨くのですが、手で持つより力が加わりやすく表面も硬いので、しっかりと削ることができます。

特にゴムのブロックはおすすめで、ペーパーが滑りにくく力も加わりやすいので、是非とも使って頂きたいです。ホームセンターに行けば一緒に購入できますので、チェックしてみましょう。

耐水ペーパー -選び方-

木材に使う時

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木材を研磨する時は、場合によって種類を使い分けましょう。角などを丸く整えたい時などは80番手などの粗い番手で、素材をツルツルにしたい時は120番手あたりを用いましょう。仕上げに320番手前後を用いれば、ツルツルの表面に仕上げられます。


金属に使う時

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金属を削る時はおよそ240番手以上の番手を用いましょう。金属は粗いやすりを用いると傷が目立ちやすいので、木材と比べて細かい番手が必要です。大まかな研磨は240番手~400番手を使用し、仕上げには600~1000番手を用いて仕上げしましょう。

プラスチックに使う時

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プラスチックは金属同様に傷が目立ちやすいのですが、木材と同じくらい柔らかいので、いろいろな種類の使い分けが必要です。使う番手の範囲は300番手~1000番手が好ましく、金属と同じように粗いやすりでしたら、傷が付いてしまいますので気を付けましょう。

耐水ペーパー -使い方-

木材の使い方

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耐水性・防水性がないため、木材は水研ぎができません。ですので耐水ペーパーを買う時は、その他のやすりと同じ買い方をして頂いて構いません。形の形成には粗い番手を用いて、表面の慣らしに細かい番手を用いれば結構です。

金属の使い方

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水研ぎが使えるので、耐水性と防水性を生かして、やすりに水を含ませて研磨していけば、容易に表面を綺麗にすることができます。水研ぎしながらでしたら、表面の磨き具合も確認しやすく、素材に付いたカスを水で洗い落としながら、耐水ペーパーで磨いていくと効率よく削れます。

プラスチックの使い方

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プラスチックにも耐水・防水性があり、水研ぎと併せて空研ぎを用いるのがおすすめです。簡単な形の形成には空研ぎ、表面の慣らしには水研ぎを用いると、綺麗な表面に仕上げられます。アクリル板やプラモデルに使いたい時も同様に、角を綺麗にしてから表面の慣らしに移れば、とてもきれいに磨けます。

簡単な磨き方

木材の磨き方

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耐水性がありませんので、水研ぎはできませんが、道具を使った研磨が有効です。硬い部分や角の研磨などには、先ほど説明したブロックを使用して削っていけば、比較的早く綺麗にできます。

角などの研磨にはクランプや万力を用いれば、手で持つ手間もいりませんので活用しましょう。表面の研磨・慣らしには、粗い番手にはブロックを用いて、細かい綺麗さを求めるときは手で磨きましょう。

金属の磨き方

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金属はパイプや板などと種類が多いですが、水を掛けながら研磨を進めれば、綺麗に仕上がります。サビなどを取りたい時は、比較的粗めの400番手などの耐水ペーパーを使って磨くと、傷も目立たない削りの仕上がりになります。

ブロックを用いて仕上げの手順ができますので、金属にはゴムのブロックなどを活用しましょう。ゴムのブロックは、木材ブロックなどに比べて若干の柔らかさがあるので、表面を傷つけることなく綺麗に仕上げられます。

プラスチックの磨き方


プラスチックには、耐水性はあるものの金属程の強度はないので、あまり力をかけすぎないようにしましょう。特に角の研磨などに力を掛けすぎると、ヒビが入ったり折れてしまうことがあるので、優しく研磨しましょう。しっかりと固定しておけば、力を加えて研磨する必要もないので、慎重に削っていきたいところです。

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またプラスチックは、基本的に手で削ることをおすすめします。細かい番手でしたら大きな傷が付くこともありませんが、粗い番手でしたら処理に困る傷を付けてしまう恐れもあるので、手で丁寧に磨きましょう。

いろいろな種類の素材

種類その1 塗装面

車などの塗装面に傷が付いたときなどにも、耐水ペーパーは役に立ちます。少々手間が多く面倒ですが、傷のある部分の周りをマスキングしてから、金属と同じ研磨方法で、傷の周りの塗装をすべて削り落とします。

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ここで注意が必要なのは、塗装落としには金属より細かい番手が必要で、1500番手や2000番手を用いて、綺麗に慣らさなくてはなりません。下地に傷などが残ると非常に厄介なので、少々骨の折れる作業となります。

種類その2 石

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アクセサリーなどに便利な方法として、石の研磨があります。地面に耐水ペーパーを固定(テープなどを用いて)して、石を押し付けるようにして磨けば、角ばった石になります。

丸くしたい時は、石を耐水ペーパーで包むようにして研磨すれば、綺麗な石に仕上がります。インテリアに使えますし、穴をあけてアクセサリーにしてもかわいく使えます!

まとめ

使い方を覚えて実践!

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種類の多い耐水ペーパーですが、身の回りの何にでも使えて非常に便利です。DIY愛好家にとっては、トップクラスの重要アイテムでもあり、この手間が大好きな人もいれば、大嫌いな方もいらっしゃいます。

最後の仕上げと言っても過言ではないので、作業の中の要でもあります。ただ削るだけでなく使い方を覚えた上で、工夫して削ることでより、効率的に仕上げることができます。

使い方次第で広い用途に対応!

耐水ペーパーはシンプルですが、使い方次第で万能なアイテムへと変貌します。DIYで家具を自作するのもよし、石を削ってアクセサリーにするのもよし、プラモをスタイリッシュに仕上げるのもよし!耐水ペーパーはさまざまなニーズにお応えします。

ちなみに古い革靴を、耐水ペーパーで研磨して再び塗装することで、新しい靴に生まれ変わらせることも可能ですので、興味がある方にはおすすめです!

複数買ってキープしよう

耐水ペーパーはとても安いため、お家の工具箱にキープしているだけでも便利です。使う機会がないと思われがちですが、思わぬことで耐水ペーパーを使用することになるかもしれません。DIYに興味のある方などは、是非ともホームセンターに足を運んで、耐水ペーパーを数枚購入してみてはいかがでしょうか?