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ブルーベリーの植え替え!時期や方法など失敗しない5つのポイント

甘酸っぱいブルーベリーはヨーグルトに入れて食べたり、ジャムにしたり。美味しいだけでなく人の目にもとても良いと見直されていますね。そんなブルーベリーを上手に育てるには植え替えが重要です。ここではその育てる上で重要な植え替えの時期や方法などをご紹介します。
更新: 2021年1月16日
sarabande
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ブルーベリーを育てる上で知っておきたい事

ブルーベリーの歴史

★科・属名・・・・ツツジ科スノキ属 ★原産国・・・・・アメリカ 1920年くらいに栽培され始め、アメリカ先住民によって育てられました。その後1951年に日本に入ってきて1968年に東京小平市に初めてブルーベリー農場が誕生したと言われています。その後に広まり始めたのが1976年と言われています。

それから栽培が安定したのは1980年後半なのでそう考えると日本でのブルーベリー栽培というのは比較的日が浅いと言えますね。最近では健康面で特に眼の疲労の改善に非常に良いとされており、ますます人気が出てきますね。

ブルーベリーの効能

先述した通り、近年ブルーベリーの健康面に及ぼす効果がいっそう見直されてきています。その中でもアントシアニンというポリフェノールの一種でこの成分のおかげで眼の疲労回復、視力回復などが注目をあびています。更にこのアントシアニンには抗酸化作用もあり老化、がん予防、アンチエイジングなどの効果も見られます。

そればかりか他の果物に比べて亜鉛などのミネラルも豊富で食物繊維も多くて便秘解消にも効果的と言えるでしょう。

育てやすい

他の苗と同様に土や水やりに気を付けていれば比較的に育てやすい植物です。種からの栽培も可能ですし、鉢植え地植えともに大丈夫。初心者であれば苗からの購入をした方が良いでしょう。成長して収穫までが短いのも魅力。確実に結実させるためには違う種類の物を2種以上植えると効果的です。

育てやすく体に良い物であるというのは育てる上で励みになりますね。

ブルーベリーの植え替えの大切さ

根詰まりを防ぐ為

ブルーベリーの根は繊維のように細くて横に広がるタイプです。細いとは言え成長してくると伸びた根が鉢の中で窮屈になり、その後の生育が遅くなったり苗が枯れてしまう事もあるので、そういった根詰まりを防ぐ為にも植え替えをしてその時の苗に合う大きさの鉢が必要なんですね。

株を若返らせる為

同じ土、同じ鉢に入れたまま何年もたつと土が古くなり、根も古くなって苗全体の成長もとまったり花芽がつきにくく実がなりにくくなります。特にブルーベリーは常に酸性の土が必要でこの土管理の上でも植え替えは大切。また根が伸びすぎて鉢の中が窮屈で根詰まりしてしまうとやがて枯れてしまう事もあります。

こういった事を防ぐためにも植え替えというのは大切だと言えますね。

土を酸性に保つ為

ブルーベリーはとても土が大切で酸性の土を好みます。基本的に日本の土は雨により酸性土壌ですが化学肥料など与えたりするとアルカリ性に傾く事があります。それを防ぐためにも植え替えをして土の入れ替えも同時に行い常に酸性にしておく事がいいのですね。だから植え替えが大切になってくるのです。


害虫や病気の管理の為

植え替えをする時に根の状態を見るとともに害虫がいないか卵を産み付けていないか、また根の病気になっていないかなどチェックする事ができます。特に気を付けたいのがコガネムシの幼虫ですね。

これは根を食い尽くしてしまいますので苗全体を枯らしてしまいます。成虫が株元に卵を産み付けるのでマルチングによってある程度防ぐ事が出来ますが、それでも侵入される場合があるので食い尽くされる前に退治しておく事が大切です。

ブルーベリーの最初の植え替え

購入時の株の大きさに合った鉢に

さて、いよいよ育てる時のまず最初の植え替えですね。購入時のポリポット株の大きさの一回りくらい大きな鉢に植え替えましょう。ブルーベリーは乾燥に弱いので素焼きよりもプラ鉢のスリットがある物がおすすめです。素焼き鉢を使うのであればマルチング材を株元に施すことをお勧めします。

これはマルチングの項目で後述します。根がはりますので少し深めの鉢がいいでしょう。まずはこのまま根が定着するまで待ちましょう。

ブルーベリーの次の植え替えは?

ある程度成長してから

購入して最初に植え替えてから、ある程度株を成長させましょう。その後少し大きくなってきたらもう少し大きくさせる為に2回目の植え替えですね。元々が大きくなる木なのであまり鉢が小さめだと根がはって根詰まりしてしまいます。

徐々に鉢を大きくした方がいいですね。後は自分がどの程度まで大きくしたいかで更に次の植え替えが必要かそうでないかが決まります。

ブルーベリーの植え替えに必要な物

ピートモス(酸性の土づくり)

酸性の土壌を好むブルーベリーに土づくりは大切。その土壌を酸性にしてくれるのがピートモス、これは必須ですね。このピートモスとはコケ類やヤナギ、ヨシなどの植物が腐植化した物で有機酸が含まれているため混ぜる事によって酸性の土にしてくれます。通気性、保水性に優れており、土壌改良剤として色々な植物に利用されます。この他に鹿沼土なども酸性よりなのでブルーベリーの用土として一緒に混ぜあわせると良いでしょう。この時の割合はピートモス:鹿沼土=7:3くらいがおすすめです。

一回り大きな鉢

本来、大きくなるブルーベリー。すぐに根がはり窮屈になります。その時その時の株の大きさによって鉢を選ぶと良いでしょう。基本は苗の一回り大きな鉢で深さのある鉢が理想です。ある程度成長したら、そのまま育ててもいいしもっと大きくしたいのであれば更に大きな鉢、または地植えにするといいですね。

マルチ材

乾燥を嫌うブルーベリーにとってマルチングする事はとても重要です。マルチングとは株の根元の土を色々なマルチ材で覆い、水の蒸発や害虫侵入などを防ぐ方法です。このマルチングの材料は藁(わら)、くるみの殻、ココヤシファイバーなどありますが木質のバークチップなどを使う方法も人気がありこのようにマルチ材も多くの種類があります。

また元々ブルーベリーにはピートモスが必要です。このピートモスをそのままマルチングとして株元である土の一番に上に覆う方法もあります。


ブルーベリーの植え替えのコツ

ここではブルーベリーの植え替えにおいてのコツをもっと詳しく「時期」「方法」「水やり」「肥料」「注意点」の5つの項目別に述べていきます。

ブルーベリーの植え替えのコツ①時期

秋か初春

6~9月の収穫後秋にむかって徐々に葉が紅葉してきます。ちょうどその頃10~12月が植え替えに一番適していると言えるでしょう。花で見る楽しさを味わった後にお愉しみな収穫も済ませた後なので思う存分に苗を動かせますね。

その次に良いのは花芽が出る時期の1~3月。この時期はちょうど花芽の少ない枝などの剪定を行いますので、同時に植え替えるのが好都合というわけです。

ブルーベリーの植え替えのコツ②方法

古い根を切り落とす

まずは根を切らないように鉢からそっと苗を出します。この時いきなり引っ張らないで鉢の壁にそって円周をスコップを入れてはがすようにします。この作業を何度か繰り返して外側の土を柔らかくしてから引き出しましょう。根っこについている古い土を払い落します。この土は古い物なので不要です。

そのあと黒くなっている古い根を少し切り落とすと良いでしょう。そうする事で新しい根が出やすくなり、苗自体を若返らせる事ができますね。

新たな酸性土を足す

ブルーベリーには常に酸性の土が必要です。土のそのままだと劣化しますので根っこについた古い土を払い落した後、元の鉢に残っている土を少しだけ使いこれに新たに作っておいた酸性の土(ピートモス:鹿沼土=7:3)と混ぜて植え替える為の鉢に入れます。

この時に元肥も少し混ぜるといいでしょう。

最終の大きさを考えて植え替える

最後に新たな鉢に植え替えます。どの程度の大きさまで成長させたいかをまず考えましょう。まだそこまでに達していないのであれば数年後にまた最終的に植え替えるのを見越して、今の苗の一回りくらいの鉢にとりあえず植え替えるようにしましょう。この時にマルチングも忘れずに行います。

ブルーベリーの植え替えのコツ③肥料

秋に植え替える場合

まず肥料の種類は酸性の物がおすすめですが、植え替えの時には初期の段階の成長を促進させる働きがあるのはマグアンプなどの緩効性肥料です。根に当たらないように少量を奥底に混ぜ込むと良いでしょう。しかし土をアルカリ性にする可能性があるので大量に施すのは避けた方がいいですね。


1~3月に植え替える場合

この時期は植え替えしなくても施肥する時期でもあります。寒い冬のこの時期は苗が休眠する時期で活発に生育する春に備えて緩効性の肥料を与えると良いでしょう。有機素材の肥料、油粕や魚粉などの肥料が適しています。こちらも植え替える時に奥底の根が当たらない部分に混ぜて植え替えするといいですね。

ブルーベリーの植え替えのコツ④水やり

乾燥が苦手

ブルーベリーは特に乾燥を嫌います。こまめな水やりが必要ですね。春は1日1回、夏は1日朝と夕に2回、猛暑の頃の昼の水は水温が高くなりますので避けた方がいいですね。秋1日1回、冬は1~2日に1回与えるといいでしょう。たっぷりの水を鉢底から流れ出るくらいに与えます。ピートモスは乾いてしまうと余計に水分を吸収しづらくなるので気を付けましょう。

また乾燥防ぐ為に既述の通りマルチングの方法で更に水の蒸発を防ぐ事ができますね。

ブルーベリーの植え替えのコツ⑤注意点

植え替えどきを見極める

植え替えが必要だと言ってもやはり何度も何度も植え替えたりするとそれだけ株に負担がかかってしまいます。なるべく掘り起こす前に見極めたいところですね。まず見るからに株全体が鉢に対して大き過ぎたり、土の部分が少なくて窮屈そうだと思ったら一度根を上げて見てみましょう。

根詰まりしているようだったら植え替え時期と言えるでしょう。また水やりの時に水の浸透が遅かったり表面にたまったままでコケが発生している時は根詰まりの可能性がうかがえますね。

根を切り落とす時は慎重に

植え替える前に根を掘り起こして、黒く古くなった根は切り落とします。この時に切り過ぎたり白い新しい根を同時に切らないように慎重に行いましょう。コツとしてはまず古い土を払い落して根っこがよく見えるようにするといいですね。

さほど黒い根が無い場合はカットしなくてもいいでしょう。せっかく伸びた新しい根、大事に扱う事が大切ですね。

まとめ

少し成長した苗をそのままにしていると根や土が古くなり、株全体の成長が遅くなったりします。土を新しい物に入れ替え、古い根を切り落としながら植え替えをする事で苗自体を若返らせるのですね。

ブルーベリーに限らず植物全般にこういった植え替えする事はとても大切です。その中でもブルーベリーの植え替えは特に土が関係しますので大事だと言えますね。せっかく買ってお世話している苗、少しのひと手間を面倒がらずに手をかけてあげましょう。