検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

シマノ「17サステイン」のインプレ!他機種とスペック比較で解説!

「17サステイン」は「シマノ」の中級汎用スピニングリールで、価格以上の優れた品質が高く評価されています。この記事では、他シマノ製スピニングリールと17サステインとのスペック比較と共に、17サステインの各種モデルそれぞれのインプレッションを解説していきます。
2020年8月27日
cgjpm705
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

シマノ リール 17 サステイン C3000HG

シマノ リール 17 サステイン 3000XG

シマノ リール 17 サステイン 4000XG

シマノ リール 17 サステイン C5000XG

「シマノ - 17サステイン」とは?

「シマノ - 17サステイン」は、大手釣り具メーカーである「シマノ」が製造する汎用スピニングリールで、シマノの スピニングリールの製品ラインナップ の中では、中位に位置しています。シマノ - 17サステインは、2017年に産声を上げた 歴史の浅い後発製品 ですが、その分、「シマノの 上位の各種スピニングリール に採用されている最新のテクノロジーや製造ノウハウが、ふんだんに詰め込まれたスピニングリールである」と評価できます。

特に、全工程プレス加工で製造された「"HAGANE"ギア」、動力伝達効率を飛躍的に向上させる「X-SHIP」、各部の剛性を高める「"HAGANE"ボディ」や「CI4+」などの採用によって実現した確かな力強さや堅牢性は、シビアコンディションにおけるタフな使い方において、高いパフォーマンスを発揮してくれることでしょう。シマノの 上位の各種スピニングリール と比較した場合の品質評価には、疑問が残る部分があることも事実ですが、それでも、「全体的に価格以上の使用感である」という評価に値する性能で、実際にシマノ - 17サステインを使用したアングラーからも、良好なインプレッションが多数寄せられています。

シマノ - 17サステインの各種モデルをご紹介!

2018年2月22日現在、シマノ - 17サステインには、C3000HG、3000XG、4000XG、C5000XGの4種類のモデルがラインナップされています。ここでは、「4種類の各種モデル」について徹底解説します。

シマノ - 17サステインの各種モデル1【C3000HG】

シマノ リール 17 サステイン C3000HG

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

シマノ - 17サステイン [C3000HG]は、シマノ - 17サステインのモデルラインナップの中では、最も小型のモデルです。ここでは、シマノ - 17サステイン [C3000HG]のインプレッションや、シマノの、同クラスの 他の各種スピニングリール のスペックと比較した場合の評価を見ていきます。

シマノ - 17サステイン [C3000HG]: インプレッション

シマノ - 17サステイン [C3000HG]は主に、投げ釣り、泳がせ釣り、ショアジギング、ショアキャスティングゲームなどに最適なスピニングリールです。シマノ - 17サステイン [C3000HG]のインプレッションとしては、「陸からアプローチする様々な釣り方に幅広く対応しており、ライトなタックルセッティングで大型のターゲットを狙う場合でも信頼できる」と評価できます。

シマノ - 17サステイン [C3000HG]: スペック比較評価

シマノ - 17サステイン [C3000HG]のスペックは?

出典: http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/5042

◆ 自重: 225g ◆ ギア比: 6 (ハイギア仕様) ◆ 最大巻き上げ長: 88cm ◆ ドラグ力: 最大ドラグ力が9kg, 実用ドラグ力が3.5kg ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン3号が150m, フロロカーボンライン3号が130m, PEライン1.5号が270m


他シマノ製スピニングリールとのスペック比較評価は?

シマノ - 17サステイン [C3000HG]は、自重やボールベアリング数以外の公称スペックについては、ワンランク上位のスピニングリールである「シマノ - 15ツインパワー [C3000HG]」、スリーランク上位のスピニングリールである「シマノ - 16ヴァンキッシュ [C3000HG]」などと差異はありません。とはいえ、シルキーな巻き心地を実現するうえで不可欠な ボールベアリング の搭載数は、シマノ - 15ツインパワーよりも1個、シマノ - 16ヴァンキッシュよりも3個、それぞれ少なくなっています。

出典: http://fishing.shimano.co.jp/product/s/technology/spinning_reel/detail.html#spinning_reel11

シマノ - 17サステイン、シマノ - 15ツインパワー、シマノ - 16ヴァンキッシュのボールベアリングにはいずれも、防錆性や耐塩性に優れた「S A-RB」が採用されていますし、X-SHIPの効果もあるため、巻き上げトルクの差異は無視できるレベルになっていますが、リーリングのスムーズさについては、シマノ - 17サステインが若干劣っています。しかしながら、ワンランク下位のスピニングリールである「シマノ - 16ストラディックCI4+ [C3000HG]」と比較した場合、「全体的な作り込みや頑丈さの差は価格差以上である」と評価できますので、「あくまで中級グレードのスピニングリールである」という点を考慮すれば、「ふさわしい品質と高い実用性とを持っている」と言えるでしょう。

シマノ - 17サステインの各種モデル2【3000XG】

シマノ リール 17 サステイン 3000XG

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

シマノ - 17サステイン [3000XG]は、シマノ - 17サステインのモデルラインナップの中では、シマノ - 17サステイン [C3000HG]に次いで小型のモデルです。ここでは、シマノ - 17サステイン [3000XG]のインプレッションや、シマノの、同クラスの 他の各種スピニングリール のスペックと比較した場合の評価をご紹介していきます。

シマノ - 17サステイン [3000XG]: インプレッション

シマノ - 17サステイン [3000XG]は主に、投げ釣り、泳がせ釣り、ショアジギング、ショアキャスティングゲームなどに最適なスピニングリールです。シマノ - 17サステイン [3000XG]のインプレッションとしては、「汎用性が非常に高く、エクストラハイギア仕様ならではのメリットが、様々な釣り方において確かな武器となる」と評価できます。

シマノ - 17サステイン [3000XG]: スペック比較評価

シマノ - 17サステイン [3000XG]のスペックは?

出典: http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/5042

◆ 自重: 235g ◆ ギア比: 6.2 (エクストラハイギア仕様) ◆ 最大巻き上げ長: 91cm ◆ ドラグ力: 最大ドラグ力が9kg, 実用ドラグ力が3.5kg ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン3号が150m, フロロカーボンライン3号が130m, PEライン1.5号が270m

他シマノ製スピニングリールとのスペック比較評価は?

2018年2月22日現在、シマノの各種汎用スピニングリールの中で、3000XGのモデルがラインナップされているスピニングリールは少なく、シマノ - 17サステイン [3000XG]に近い製品グレードのスピニングリールでは、ワンランク下位のスピニングリールである「シマノ - 16ストラディックCI4+ [3000XGM]」、ツーランク下位のスピニングリールである「シマノ - 15ストラディック [3000XGM]」(いずれもミディアムラインキャパシティー仕様であるため、同じ目線で比較できるとは限らない)などに限られています。ですから、タックルセッティングや用途を総合的に勘案した結果、どうしても エクストラハイギア仕様の3000番クラス のスピニングリールを使いたい場合には、同クラスでは最も上位のグレードであるシマノ - 17サステインを選ぶか、これよりも下位のグレードのスピニングリールを選ぶ以外に選択肢が無いのが実情です。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%8E-SHIMANO-%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AFCI4-3000XGM/dp/B01B3QYFEQ

肝心の スピニングリールとしての性能 については、「実用性の高いレベルである」と評価できますが、上位の 近いクラスのスピニングリール (特に、「シマノ - 15ツインパワー [3000HGM]」)と比較すると、シビアな使用環境でのパフォーマンスに差が生じてしまう点が否めません。とはいえ、前述したように、シマノの エクストラハイギア仕様の3000番クラス のスピニングリールの中では、最も上位に位置している点や、シマノ - 16ストラディックCI4+では採用されていない、高い防水性能を約束する「Xプロテクト」が採用されている点などを考慮すれば、「購入する価値は十分にある」と筆者は考えています。

シマノ - 17サステインの各種モデル3【4000XG】

シマノ リール 17 サステイン 4000XG

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

シマノ - 17サステイン [4000XG]は、シマノ - 17サステインのモデルラインナップの中では、シマノ - 17サステイン [C5000XG]に次ぐ中型のモデルです。ここでは、シマノ - 17サステイン [4000XG]のインプレッションや、シマノの、同クラスの 他の各種スピニングリール のスペックと比較した場合の評価についてご紹介していきます。

シマノ - 17サステイン [4000XG]: インプレッション

シマノ - 17サステイン [4000XG]は主に、投げ釣り、泳がせ釣り、ショアジギング、ショアキャスティングゲーム、ジギング、キャスティングゲームなどに最適なスピニングリールです。シマノ - 17サステイン [4000XG]のインプレッションとしては、「品質の差が顕著に表れやすいクラスであるものの、トータルバランスが非常に高く、オフショアゲームでも安心して使える」と評価できます。

シマノ - 17サステイン [4000XG]: スペック比較評価

シマノ - 17サステイン [4000XG]のスペックは?

出典: http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/5042

◆ 自重: 285g ◆ ギア比: 6.2 (エクストラハイギア仕様) ◆ 最大巻き上げ長: 99cm ◆ ドラグ力: 最大ドラグ力が11kg, 実用ドラグ力が6kg ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン4号が150m, フロロカーボンライン4号が145m, PEライン1.5号が320m

他シマノ製スピニングリールとのスペック比較評価は?

前述の シマノ - 17サステイン [C3000HG] と同様、シマノ - 17サステイン [4000XG]の、自重やボールベアリング数以外の公称スペックは、ワンランク上位のスピニングリールである「シマノ - 15ツインパワー [4000XG]」、スリーランク上位のスピニングリールである「シマノ - 16ヴァンキッシュ [4000XG]」などと差異はありません。ただ、大型のクラスのスピニングリールでは、製品グレードごとの 自重の差 が顕著になってくる傾向があり、シマノ - 17サステインの自重が285gであるのに対して、「シマノ - 16ストラディックCI4+ [4000XGM]」では235g、シマノ - 15ツインパワーでは295g、「シマノ - 17ツインパワー XD [4000XG]」では290g、シマノ - 16ヴァンキッシュでは240gとなっています。

シマノのスピニングリールでは、自重の違いが生まれる主な要因として、「剛性を犠牲にすることなく軽量化を図ることができる CI4+ の採用状況」や、「剛性と軽さとのバランス設定」などが挙げられますが、CI4+が採用されていることや自重が比較的重いことなどを勘案すると、「堅牢性は価格以上」と評価できるでしょう。回転性能についても、多くのアングラーが十分に満足できる仕上がりにはなっていますので、「全体的に見れば非常に出来の良いモデルである」と言えます。

シマノ - 17サステインの各種モデル4【C5000XG】

シマノ リール 17 サステイン C5000XG

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

シマノ - 17サステイン [C5000XG]は、シマノ - 17サステインのモデルラインナップの中では、最も大型のモデルです。ここでは、シマノ - 17サステイン [C5000XG]のインプレッションや、シマノの、同クラスの 他の各種スピニングリール のスペックと比較した場合の評価について見ていきます。


シマノ - 17サステイン [C5000XG]: インプレッション

シマノ - 17サステイン [C5000XG]は主に、投げ釣り、泳がせ釣り、ショアジギング、ショアキャスティングゲーム、ジギング、キャスティングゲームなどに最適なスピニングリールです。シマノ - 17サステイン [C5000XG]のインプレッションとしては、「非常に完成度の高いスピニングリールで、特に、ヘビーウェイトのジグを用いるジギングにおける性能は、同価格帯の 他のスピニングリール の追随を許さない」と評価できます。

シマノ - 17サステイン [C5000XG]: スペック比較評価

シマノ - 17サステイン [C5000XG]のスペックは?

出典: http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/5042

◆ 自重: 285g ◆ ギア比: 6.2 (エクストラハイギア仕様) ◆ 最大巻き上げ長: 103cm ◆ ドラグ力: 最大ドラグ力が11kg, 実用ドラグ力が5kg ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン5号が150m, フロロカーボンライン5号が135m, PEライン2号が300m

他シマノ製スピニングリールとのスペック比較評価は?

シマノ - 17サステイン [C5000XG]と同クラスのスピニングリールは、一般的に想定される使用方法を考慮すると、SWタイプのスピニングリールも選択肢になってくるため、高い堅牢性がウリのスピニングリールと比較するのが妥当です。「シマノ - 17ツインパワー XD [C5000XG]」の公称スペックと比較した場合、自重やボールベアリング数以外には差異が無く、「シマノ - 17ツインパワー XD」自体の評価が、「平凡」と言わざるを得ないものになっていますので、シマノ - 17ツインパワー XDとの価格差 (メーカー希望小売価格)を考慮すると、存在意義のあるスピニングリールでしょう。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%8E-%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%AB-15-%E3%83%84%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BCSW-5000XG/dp/B073QK8M7C

しかし、ボディーサイズや自重を考慮しないことを前提に、「シマノ - 15ツインパワーSW [5000XG]」をはじめとする、SWタイプのスピニングリールの公称スペックと比較すると、やはりドラグ力や巻き上げトルクは比べ物にならず、同様の用途で使用する場合は、SWタイプのスピニングリールをチョイスすることをおすすめします。とはいえ、同クラスのSWタイプのスピニングリールでは、タックルセッティングや用途の面で不適合である場合には、前述したように、高価格ながら特筆すべき長所が皆無に等しい シマノ - 17ツインパワー XD よりも、総合評価の高い シマノ - 17サステイン を選ぶことに意味があるでしょう。

シマノ - 17サステインで 快適なフィッシングライフを!

シマノ - 17サステインは、長年リール作りに携わってきたシマノが誇る技術力が随所に光るスピニングリールです。シマノ - 17サステインはきっと、皆さんの快適なフィッシングライフを支える最高のパートナーになってくれることでしょう。