トルテュライトの特徴
2つの空間が1つになったテント
ツールームテントとは、その「ツールーム」の名の通り、1つのテントの中に、リビングスペースとベッドルームの2つの機能を持ったテントです。 スノーピークが製造販売を行うトルテュライトは、キャンプデビューを考えている人にも、比較的扱いやすく、おすすめのテントなります。
スノーピークが製造販売を行う
トルテュライトとは、スノーピークが製造販売を行うツールームテントです。スノーピークの製品は、自然にマッチするデザイン性の良さと、あらゆる気候に対応できる機能性の高さから、アウトドアを楽しむ多くのファンから人気の高いブランドです。
トルテュライトの魅力①
1つの広い空間として使える
ベッドルームとリビングスペースが一体となったツールームテントでは、テントまわりにタープをレイアウトする必要はありません。ツールームテントだけで、1つの広い空間として使えます。そのため、タープとテントを設営するのに比べ、1つの設営だけで完成するので、慣れれば設営にとられる時間が短くなります。
おすすめポイント
トルテュライトの前方部分を、別売りのアップライトポールで開放すれば、さらに広く空間を使うことができます。寝室とリビングの機能が備わっているので、ツールームテント1つで快適なキャンプが実現します。
口コミでの評判は?
2ルームなのでタープなしで利用できて便利です。組み立ても最初だけ悩みますがその後はスムーズでした。 張り感も綺麗です。
やはり、はじめは設営に苦労するみたいですね。ですが、慣れれば設営も楽になるようです。設営の前には、「トルテュライトの設営の手順」を動画により解説したものありますので参考にするといいですね。
トルテュライトの魅力②
暑い夏はメッシュパネルで風通しをよく
夏の暑い日でも、避暑地や木陰を利用することでツールームテントのようなドーム型でもキャンプが楽しめます。トルテュライトの場合、夏の暑い日は、メッシュパネルで風通しをよくしましょう。また、入り口を開放してあげることで、より風の通りがよくなります。暑い夏場は、開放的な使い方がおすすめですね。
寒い冬は外気を遮断して快適に
雪の中の冬キャンプでも、トルテュライトは活躍します。設営の際に、トルテュライトの裾部分をとめることで、外からの冷気を防ぎます。また、ベンチレーターによって通気性能を上げているため、湿気や結露も防ぎます。テント内での灯油ストーブの使用や調理器具の使用も可能です。
おすすめポイント
夏に使用する場合には、テントの中が暑いのではと気になっている人も多いようです。夏は確かに暑いですが、トルテュライトには、大きなメッシュパネルが付いているため、風通しはいいです。また寒い冬のキャンプでも、中で灯油ストーブが使え、暖とることができ、火を使った調理をしても湿気や結露がでにくいのがいいですね。
口コミでの評判は?
家族3人で使用してます。今まではスクリーンタープ・テントを設営してましたが、これ一つで済むので楽になりました。重量もプロより軽いので設営・積載が苦になりません。悪天候のキャンプでも安心して過ごせて快適です。
口コミでの評判は、悪天候のキャンプでも安心とあります。行きは天気が良くても、途中から天気が崩れることも想定されるので、耐久性、耐風性、耐水性のしっかりとしたテントなら安心してキャンプが楽しめますね。
トルテュライトの魅力③
ファミリーに合ったサイズ設計
ツールームテントの中では、コンパクトなサイズながらも、中の広さは、大人2人と子供2人で使用しても十分な広さがあります。高さも、大人が普通に歩いて移動できるくらいに作られているので、雨の日のキャンプでも、テント内で快適に過ごせます。また、コンパクトサイズのため、慣れれば初心者でもスムーズに設営ができます。
おすすめポイント
トルテュライトのサイズは、幕体全体のサイズは、幅580cm、奥行き360cm、高さ205cmとインナーテントのサイズは幅300cm×奥行き220cmで設計されているので、ベッドルームにも、ちょっとした収納をレイアウトすることができます。
口コミでの評判は?
大人2人、7才と5才の4人家族。実際にテントを張ってみたところ、トルテュライトの大きさで十分すぎる位広く(もちろん寝室も問題なく)満足でした。
ファミリーからの評判はいいですね。スノーピークのトルテュライトは、子供と一緒にキャンプをはじめるのには、ちょうどいいサイズと広さですね。機能性も高いので、雨が降って外に出られない時間も子供と一緒に楽しめます。
トルテュライトの魅力④
インナールームの取り外しでスペースが広がる
インナールームは取り外しができるため、ベッドルームとして使わない場合は、リビングスペースとして広く使用することも可能です。 特に、夏の暑い日などではインナールームを取り外し、風通しをよくした使い方もおすすめです。
寝室と横からの出入りができる
前方の入り口からだけでなく、インナールーム側からも、パネルを巻き上げることで外への出入りが可能です。また、横側からの出入りも可能になります。外に出たいときに、リビングスペースを通らなくても、すぐに出入りができます。
おすすめポイント
リビングスペースとベッドルームを分けたレイアウトから、全体をリビングスペースにしたレイアウトまで、テント内を広く使うことができるので、いろんなレイアウトができますね。棚の配置や収納ボックス、キッチンスペースなど、レイアウトを考えるもの楽しくなりますね。
トルテュライトの魅力⑤
はじめてでもわかりやすい色分け設計
トルテュライトでは、はじめての設営や慣れない設営でも、迷わずスムーズな設営ができるように、はじめてでもわかりやすい色分け設計がしてあります。同じ色でつなぎ合わせていけば設営ができるようになっているので安心して設営が行なえます。
おすすめポイント
このあとの「トルテュライトの設営の手順」でもご紹介しますが、通すフレームやピンが、すべて色分けしてありますので、順番を守ればしっかりと設営できるようになっています。慣れないうちは確認しながら設営できます。
口コミと評判は?
試し張りしてみたのですが、思っていたよりもでかい!(良い意味で)テントを立てたことがある方なら 設営に時間はかからないはずです。
トルテュライトの魅力⑥
快適なプライベートスペースをつくり出す
トルテュライトは、それだけでも広くスペースをつかうことができますが、タープを配置することで、より広く快適なプライベートスペースをつくり出すことができます。レイアウトの順番としては、タープとトルテュライトのレイアウトを決めたら、キッチンスペースやベッドルームのレイアウトを決めていきましょう。
おすすめポイント
トルテュライトにタープを合わせて使えば、ツールームテントの広いスペースだけでなく、外にも広いスペースを設けることができます。そうすることで、より自由なレイアウトを楽しむことができます。また、全体的なレイアウトを考えてから設営すると上手く設営しやすいですよ。
トルテュライトの設営と収納
トルテュライトの設営の手順
『設営の手順』 1.寝室側の方向を確認したら、上面にグレーの生地がみえるように幕体本体を広げていきます。 2.濃紺の印のリッチポール、赤色の印のAフレームの順で線に通していきます。 3.赤色の印のAフレームの中心の穴に、濃紺の印のリッチポールを取り付けます。 4.つぎに、青い印の付いたセンターフレーム、黒い印の付いたサイドフレームの順で取り付けていきます。 5.さらに、寝室側のフレームを通し、全てのフレームを通し終わったら、フレームを固定します。 6.ロープを張り、ペグを打ち込んでいきます。 7.最後に、幕体全体の強度を調整し、インナーテントを取り付けて完成です。 ※スノーピークでは、2人以上での設営作業をおすすめしています。
トルテュライトの収納サイズ
トルテュライトの収納サイズは、幅73cm、奥行き30cm、高さ30cmです。ツールームテントの形状や設営時のサイズが同じトルテュプロと比べると、軽く、収納サイズも小さくなります。重量差は5.5kgの差がありますので、トルテュライトの方が持ち運びやすいのも特徴です。
トルテュライトとランドロックの違い
トルテュライトとランドロックのスペックの違い
トルテュライト
サイズ:580×360×205(h)cm 重量:18.5kg 耐水圧:1,800mm
ランドロック
サイズ:625×405×205(h)cm 重量:22.0kg(付属品含む) 耐水圧:3,000mm(ルーフ)、1,800mm(ボトム)
初めてキャンプに適しているエントリーモデルのトルテュライトに対し、ランドロックは、スノーピークの標準スペックラインであるスタンダードモデルです。本体の重さは、ランドロック22.0kgに対して、トルテュライト18.5kgと3.5kgの差が出ます。
トルテュライトとランドロックの快適性
まずは人数ですが、トルテュライトは3人用もしくは4人用の広さに対して、ランドロックは6人用と広さに違いがあります。そして通気性に関しては、ランドロックの方が大きい分、メッシュパネルの部分が多くなります。広く余裕を持って使いたいならランドロックがおすすめですね。
まとめ
さずがスノーピークの製品ですね。性能や機能に関する口コミや評判がいいのがわかりました。いいものだからこそ、長く使うことを考えて、ランドロックかトルテュライトかで迷うとこではありますが、値段の差や重量の差などもありますので、人数が多くないのであればトルテュライトがおすすめですね。 夏の暑い日でも、避暑地や木陰で工夫することでドーム型でもキャンプが楽しめそうですね。