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災害にも役立つ「段ボールベッド」!その作り方や価格・購入方法を解説!

段ボールベッドとは、近年注目度が高まっている簡易ベッドです。段ボールの特徴を最大に活かした段ボールベッドの魅力を解説し、購入する際の価格はもちろん、自作する際に必要な材料量や手順まで、段ボールベッドに関することは、全てまとめてあります。
更新: 2022年1月25日
五味英司
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目次

この記事で紹介しているアイテム

防災グッズ 簡易 ダンボールベッド 

段ボールベッドとは

段ボールベッド 概要

すごく便利なモノなんです。

皆さんは、「段ボールベッド」という言葉を聞かれたことがありますでしょうか。その名の通りで段ボールで作られた簡易ベッドのことなのですが、材料である段ボールの特色上、非常に機能性が高く、コストパフォーマンスにすぐれているんです。そのため、近年、とても注目されているんです。

段ボールベッドの魅力

段ボールベッドの魅力 価格

材料の段ボールが安価なため、経済的です。

基本的な材料となる段ボールは安価で手に入るため、いうまでもなく、段ボールベッドは非常に安価です。ネットショッピングや通販でも手に入り、近年急激に段ボールベッドの注目度が高まっている最大の要因であると言われています。

段ボールベッドの魅力 強度

段ボールベッドの魅力の一つに強度があげられます。段ボールは三層構造になっており、波形に成型された「中芯」にそれぞれ表に表ライナ、裏面に裏ライナと呼ばれるボール紙を糊で貼り合わせて作られています。そのため、単純な厚紙の役五倍の強度が認められいます。

高い強度を誇ります。

また、段ボールベッドに使われている段ボールは、中が空洞ではなく、斜めに段ボール板を通しているため、一方向からの負荷にかなり強いのです。500キロ近い耐荷重を誇り、寝ころんでみると、かなりしっかりと身体を支えられている感覚を味わえます。簡易ベッドとはいえ、一年以上の長期に渡っての使用も可能です。

段ボールベッドの魅力 耐水性

段ボールというと、水に濡れると使えなくなるようなイメージがありますが、段ボールベッドの多くは、耐水性も兼ね備えています。表面に防水加工を施しているものであれば、多少の浸水があっても、早期に拭き取り、乾燥させることで使用を続けられます。

段ボールベッドの魅力 防寒性

段ボールベッドが活躍します。


また、段ボールベッドは、防寒性にも優れます。前述したように、段ボールは三層構造になっており、断熱効果が高いです。また、単純に地面から距離をとれるので、布団を地べたにしくよりも暖かく過ごせます。

段ボールベッドの魅力 設置が容易

子どもにも可能です。

段ボールベッドは、数ある簡易ベッドの中でも最も設置が容易なベッドとして知られています。一つあたり五分から十五分で組み立てることができ、避難所の寝床不足を幾度となく解決してきました。工具不要で組み立てが可能で、子どもやお年寄りでも簡単に作れます。

段ボールベッドの魅力 軽量さ

段ボールベッドは軽く、簡単に解体・持ち運べることも魅力の一つです。災害時には、大量に避難所に送ることができますし、個人で利用する場合でも、引っ越しの際などに便利です。また、段ボールベッドは解体していまえば段ボールなので、処分にも手間がかかりません。

段ボールベッドの魅力 リサイクルが可能

リサイクルに適します。

エコの観点からも段ボールベッドは高く評価されています。ほとんど段ボールのみを使用しているため、丸ごとリサイクルすることができます。災害から復興し、避難所に人がいなくなっても、ゴミとして捨てられることがなく、地球に優しいことも段ボールベッドの魅力といえるでしょう。

段ボールベッドの用途

段ボールベッドの用途 緊急時

身体の負担も少なくて済みます。緊急災害時などは、地べたでの睡眠が増えるため腰痛などが増加する傾向があり、改善のために段ボールベッドがよく使われています。

本来段ボールベッドは緊急時のために考案されたモノです。軽くて持ち運びに適しており、安価で大量に用意でき、また簡単に設置できることから、緊急災害時には重宝されます。また、段ボールベッドは、空洞が多い構造のため、非常食や水などを保管することもできます。地震大国日本では、長年に渡り被災者の方の安眠を支えてきました。

収納性にも優れます。

また、避難所などではプライバシー保護のため、パーテーション(仕切り)が設けられたものも多いです。大きな段ボール箱を開くか、段ボール板などを用いて作られることが多いようです。段ボールを組みあわせるかテープを使用すれば簡単にパーテーション付きのベッドになることも、避難所での人気の要因のようです。

段ボールベッドの用途 防災グッズとして

個人で段ボールベッドを購入される方には、防災グッズとして購入される方も多いようです。たたんでしまえば、収納にも困らないため、防災意識の高い方にはおすすめです。


段ボールベッドの用途 日常での使用

最近増えています。

安価であること、移動が容易であることなどから、普段の使用を目的に段ボールベッドを購入される方が増えています。段ボールベッドは想像以上に耐久性に優れ、500キロ近い耐荷重の商品が大半です。大人が二十人乗っても潰れないという商品も販売されており、一年以上同じものを使用されている方もおられるようで、普通のベッドと比べても、機能に遜色がないのです。

段ボールベッドの価格

段ボールベッドの価格 購入する場合

前述したように、段ボールベッドの販売は盛んに行われています。ネットショッピングや通販でも簡単に手に入り、ほとんどの商品が一万円を切る価格で販売されています。安い商品であれば五千円を切るため、一般的なベッドと比べると、段ボールベッドはかなり経済的だといえるでしょう。

防災グッズ 簡易 ダンボールベッド 

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

また、少し料金は高めになりますが、パーテーションのついたものや耐荷重が10トンを超えるものなども販売されています。

段ボールベッドの価格 手作りする場合

段ボールベッドは非常に安価な簡易ベッドですが、通販に頼らずに自作すれば、さらに経済的なベッドです。材料は段ボールなので、環境次第では無料でも手に入りますね。引っ越しの際に、段ボールを残しておけばお金をかけずにベッドを作れます。

段ボールベッドの作り方 自作するには

段ボールベッドは構造が単純であり、材料は段ボール、工程は組み立てて並べるだけなので、手作りすることも十分に可能です。

段ボールベッドの作り方 材料

段ボールベッドに必要なのは、段ボールとテープのみです。工具などは一切必要ありません。強度は少し弱くなりますが、テープさえなくても作ることができます。

これさえあれば自作できます

段ボール箱の必要量としては、大人用のベッドであれば、引っ越しなどで使われる大きいサイズの段ボール箱である160サイズの段ボール(長さ630×幅430×深さ30mm)であれば、9個から12個ほどになります。また、一般にみかん箱と呼ばれるサイズの段ボール(長さ317×幅224×深さ144mm)であれば24個が必要です。

段ボールベッドの作り方 組み立て


まず、段ボール箱を形成し、段ボール板を斜めに入れて強度を高めます。160サイズのものであれば、これを12個作り、横に三個、立てに四個並べると、ベッドの形になります。必要であればテープで全体をまとめるとほぼ手作り段ボールベッドの完成です。上に布団を敷けば、簡易ベッドとして利用できます。

段ボールベッドの作り方 パーテーション

基本的な段ボールベッドを作ったら、パーテーションを付けてみましょう。160サイズの段ボールか大きな段ボール板などがあれば、簡単に簡易パーテーションを付けることもできます。プライバシー保護だけでなく、落下防止にも繋がります。

段ボールベッド以外の段ボール家具

段ボールベッドの人気に伴い、通販サイトを中心に段ボールベッド以外の段ボール家具も販売されているようです。

段ボールテーブル

可愛らしいデザインですね。

段ボールで作られたテーブルです。見るからに段ボール製ですが、それもまた素敵ですね。画像は単身用のものですが、大きいサイズのものも売り出されているようです。

段ボールチェスト

おしゃれですね。

段ボールチェストなるものまでありました。こちらは一見、普通のチェストですね。むしろかなりオシャレなチェストではないでしょうか。段ボールは安価で丈夫、加工もしやすいので、これからも様々な家具に使われそうですね。

段ボールベッドについて まとめ

段ボールベッドは、丈夫で軽く、安価であること、また、組み立てや解体・処分が容易であることが魅力です。基本的には緊急災害時の簡易ベッドで、避難所などで使用されますが、普段使用、防災グッズとしての需要も高まっています。段ボールさえあれば自作することもでき、子どもやお年寄りでも手作り可能です。