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ゲイルスピード特集!高品質ホイールの魅力と用途別おすすめホイール7選!

ゲイルスピードのホイールに換装してバイクを自分好みのものへとカスタマイズしましょう!レースユースから日常的なストリートユースなど、用途によってホイールに求められる性能は様々です。今回は用途別におすすめできるゲイルスピードのホイールについてご紹介いたします。
2020年8月27日
zeke08
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ゲイルスピードとは

ゲイルスピードとは、オートバイパーツの企画や製造・販売を手掛ける株式会社アクティブの、ホイールやブレーキパーツを取り扱うブランドです。 2002年設立と比較的新規のブランドですが、その実績や評価は確かなものであり、性能や品質の観点からもゲイルスピードのホイールは非常におすすめできます!

ゲイルスピードはレースでも評価されている!

ゲイルスピードは2010年にMotoGPのMoto2クラスへホイールの供給を始めています。MotoGPで受けた評価をもとに改良を重ねた結果、現在では全日本ロードレース選手権のJ-GP2クラスや、ARRCのAP250などへもホイールの供給を行っています。このことから、ゲイルスピードはレース界からも非常に高い評価を受けていることがわかります。

ゲイルスピードのホイール素材別の特徴

ゲイルスピードのホイールには、主に「アルミニウムホイール」「マグネシウムホイール」「カーボンコンポジットホイール」のラインナップがあり、3種類の素材を用いて作られています。この項目ではそれぞれの素材が持つ特徴をご紹介いたします。

安さと軽さのバランスが良いアルミホイール

恐らくカスタムホイールの素材で最も有名なものは、アルミニウム合金なのではないかと思います。 スポーツカーから一般的なロードタイプのバイクまで数多くの車両に採用されていることから、コストを抑えつつ重量の軽量化がやりやすいことがわかります。スクーターやコンパクトカーなどに採用されている鉄製のホイールと比較すると重量や造形性に優れています。

アルミよりも軽くて強いマグネシウムホイール

マグネシウムホイールは、かつてのNSR250RSPをはじめとするレーサーレプリカタイプの最高峰モデルやホモロゲーションモデルに搭載されていました。このことから、マグネシウム合金の持つ性能は相当なものであることがわかります。 また、現在も2輪4輪関係なく、レースではマグネシウムホイールを使用することが定番となっています。筆者もレースでマグネシウムホイールを扱うことがありますが、その軽さと性能には高い評価をつけています。 特徴としては、アルミニウムよりも軽くて剛性が高いことです。その反面、アルミニウムホイールよりも高価となりますが、価格差を考慮しても十分に魅力的だと評価します。

NSR250シリーズの最高峰モデルであるNSR250R SPには純正でマグネシウムホイールが採用されていた。

軽さと強さが最強のカーボンコンポジットホイール

最後にカーボンコンポジットホイールです。 炭素繊維を織り込んで作った布であるカーボンクロスに樹脂を染み込ませ、所望の形に作り上げ樹脂を固めることで完成します。


F1をはじめとする超ハイスペックなレーシングマシンに使用されていることから炭素繊維のもつ性能の良さがわかると思います。筆者もカーボンクロスでカウルを作ったことがありますが、その軽さと材料の持つ強度には非常に驚きました。 特徴としては、アルミニウム、マグネシウム、カーボンと比較したときに軽さと剛性が最も優れています。また、カーボンクロスの繊維の織り目が表面に出てくるので見た目が非常に美しいです。 実用上の評価は非常に高いのですが、素材の値段や製造方法の難しさから3素材の中では最も高価なものとなっています。

ゲイルスピードの用途別おすすめホイール

さて、ここからはゲイルスピードのおすすめホイールについて紹介していきたいと思います。今回はゲイルスピードのホイールを「ストリート編」と「レース編」の二つに分けてご紹介いたします。

ゲイルスピードのおすすめホイール【ストリート編】

まずは、日常生活でも使うことのできるストリート向けのモデルを紹介いたします。

出典: https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/xsr900/gallery.html

①ゲイルスピード アルミニウム鍛造ホイール TYPE-C

出典: http://www.acv.co.jp/products/00040

こちらは、ストリート向けのアルミニウム鍛造ホイールの中でも、ベーシックモデルに位置づけされているホイールです。 大型のロードモデルであれば、基本的に国内4メーカーのどのバイクにも対応しています。また、WR250XやD-TRACKERなどの一部のモタードタイプにも対応しています。 カラーはブラックやゴールドなど、5種類があります。 価格はフロントホイールが70,000円~、リアホイールが88,000円~となっており、カスタムホイールの中では比較的手が届きやすい値段となっています。 ホイールの初めてのカスタマイズにおすすめです。

②ゲイルスピード アルミニウム鍛造ホイール TYPE-R

出典: http://www.acv.co.jp/products/00041

こちらもアルミニウム鍛造ホイールですが、ベーシックモデルであるTYPE-Cの上位モデルに位置づけされています。 10本スポークで構成されており、TYPE-Cよりも重量が10%軽くなっています。 このモデルの一番の魅力は対応している車両の数です。 TYPE-Cのように国内4メーカーの大型車だけでなく、中型車にも対応しています。さらには、KSR110やNSR50などの原付やミニバイクにも対応しています。

出典: http://www.acv.co.jp/products/00041/2/-/040794/

比較的古い車両にも対応しているので、TYPE-Cよりも購入の候補に入りやすいのではないかと思います。 カラーのラインナップはTYPE-Cと同様です。 価格は、ミニバイク用のフロントホイールが42,000円~、リアホイールが46,000円~となっており、大型車向けのものはTYPE-Cと同等となっています。

③ゲイルスピード マグネシウム鍛造ホイール TYPE-M

出典: http://www.acv.co.jp/products/00044

こちらは、マグネシウム鍛造ホイールとなっており、ストリート向けのモデルの中でもハイエンドユーザー向けのモデルとなっています。 TYPE-Rよりも細い10本スポークで構成されており、TYPE-Rよりも重量が30%軽量化されています。 対応車種は国内4メーカーのハイパワータイプのバイクとDUCATIのスポーツタイプのバイクとなっています。 アルミニウム鍛造ホイールでは物足りないという方に非常におすすめです。レーシングマシンと同等のホイールを装着しているという事実が所有欲を非常に満たしてくれます。 カラーのラインナップはTYPE-Cと同じく5種類となっています。 価格は、フロントホイールが120,000円~、リアホイールが168,000円~となっています。 アルミニウム鍛造ホイールの約2倍の値段ですが、その性能や存在感は確かなものです。


④ゲイルスピード アルミニウム鍛造ホイール モノアーム(片持ち)用 TYPE-GP1S

次のおすすめは、こちらになります。 こちらは、アルミニウム鍛造ホイールで、モノアーム(片持ち)用のモデルです。 かつてのNSRやVFR、現在のBRUTALEやPANIGALEなどに採用されているモノアームは、一般的なスイングアームと比較すると採用例が少なく、そのスタイリングだけで非常に所有欲を満たしてくれます。しかし、その特殊な設計や構造によってカスタマイズが非常に限定されます。 そんな珍しいモノアームを持つ車両を所有されている方々におすすめできるのがこのホイールです。

出典: http://www.acv.co.jp/products/00814/3/-/090195/

残念ながらDUCATIとMV AGUSTAのモノアームが採用されているバイクにしか対応してませんが、専用設計されたモデルなのでリア周りの外観は美しくまとまると思います。 カラーは、パールホワイト、半ツヤブラック、ゴールドの3種類です。 価格は、フロントホイールが93,000円~、リアホイールが125,000円~となっています。

⑤ゲイルスピード カーボンコンポジットホイール TYPE-D

出典: http://www.acv.co.jp/products/00045

ストリート編の最後におおすすめするのは、こちらのカーボンコンポジット製のホイールになります。 冒頭で説明しましたように、このモデルの優れている点は剛性と軽さです。 童夢カーボンマジック社と共同開発を行っているため、レースで培われた技術が惜しみなく注がれています。それだけでなく、ホイールの表面には炭素繊維の織り目が表れているため、非常に美しいです。

出典: http://www.acv.co.jp/products/00761

対応車種はDUCATIとMV AGUSTAのスポーツタイプのバイクのみとなっています。 カラーは、クリアコートやキャンディーレッドコートなど、ホイール本体の色とリムの色を組み合わせて選ぶことができ、全部で6種類です。 価格は、フロントホイールが255,000円~、リアホイールが265,000円~となっています。

ホイールをカスタマイズするメリット【ストリート編】

ストリートユースがメインのユーザーにとってホイールのカスタマイズはメジャーではないかもしれません。しかし、ストリートメインのユーザーにとっても魅力的なメリットはあります。 まずは、自分好みのバイクに仕上げることができる点です。 カウルや顔つきなど全体的なデザインは気に入っているけれど、ホイールのデザインが気に食わないというシチュエーションに遭遇したことがある方はきっと少なくないと思います。そのちょっとした不満を解消するだけで、愛車への愛着はより強いものへと変化すると思います。

出典: https://www.harley-davidson.com/jp/ja/motorcycles/2018/softail.html

機能的なメリットとしては燃費向上と運動性能の向上があります。 ホイールはバネ下のパーツの中でも最大の重量物です。これを軽くすることによって、左右の倒しこみが軽快になり、運動性能が向上します。また、重量が軽くなるため、燃費の向上も十二分に期待できます。 以上のように、ストリートユースでもホイールをカスタマイズするメリットは大きいです。

ゲイルスピードのおすすめホイール【レース編】

続いて、こちらではレースユースに向いたゲイルスピードのホイールをご紹介いたします。

出典: https://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/yamaha-handling/list/vol10/02.html

①ゲイルスピード アルミ/マグネシウム鍛造ホイール TYPE-GP1


まず初めに紹介するのが、このモデルです。 こちらは、レース専用のモデルとなっており、素材をアルミニウム合金とマグネシウム合金の2つから選択できるようになっています。 ハブのアタッチメント機構が廃止され、ワンピース構造で設計、製造されているため非常に剛性が高いのが特徴です。また、MotoGPのMoto2やMoto3に使われているため、非常に性能が高いです。

出典: http://www.acv.co.jp/products/00708

カラーはゴールド、ブラック、ホワイトの3種類です。 価格は、アルミニウム製(Moto3用)のフロントホイールが78,000円~、リアホイールが80,000円~となっています。マグネシウム製(Moto3用)であれば、フロントホイールが130,000円~、リアホイールが140,000円~となっています。

②ゲイルスピード アルミニウム鍛造ホイール TYPE-SB1

出典: http://www.acv.co.jp/products/00933

レース編の最後にご紹介するのは、こちらのアルミニウム鍛造ホイールです。 おすすめの理由は、「マグよりも軽く」がコンセプトで設計されたホイールであるからです。 超々ジュラルミンの採用によってアルミホイールの中では重量が最軽量となっています。 国内4メーカーのスポーツタイプのバイクであれば多くの車両が対応しています。また、BMWのスポーツタイプやDUCATIのMONSTERシリーズに装着することもできます。 カラーは、パールホワイト、半ツヤブラック、ゴールドの3種類です。 価格は、フロントホイールが130,000円~、リアホイールが158,000円~となっています。

ホイールをカスタマイズするメリット【レース編】

レースユースでカスタマイズするメリットとしては軽量化が一番だと思います。 「軽さは正義」と言われるように、速さを競う上では軽量であることが非常に重要となります。特に、バネ下の重量は軽い方が運動性能が高くなります。 そのため、バネ下の重量物であるホイールをより軽量なものへとカスタマイズすることは、非常に良いチューニングになるといえるでしょう。

出典: http://www.acv.co.jp/01_product/galespeed_gp1s_mono.html

ホイールは鋳造よりも鍛造がイイ!

最後に、金属製のホイールには全て「鍛造」という文字があったことに気が付かれましたでしょうか。 ホイールの製造方法には鋳造と鍛造の2つのタイプがあります。 一般的に鍛造ホイールの方が鋳造ホイールよりも優れていると評価されます。それは、鍛造は製造過程で非常に強い圧力をかけられます。これにより、鋳造と比較すると剛性が高くなるだけでなく、重量を削減することが可能となります。 レースで鍛造ホイールが使われているのはこのような理由があるためです。また、鍛造ホイールは成形精度と加工精度に優れていることも利点であると思います。

出典: http://www.taneisya.co.jp/t_forging.html

鍛造加工を行うときはこのようなプレス機を用いて超高圧を加える。

まとめ

今回はゲイルスピードのホイールを用途別にご紹介しました。 レバーやステップなどのカスタマイズと比較すると高価なカスタマイズになります。しかし、TYPE-Rのホイールが消耗品であるカウル1セットと同等の価格であることを考慮すると、決して手の届かない価格ではないと思います。 ホイールのカスタマイズに興味を持たれましたら、ゲイルスピードのホイールを検討してみてはいかがでしょうか。