検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

サビキ釣りとは?時期や道具など初心者がこれを読めば始められる入門書!

サビキ釣り初心者の方に分かりやすく書きました。教科書として活用してください。サビキ釣りでたくさん釣れる時期、必要な道具から釣り方まで丁寧にご紹介します。初心者から家族全員で楽しめる釣りがサビキ釣りです。これを読んで美味しい魚をたくさん釣ってくださいね!
更新: 2021年4月21日
がんちゃん
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

(5)誰でも簡単!サビキ 釣り 入門 セット [270] /入門セット/釣りセット/初心者/ファミリー/レジャー/波止/釣り竿/釣具/海釣り/フィッシング/プロマリン/マルシン漁具

ダイワ アミノX アミコマセ サビキ釣りエサ

サビキ釣りを始めよう!

サビキ釣りを始めたい!という初心者の方に分かりやすく、これを読むだけでたくさん釣れるような教科書を目指して解説して行きます!

サビキ釣りって何?

糸に針がたくさん付いた仕掛けを海に垂らすだけのシンプルな釣りです。針にエサと間違わせるためのピンク色のゴムで出来た物や、キラキラしたラメが付いた物が一緒に付いています。派手に見えるように蛍光ビーズが付いた物もあります。魚がいれば確実に釣れる釣りの種類の一つです。

サビキ釣りは人を選ばない

老若男女、小さな子どもまでみんなが楽しむことが出来るのがサビキ釣りです。お子さんが釣りがしてみたい!といった時におススメしたい釣りです。

初心者にはサビキ釣りが最適!

お手軽な釣りです

初心者だと、本当に釣れるのかな?と思ってしまいますが、サビキ釣りならテクニックや知識が無くても魚が釣れてしまいます。釣りに興味があるなら道具を持って海に行きましょう。

ウキ釣りは難しい

初心者が思い浮かべる釣りは、ウキを付けて、針が1個の仕掛けじゃありませんか?実は、この釣り方はとても多くの知識と経験が必要なんです。魚がいる場所に目掛けてエサを沈ませるテクニックがいります。しかし、サビキ釣りであればそんなことを考える必要はありません。

酒の肴をサビキ釣りで釣る

私が良く見る光景です。夕方に漁港の近くに住む人が、晩酌のツマミの魚を釣りに来ています。10分ほど釣りをして、5匹くらい釣って帰る。こんな事も出来てしまうのがサビキ釣りです。とても羨ましいですね。

虫を使いません!

これから釣りを始めたい初心者の人から、エサを触るのが気持ち悪いという話を良く聞きます。釣りからイメージするのがゴカイやイソメの芋虫みたいな虫を使うからです。でも、サビキ釣りでは虫は使わないので安心して釣りができますよ!

家族で楽しめます!

見た目が気持ち悪い虫をエサで使わずに、小さなエビをエサとして使います。子どもすぐに釣り方を覚えられるほど簡単な釣りです。家族全員で楽しめるのがサビキ釣りです。簡単に魚が釣れるので奥様も子どもも笑顔が絶えない楽しい休日になりますよ!

サビキ釣りの仕組み

コマセで魚を誘う

エビのコマセを海中にたくさん漂わせて、エサがたくさんいると認識させます。そのコマセの中に針を忍び込ませてエサと間違えた魚が針に掛かった所を釣り上げる仕組みです。魚が活発に泳ぎ回る海水が暖かい時期だと、パニックを起こしたようにエサを食べている姿を見ることが出来ます。

サビキ釣りの魚ごとの時期

一年中楽しめます!

海水が暖かくなる春から秋の終わりまでがたくさんの魚を釣るベストな時期になります。温暖な地域であれば釣れる魚の数は減りますが、時期を問わず1年を通して釣りを楽しめます。ご自分の地域で一年中釣りが楽しめるかを調べるには、ぜひ海に通い続けてみてください。

夜明け前、夕暮れが狙い時!

アジやイワシは大型の魚の恰好なエサになります。明るい昼間だと見つかって食べられてしまうので動き回らずに隠れています。狭い漁港内では大きな魚が入ってこないので比較的に魚は安心感を得られるようで昼間でも釣れます。おススメな時間帯は日が落ち暗くなり始めた頃から、日が昇る明け方にかけてになります。この時間帯になるとアジやイワシは食べられる危険性が低くなるので、エサを食べるために活動を始めます。是非この時間を狙って釣りをしてください。

◎サビキ釣り「アジ」の時期

春から秋がシーズン

ゴールデンウィークから、肌寒さを感じるまでが一番釣りやすい時期になります。回遊魚のアジですが、居心地の良い場所を見つけると、そこに居続ける習性を持っています。アジは夜行性なので、昼よりも夜に活発にエサを求めて活動するので夜でも十分に楽しめます。

アジが釣りたい!

サビキ釣りで一番人気がある魚はアジです。多くのサビキ釣りを楽しんでいる人はアジを狙っていると言っても良いくらいです。アジ=味が良い、と言われている程なので美味しいアジをたくさん釣りたいですね。

◎サビキ釣り「イワシ」の時期

春から秋がシーズン

アジと同じ時期のゴールデンウィークあたりから、肌寒さを感じるまでが釣りやすいです。アジに混ざって泳いでいる時もあるので、アジに混ざって一緒に釣れる事もあります。食欲旺盛なので海に針を入れた途端に釣れてしまう事もあります。大きな群れで泳いでいるので、釣れ始めると長い時間釣れ続きます。

小さい魚から大きな魚まで

春のシーズンインの時期は5cm程度の魚がたくさん釣れます。季節が進むに釣れて大型に成長していきます。秋の終わり頃には、20cm程度に成長した魚が大きな群れで漁港に入ってきて、海面がイワシで埋め尽くされる光景を見る事が出来ます。

爆発的に釣れます

イワシが連れ始めると、爆発的に釣りを楽しむ事ができます。釣れすぎてほとんど作業になってしまいます。仕掛けに付いている全ての針にイワシが掛かる事もあります。漁師さんの気分はこんな感じかなと思えてしまう程です。釣れすぎて飽きてしまうほど大量に釣れたら、その時は休憩しちゃいましょう。

◎サビキ釣り「サバ」の時期

梅雨時期から秋の終わりまで

梅雨に入る前からたくさん釣れ始めます。30cmくらいの大きいサイズが釣れる事もあります。子どものサバが漁港内に大きな群れで入ってくる事もあるので、あっという間にクーラーボックスが満杯になってしまいます。

サバ独特のアタリ

泳ぐ力が強いので、釣れた時に仕掛けが海の中で大きく動いている場合はすぐに引き上げましょう。周りの釣りをしている人と距離が近い場合に、その人の仕掛けに絡まってしまう恐れがあります。早い勢いでリールを巻いてサバを回収しましょう。

サビキ釣りでサバを釣る注意点

サバは常に泳ぎ回る魚なので、針に掛かったらすぐに釣り上げてください。泳いだままにしておくと、サビキがグチャグチャに魚に絡まってしまいます。糸を解く事が出来ない程に絡まってしまうので、新しい仕掛けを準備をする必要があります。

サビキ釣りでできる料理(インスタ画像)

新鮮な魚を美味しく食べるための料理をご紹介します。釣りたての魚は、お店で買う魚と全く違うのでビックリしますよ!いろいろな調理法を試してください。


アジの刺身

やっぱり最初に思い浮かぶ料理と言えば刺身ですよね!新鮮だからこそ美味しく食べられる調理方法です。お店で売っている魚を刺身にしても食べる事が出来ない驚きの食感です。コリコリした身の弾力に驚きます。また釣りに行きたくなってしまいますよ!

アジの素揚げ

たくさんくれた場合には、素揚げにすると刺身とは違った食感を楽しむことが出来ます。ホクホクした身がとても美味しいです。香ばしさも食欲をそそります。子どもに食べさせる時には内臓周辺の小骨を丁寧に取り除いて食べさせてあげてください。

イワシの寿司

イワシの寿司は、回転寿司でも食べられますが、釣りたてのイワシは身が締まっていてお店で味わった事の無い食感を楽しめます。3枚に捌いて寿司メシに乗せるだけなので、お手軽な一品料理に変身できます。小骨が多い魚なので、さばいた時に、きれいに小骨を取りましょう。手間は掛かりますが、この作業をする事で美味しく食べられます。

サバの刺身

サバの刺身は食べた事はありますか?サバは身がとても腐りやすいので、本当に新鮮な魚でないと刺身で食べる事ができない魚なんです。釣ったサバを刺身で食べたい場合は、クーラーボックスにたっぷりの氷を入れて釣ったサバをすぐに冷やしてください。持ち帰ったら当日に食べるようにしてください。

サビキ釣りの道具 (twiterのコメント)

一度揃えてしまえば繰り返し使える道具が多いです。高価な道具から低価格の道具まで幅広い価格帯で購入できるので、初心者であれば安い費用で一式揃えると良いでしょう。初心者だと道具を壊してしまう事が多いので、まずは安い道具で揃える事をおススメします。

「サビキ釣り」竿

4m程度のコンパクトロッド

全長4m程度のコンパクトロッドが初心者には扱いやすいです。長すぎたり、短すぎると、エサをコマセ袋に入れにくくなったり糸が絡んだりトラブルの原因になります。買う時には釣り道具屋で、実際に伸ばして使い勝手を確認しましょう。

「サビキ釣り」リール

おススメは3000番台

2500~3000番台の大きさのリールが扱いやすいでしょう。リール単体と糸が巻かれて売られた商品もあります。初心者には4号の糸が巻かれたリールを購入する事をおススメします。

「サビキ釣り」糸=ライン

4号のナイロンラインが扱いやすいです。リール単体で購入した場合は、釣り道具屋でラインを巻いてくれるサービスを行っている店舗もあるので、購入前に確認しましょう。

「サビキ釣り」コマセ袋

エサのコマセを入れる袋です。大きく分けてプラスチック製品や糸を編んで作られた柔らかい物があります。エサを入れやすい物はプラスチック製品です。ハリの上側に取り付けるタイプや、重りが内蔵されていて仕掛けの下側につけるタイプがあるのでお好みで購入してください。

上にコマセ袋を付ける

ラインとサビキ仕掛けの接続する部品(サルカン)に取り付けます。フック側は強度が低いので取り付けないようにしましょう。

下にコマセ袋を付ける

仕掛けの下側に取り付けるタイプです。重りが内蔵されているのでオモリを準備する必要がありません。海から引き上げた時にコマセ袋を持てば仕掛けが絡みにくいです。

上・下どっちがいいの?

初心者には仕掛けの下側にコマセ袋を付ける方をおススメします。重い部分が一番下になるので、エサを入れて海に沈める操作が楽です。上にコマセ袋を付けるとコマセを入れる時に、サビキ仕掛けが絡む事が多くなるデメリットがあります。どちらを選んでも釣れ具合は大きく違うことはありません。

「サビキ釣り」仕掛け

いろいろなメーカーからたくさんの種類が発売されています。ハリの数や大きさが違うものが売られています。5号か6号の針をメインに用意してください。金針を使用した仕掛けを選ぶとキラキラした光に魚が誘われて釣れる確率が上がります。

スナップ付きを選ぼう!

サビキ仕掛けはいろいろな種類がありますが、スナップ付きサルカンが接続されている仕掛けを選んでください。初心者だとラインを結ぶのに手間取りますが、ワンタッチで取り付けられるので手間を省くことが出来てすぐに釣りを始められます。

「サビキ釣り」オモリ

仕掛けを海中に沈める役割があります。3~5号の重さを準備しましょう。軽すぎるとサビキ仕掛けを操作しにくくなります。重すぎると衝撃でラインが切れてしまいます。

オモリの種類

オモリ自体に金属の輪っかの部品が付いたものを用意してください。この輪っかにスナップを使用して仕掛けに接続します。釣り道具屋にはいろいろな形の物が売っていますが、形状で釣り方は変わらないのでお好きな物を購入してください。

「サビキ釣り」クーラーボックス

忘れがちなクーラーボックス

初心者が用意をするのを忘れてしまう事が多いのがクーラーボックスです。釣れた魚を持って帰って食べないのであれば必要ありません。費用に余裕が無い場合は、釣り道具屋で発泡スチロールタイプが販売されているので十分に役立ちます。

氷を入れる

釣った魚は傷みが早いので、氷を入れて冷やして保存しましょう。氷を販売している釣り道具屋もありますが、釣りに行く前日に自宅でペットボトルに水を入れて凍らせても使用できます。

「サビキ釣り」バケツ

通常のバケツとヒモ付きのバケツはセットで持って行きましょう。

バケツ

100円ショップで購入できるバケツで十分です。釣った魚を入れておきます。家族で釣りに行く時には、子どもが楽しく魚の観察をする事が出来ます。また、魚やエサを触った時に手を洗うことが出来ます。

ヒモ付きのバケツ

漁港の岸壁や防波堤の釣りでは海水を汲みやすくなります。ヒモ付きのバケツで汲んだ海水をバケツに入れ替えて使用すると便利です。また、釣りが終わった後に散らばったコマセを洗い流すのにも使います。

「サビキ釣り」あると便利な小物

イス


しゃがんでコマセ袋にエサを入れ、立ち上がって海に入れるという動作を繰り返すので、スクワットを連続でする事と一緒になり次の日は筋肉痛で辛い一日になってしまいます。私の経験として、コンパクトな折り畳みの椅子を持って行き、座ったまま釣りをすれば疲れにくくなります。

ハサミ

仕掛けを作る時に必要のない部分のラインを切るのに必要です。

「サビキ釣り」便利なセットもあります

(5)誰でも簡単!サビキ 釣り 入門 セット [270] /入門セット/釣りセット/初心者/ファミリー/レジャー/波止/釣り竿/釣具/海釣り/フィッシング/プロマリン/マルシン漁具

釣り道具屋には初心者に向けた、竿、リール、サビキ仕掛け、オモリなど必要な道具がセットになった物が販売されています。これを使っても十分に楽しめます。

サビキ釣りで使うエサ

コマセブロック

小さなエビの固まりを冷凍した物で、釣り道具屋では必ず売っています。スーパーのアイスクリーム売り場にあるような冷凍庫に入っているのですぐに見つけられるでしょう。2kgから3kgを購入すれば1日釣りをする事ができます。

コマセパック

ダイワ アミノX アミコマセ サビキ釣りエサ

冷凍されていない生のエビがパックになって売られています。解凍する必要が無いので、釣り場に到着してすぐに釣りを始められます。スプーンが付属していない商品もあるので確認をお忘れなく。

臭いがしないチューブ

コマセの独特な臭いが無い画期的なエサです。コマセの臭いが苦手な人にはとても使いやすいエサです。手についても臭いが気になりません。チューブになっているので、コマセ袋にも絞りだして直接入れる事ができます。初心者にはこの商品を選べばお手軽に始められます。

釣り場を見つける

見つけると言っても難しくありません。漁港か防波堤があればサビキ釣りをする事ができます。初心者には便利な施設が充実している海釣り施設も全国各地にたくさんあるので利用しましょう。

△海釣り公園

日本各地に海釣り専用の施設があります。有料ですが、設備も充実しているので初心者にはありがたい存在です。いくつかご紹介します。

本牧海釣り施設

住所:横浜市中区本牧ふ頭1番地 駐車場あり。売店、食堂、休憩室が完備されているので、初心者にはぜひ行って欲しい施設です。下記のリンクから「大黒海釣り施設」「磯子海釣り施設」も見られます。

横浜フィッシングピアーズ
横浜にある海釣り施設のご案内です。

熱海港海釣り施設

住所:静岡県熱海市和田浜南町1694-32(熱海市公共施設) 施設専用駐車場が完備されています。コマセ・氷の販売があります。車いすで利用する事も可能です。

熱海港海釣り施設
熱海市が管理している海釣り公園です。

須磨・平磯海釣り公園

住所:神戸市須磨区一ノ谷町5丁目地先 須磨浦公園内に駐車場があります。道具の販売、レンタルもあります。とても広い施設なので場所によって狙える魚を選ぶ事が出来ます。

神戸市立須磨・平磯海づり施設
須磨海釣り施設と平磯海づり施設のご紹介です。

△漁港

作業場所の前は避けましょう

船を横付けする岸壁から釣りができます。足場もしっかりしているので安心して釣りができます。広い場所であれば車を横付けして釣りができます。しかし、漁港の作業場の前では釣りはしないでください。漁港は漁業関係者の仕事場であることを忘れないでください。多くの釣りを楽しむ人が来る場所なので、道具や荷物は広げっぱなしにせずにコンパクトにまとめるか、車に置きましょう。

△防波堤

足元に要注意

岸から海に伸びる堤防の上から釣りをします。周りに雨や風を遮るものが無いので、雨の中の釣りや、強風の時には十分に注意して釣りをしてください。幅が狭い堤防もあるので後ろに注意してください。海に落ちた時の事を考えて、必ずライフジャケットを着用して釣りをしましょう。強風時は波が被る防波堤も多くあるので、天候によって釣りをする場所を決めましょう。

サビキ釣りの服装

手軽なサビキ釣りですが、危険が無いわけではありません。快適に、安全に釣りをするための服装をご紹介します。

帽子は必需品

サビキ釣りでたくさん釣れる時期は、日差しが照り付ける夏場です。日陰になる場所もない場所が多くて強い直射日光を浴び続けるので、熱中症対策で帽子は必ず被りましょう。たくさんの水分も用意しましょう。

長袖を着ると快適

強い日差しを浴び続けるので、激しい日焼けをしてしまいます。海から気持ち良い風が吹いてくるので長袖でも快適に釣りを楽しめます。経験談として、首と耳の日焼けがとても痛いので日焼け対策をすると良いでしょう。

短パン厳禁

コマセ網にエサを入れる時に仕掛けの針が皮膚に刺さってしまう危険があります。コマセの汁が付いて臭くなるので気になるのであれば汚れても構わない長ズボンを履くと良いでしょう。私は穴の開いたズボンを釣り専用として使用しています。

スニーカーを履く

足場の悪い防波堤では、躓いたり転んだりしないようにスニーカーを履くと安全です。漁港でも、針が落ちていたり、貝殻の破片で足を怪我する危険があります。暑いからビーチサンダルでと考えてしまいますが止めておきましょう。

釣りの準備

これまでは釣りをするまでの準備の話でした。これからは、釣り場に到着してから実際に釣りをするまでの説明をしていきます。

竿とリールを合体

これは出発前に家で練習しておきましょう。合体させたまま釣り場に持って行っても構いません。緩みが無いように取り付けないと、リールを海に落としてしまう事があります。

竿のガイドにラインを通す


竿に付いている金属製の輪っかをガイドと呼びます。すべてのガイドにラインを通してください。竿は短い状態でラインを通すと、通し忘れがありません。

竿を伸ばす

先端の細い方から伸ばしていきます。ガイドの並びが一直線になるように固定してください。

ラインにサルカンを取り付ける

スナップ側では無く、丸の部分にラインを結びます。結び方は出発前に練習しましょう。この結び方を覚えれば他の種類の釣りにも使えます。

サビキ仕掛けを付ける

竿側のスナップと仕掛けのサルカンを接続します。サビキの下側のスナップとオモリを接続します。

コマセ袋を付ける

上にコマセ袋を付ける場合は竿側のスナップに取り付けます。下にコマセ袋を取り付ける場合はオモリ付きなので仕掛けの下側のスナップに取り付けます。

コマセ袋にエサを入れる

コマセ袋にパンパンに入れないように注意してください。1cm程度の余裕を持たせて入れます。海の中でコマセがコマセ袋から出すことが出来ずに散らなくなってしまうので注意してください。

釣り方

これで道具の準備は終わりました。それでは早速釣りを始めましょう!

仕掛けを海に入れる

投げ入れたりせずに、オモリ側からゆっくりと沈めていきます。海底まで沈めたら、海底にオモリが付かないように手に重さを感じる位までにリールを巻きます。オモリが海底に着かずに浮いている状態になります。

サビく

コマセ袋の中のコマセを海中に撒くイメージをして、竿を上下にゆっくり動かします。この動作をすることで、サビキ袋からコマセが海中に散らばり魚が寄ってきます。

待つ!

あとは待つだけです。コマセに誘われた魚が集まってくるので針に掛かるのを待ちましょう。魚の活性が高い時期だと魚がコマセを食べて泳ぎ回っているのが見えます。最初は釣れなくてもコマセを入れて海に落とす作業を続ける事によって、魚が自然に集まってくるので不安にならずに作業を続けてください。

ワンポイントアドバイス

サビキ仕掛けは多く持って行く

初心者に良くあることで、仕掛けが長いので絡まってしまいます。簡単に解ければ良いですが、大抵は戻せません。どんなベテランでも解くことは難しいです。可能な限りたくさん持って行きましょう。

仕掛けは多くの種類を買う

魚は生き物なので、その時々の海の状況や時期で釣れる仕掛けが変わります。ハリが金色の物、シルバーの物。ハリに付いてるゴムのピラピラがピンクや白。またはラメ入りか無い物か。1日の中でも魚の好みが変化するので、釣れない場合には臨機応変に仕掛けを変えると釣れる量も変化します。ぜひ試してください。

周りの釣り人を観察する

釣り場には必ずと言って良いほどサビキ釣りを楽しんでいる人がいます。その人の釣っている様子を観察してください。その人が釣れているなら初心者のあなたでも必ず釣れます。サビキ釣りで釣っている人のマネをするのも上達への近道です。

サビキ釣りの先輩に教わる

分からないことがあれば勇気を出してサビキ釣りの先輩に教えてもらいましょう。ただし、釣れている最中に話しかけてはダメです。休憩中に話しかけて初心者である事を伝えれば、人によっては細かく丁寧に教えてくれます。

安全に釣りをしよう!

ライフジャケットを着用しよう

見た目は安全そうな場所であっても、洋服を着たまま海に落ちてしまうと泳ぐことは不可能です。実際に多くの事故が起きています。最低限の安全を確保するために、どんな場所でも必ずライフジャケットを着用しましょう。

ルール、マナーを守ろう!

ゴミは持ち帰る

道具の空箱や食べ物のゴミなどは必ず持ち帰りましょう。ゴミのポイ捨てが多い影響で、漁港などの良く釣れる場所が釣り禁止になってしまっています。多くの場所が漁業関係者の仕事場であることを忘れずに清潔に釣りを楽しみましょう。

コマセを流す

地面に落ちてしまったコマセは帰る時に海に流して綺麗にしましょう。日光に当たり腐って異臭を放ちます。釣りが好きな人でも嫌な臭いなので、後から来る釣りを楽しむ人の事も考えて行動する事を心掛けてください。漁港だと漁業関係者の仕事場を汚している事になります。職場を借りている事を忘れないようにしましょう。

まとめ

サビキ釣り難しい釣りでは無いと理解して頂けたと思います。釣りの入門編がサビキ釣りと言い切れるほど手軽にたくさん釣る事ができるので、初心者にはうれしい釣り方です。この釣りを体験して趣味にして頂けると嬉しいです。