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スノボのターンを上手に決めたい!上達するための10個のコツを徹底解説!

スノボをするなら、スイスイとターンして、かっこいい滑りをしたいですよね。しかも、見ている人からも一目置かれるかっこよさに、憧れませんか?ターンを上達するためのコツを徹底解説していきましょう。今年こそスノボデビューの初心者も、コソ練のコツをつかむのに必見ですよ。
更新: 2021年1月25日
白馬ななか(Shirouma)
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ウインタースポーツの代表格、スノーボード

スキー場によっては、スノーボーダー率の方が高いところもたくさんありますよね。

スノーボード人口は、年々増えている印象があります。でも、一つの板の上に足を乗せてターンしながら滑ることは、ちょっと恐いな、できないなと思っていませんか?

やはり、スノボといったら、ターンをそつなくこなして、かっこよく滑りたいですよね。そんな、初心者がターンを上達するコツを説明していきましょう。

初心者がスノボのターンを上手に決めるコツとは

スノボのターンといっても、初心者向けから、上級者向けまで、様々なターンがあるんです。そして、上達するためのコツもさまざまです。ひとつづつ説明していきますね。 今回は、レギュラースタンス(左足が前側)を前提として話を進めていきます。

まずは、十分にストレッチをして体の柔軟性を整えましょう

なんといっても、スノボをする前にしっかりとストレッチをして、体を温めつつ柔軟性を高めていきましょう。

スノボは、足をケガしやすいと思われる方も多いですが、実はケガの多くは腕や頭から転ぶなど上半身なんです。もちろん、下半身のストレッチもかかせませんが、上半身や首や手首などもストレッチしてくださいね。

スノボのターンのコツ【10-1】初心者はこれからトライ!

ターン以前に、リフトに乗らなければ話にならないですよね。そんな超初心者は、こちらから読んでくださいね。

スノボに片足だけ固定し、両足を乗せて止まる練習

ほとんど平らな緩斜面で練習します。 まず、スノボに片足を固定し、直滑降で滑り出します。

そこに、もう片方の足を乗せて、止まりたい方向(レギュラースタンスの方なら左側)に、ゆっくりとスライドさせ止まります。焦ると無駄な力が入りやすいので、ゆっくりとスライドさせるのがコツです。 この練習は、基礎中の基礎で、これができればリフトにも乗れますよ。

スノボのターンのコツ【10-2】横滑りから斜め前へ進み、また横滑りに戻る

リフトに乗って初級者コースへ行ったら、いよいよターンの練習です。リフトから降りるときも、はじめは緊張しますよね。でも、先ほど練習した片足を板に乗せて、スーッともう片方の足を乗せるコツさえつかんでいれば、できないと恐がることはないですよ。

上達するには、まず練習です!勝手に斜面を滑り、両足のかかと側に重心をかけると、止まることができますよ。

横滑りを、斜面下向き、山向きと両方できるように練習しましょう

横滑りは、できますか?スノーボードに両足を固定し、斜面にたいして体がまっすぐ向いている状態で、スーッと板が横のまま滑り降りることです。

斜面を下に向いているときは、かかと側に体重をかけ、スーッと降りていくイメージです。そこまで練習が済んでいれば、その先は、斜面を斜めに横断してみましょう。

はじめは、体が山側を向いている方が、安定感がとりやすいです。こわいからといって体の重心が後方や、お尻に傾いてしまうと、バランスを崩しやすいので、エッジのコントロールや、重心の位置に気をつけましょうね。

両足でとっていたバランスを、徐々に左足のかかとと、右足のつま先側に重心をかけてあげると、左斜め側に進んでいきます。 止まるときは、また、両足のつま先に体重をかけると止まりますよ。


精神論になってしまいますが、できないできない、こわいと思っていると、無駄な力が入ってしまいがちです。できる、大丈夫とリラックスした気持ちで、重心を保ちながら練習していきましょう。

次のコツは、斜面下向きで反対方向へ滑りだしましょう

斜面下向きのほうが、少しこわいと感じる方が多いようです。でも、これをマスターしないと、ターンへの道が遠くなってしまいます。

まずは、バランス良く重心を板の真ん中に保ち、両足のかかとに体重をかけている状態から、エッジをうまくコントロールして、かるく左足のつま先と、右足のかかとに体重を乗せ滑りだします。そして、また両足のかかとに体重を乗せると、止まることができます。

この斜面の曲がり方をイメージして滑る練習を続けてくださいね。何度も練習することが、一番の上達への近道ですよ。

スノボのターンのコツ【10-3】進みたい方向を見ながら半分ターン

初心者にありがちなことですが、滑り始めるときに、足元ばかりを見てしまうことです。自転車や車の運転と同じで、常に行きたい方向に目線を向けて、なるべく遠くに視線の意識を持ちましょう。

山側からターンし始めましょう

ターンも山側からターンし始めるのがおすすめです。進みたい方向に視線を向け、山と平行にある板を斜めに滑り出し、半周する練習です。 かるく左足に体重をかけて滑り出したら、思いっきり左足に体重を乗せると直滑降になります。

そのときに、ボードがまっすぐ滑り出すまでは、前足にしっかりと体重をかけてくださいね。そして、つま先側に両足の体重を乗せると、止まります。

山側からのターンができたら、斜面下向きでも、同じように斜面に平行から斜め横に滑りだし、徐々に左足に体重を全て乗せていきます。すると、ボードがまっすぐに滑り出します。そうしたら、両足のつま先に体重をかけてあげることで、くるっと山側へのターンができます。

斜面下向きのほうが怖さを感じやすいので、体に力が入りやすいのですが、そうすると転びやすくなってしまいます。 何度も曲がり方の練習を繰り返すことで、重心のかけ方や、エッジの使い方に慣れてきますよ。これで、ターンの半分まできましたね!

腕でバランスを保ちすぎないで

初心者でも、そうではない方でも、腕でバランスを保とうとする方を見かけますが、腕でバランスはとらない方がいいです。あくまでも、重心を均一に保つこと、軽くひざを曲げて上半身はまっすぐというのがベストです。

腕を使いすぎると、転んだ時に、腕から着地してケガをしやすいので気を付けてくださいね。

スノボは、転ぶのがつきものです。転ぶときのポイントは、重心を低くして、お尻から落ちる、もしくは前のめりの場合はスライディングするように転ぶと怪我をしにくいですよ。

そして、転んでも痛くないように、お尻にパッドを履いておくのもおすすめです。 そうすれば、思いっきりスノーボードで曲がり方の練習に集中できますよね。

スノボのターンのコツ【10-4】大きくワンターンにトライ

先ほどの半分のターンを続けて、大きいワンターンする曲がり方の練習に挑戦してみましょう。

エッジを立てすぎたり、こわくて早く曲がろうとする転びやすい

半ターンするときと同じように、まず斜めに滑り出します。そして、スノボをまっすぐに滑り出してから曲がり始めていくのですが、ここでやりがちな注意があります。

スピードが出てこわいからといって、スノボがまっすぐになる前に曲がろうとしてしまうと、すぐに転んでしまうので、ぐっとこらえて左足に集中して180度ターン(半分ターン)したら、続けて、反対側へとターンをしていきます。

また、左足に体重を移動していき、スノボがまっすぐになったら、今度は両足のかかと側に体重をかけると360度(ワンターン)できますよ。 それと、曲がるときに、エッジに力が入りすぎたててしまうと、転倒しやすいです。


この、一連の動作を何度も繰り返しをしていくと、連続した大きなターンができるようになるので、ひとまずここまでは頑張りましょう!

スノボのターンのコツ【10-5】連続ターンに挑戦

まずは、ゆっくりと連続ターンをしていくときましょう。そして、曲がろうとするときに、慌てるとすぐにエッジに力が入りすぎ転んでしまうので、慌てず、一連の流れを着実にゆっくりとこなしていくのがコツですよ。

大きくて大丈夫、連続したターンに挑戦してみましょう

左足に体重を乗せるとゆっくり直滑降になっていくので、そこから両足のかかとへ体重を乗せていくと半ターン、また左足に体重を乗せると直滑降になっていくので、そこから両足のつまさきに、体重を乗せていくと半ターン。

あわせて、ワンターンができます。 それを、交互に続けていくと、連続ターンの仕上がりです!

スノボのターンのコツ【10-6】スピード感に慣れる

大きいターンに慣れてきたら、だんだん小さいターンに挑戦してみましょう。 そこでつまづきやすいポイントは、スピードを感じやすいというところです。

小さいターンは常に体を前に向くようになるので、体全体がスピードを感じやすくなります。

そうすると、恐さから、後ろに傾いた姿勢になりやすく、重心やバランスを崩し、転倒に繋がります。エッジを上手に使って、足首に力を入れて、雪面に密着させるように、スノーボードの板を押し出したり、押し込んだりするといいですよ。

スノボのターンのコツ【10-7】体を傾けてターンする練習

体を傾けてターンするときのコツは、足首に力を入れて固定することです。そして、上半身ばかりが動くのではなく、下半身がぶれずに滑る曲がり方を練習してみましょう。

特に、お尻が後ろに出てしまう方が多いので、無理にバランスをとろうとするのではなく、足元でエッジをとらえて、足元から傾けていくようにするといいですよ。

スノボのターンのコツ【10-8】上達するには重心とエッジの使い方が大切

ここから先、上達するには、自分が進む方向に向かって上半身を少し向けると重心バランスが安定してきます。

特に、ターンの最後に重心バランスを整え、次のターンへ切り替えしていく、ひとつひとつの動作が重要ですよ。すると、エッジに意識しなくても、自分の描く方向にエッジが傾き進んでくれます。

スノボのターンのコツ【10-9】テンポよく小さめのターンを連続して滑る練習

テンポよく小さめのターンを練習するときも、基本は今まで行ってきたことの連続です。

前足に体重を乗せて、斜面の下側に向いたら、すぐにかかと側へ力を入れてターン、また斜面の下側に向いたらすぐに前足に体重を乗せてターンの連続で、小さいターンができますよ。このときに、一定のテンポを保っていくと、だんだんとコツがつかめてきます。

体を傾ける位置を、前足に、後ろ足にと、少しづつテンポよく変化させていくと、小さいターンが連続してできるようになります。

その時に、スノーボードを押し出すのではなく、スノーボードを真上から抑え込んでいくような感じで重心を移動させるように、ターンしていくといいですよ。

スノボのターンのコツ【10-10】雪山に行けないときの練習方法

雪山に行けなくたって、シーズンオフでも練習できるんです。筆者もしている練習方法をご紹介しましょう。


ターンのイメージトレーニング&体力づくり

雪山へ行く前のイメトレは、とても大切です!スノボのターンは重心やバランス感覚が非常に重要になってくるので、空いた時間でうまく滑れている自分をイメージしてみましょう。くれぐれも、できない自分を想像しないで、上手な曲がり方をしている自分を想像してくださいね。

そして、やはりストレッチや筋トレを日課にしておけば、更にGoodです。体のしなやかさや、とくにスクワットなどで足に筋力をつけることなどができるといいですね。中々難しければ、帰宅時などに、筋肉を意識して歩くだけで、違ってきますよ。

ブレイブボードで曲がり方の練習

ブレイブボードは、ご存知ですか?子ども達に人気のスケボーのようなもので、車輪が前後にひとつづつついています。なので、バランス感覚がないと、始め上に乗ることもできないんです。

コツをつかむと、重心バランスよくツイストしてスイスイと前に進んでいきます。曲がり方もスノーボードに感覚が似ているので、いい練習になりますよ。

そして、なんとスノボ上級者もシーズンオフに楽しんでいるという優れものなんです。 スノボに行く前に広場などで練習して、イメトレしてから雪山へ行くと、バランスもとりやすくターンの練習もしやすいですよ!

DVDでイメージトレーニング

やはりイメトレは大切です。ショップやネットで、手軽にDVDが手に入るので、それを見ながら、イメージを膨らませていきましょう。スノボのオフシーズンでもイメージトレーニングはいつでも可能です。 特に、自分ができないターンを繰り返し見ることで、なぜできないのかを把握することもできますよ。

今年の冬こそは!と思う方は、ぜひ、曲がり方や滑り方、重心の取り方などをイメージしながらDVD鑑賞してみてくださいね。思いがけず、いざスノボへ行ったときに、上達しているかもしれませんよ。

まとめ

いかがでしたか? 特に初心者の方は、ターンの時のスピード感で挫折してしまう方も多いですよね。

でも、雪面を足でぐっととらえる感覚を身につけ、止まれることや万が一転んだ時の練習もしておくと、恐さも軽減し、ターンに集中できるようになってきますよ。ここまで読み終えた今こそ、イメトレのチャンスです。ぜひ、雪山でスノーボードを楽しんでくださいね!

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