検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

コーヒーの木の育て方!上手に育てる7つのコツを伝授!正しい手入れや増やし方も!

コーヒー好きは必見!コーヒーの木は観葉植物として人気なんです。コーヒーの木の育て方や、育て方のポイントを紹介します。枯れてしまう原因を突き止めて、正しくコーヒーの木を育ててみましょう。うまく育てれば、貴重な花や結実もしてくれますよ。
更新: 2022年1月15日
trus
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

コーヒーの木の育て方をマスターしよう

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

今回は、最近注目の集まっている「豆のなる木」として鑑賞性ににも長ける、コーヒーの木について詳しく紹介します。そんなコーヒーの木の花言葉は、「一緒に休みましょう」です。花もかわいらしく、結実や収穫までどんな時もゆっくり休める「コーヒーブレイクタイム」を演出してくれます。

常緑で、一年中美しい光沢のある濃緑として楽しめますよ。コーヒーの木は、乾燥・剪定などの特別なお手入れも簡単で、非常に育てやすい観葉植物なんです。方も簡単です。100均でも購入できるサイズのコーヒーの木もあるので、簡単に手に入りますね。

このまとめでは、そんなコーヒーの木の育て方・選ぶサイズや植え替え方法・夏冬の育て方なども合わせてご紹介していきます。

コーヒーの木の育て方とは

コーヒーの木は、今では人気の観葉植物として100均でも手に入るメジャーな植物になりいました。コーヒーの木は、名前の通り、コーヒーの実から「本物のコーヒー豆」ができるんですよ。コーヒーの木を上手に育てて、花から結実、そして実がなるまでの育て方を見ていきましょう。

自分のお部屋で育てたコーヒーの木から、マメを収穫して焙煎するのも夢ではありません。手入れや植え替えをして、マメがたくさんつくような育て方をすればコーヒーの木は思うように大きく育ちます。

大きくなったコーヒーの木を、好みの増やし方で増やせばあっという間に自家焙煎ができるウまでになりますよ。

そもそも、実際に飲料のコーヒーとなるコーヒーの木にも種類があります。およそ70種もの品種の中から、キリマンジャロやブルーマウンテンは産地以外にもコーヒーの木の品種による味の違いがあるようです。主な飲料用にされているのは、アラビカ種・ロブスタ種・リベリカ種です。

自宅で栽培したいという人は、コーヒーの木の品種によって選んでもよいと思います。100均で購入できるコーヒーの木には、正式な品種は書いてありませんが、どんなコーヒーの木からできた豆も引用することができますよ。コーヒーの木が結実して熟してくると、キイチゴのように真っ赤になりいます。

このため、コーヒーの木愛好家からは「コーヒーチェリー」とも呼ばれているんです。完熟するまでの長い期間、栄養をたくさん蓄えておいしいコーヒーになるようです。さっそく、コーヒーの木の詳細情報を見ていきましょう。

コーヒーの木・基本情報

奥の深い、コーヒーの世界に魅力を感じている人も多いですよね。コーヒーの木を育てるのも、また楽しいものです。ここからは、コーヒーの木を育てるにあたって、詳しい基本情報をまとめて紹介します。

科名属名

コーヒーの木の科名属名は、アカネ科コーヒーノキ属です。属名はカタカナで書くようです。

学名

コーヒーの木の学名は、Coffeaでした。

分類

コーヒーの木は常緑性樹木で、室内で観葉植物として扱えます。庭に植える場合は、耐寒性がないので冬は保温します。

和名

和名も同じ、「コーヒーの木」でした。そのため、購入する際も「コーヒーの木」で検索することができますよ。

原産国

コーヒーの木は、アフリカ・マダガスカル周辺を原産国にいしている樹木です。熱帯地域の植物なので、耐暑性には優れていますが耐寒性はありません。

樹高

コーヒーの木の樹高は、50cmから30mにもなります。高木になる樹木ですが、市販で売られているものはまだ幼苗なので安心してくださいね。

コーヒーの花

あまり見たことがない「コーヒーの木の花」もとても美しく香りが高いんです。焙煎した豆はもちろんのこと、その花も非常に良い芳香を感じさせてくれます。ジャスミンのような香りと見た目をしていて、5弁の長細い花が咲きますよ。コントラストが見事で、南国のような印象にさせてくれます。

コーヒーの木・開花時期


コーヒーの木の花は、白をしています。コーヒーの木の開花時期は、6月~7月です。

コーヒーの実

コーヒーチェリーと呼ばれるような、赤く丸いころころとした実をたくさんつけます。花が咲いたら自然に受粉してくれるので、人工授粉のお手入れの必要もありません。結実するのは、コーヒーの木の花後約9月後とされています。

コーヒーの木・結実時期

コーヒーの木は、初春に花を咲かせて結実します。そしてここから9か月間、長い時間をかけて完熟させる必要があります。観葉植物なので室内で育てることがほとんどですが、虫や病気にかかることなく、実を上手に収穫する必要があります。夏越しの育て方。肥料の与え方・剪定などの手入れが、重要になってきますね。

コーヒーの木・用途

光沢のある濃緑の葉色と香りの高い花が人気の、観葉植物として楽しむのが一般的です。温度などの手入れができれば、室内で十分に越冬も出来ますよ。

以外にも耐寒性が強いので、育て方にも苦労しないのも特徴です。株が大きくなるような育て方が出来れば、自家製のコーヒー豆も収穫できますね。楽しみ方も様々なので、ぜひ挑戦してもらいたいです。

コーヒーの木の育て方①土づくり

コーヒーの木の育て方の基本は、やはり土作りからです。しかし、観葉植物としての鑑賞性の高さからカラフルな砂を使って育てることも可能です。様々な土で育てるコーヒーの木の育て方をまとめました。

コーヒーの木・基本的な用土

コーヒーの木は、原産国は暖かい地域なのでやはり高温多湿をの環境を好みます。しかし、土は水はけの悪い土を使って育ててしまうとたちまち根腐れを起こして枯れてしまう可能性があります。 水はけのよい土を作ってあげましょう。観葉植物線用培養土でも可能です。草花用培養土:赤玉土:鹿沼土を2:1:1が理想的です。

コーヒーの木・ゼオライトで育てる

ゼオライトだけを使った土での育て方も人気が高いですよね。小さな苗木のコーヒーの木だと、おしゃれなポットにカラーサンドをいれても水はけは良いので育てることができますよ。また、このようなカラーサンドやゼオライトを使うことは、室内でのコバエの発生を防ぐことが出来るという利点もあります。

コーヒーの木の育て方②場所

日光は、観葉植物の育て方で一番難しいポイントですよね。日に当てすぎてしまうと葉焼けをおこして枯れる原因になりますが、 コーヒーの木は日光に当たるとよく育つので日当たりのいい場所に置くようにします。 ただし、夏場の直射日光を当てないように、30%~50%の遮光されたカーテン越しの窓際がベストです。

コーヒーの木には耐陰性があるので、春・秋・冬の間は、よく日が当たる場所で栽培した方が良く育ちますよ。季節にって場所を移動することができれば、枯れることなく育てることができるはずです。また夏場の日陰に移した際は、急に良く日が当たる場所へ移すようにしましょう。少しずつ日照時間を増すほうが、影響が少なく済みますよ。

コーヒーの木の育て方③植え付け

コーヒーの木植え付けるときは、温度にも注意します。もともとコーヒーの木は、高温多湿に強い植物です。一方冬場の低温には弱いので、10℃以下になる場合は暖かい場所に取り込みます。大抵15℃前後になると成長が緩慢になります。それでは、コーヒーの木の植え付け方法を見ていきましょう。

コーヒーの木・植え付け時期


コーヒーの木の植え付けは、生育旺盛になってきた5月~7月に行います。暖かい時期にしないと、根が傷んでしまうので注意します。さらに、根が張ってくる夏場の7月以降は、避けて植え付けるようにしてくださいね。苗木でまだ根が十分に出ていない場合は、根づくまでの間は常に土が湿っている状態を保ちます。

コーヒーの木の育て方④水やり

水やりは鉢植えの表面が乾いたら、鉢底から水が滴るくらいにたっぷりと水を与えます。コーヒーの木の水やりにはタイミングとコツがあります。まず春~秋は生育が旺盛のため、土の表面が乾燥したらたっぷりと水やりをします。

季節に合わせた手入れ

コーヒーの木の水やりは、季節によって細かく変えて手入れする必要があります。気温が15℃以下の寒い季節になった、水やりの回数は減らしていくようにしましょう。15℃を下回るとコーヒーの木の成長は緩慢になり水をあまり必要としなくなるんですね。

この期間は、鉢植えの表土が乾燥してから2~3日後に水やりをすると良いでしょう。コーヒーの木は耐寒性がないのですが、水やりを控えることによって乾燥させ、耐寒性を高めるようにします。また、この期間の水やりは日中ので暖かい時間帯に行うようにします。

コーヒーの木の育て方③植え替え

コーヒーの木は、苗木で売られていることが多いですが本来は高木になる樹木です。植え替えの必要性や、植え替えの方法を見ていきましょう。

コーヒーの木・植え替えの必要性

コーヒーの木は、基本的には高木に属する種類の樹木なんですね。売られているのは苗木で、成長速度も速いので随時植え替えが必要になってきます。根鉢の底からコーヒーの木の根が出ていたり、成長が緩慢になってきたら植え替えを行いましょう。

コーヒーの木・植え替えの手順

植え替えの際には、今の鉢植えよりも大きめの鉢植えを準備します。成長が早いので、土はすべて新しい土に植えあえる必要があります。土作りと項目と同じように観葉植物の土、赤玉土・鹿沼土2:1:1を混ぜた土か、観葉植物用の培養土を使いましょう。

水持ちの良い培養土を使うとコバエが発生したり、根腐れを起こして枯れる原因になったり病気にもかかりやすくなるので注意しましょう。植え替えの季節は、春から夏の涼しい時間帯がベストです。古くなった根は園芸用ハサミで切り取ります。植え替えたらたっぷり水やりをして、日陰に置いておきます。

コーヒーの木の育て方④手入れ

コーヒーの木は、手入れを押しないと葉焼けをおこしたり葉がしおて元気がない株になってしまいます。コーヒーの木をうまく育てるために必要なお手入れを紹介します。

葉水

花が咲かない・成長が悪いときは、葉水という手入れが必要です。 葉水というのは、葉っぱの表面に向かって霧吹きで水をかけることを言います。この葉水のお手入れによって、多湿を好むコーヒーの木の状態を良くして乾燥を防ぐ効果があります。

そして、コーヒーの木のハダニ・アブラムシといった害虫を防ぐ効果があるんですね。成長を促したいときは、毎日朝・夕の土地甍の時間帯に葉水のお手入れをしてみてください。 また、光沢のあるコーヒーの木の葉っぱは光合成をしています。

室内で栽培していると、その大事な葉っぱに埃がたまりやすくなります。この状態を予防するためにも、葉水の手入れは重要になってきます。

夏越し

実がなるまでの期間、夏越しのお手入れはとても重要です。真夏の40℃以上だと湿気と直射日光でたちまち枯れることになります。夏場は遮光された日陰に移動しておきましょう。遮光率が30~50%程度の明るいカーテン越しだと、良いと思います。コーヒーの木も夏バテしやすいので、植物用活力剤を差し込んでおくのもよいでしょう。

コーヒーの木の育て方⑤剪定

コーヒーの木も剪定が必要です。苗木では必要ありませんが、大株になってきたら適時剪定をするようにしてください。コーヒーの木の剪定は、休眠期の冬場を避けて春~秋に剪定するようにしょう。 剪定するのは、硬くなって古くなった葉っぱ・広がりすぎてかっこが悪い葉を切り落とします。

剪定することによって、コーヒーの木の中の風通しをよくして、日当たりを確保するといった効果があります。園芸用ハサミを使って、枝の根元からバッサリと切り落として剪定をします。剪定をした時に取った枝を使った増やし方もあるので、思い切って剪定してみてもよいと思います。

コーヒーの木の育て方⑥肥料

コーヒーの木は、春から秋の成長期にはたくさんの肥料を必要とします。特に、大株になってたくさんの花を咲かせて結実している期間が長いので注意して肥料切れを起こさないように与えるようにしましょう。緩効性肥料で長く聞くような肥料を株もとにまいておきます。

7月~8月下旬は、夏バテをおこしてしまうので液体肥料で即効性のあるタイプを与えるようにします。液体肥料は水で薄めて、水やりのタイミングで涼しい時間帯に施します。9月~10月は、寒肥を与えましょう。室内のコバエを予防するためにも、化成肥料をあたえるほうが良いと思います。

コーヒーの木の育て方⑦増やし方


コーヒーの木の増やし方について紹介します。コーヒーの木の増やし方には、挿し木・種まきの2つの増やし方があります。剪定の時に切って空いた若い枝を使ったり、コーヒーの木の実の中から取り出した種を使って簡単に増やすことができますよ。

挿し木での増やし方

コーヒーの木は、挿し木での増やし方が最も簡単です。剪定の際に、若い枝や切り戻した枝を使います。なるべく若く、しっかりとした生育旺盛な枝を使うと成功し安くなります。枝を4節程度で切りましょうこの時、新芽の付いている枝は使いません。

切った枝穂の葉は、4.5枚程度が理想的です。葉っぱははさみで半分にカットします。さし芽用培養土にさして、水やりをして日陰で養生します。1ヶ月程度たてば、根が生えて葉が動き足すはずです。成長してきたら植え替えを行ってくださいね。

種まきの増やし方

コーヒーの木は、種まきでの増やし方もできますよ。市販の煎ってあるコーヒー豆は発芽しませんが、自宅で結実した実の中から種を取り出してまくといった増やし方が可能なんです。発芽率は低いですが、たくさん結実したらぜひ種まきをしてみてくださいね。

コーヒーの木の種まきは、取り出してからすぐに土にまくようにします。発芽する温度は15℃程度で、室内で発芽が可能です。種まきでの増やし方は、種まき用の培養土や川砂を卵パックなどに敷いて、1cm程度の浅めに埋めておきましょう。乾かさないように注意しながら日陰で育てておくと発芽します。

実がなるまでのコーヒーの木・育て方とは

コーヒーの木が実をつけるまでについて説明していきたいと思います。コーヒーの木は、約1mほどの高木になってやっと白い花を咲かせます。開花時期は5~6月ごろで、5枚の花びは白くてジャスミンのような花を咲かせるのが特徴です。たくさんの花を咲かせて芳香も高いので、良く受粉します。

花が咲き、受粉すると夏前には上の画像のように、結実します。コーヒーの木の実は、はじめは緑をしていて楕円なんですよ。そして、緑の実は次第にに赤くなってきます。結実から10か月間、収穫しないように気をつけます。 十分に実が熟すまで待ってから収穫するようにしてくださいね。

褐色になった実は、コーヒーチェリーとも呼ばれるほど見た目もかわいらしい姿をしています。このコーヒーの実にの中を割ると、大きな種があります。この種を使って引用するのが「コーヒー」なんですね。種を焙煎して珈琲豆が出来上がります。この赤い果肉部分は食用することもできます。

枯れる原因となる害虫

枯れる原因には、主に害虫病の疑いもあります。ここでは、コーヒーの木が枯れる原因になる害虫としてハダニ・アブラムシ・カイガラムシの予防について紹介します。

ハダニは、 小さな体ですがたくさん沸いてしまうとコーヒーの木が枯れるほどの脅威があります。葉を吸汁してしまうので、そのままにしておくと枯れることになります。葉の裏側にいるので気づきにくいですがこまめにチェックするようにしたいですね。アブラムシも、葉や蕾を吸汁します。

スス病などの病気を誘引してさらに被害が拡大してしまうこともあります。 特に幼苗のコーヒーの木は、体力も弱いため枯れるのも早いようです。その他にも、ナメクジやダンゴムシなどにも枯れる病気を媒介することがあるので注意しましょう。

コーヒーの木の育て方を実践

いかがでしたか?コーヒーの木を上手な育て方は、とにかく気温や病気に気を付けて見てくださいね。うまく育てて、コーヒーの木になる花を楽しみにしてみてください。いつも飲んでいるコーヒーが、どのようにしてなっていくのか成長が楽しみになってきますよ。

小さなお子さんにも、新しい観察植物として一緒に育ててみれもよいかもしれませんね。