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人参(ニンジン)の旬な時期はいつ?収穫時期や季節・食べ頃をご紹介!

身近な野菜の1つである人参ですが旬な時期がいつかご存知ですか?いつも出回っている人参ですが収穫時期や旬な季節、食べ頃を知らない人が多いのではないでしょうか。せっかくですから新鮮な人参を食べたいですよね。そこで人参の旬な時期や食べ頃を詳しく調べてみました。
更新: 2021年2月26日
kyauojrii
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目次

人参は栄養価の高いお手頃食材

緑黄色野菜の1つとして知られる人参。1年通してスーパーで見かけます。毎日の食卓にも並ぶことが多い人参ですが実は栄養の宝庫なんです。値段もお手頃で比較的手に入りやすい食材ですが意外と知られていない効能があります。早速見てみましょう。

人参に含まれる栄養は?

人参に最も多く含まれている成分はカロテンです。 カロテンには免疫賦活作用・抗発がん作用がありとても有能な野菜だと言われています。 このカロテンは体内に取り込まれるとビタミンAに変えられます。

人参には女性に嬉しい栄養価が豊富

ビタミンAは私たちの体にはとても嬉しい効能が豊富にあります。 ①美髪維持 ②肌や皮膚の健康維持 ③粘膜の保護 ④視力の維持 ⑤呼吸器系統(肺や喉など)を守る ⑥アンチエイジング どれも女性にとっては嬉しいですね! 風邪をひいたときはすりおろし人参を食べたり、人参ジュースを飲んだりすると効果的なんだそうです。

人参は油との相性が良い

あまり知られていませんが、人参は油との相性がとても良くビタミンAの効果が増加すると言われています。 健康の為に油の摂取を控えている方は少し驚きですね! 天ぷらやフライなどの揚げ物や、炒め物やソテーなど油と人参を一緒に摂取することでビタミンAの効果が増すなんてとても簡単で嬉しいです。

人参の皮は皮じゃない?栄養の塊

人参を食べる時皆さんは皮をどうしていますか? 大半の人は普通にむいて捨ててしまっているのではないでしょうか。実は皆さんが捨ててしまっている人参の皮は皮ではなかったんです。 人参の皮は収穫され出荷の前に洗浄された段階で無くなっているのだそうです。内鞘細胞という薄い膜上の皮なのでこするとすぐに取れてしまうと言います。

なので皆さんのお手元に届いた段階では本当の皮はもう無い状態。栄養価がたくさん含まれている栄養の塊と言っても過言では無い部分を捨ててしまっていたわけです。綺麗に洗ってむかずにいつも通り調理すれば豊富な栄養を損なわずに済みます。

人参の種類は大きく分けて2種類

人参は大きく分けると2種類に分けることができます。一般的に【西洋系人参】と【東洋系人参】と呼ばれています。では西洋系・東洋系にはどのようなものがあるのか見てみましょう。

西洋系


日本人が良く目にする人参はこちらに分類されます。スーパーで見かけるオレンジ色の人参は別名【五寸人参】と言われています。なぜ五寸人参なのかというと、収穫時の大きさが15cm~20cm(五寸)であることが由来です。日本には江戸時代末期にオランダやフランスで改良されたものが伝わり今に至ります。

東洋系

東洋系人参は中国で改良された人参を呼びます。現在は日本でも目にすることが多くなりました。京野菜で有名な金時人参(京人参)やアフガニスタンが原産の黒人参はこちらに分類されます。人参の発祥地はアフガニスタンと言われています。

人参の収穫時期は

人参の栽培期間

皆さんは種をまいてから人参を収穫するまでどのくらいの期間がかかるかご存知ですか?一般的に約120日かかると言われています。ですから種をまいてから4カ月を目安に収穫するといいですね。

人参の旬はいつ?

五寸人参の旬の季節

一般的に皆さんが食べている五寸人参ですが、スーパーには1年中置いてありますよね。実際の旬の季節はいつなのでしょうか。五寸人参の旬の季節は9月~12月の秋から冬の頭とされています。

旬の季節の方が人参の栄養価も高いのでこの季節は人参をたくさん食べたいです。また甘みも全く違い凝縮されているので人参が苦手なお子様にはこの時期の人参を食べさせてあげると克服できるかもしれません。

金時人参(京人参)の旬の季節

真っ赤な色が特徴の金時人参(京人参)は12月~2月の冬が旬の季節とされています。金時人参(京人参)は五寸人参と違い1年通して栽培されているものではないようです。おせち料理などに使うことが多い為お正月前後の季節に栽培されているようです。

人参の食べ頃を知ろう!


1年通して購入できる五寸人参ですが、やはり食べ頃は収穫時期の9月~12月頃だと言われています。様々な品種改良を経て独特な臭みもなく美味しい人参へと変化していっていますが、本来の甘みや食感を楽しめるのは収穫直後ということになります。何でも新鮮なのが1番いいですね。

旬の人参でおいしい料理を作ろう

皆さんは人参料理というと何を思い浮かべますか?カレーや肉じゃが、煮物などわき役になる事が多い人参ですが、実は人参そのものを主として食べるレシピがたくさんあります。早速見てみましょう!

定番!人参しりしり

出典: https://img.cpcdn.com/recipes/4081300/280/dce60f74c151d64fff3d9adef7eac541.jpg?u=3031955&p=1474387490

【材料:2人分】 ・人参 1本 ・卵 2個 ・塩 少々(卵用) ・ツナ缶 缶 ・塩 小さじ1/3弱 ・料理酒 大さじ1 ・ゴマ油 小さじ1~2 ・ごま お好みで

①人参を洗い千切りにします。 ②ボウルに卵と塩少々を加え混ぜ合わせます。 ③フライパンにゴマ油を入れ熱し、人参がしんなりするまで炒めます。 ④人参がしんなりしたらツナ缶・塩・料理酒を加えて炒めます。

⑤全体が均等に混ざったら②の溶き卵を回し入れます。 ⑥さっと混ぜ合わせ卵に火が通ったら器に盛りつけ、お好みでごまを振りかければ完成です!(卵は若干半熟くらいが美味しいです)

沖縄の方言でしりしりは【千切り】という意味を持つそうです。とても簡単で彩りも良くお弁当にも大活躍!

人参の明太子炒め

出典: https://www.kyounoryouri.jp/recipe/15042_%E3%81%AB%E3%82%93%E3%81%98%E3%82%93%E3%81%AE%E6%98%8E%E5%A4%AA%E5%AD%90%E7%82%92%E3%82%81.html

材料 (4人分) ・にんじん (大) 1本 ・からし明太子 (ほぐしたもの) 40g ・サラダ油 ・塩 ・こしょう ・ごま油

① にんじんはよく洗い、せん切り用ピーラーを使って、皮付きのまま7~8cm長さのせん切りにする。 ② フライパンにサラダ油小さじ2を熱し、1を中火で炒める。しんなりしたら明太子を加えてさらに炒める。 ③ 塩・こしょう各少々で味を調え、ごま油小さじ1を加えてサッと炒める。

明太子のつぶつぶ食感が癖になる美味しい一品です。アクセントに大葉をのせてもさっぱりとして美味しく召し上がれます。

子供も食べやすい人参のチヂミ

出典: https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1710009519/

材 料(2~3人分) ・人参 1/2本 ・かっぱえびせん 15g ・米粉(小麦粉でも可) 大匙2くらい ・水 大匙3くらい ・塩胡椒 少々 ・酢醤油 適量 ・辛子 適量

①人参は細く千切りにします。ボウルに人参、米粉、水、塩胡椒を入れてさっくり混ぜ合わせます。 ②かっぱえびせんを2~3等分に折りながら加えます。さっくり混ぜ合わせます。 ③熱したフライパンに油を敷き、②を丸く流します。裏表狐色にいい焼き色がつくまで焼きます。お好みで練り辛子や酢醤油などをかけてどうぞ♪

かっぱえびせんのかりっとした食感がアクセントの一品。揚げ玉でも美味しく作れます。人参の甘みが引き立つ料理なので離乳食後期のお子様にもおすすめのレシピです。手づかみで食べても汚れにくいのが嬉しいですね。

歯ごたえ抜群の人参クッキー


出典: https://img.cpcdn.com/recipes/3732319/280/f95a6e7bf37c8b6f9507f52c9605d5cd.jpg?u=14346323&p=1457246144

材 料(約4人分) ・バター 50g ・砂糖 40g ・すりおろしたにんじん 大匙2 ・野菜ジュース 大匙1 ・薄力粉 100g

①常温に戻したバターに砂糖を加えてすり混ぜる。 ②1にすりおろしにんじんと野菜ジュースを加えて混ぜ、ふるった薄力粉を2、3回に分けてさっくりと混ぜ合わせる。 ③生地がまとまってきたら、ラップか絞り袋に入れて冷蔵庫で30分以上休ませる。 ④休ませた生地をオーブンシートを敷いた鉄板に一口サイズに絞り出して(型抜きでもOK)、190度に熱したオーブンで約15分程焼く。 ⑤表面にほんのり焼き色が付いて中心までしっかり固まったら焼き上がりですヾ(^o^)ノ

すりおろした人参はラップをかけて軽くレンジで温めると甘みがより一層増します。人参本来の甘みが最大限に引き出せ美味しいおやつになります。

人参の栄養価そのままに!人参とりんごのサラダ

出典: https://image.walkerplus.com/lettuce/img/dish/1/4186_0_0.jpg?x=450

【材料:2人分】 ・人参 1/2本 ・塩 小さじ1弱 ・りんご 1/2個 ・レモン汁 大さじ2 ・オリーブオイル 大さじ1 ・はちみつ 大さじ1 ・こしょう 少々

①人参を千切りにし塩を振って水気を切ります。 ②りんごはいちょう切りに薄くスライスします。 ③ボウルにレモン汁・オリーブオイル・はちみつ・こしょうを入れ混ぜ合わせます。 ④③に人参とリンゴを入れて和え、器に盛りつければ完成★

人参とりんごの甘みが最大限に引き出せ子供でも美味しく召し上がれる一品。切って混ぜるだけなので時間もかからず簡単です!

人参は生のままが1番!

出典: http://www.futaba-com.co.jp/365days_menu/html_8/pic8/pic4_4.jpg

実は人参の1番良い食べ方は生のまま食べる事なんです。人参を茹でるとお湯がオレンジ色になった経験はありませんか?この時に栄養が外へ溶けだしてしまっているのです。せっかく豊富に含まれている栄養素も溶けだしてしまっては意味がありません。

人参は歯ごたえも良く甘みが特徴の野菜ですので野菜スティックやサラダで食べることをおすすめします。ゆでた場合はゆで汁を有効活用し、みそ汁や野菜スープなどにするといいですね!

まとめ

いかがでしたか?人参にはたくさんの栄養が含まれており私たちの体には必要不可欠な野菜でしたね。季節を問わず1年通して簡単に手に入る食材ですので皆さんも是非レシピを参考に食卓に並べてみて下さい。

出典: https://i.ytimg.com/vi/xJ50wmKUsdc/maxresdefault.jpg