シマノ| ビンディングペダル105 PD-5800
シマノ|デュラエース SPD-SLペダル PD-R9100
シマノ |アルテグラ PD-R8000
シマノ| PD-5800 ペダル
シマノ| SPD-SLペダル PD-R550
シマノ |ペダル PD-R540-LA
SHIMANO | PDM9000 XTR
シマノ| XTR SPD PD-M9020 MTB ペダル
シマノ| PD-M8000 PD-M8000
シマノ |DEORE XT PD-M8020 SPDペダル
シマノ|PD-M540L ブラック
シマノ| ペダル PD-M530
シマノ|PD-M520-S SPDペダル シルバー
シマノ |SAINT PD-M820 SPDペダル
シマノ|DX PD-M647
シマノ| PD-ED500 SPDペダル
シマノ| PD-T8000
シマノ|PD-M324
SHIMANO| ULTEGRA PD-A600
シマノ |PD-A530 SPDペダル
シマノ |PD-A520
シマノ| ペダル PD-T421
シマノ |PD-T400
シマノ |PD-MT50
SPDペダルとは?
シマノ| ビンディングペダル105 PD-5800
画像はロードバイクのレース用SPD-SLビンディングペダル
SPDペダルは、自転車用のペダルとシューズを固定するビンディング方式のシステムの中で、日本の誇る自転車パーツメーカーシマノでの呼び名です。他にもたくさんのメーカーからビンディング方式のペダルとシューズが造られていますが、その中でシマノが生産しているビンディングペダルのことをシマノ・ペダリング・ダイナミクスの頭文字を取ってSPDペダルと呼んでいます。
SPDペダル:その効果と特徴
SPDペダルに代表されるビンディングペダルは、シューズをペダルに固定することによって踏み込みの力だけでなく、回転する力を無駄なく自転車の推進力として伝える効果があります。特に上り坂などでは絶大な効果を発揮します。また、ペダルにクリートというプレートを介して固定されたシューズも、外し方があり、足首をひねったり、大きな力が加わると外れるように設計されています。初心者でも外し方を少し練習すれば使える効果的なペダルシステムです。
SPDペダル:ビンディングペダル以前
自転車のペダルに靴を固定するという事は、ビンディングペダルが開発される以前からレースなどでは使われていました。この上の画像のように、ペダルにストラップを取り付けて、靴を固定するという方法です。ただこの方法で固定した場合にはとっさの時に靴がペダルから外れないという問題がありました。
SPDペダル:ビンディングペダルの登場
最初にビンディングペダルを開発したのはフランスのLOOK社でした。LOOK社はスキーのビンディングメーカでもあり、その発想を自転車のペダルに応用して発売しました。シューズがしっかりとペダルに固定され、外し方は足首をちょっとひねれば外れます。それ以降自転車レースの世界で急速にビンディングペダルが普及していきます。
SPDペダル:シマノ初のビンディングペダルの登場
1987年にシマノ初のビンディングペダルがPD-7401が発売されます。このペダルはLOOKのパテントを利用し、本体にはメイドインフランスの刻印があり、LOOK社からOEM生産で供給を受けていたのでしょう。このペダルはツールドフランス7連覇、その後ドーピングによる不正で記録を剥奪されたランスアームストロングが長く愛用したことでも知られています。このペダルはLOOK製なので、クリートもLOOKのデルタクリートを使用していました。
SPDペダル:使い方(ステップイン)
ビンディングペダルは、クリートというパーツがついたシューズをペダルに固定することで効率よくペダリングするためのものです。使い方は漕ぎ出す方の足でペダルにクリートの前側を引っ掛けて踏み込むと、パチンと音がしてシューズがペダルと合体します。これをステップインと言います。まず片足で漕ぎ出してから、もう片方のシューズをペダルにステップインします。
SPDペダル:自転車から降りる時の外し方
画像はいわゆる初心者の「立ちゴケ」です。止まるときにペダルからシューズを外せないとこのようになります。 初心者にとって怖いのはこの時です。うまく外せないとそのまま転んでしまいます。ペダルからシューズを外すには足首をひねればいいのですが、かかとを外側に出すようにすると外しやすいです。停車するときは必ずまず片側だけを外し、停車してから反対側も外しましょう。ビンディングを外すことが無意識にできるようになるまで、実際に走る前に十分に練習する必要があります。
SPDペダル:走り出してからの使い方
SPDペダルは踏んだ力だけでなく、足を引き上げた時の力もクランクに伝わります。ですからそれまでのペダルを踏んでいた意識を、足を回す意識に切り替えるとスムースです。上り坂の時は足でペダルを引き上げる力も有効に使いましょう。
SPDペダル:ペダルの交換
SPDペダルを使用するには、元のペダルと交換することになります。交換にはペダルレンチという工具を使うのが普通です。とても強いトルクで締まっているので、女性や初心者の方はショップなどで交換をお願いした方がいいかもしれません。自分で交換する場合の注意点ですが、右クランクは普通のネジで、左のクランクは逆ネジ(時計回りが緩む方向)になっています。取り付けるときはペダルのシャフトのネジ山にグリースを塗布します。
SPDペダル:クリートのお話
SPDペダルを利用するにはクリートというパーツを取り付ける専用シューズが必要です。そのシューズをペダルに固定するためのクリートには2種類あります。一つはロードレース用のSPD-SLペダル用のクリートで、もう一つがそれ以外のSPDペダル用のクリートです。
SPD-SL用のクリートは大型で、ペダルとの接触面積を大きく取っています。シューズも専用でソールは固くロードバイクを走らせることに特化したデザインなので、歩くことを想定した設計になっていません。SPD用のクリートは小型で、シューズのソールの面と同じになるように取り付けられるので、普通に歩くことができるデザインのシューズが多く販売されています。
SPDペダル:クリートの取り付けと外し方
SPD用のシューズへのクリートの取り付けはアーレンキー(六角レンチ)で締め付けます。外し方はその逆です。取り付ける時の注意ですが、自分の足に最適な角度になるように調整が必要です。
SPDペダル:クリートの位置の調整
ペダルのシャフト(回転軸)の真上に親指の付け根の母指球が来るようにして、左右の角度と位置を乗りながら調整します。セッティングが決まるまでは少し手間と時間がかかるかもしれませんが、角度などが自分に合わないと思わぬところが痛んだりします。
SPDペダル:クリートは消耗品
画像はSPD-SLのクリートの新品と使用して消耗した比較ですが、SPD-SLは歩くとクリートが直接地面とこすれるので、歩くとかなり簡単に傷んでしまいます。磨耗するとペダルにきちんとはまらなくなって危険です。ひどい場合ネジの頭まで削れてしまうと普通の外し方では外れなくなったり、まめにメンテナンスと交換が必要になります。それでも一番効率の良い設計なのでレース機材としてならSPD-SLになります。
この画像はSPD-SLのシューズにSPDのクリートを取り付けて消耗した例です。SPDのクリートをSPD-SLのシューズに取り付ける場合には、クリートをガードするパーツがあって、この画像ではそれも取り付けていますが、やはり摩耗して交換になっています。
画像はSPDのクリートの取り付け状況ですが、クリートは靴底に組み込まれるので、SPD-SLほどクリートが消耗せず普通に歩くことができます。その点がSPDの大きな利点になります。サイクリングの行き先で観光をするなど歩くことが多い場合はSPDを選んだ方がいいでしょう。
SPDペダル:固定力の調整
SPDペダルは固定力の強弱を調整できるようになっています。調整はペダル本体のボルトを六角レンチで回すことでできます。初心者で慣れるまでは簡単に外れるように固定を弱く調整するといいでしょう。
SPDペダル:種類
現在シマノのSPDペダルには用途に応じていくつかの種類があります。ツールドフランスなどの世界のレースシーンで使用される機材を頂点に、MTB用や初心者でも扱いが容易なものまで揃っています。いずれも使用するためにはクリートという部品を取り付けることができる専用のシューズが必要です。
SPDペダル:SPD-SL
SPD-SLはレース用のペダルです。シリーズの中では軽量ですが、速く走ることを最優先した設計なので、このペダルに合わせて取り付けたクリートをつけたシューズではとても歩きにくく、あくまでもレース機材の位置づけです。それでもレーシングバイクには初心者でもこのタイプが一番人気があります。そのSLシリーズにもいくつかの種類があるので紹介します。
DURA-ACE PD-R9100 SPDペダル
シマノ|デュラエース SPD-SLペダル PD-R9100
SPD-SLシリーズ最高峰DURA ACEのSPDペダル
特徴 重量と剛性のバランスを最適化 カーボンコンポジットボディ ワイドなペダル踏面により抜群のパワー伝達 負荷を均一に分散するワイドベアリングを配置 ステップイン・アウトのテンション設定をカスタマイズ シマノの3年間保証 +4mm軸仕様のモデルをラインアップ
ULTEGRA PD-R8000 SPDペダル
シマノ |アルテグラ PD-R8000
アルテグラグレードのプロレベルのレーシングペダル。
DURA-ACEが高価なトップレベルのレース機材であるのに対して、やや現実的な価格のビンディングペダルです。実際の違いは材質と重量くらいで取り付けた効果はほとんど同じです。
105 PD-5800 SPDペダル
シマノ| PD-5800 ペダル
レース用機材としては105からが「使える機材」ということになっています。
レース機材としてのエントリーレベルのビンディングペダルです。ロードレース初心者には最適な価格とグレードです。このクラスのビンディングペダルでも実戦では十分で、使用した効果は同じです。重量も285gと60g程度しか変わりません。
PD-R550 SPDペダル
シマノ| SPD-SLペダル PD-R550
低価格でも樹脂のコンポジットボディーを採用した軽量モデル。
特徴 スプリングテンションの調整幅を広く設定 テンション調整幅を広く設定 コンポジットボディ ワイドなペダル踏面により抜群のパワー伝達 丈夫なステンレス製ボディープレートが、湾曲や磨耗を低減 負荷を均一に分散するワイドベアリングを配置 受け継がれてきた品質と性能を兼ね備えたシマノデザイン
このモデルにはグレード名がありませんが、サイクルコンポーネントと合わせるとTIAGRAグレードに相当します。重量310gは105と比較して25gしか変わらないので、初心者はこちらでもいいかもしれません。SLタイプのビンディングペダルとしてはクリートを保持するテンションの調整幅が広く、外し方に慣れていない初心者でも小さな力でペダルをリリースできます。
PD-R540-LA SPDペダル
シマノ |ペダル PD-R540-LA
ビンディングのクリートを保持するテンションが低いアルミボディーのエントリーモデル。
特徴 PD-R540のライトアクションテンションタイプ 高効率でパワーを伝えるワイドプラットフォーム 負荷を均一に分散するワイドベアリングを配置 ローメンテナンスシーリング構造のカートリッジ軸ユニット ステップイン・アウトのテンション調整が可能 受け継がれてきた品質と性能を兼ね備えたシマノデザイン
シューズのクリートを保持するスプリングテンションが弱目に設定してあるので、楽に外せるようになっています。ロードレース初心者、レース用ロードバイク初心者や、筋力の少ない女性ライダーなどに向いています。取り付けや外し方、使用することの効果は上位モデルとまったく同じです。実は上位モデルほどシューズをホールドする力が強く、選手レベルの脚力で外れないようになっているので、初心者は外し損なって転んだりする危険もあるのです。
SPDペダル:オフロード用SPD
ビンディング方式のSPDペダルはMTB用もラインナップしています。レース用のSLとの大きな違いとして、シューズが普通のスニーカーやトレッキングシューズのようなつくりで、小さなクリートをソールの内側に取り付けることで、普通に歩くことができます。MTBは山の中で自転車を押すこともありますから、歩ける設計になっているのです。
PD-M9000 XTR SPDペダル
SHIMANO | PDM9000 XTR
MTB用最高峰であるXTRです。これもMTBのレース用の位置づけです。
特徴 ペダルとシューズの接触面をワイド化 ワイドベアリングの配置により剛性を向上 軽量化したスリムなアクスル 安定したペダリングを実現した低いプラットフォーム 楕円型アクスルボディ形状により泥はけがスムーズ スリムになったアクスルユニットによりビンディング時のオープンスペースが増加 信頼性の高いリテンション爪がスムーズなステップイン・アウトを実現 ステップイン・アウトのテンション調整が可能
これはMTB用SPDペダルの頂点です。XTRでもクロスカントリー競技向けのモデルになります。やはり軽量であることとベアリングや各部の精度が高く当然価格も高価です。過酷な条件下のレースで使用するため堅牢な造りでロード用のSPDよりもやや重量があります。
PD-M9020 XTR SPDペダル
シマノ| XTR SPD PD-M9020 MTB ペダル
シングルトラックやエンデューロレースなどに適したモデルの最高峰
こちらはXTRモデルでも耐久レースや周回レース向けのモデルで、ペダルの接触面が広く、クリートがはまらない時の安定をよくしています。多くのビンディングペダルの種類の中でもMTBレース専用という位置付けです。
PD-M8000 XT SPDペダル
シマノ| PD-M8000 PD-M8000
MTB用ビンディングペダルの上から2番目のグレードで、クロスカントリー向けのモデルです。MTB用は種類も多く、歩けるシューズが使えることからも初心者にも効果的で、MTB用のSPDペダルをロードバイクに取り付けて使っている人も少なくありません。
PD-M8020 XT SPDペダル
シマノ |DEORE XT PD-M8020 SPDペダル
XTのトレイルやエンデューロ用のモデルです。
このクラス以上のモデルならビンディングペダルの効果は大きく、初心者を脱却してからも満足のいく効果が得られると思います。ただし多くの種類の中でのグレードの差は回転部分の精度と重量で価格の違いだけなので、初心者でも予算で選んで取り付けても構わないかもしれません。
PD-M540 SPDペダル
シマノ|PD-M540L ブラック
このグレードからは英数字のモデル番号で種類分けされています。
MTB用のビンディングペダルの種類の中ではレース用のエントリーモデルになります。安価ですが効果は上位モデルと同じです。このタイプは踏む面が小さく、ビンディングペダルにしっかりとシューズがセットされていないとペダリングができません。その代わり小さい分軽量なのです。
PD-M530 SPDペダル
シマノ| ペダル PD-M530
こちらはクリート取り付け部のガードがついたモデルです。
MTB用の種類の中では大きく分けてビンディング部のみで軽量なタイプと、ビンディング部をガードするようになっている2種類があります。どちらも自転車のクランクへの取り付けは同じですし、MTB用でもロードバイクにも取り付けられます。
PD-M520 SPDペダル
シマノ|PD-M520-S SPDペダル シルバー
こちらはMTB用の種類の中でのエントリーモデルになります。メーカーではロードバイク用としてもおすすめしています。
MTB用のエントリーモデルですが、ロードバイクユーザーも意識しているのか、カタログにロードバイクへの装着もおすすめしています。このモデルはカラーがシルバーとホワイトとブラックの3色の種類があります。
PD-M820 SPDペダル
シマノ |SAINT PD-M820 SPDペダル
MTBのダウンヒルに使用する大型のビンディングペダルです。
こちらはMTBのダウンヒルのためのペダルです。多くのビンディングペダルの種類の中ではかなりとがったパーツです。激しいダウンヒルで、思いがけずビンディングが外れても、ペダルにはピンがあるのでリカバリーしながら走ることができます。
PD-M647 SPDペダル
シマノ|DX PD-M647
このペダルはBMXレースなど、BMX用の種類の中でも過酷なレースなどで使用するモデルです。このタイプは3種類ありますが、丈夫な分重量も重く、さすがにロードバイクやクロスバイクに取り付けるモデルではないかもしれません。
SPDペダル:そのほかのモデル
SPDペダルは当初レースなどの競技用として生まれましたが、ペダルを漕いだ力を無駄なく自転車に伝える効果などが高いことから、一般的なサイクリング用のモデルも増えてきました。初心者や女性でも手軽に取り付けて使え、外し方も比較的簡単なSPDペダルを紹介します。
PD-ED500 エクスプローラー(SPD & シマノクリッカー)
シマノ| PD-ED500 SPDペダル
形状はMTB用と似ていますが、シマノではロードバイクでのツーリング用としています。
このモデルは多様化するサイクルライフに対応した新しい世代のSPDペダルです。ロードバイクやクロスバイクなどに取り付けて初心者などが使用するのに適当なモデルです。外し方もロード用のSLモデルが、足首をひねらないと外れないのに比べ、色々な方向でも、力を加えれば外れるようにできています。
PD-T8000 DEORE XT エクスプローラー
シマノ| PD-T8000
MTBでのトレッキングなどに使用することを想定したモデルです。
XTのグレード名が冠されたモデルです。このペダルの特徴は片面SDP、片面はフラットペダルとして使えるリバーシブルタイプです。やや価格は高いのですが、マッチョなデザインのクロスバイクには似合うかもしれませんね。
PD-M324 エクスプローラー(SPD & シマノクリッカー)
シマノ|PD-M324
見た目がすっきりしたノーマルペダルのような外見のSPDペダルです。
SPDペダルを取り付けているのがわからないような外見のベーシックなタイプのSPDペダルです。片面SDP、片面はフラットペダルとして使えるリバーシブルタイプなので、日常的に通勤や通学などは普通のシューズで、休日のツーリングなどではSPDペダルとして使ったり、汎用性の高いモデルです。
PD-A600 エクスプローラー(SPD & シマノクリッカー)
SHIMANO| ULTEGRA PD-A600
こちらはSPD-SL用のクリートではなくSPD用の小さなクリートを使うロード用のペダルです。回転部分などはSPD-SLのアルテグラグレードで、本体も非常に軽量です。ロードバイクもレース用以外はこうしたタイプのペダルを使う人が増えているようです。
PD-A530 エクスプローラー(SPD & シマノクリッカー)
シマノ |PD-A530 SPDペダル
SPDと普通のシューズを片面ごとに使い分けられる汎用の高いSPDペダルです。
このモデルはデザイン的にはMTB寄りのモデルです。片面SDP、片面はフラットペダルとして使えるリバーシブルタイプでクロスバイクなどに似合うかもしれません。ペダル面が大きいのでブーツなどでも違和感なく使用できるタイプです。
PD-A520 エクスプローラー(SPD & シマノクリッカー)
シマノ |PD-A520
ロード用SPDペダルのエントリーモデルです。
ロードバイク用に設計されたエントリーモデルです。ロード用はペダルといえども空気抵抗が少なくなるようなデザインになっています。これは初心者向けの廉価版ですが、ロード用のスマートなデザインはすっきりしていて、取り付けた効果は初心者にも有効です。
SPDペダル:シティーサイクルにも取り付けられます
PD-T421
シマノ| ペダル PD-T421
見た目のデザインは一般的なシティーサイクルのペダルとあまり変わりません。
ペダルは片面SPDと片面フラットペダルになっています。反射板が組み込まれているので、日常的に使用するのにも便利です。SPDペダルというと、ロードバイクやMTBなどのスポーツバイクのものというイメージがありますが、日常自転車に多く乗る方なら、こういうデザインのSPDペダルを取り付けて使用すれば、どんな自転車でもSPDによる脚力の無駄ない走りの効果を利用できます。
PD-T400
シマノ |PD-T400
通勤用の自転車などに取り付けるのに最適なデザイン。カラーはブラックとホワイトの2色。
このモデルもペダルは片面SPDと片面フラットペダルになっています。反射板が組み込まれているので、日常的に使用するのにも便利です。特に日常使いを想定したこの種類のモデルでは、SPDのスプリングテンションを弱く設定しているので、外し方も簡単です。
PD-MT50
シマノ |PD-MT50
MTBスタイルのSPDペダルとしては最廉価モデルです。
シマノのSPDペダルの現行ラインナップとしては最後のモデルの紹介です。このペダルはMTBスタイルですが、街乗りのMTBなどに取り付けるのに適しています。またレース用よりも小さな力で脱着できるので、筋力の弱い人も外し方で苦労せずに済むでしょう。
SPDペダル:まとめ
SPDペダルについて解説しましたが、SPDペダルを使用することで力を無駄なく効率的に使えることがお分りいただけたと思います。踏むだけでなく、引き足と言いますが、坂道の登りなどは格段に楽になります。ご紹介したようにいろいろなタイプがあるので、自分の使い方に合わせて最適なペダルとシューズを選んでください。少し練習すればすぐに慣れますから、ぜひ使いこなしてくださいね。
SPD-SLよりもずっと小型です。