バス釣りでは ベイトリールの活躍の幅が広い
バス釣りは、最も早くベイトリールの普及が進んだゲームフィッシングです。
というのも、バス釣りにおいては、バスが潜んでいる可能が高いポイントに、確実に手返し良くルアーを打ち込んでいくことが、好成績を叩き出すうえで重要になってきますし、ビッグベイトを使うバス釣りでは、太さの太いラインが不可欠であるため、ベイトリールの長所を実際のゲームにいかしやすいのです。
また、巻き上げ時のパワーについても、スピニングリールよりも優れていますし、スキッピングなどの精密なキャストのしやすさも、ベイトリールに分があるなど、スピニングリールでは使い勝手が悪い場面は少なくないでしょう。
バス釣り用ベイトリールの選び方を解説！
バス釣り用ベイトリールを選ぶ際には、使用するルアーやライン、タックルセッティング、自分のゲームスタイルなどを考慮した選び方が、非常に重要になってきます。 ここでは、バス釣り用ベイトリールの選び方において特に注目したいポイントである、「ブレーキ」と「ギア比」とについて解説します。
バス釣り用ベイトリールの選び方１【ブレーキ】
ブレーキシステムは 使い心地を大きく左右する要素
現在市販されているバス釣り用ベイトリールのほとんどには、キャスト時の スプールの過反転によるバックラッシュ の発生を防止するための各種ブレーキシステムが搭載されています。
ブレーキシステムの性能は、バックラッシュの発生率はもちろん、ルアーのキャスト時の飛距離や最適なタックルセッティングなどにも多大な影響を与える要素であり、バス釣り用ベイトリールの選び方において、最も注目すべき点と言えるでしょう。
ブレーキシステムは ３種類に大別される
現在、大手釣り具メーカー各社が製造するバス釣り用ベイトリールに搭載されているブレーキシステムは、磁力によるブレーキングを行う「マグネットブレーキ」、遠心力によるブレーキングを行う「遠心力ブレーキ」、電子制御式電磁コイルによるブレーキング (フレミングの左手の法則を活用する)を行う「デジタルコントロールブレーキ」の、３つに大別されます。
各種ブレーキシステムは、それぞれ特徴が異なっており、搭載しているベイトリール自体の特性とも関連していますので、状況に合った選び方が大切です。
バス釣り用ベイトリールの選び方２【ギア比】
ギア比の違いは 巻き取り操作時の快適性を変化させる
ギア比は、ハンドル１回転当たりの スプールの回転数 を示す数値です。 ベイトリールのパッケージやボディーに表記されているギア比を確認すれば、ラインを巻き取る際のパワーや最大巻き上げ長などの、基本的な特性を知る手掛かりになるため、バス釣り用ベイトリールの選び方において、必ずチェックしておきたい要素です。
ローギアはパワー ハイギアはスピードが持ち味
ギア比が６.３前後の ローギアのバス釣り用ベイトリール は、パワフルにラインを巻き取ることが可能で、回収時の水の抵抗が大きくなる傾向がある 大型のルアー を使うバス釣りに最適ですし、巻き取りスピードも遅いため、スローリトリーブで用いる巻き物系ルアーの使用にももってこいです。
一方、ギア比が７.１前後の ハイギアのバス釣り用ベイトリール は、スピーディーにラインを回収することを得意としており、テンポよくラインスラッグを取っていきたい 打ち物系ルアー を用いる際に、威力を発揮してくれます。
バス釣り用の人気ベイトリールをご紹介！
ストレス無くバス釣りを楽しむためには、前述した 選び方のポイント を適用した選び方が肝心ですが、釣り具メーカー各社から発売されているバス釣り用ベイトリールは多種多様であり、バス釣り初心者が最適な１台を探し出すことは、容易なことではないでしょう。
ここでは、筆者が様々な要素を総合的に勘案したうえで厳選した、「１２種類の人気バス釣り用ベイトリール」を、ランキング形式で一挙にご紹介していきます。
バス釣り用人気ベイトリール【ランキング１２位】
ダイワ-バレッタ
◆ 自重: ２３０ｇ ◆ ギア比: ６.３ ◆ 最大巻き上げ長: ７１ｃｍ ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン (またはフロロカーボンライン)１２ｌｂが１３５ｍ
◆ 搭載しているブレーキシステム: マグネットブレーキ (マグフォース) ◆ バス釣り初心者へのおすすめ度: ★★★★★ ◆ ルアーの飛距離 (標準的なルアーやタックルセッティングでのキャストの場合): ★☆☆☆☆
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは？
大手釣り具メーカーである「グローブライド」が製造する、「ダイワ」ブランドのバス釣り用ベイトリールです。
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは、「ダイワブランドのバス釣り用ベイトリールのラインナップの中でも、コスパ最強と評価できるベイトリールで、スタンダードな設計や使い心地になっており、バス釣り初心者にはもちろんのこと、ロックフィッシュゲームなどと兼用で使用したい方にもおすすめできる点」です。
バス釣り用人気ベイトリール【ランキング１１位】
シマノ-バスライズ
◆ 自重: ２００ｇ ◆ ギア比: ６.２ ◆ 最大巻き上げ長: ６６ｃｍ ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン (またはフロロカーボンライン)４号が１２０ｍ
◆ 搭載しているブレーキシステム: マグネットブレーキ (イージーマグ) ◆ バス釣り初心者へのおすすめ度: ★★★★★ ◆ ルアーの飛距離 (標準的なルアーやタックルセッティングでのキャストの場合): ★☆☆☆☆
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは？
大手釣り具メーカーである「シマノ」が製造するバス釣り用ベイトリールです。 このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは、「２０１８年１月８日現在、シマノが製造する各種バス釣り用ベイトリールのラインナップの中で、最も価格が安いベイトリールでありながらも、確かな基本性能を持ち、ユーザーからの評価も高い点」です。
バス釣り用人気ベイトリール【ランキング１０位】
アブガルシア-ＰＲＯＭＡＸ
◆ 自重: ２０７ｇ ◆ ギア比: ７.１ ◆ 最大巻き上げ長: ７４ｃｍ ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン (またはフロロカーボンライン)１６ｌｂが１１５ｍ
◆ 搭載しているブレーキシステム: マグネットブレーキ (Ｍａｇｔｒａｘブレーキシステム) ◆ バス釣り初心者へのおすすめ度: ★★★★★ ◆ ルアーの飛距離 (標準的なルアーやタックルセッティングでのキャストの場合): ★★☆☆☆
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは？
大手釣り具メーカーである「ピュア・フィッシング・ジャパン」が製造する、「アブガルシア」ブランドのバス釣り用ベイトリールです。
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは、「コスパに優れたベイトリールではあるものの、飛距離を犠牲にしないブレーキ介入や、ドラグの立ち上がり時のスムーズな滑り出しが魅力的で、バス釣り初心者でも非常に扱いやすい点」です。
バス釣り用人気ベイトリール【ランキング９位】
アブガルシア-ＸＲＯＳＳＦＩＥＬＤ７
◆ 自重: ２０９ｇ ◆ ギア比: ７.１ ◆ 最大巻き上げ長: ７４ｃｍ ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン (またはフロロカーボンライン)１６ｌｂが１１５ｍ
◆ 搭載しているブレーキシステム: マグネットブレーキ (Ｍａｇｔｒａｘブレーキシステム) ◆ バス釣り初心者へのおすすめ度: ★★★★☆ ◆ ルアーの飛距離 (標準的なルアーやタックルセッティングでのキャストの場合): ★★☆☆☆
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは？
ピュア・フィッシング・ジャパンのアブガルシアブランドのバス釣り用ベイトリールです。
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは、「バス釣りのみならず、フレッシュウォーターゲームからソルトウォーターゲームに至るまで、幅広いシーンで活躍してくれる バーサタイルな仕上がり になっており、ベイトリールを初めて購入する方が選ぶ 最初の１台 としてもピッタリである点」です。
バス釣り用人気ベイトリール【ランキング８位】
ダイワ-タトゥーラ ＳＶ ＴＷ
◆ 自重: ２００ｇ ◆ ギア比: ７.３ ◆ 最大巻き上げ長: ７４ｃｍ ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン (またはフロロカーボンライン)１４ｌｂが４５ - ９０ｍ
◆ 搭載しているブレーキシステム: マグネットブレーキ (ＳＶコンセプト) ◆ バス釣り初心者へのおすすめ度: ★★★★☆ ◆ ルアーの飛距離 (標準的なルアーやタックルセッティングでのキャストの場合): ★★★☆☆
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは？
グローブライドのダイワブランドのバス釣り用ベイトリールです。
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは、「ダイワブランドが誇る、メカニカルブレーキに依存しない高性能ブレーキシステムの搭載によって、ルアーのキャスト時の飛距離と、バックラッシュの発生の抑制とを実現しており、バス釣りの本場であるアメリカでも高い評価を受けている点」です。
バス釣り用人気ベイトリール【ランキング７位】
アブガルシア-Ｒｅｖｏ ＬＶ７
◆ 自重: １６６ｇ ◆ ギア比: ７.１ ◆ 最大巻き上げ長: ７１ｃｍ ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン (またはフロロカーボンライン)１４ｌｂが１００ｍ
◆ 搭載しているブレーキシステム: マグネットブレーキ (マグトラックスＩＩＩブレーキシステム) ◆ バス釣り初心者へのおすすめ度: ★★★★☆ ◆ ルアーの飛距離 (標準的なルアーやタックルセッティングでのキャストの場合): ★★★★☆
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは？
ピュア・フィッシング・ジャパンのアブガルシアブランドのバス釣り用ベイトリールです。
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは、「アングラーの好みに合わせて、ブレーキングパワーを柔軟にカスタマイズできるブレーキシステムが特徴的で、軽快なクラッチ操作を実現する『ソフトクラッチ』や、ラインキーパー兼用フックキーパーなどとの相乗効果によって、抜群の使い心地をアングラーに提供してくれる点」です。
バス釣り用人気ベイトリール【ランキング６位】
シマノ-スコーピオン
◆ 自重: １９０ｇ ◆ ギア比: ６.３ ◆ 最大巻き上げ長: ６３ｃｍ ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン (またはフロロカーボンライン)１４ｌｂが９０ｍ
◆ 搭載しているブレーキシステム: 遠心力ブレーキ (ＳＶＳ∞ (インフィニティ)) ◆ バス釣り初心者へのおすすめ度: ★★★☆☆ ◆ ルアーの飛距離 (標準的なルアーやタックルセッティングでのキャストの場合): ★★★★☆
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは？
シマノのバス釣り用ベイトリールです。
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは、「遠心力ブレーキの完成度が非常に高く、シマノの技術力の高さを容易に実感することができるベイトリールになっており、『Ｘ-ＳＨＩＰ』の採用による パワフルで滑らかな巻き心地 や、『“ＨＡＧＡＮＥ”ボディ』の採用による ボディー剛性の大幅な向上 など、様々な魅力がふんだんに詰まっている点」です。
バス釣り用人気ベイトリール【ランキング５位】
ダイワ-ジリオン ＳＶ ＴＷ
◆ 自重: １９５ｇ ◆ ギア比: ６.３ ◆ 最大巻き上げ長: ６７ｃｍ ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン (またはフロロカーボンライン)１４ｌｂが４５ - ９０ｍ
◆ 搭載しているブレーキシステム: マグネットブレーキ (ＳＶコンセプト) ◆ バス釣り初心者へのおすすめ度: ★★☆☆☆ ◆ ルアーの飛距離 (標準的なルアーやタックルセッティングでのキャストの場合): ★★★★☆
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは？
グローブライドのダイワブランドのバス釣り用ベイトリールです。
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは、「ギア比の異なる ４種類のモデル がラインナップされていることによって、幅広いスタイルのバス釣りに対応している バーサタイルなベイトリール であり、スプール、ドラグ、ブレーキシステム、各種操作機構など、あらゆる部分に品質の高さが表れている点」です。
バス釣り用人気ベイトリール【ランキング４位】
シマノ-スコーピオン ＤＣ７
◆ 自重: ２１５ｇ ◆ ギア比: ７.２ ◆ 最大巻き上げ長: ７７ｃｍ ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン (またはフロロカーボンライン)１４ｌｂが１００ｍ
◆ 搭載しているブレーキシステム: デジタルコントロールブレーキ (Ｉ-ＤＣ５) ◆ バス釣り初心者へのおすすめ度: ★☆☆☆☆ ◆ ルアーの飛距離 (標準的なルアーやタックルセッティングでのキャストの場合): ★★★★★
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは？
シマノのバス釣り用ベイトリールです。
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは、「２０１８年１月８日現在、シマノが製造する Ｉ-ＤＣ５搭載のバス釣り用ベイトリール のラインナップの中では、最も価格が安いベイトリールで、デジタルコントロールブレーキの有効性を比較的手軽に体感できる、コスパに優れた１台である点」です。
バス釣り用人気ベイトリール【ランキング３位】
ダイワ-スティーズ ＳＶ ＴＷ
◆ 自重: １６０ｇ ◆ ギア比: ７.１ ◆ 最大巻き上げ長: ７５ｃｍ ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン (またはフロロカーボンライン)１４ｌｂが４５ - ９０ｍ
◆ 搭載しているブレーキシステム: マグネットブレーキ (ＳＶコンセプト) ◆ バス釣り初心者へのおすすめ度: ★☆☆☆☆ ◆ ルアーの飛距離 (標準的なルアーやタックルセッティングでのキャストの場合): ★★★★★
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは？
グローブライドのダイワブランドのバス釣り用ベイトリールです。 このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは、「ダイワブランドが製造と改良を手掛けてきた、自慢のバス釣り用ベイトリールシリーズならではの確かな品質が光るベイトリールで、国内外のアングラーから良好なインプレッションが多数寄せられている点」です。
バス釣り用人気ベイトリール【ランキング２位】
ダイワ-Ｔ３ エア
◆ 自重: １６０ｇ ◆ ギア比: ８.６ ◆ 最大巻き上げ長: ８６ｃｍ ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン (またはフロロカーボンライン)８ｌｂが５０ｍ
◆ 搭載しているブレーキシステム: マグネットブレーキ (マグフォース３Ｄ) ◆ バス釣り初心者へのおすすめ度: ★☆☆☆☆ ◆ ルアーの飛距離 (標準的なルアーやタックルセッティングでのキャストの場合): ★★★★★
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは？
グローブライドのダイワブランドのバス釣り用ベイトリールです。
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは、「ベイトフィネスゲームにおける抜群の使用感をとことん追求した末に誕生した逸品であり、『マグフォース３Ｄ』の採用によって、『ライトウェイトルアーでもよく飛ぶ』という、最も基本的で重要な性能を高いレベルで形にした、筆者一押しのベイトフィネスゲーム用ベイトリールである点」です。
バス釣り用人気ベイトリール【ランキング１位】
シマノ-メタニウムＤＣ
◆ 自重: １９０ｇ ◆ ギア比: ７.４ ◆ 最大巻き上げ長: ７９ｃｍ ◆ ラインキャパシティー: ナイロンライン (またはフロロカーボンライン)１４ｌｂが１００ｍ
◆ 搭載しているブレーキシステム: デジタルコントロールブレーキ (Ｉ-ＤＣ５) ◆ ルアーの飛距離 (標準的なルアーやタックルセッティングでのキャストの場合): ★★★★★
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは？
シマノのバス釣り用ベイトリールです。
このバス釣り用ベイトリールのおすすめポイントは、「５ - ３０ｇの あらゆるウェイトのルアー をキャストした場合でも、飛距離やバックラッシュ発生率の低さはピカイチで、キャスティング以外の操作性の高さや、ルアーウェイト以外の要素に対するバーサタイルな設計もウリで、同価格帯のベイトリールの中では、比類無い存在感を見せつけている点」です。
ベストなバス釣り用ベイトリールをチョイス！
前述したように、バス釣りでは、ベイトリールの優位性が遺憾無く発揮されるシーンが多々あります。 皆さんもぜひ、ベストなバス釣り用ベイトリールをチョイスし、自分のバス釣りに存分に活用していきましょう。