検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

クリンチャータイヤのメリットとは?各タイプの比較とおすすめ5選!

手に入れた夢のロードバイク。ロードバイクを通して出来た仲間と走ったり、いつもの町並みも違う見え方がします。 今回はロードバイク界の王道クリンチャーについてまとめました。初めてのカスタマイズはタイヤという方は多いです。その中でオススメなのがクリンチャーです。
更新: 2021年6月11日
taa36
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

Continental(コンチネンタル) GrandPrix 4000 S II Bk-Bk skn fd 700x25C 0100945

2本セット Michelin(ミシュラン) POWER COMPETITION パワー コンペティション クリンチャーロードタイヤ [並行輸入品]

パナレーサー レース TYPE‐L Evo3

2本セット Schwalbe (シュワルベ) SCHWALBE ONE シュワルベワン WO クリンチャー [並行輸入品]

ハッチンソンフュージョン5 Galactik道路タイヤ

はじめに

ロードバイクに乗り続けると、次にカスタマイズに興味を抱く時期が来ると思います。パーツの種類も豊富でわくわくしますよね。その中でもタイヤは交換後の変化を大きく感じることが出来るパーツになります。今回はタイヤの王道、クリンチャータイヤについてまとめます。

クリンチャータイヤとは

クリンチャータイヤとはロードバイクに限らず、自転車のタイヤの中で一番多く採用をされているタイヤです。タイヤの内側にチューブを入れて、そのチューブに空気を入れて使用するタイヤになります。クリンチャータイヤは一般的に一番普及をしてるので、値段もリーズナブルなものから、高価なものまで種類も豊富であり、自身のスタイルや乗り方にあったアイテムが店頭で入手出来ます。

クリンチャータイヤのメリット

メリット3-1[種類が多い]

前述にも記載しましたが、クリンチャーは種類が豊富です。ロードバイクを通して自分にあった走り、試してみたい走りなど、様々な思いが芽生えます。その期待に対して種類の多さは魅力的であり、活用すべきです。 またタイヤはロードバイクにとって消耗品でもあるので、すぐに手に入れることができるというのはメリットです。

メリット3-2[ランニングコスト]

ロードバイクを楽しむあたり、消耗品の維持費は避けて通れない道です。維持費の面でもクリンチャータイヤは他のタイヤ(チューブレスタイヤ等)と比較してもメリットがあります。ロードバイクに限らず自転車で走行中、パンクに遭遇した経験をした人は多いのではないでしょうか。その際、自転車屋さんにて手際よく修理をしてもらったかと思います。クリンチャータイヤはまさしく、その段取りで修理が可能です。修理が不可能なケースでも、チューブのみの交換に済みますので、急な出費を抑えることができます。

メリット3-3[アレンジ自由自在]

クリンチャーはアレンジが自由自在なのも愛されているポイントです。 その組み合わせで重要なのがインナーチューブです。グリップや乗り心地にも影響します。通過する段差などへの抵抗もインナーチューブで決まります。 ・ブチルチューブ 最も一般的なインナーチューブの素材です。空気が抜けにくく組み付けが簡単、高い耐久性が特徴。 ・軽量ブチルチューブ タイヤの軽量化に用いられるレース仕様のインナーチューブです空気は抜けにくいですが、パンクしやすく、組み付けには細心の注意が必要です。 ・ラテックスチューブ 高性能チューブです。一般的にブチルチューブよりグリップや乗り心地が向上します。約24時間で空気圧が大きく低下してしまい、完全にレース仕様のインナーチューブです。

その他のタイヤの特徴と比較

チューブラータイヤ

タイヤ内にチューブが縫い込まれているタイヤです。タイヤとチューブが密着している為ずれ抵抗が抑えられ、高速での走りが魅力的です。また、パンクの場合でも急に空気は抜けず、ゆっくりとパンクをします。しかし、パンクの修理をする際には、タイヤの縫い目を解く必要があり、手間を要します。またチューブラータイヤを装着する場合には、リムもチューブラー専用に変更する必要があります。(中級者向け)

チューブレスタイヤ

名の通り、チューブが存在しないタイヤになります。チューブレスなので、チューブラーよりも、タイヤとチューブのずれによる摩擦・抵抗が抑えられます。走行中の路面からの力をダイレクトでタイヤに伝えることも特徴です。他のタイヤより軽い走りを実現できますが、着脱方式は難しく、上級者向けのタイヤとなっています。


おすすめクリンチャー メーカー5選-比較

クリンチャーをオススメするにあたり、各メーカーのクリンチャータイヤとの比較もご確認ください。

おすすめクリンチャー:1-コンチネンタル

タイヤメーカーとして世界的に有名なコンチネンタル。そのタイヤは、ドイツの自社工場で生産されています。 種類も豊富ですが、その中でも4000SⅡは最も耐久性が高く、それでいてグリップ力・転がり抵抗で高い性能を発揮する万能のオールラウンドタイヤで、たくさんの人に愛されおすすめできます。 また4000SⅡをベースに、前後でタイヤの幅を変えた設定値のレーシングモデルATTACK&FORCEや、ヘビーユースに耐えられる高グリップの4-Seasonなど、安定感のあるラインナップが特徴です。

①4000SⅡ

Continental(コンチネンタル) GrandPrix 4000 S II Bk-Bk skn fd 700x25C 0100945

出典:Amazon
出典:Amazon

目安価格¥4300- 重量:225g おすすめポイント レースに限らず普段にも使える定番モデルです。転がりの抵抗とグリップ力を強化しています。耐パンク性能も高く、価格と性能のバランスが非常に良く、長い間多くの人から支持されているロングセラーの商品です

②ウルトラスポーツ

目安価格:¥5000- 重量:260g おすすめポイント おすすめのクリンチャータイヤです。まず価格設定がリーズナブルであり魅力的なエントリーモデルです。通勤通学、サイクリング、トレーニングや軽い街乗りまで幅広い用途で使用可能です。特に大きなこだわりがない場合や、初めての交換時にこのタイヤがおすすめです。

③グランプリ4-Season

目安価格:¥5600- 重量:240g タイヤの中にデュラスキンとベクトランブレーカーを組み込んでパンクやサイドカットへの耐性を強化しています。耐パンク性能や砂が混じる悪路等でのグリップ性能が向上しています。 価格はすべて2018.1.現在

おすすめクリンチャー:2-ミシュラン

世界屈指のタイヤメーカーミシュラン。1889年設立から歴史は長く、チューブラータイヤが主流となっていた自転車業界にクリンチャータイヤを普及させる影響力を持ち、愛好家も多いです。

①パワーコンペティション

2本セット Michelin(ミシュラン) POWER COMPETITION パワー コンペティション クリンチャーロードタイヤ [並行輸入品]

出典:Amazon
出典:Amazon

目安価格:¥5800- 重量:215g おすすめポイント グリップ性能を低下することなく転がり抵抗を低く抑えてあるので、軽い走りが特徴のタイプです。また、タイヤ中にアラミド繊維(新開発)を組み込んでおり、耐パンク性能を向上させています。ロードレース等の環境でも使用できる性能がながら、価格はリーズナブルな展開になっています。


②プロ4サービスコース

目安価格:¥4200- 重量:215g おすすめポイント コンチネンタルのグランプリ4000S2と並び、人気をあるロングセラーのモデルです。ミシュランならではの走りの軽さは非常にハイレベルです。またセンターとショルダーでは異なるコンパウンドを使用し、剛性とグリップ力を向上させています。

③プロ4エンデュランス

目安価格:¥3900- 重量:245g おすすめポイント クリンチャータイヤの中では、他と比較し245gとやや重めな作りになっています。しかし、優れた耐摩耗性能が良く長く使えます。また、パンク性能も高めてあり、長距離走行に向いています。 ※価格は全て2018.1.現在

おすすめクリンチャー:3-パナレーサー

日本で開発から生産を一貫して行っている有名タイヤ&チューブメーカーです。品質に自信があり、バランスが良いです。クリンチャータイヤの種類はレース仕様、オールラウンド仕様、耐久性を高めた仕様の3タイプがあります。3つのタイプを比較してお楽しみください。

①レースLエボ3

パナレーサー レース TYPE‐L Evo3

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

目安価格:¥4,396- 重量:180g おすすめポイント レース仕様のクリンチャーです。180gと非常に軽量な仕様になります。ロードレースのような、競い合う場面で活躍できるおすすめのタイヤです。レース仕様にふさわしい魅力的な軽量仕様ですが、耐パンクベルトが内側に張っているので、安心して楽しめます。日々のトレーニングでも使用可能です。

②レースAエボ3

目安価格:¥4400- 重量:240g おすすめポイント 強さと軽さのバランスがよく、両立を成し遂げたオールラウンドモデルです。 初めての交換におすすめなアイテムです。

レースDエボ

目安価格:¥4800- 重量:250g おすすめポイント 耐久性を高めたモデルです。耐パンクベルトの採用により、パンクだけでなくサイドカットの防止にも繋がっています。こちらの耐パンクベルトは剛性が高くなっています。 ※価格は全て2018.1.現在

おすすめクリンチャー:4-シュワベル

ヨーロッパ屈指の自転車用タイヤメーカーとして名を馳せるシュワルベ。フラッグシップの位置づけであるシュワルベ ワンをはじめ、、2017年はデュラノというエントリーグレードのラインナップも強化しています。

①シュワルベワン

2本セット Schwalbe (シュワルベ) SCHWALBE ONE シュワルベワン WO クリンチャー [並行輸入品]

出典:Amazon

目安価格:¥3900- 重量:225g おすすめポイント ハイスペックな転がり抵抗と、高耐久性を兼ねたシュワルベ独自開発のワンスタートリプルコンパウンドを使用しています。また耐パンクの対策として、ベルトのVガードを使用しています。魅力的な軽量に加え、耐久性を低下させないシュワルベの最高級のクリンチャータイヤです。さらに値段もリーズナブルな設定であり、コストを抑えたい交換時期にはおすすめです。

②デュラノ

目安価格:¥3700- 重量:245g おすすめポイント 上記の2つと比較すると耐久性とグリップ力のバランス力が高いモデルです。トレッド部分への補強が加わり、耐久性がアップ。ラインナップの25Cはカラーの種類が増え、交換時の選択肢が広がりました。楽しんでアイテム選択が出来ます。 ※価格は全て2018.1.

オススメクリンチャー:5-ハッチンソン

ハッチソンは1890年に自転車用タイヤの生産を始めたました。技術力が高く、クリンチャー以外では軍事・航空宇宙関連のタイヤやゴム製品等と幅広く生産を手掛けています。その技術力を生かして作られたのが、ハッチンソンで有名なシリーズのフュージョン5シリーズです。

フュージョン5ギャラクティック

ハッチンソンフュージョン5 Galactik道路タイヤ

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

目安価格:¥9600- 重量:205g おすすめポイント 名前の「5」にはブリップ・転がり抵抗・耐パンク・耐久性・快適性の5つの要素が高いレベルであるという意味になります。 5シリーズは、大半がチューブレスタイヤで、クリンチャー専用のタイヤはこのモデルのみになります。205gと、かなり軽量で、本格的なロードレースにも使える性能を持っています。105種類に及ぶコンパウンドを組み合わる工程があり、実験室では約10万km、実走行約4万kmのテスト検証をし、完成に至りました。コアなファンが多いアイテムです。 ※価格は2018.1.

チューブレスタイヤとの比較

チューブレスタイヤは異物などが刺さってもエア抜けを防止できたり、チューブレスなのでチューブの噛み込みパンクが無いというメリットがあります。自分でチューブ交換が出来ないという要素に対して大きな不安がありましたら、推奨できます。 しかし、乗り心地などの要素を見ると、チューブレスタイヤよりクリンチャーの方が良いとされています。他に脱着自体に時間を要したり、コストもチューブレスの方が交換時には割高になります。 チューブレスタイヤの本領を発揮しているステージは、自動車やオートバイの業界にあります。

まとめ

ロードバイクは乗れば乗るほど、味が出てきます。パーツの種類はとても多いですが、今回は重要なパーツのタイヤについて取り上げました。ロードバイクといえばクリンチャーといっても過言ではないくらい普及をしています。その中でもアイテムにそれぞれの個性があり、ライダーのスタイルによって合う合わないが左右されます。ぜひクリンチャーの中でも色々なメーカー、アイテムに触れて頂き、自身のスタイルに合った最高のアイテムに出会って頂けると幸いです。