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ヘチマたわしの作り方講座!簡単にできる臭いがしない上手な作り方とは?

昔はよく使われていたヘチマたわし。エコな意識の高まりから、最近また注目を集めています。作り方は簡単なので自作してみましょう!天然素材のスポンジだから体に安心。ボディスポンジ以外にも色々な使い方や用途がありますよ。ヘチマたわしの簡単な作り方をご紹介していきます。
更新: 2024年1月16日
gauyorim
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ヘチマたわしについて

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体を洗うスポンジとして、昔はヘチマたわしをお風呂に置いている家庭が多くありました。しばらく使われなくなっていたようですが、最近になって人気が出てきています。 エコに対する意識、天然素材への理解、使い方が多く色んな用途に向いていることや、効果の情報が広がったことなどから、ヘチマたわしの良さが見直されているんですね。

ヘチマたわしを自作する

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ハンドメイドの流行も影響しています。そう、自作するということです。 小学生の頃に、学校の課題などで作ったことがあるかもしれません。この作り方の多くが、とっても手間のかかる方法でした。

下項目で説明している臭いとあわせて当時の記憶がある人は、ヘチマたわしを作るということに拒絶反応が出てしまうかもしれません。 ですが今は、とっても簡単に作れる方法があるんです。

ヘチマたわしの作り方/臭い

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昔ヘチマたわしを作ったことがある人が思い出すイヤな記憶は、作る方法の手間と臭いじゃないでしょうか。 この作り方を簡単に説明すると、ヘチマを2ヶ月ぐらい水につけておいて、内部をくさらせてから洗うという方法になります。

さらすわけですから、強い悪臭が発生してしまいます。しかも長期間に渡るので、臭いは広い範囲へしばらくただよい続けます。近所迷惑にもなっちゃいますよね。

臭いの心配はいらない

そんな手間と臭いの心配はもうしなくて大丈夫です。いま主流になっている作り方は、1日でできて臭いもなし!ヘチマ特有の自然な臭いはありますが、くさらせないので苦になるものではありません。

近所に配慮する必要もないですよ。昔からこの作り方が広がらなかったのは不思議なくらいです。 これで、ヘチマたわし作りに対して二の足を踏むこともなくなります。

ヘチマたわしの作り方/ヘチマ栽培

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ヘチマたわしを作るなら、ヘチマの栽培から始めましょう!それでこそ自作でありエコです。ヘチマを育てるのは簡単なので、今まで植物を育てたことがなくても問題ありません。

それにヘチマを栽培するメリットは、たわしの素材になる実をたくさん収穫できるだけじゃないんです。晩春から苗を植え付けて、夏に成長していく植物なので、涼しげなグリーンカーテンとしても利用できます。

ヘチマ苗の植え付け

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ヘチマは4月〜5月頃に種から育てることもできます。ヘチマたわしを作る時に実から採取できた種も使えるので、エコを極められますよ。種から栽培した苗か、売られている苗を植え付けていきます。

鉢やプランターか、スペースがあれば地植えでもOKです。この時に気をつけるのは、ヘチマはよく成長するということ。根っこは広く張り、ツルも長く伸びますので、植え付ける株の間隔は30cm以上広くとるようにしてください。

ヘチマの育て方


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ヘチマは日光が大好きなので、日当たりと風通しのよい場所で育てます。 水を多く欲しがりますが、過湿は苦手です。なのでこまめに土を確認し、乾いていたらふんだんに水やりするようにしてくださいね。

成長期には肥料もほどこしましょう。植え付けから8月中頃までは、2週間に1度与えます。 ツルを横に広げ、葉っぱを茂らせて実をたくさん収穫するために、摘芯もおこなってください。

育てる際の注意点

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ヘチマはツルを元気に伸ばしていくため、支柱、ネット、フェンスなどで支えてあげないといけません。実は重くなるので、倒れないように設置してください。 7月になると開花の時期です。

自然に受粉して結実し、実がなればいいのですが、受粉が上手くいかない時もあります。その場合は人工授粉をしてあげましょう。 病害虫の被害も避けられません。日頃の観察を欠かさず、薬剤などで対策をとります。

ヘチマたわしの作り方/収穫時期

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8月〜10月ぐらいがヘチマの収穫時期です。未熟なうちか、成熟してからか、ヘチマの用途に合わせて収穫時期が異なりますよ。未熟な実なら、繊維がやわらかいので食用にできます。

今回はヘチマたわしを作るのが目的なので、繊維がかたくなった成熟の実の収穫時期を知りましょう。 ヘチマを栽培すれば育てる楽しみができますし、収穫時期は頑張った成果を得られます。

たわし用ヘチマの収穫時期

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たわしを作るためのヘチマの収穫時期は、実の状態から判断します。 成熟した実を選んでください。未熟な実は水分が多いので、重くて弾力があります。成熟した実は水分が少なくなっているため、軽くてかたくなっています。

見た目で判断するなら、実の全体が黄色くなり、ツルが茶色くなってきたころ。完熟を超えて収穫時期を遅らせると、繊維が茶色になります。

ヘチマたわしの作り方/乾燥させるだけ

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ヘチマたわしのもっとも簡単な作り方が、乾燥させるだけ。それもただ置いておいて、自然に乾燥するのを待っていれば大丈夫です。

乾燥ヘチマたわしの作り方

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放置しておけばやがて実は枯れます。茶色になってきたら水気が飛んで乾燥している状態です。 カラっからに乾燥したヘチマの皮をはがしてください。ヘチマの中に種が入っているので、全部取り除きます。これで完成なんですよ。手間や臭いを心配する要素が何もありませんね。

ヘチマたわしの作り方/煮てから乾燥させる


いま主流になっているヘチマたわしの作り方が、ヘチマを煮る方法です。収穫、準備、煮る工程、乾燥と、1日以内で済ませることができます。必要なものは大きな鍋だけ。この鍋でヘチマを煮ますから、家にある中でなるべく大きなものを用意してください。 5つの手順に分けて、作り方や注意点を説明していきます。

ヘチマを煮る作り方.5-1

成熟したヘチマを収穫したら、ヘチマをカットしてください。 この時にカットしたサイズが、ヘチマたわしとしての大きさになります。後から詳しく説明しますが、ヘチマたわしは色々な使い方ができます。

その用途に合ったサイズをよく考えてカットしましょう。 もうひとつ考えないといけないのが、鍋の大きさです。大きなヘチマたわしを作りたいと思っても、鍋に入らなければ煮ることができないので、作れません。

ヘチマを煮る作り方.5-2

ヘチマを使い方に合わせたサイズにカットしたら、煮ていきます。大きな鍋に水をいっぱい入れて沸騰させてください。その中にヘチマを投入して20分〜30分ほどグツグツと煮込みます。ちょっと食べてみたくなるかもしれませんが、成熟したヘチマは繊維がかたくて食べられません。中毒を起こすこともあるそうなので絶対やめておきましょう。

ヘチマを煮る作り方.5-3

ヘチマを煮ると、ぷかぷか上に浮いていきます。ヘチマをまんべんなく煮るため、ハシで下へ抑えたり、クルッと回転させたり、落しぶたをして全体へお湯がかかるようにしてください。

ヘチマを煮る作り方.5-4

煮終わったら、ヘチマの皮をむいていきます。ヘチマはとても熱くなっていますので、気をつけてください。繊維質なため、そのすき間は熱湯で充満していて、熱湯の実ともいえます。そのことを分かっていないと確実にヤケドしてしまいますよ。鍋から出す時、十分に水気をきって、ゴム手袋をつけるなどしてください。

ヘチマを煮る作り方.5-5

ヘチマをお湯から出し、しばらく水に浸けてよく冷やします。手で簡単に皮がむけます。 そしてヘチマの種を取り出します。ヘチマを振ると種が外に出てきます。中に引っかかっていたら、ハシなどでつつけば取れます。 あとは乾燥させれば、ヘチマたわしの完成です!種が残っていても乾燥後はすぐに出せます。

ヘチマたわしの作り方/アレンジ

成熟したヘチマを使ってたわしを作っても、皮下の緑色っぽさがついていたりします。これは漂白剤で白くすることができますよ。緑っぽさがない場合でも、ヘチマの自然な色ではなく、白色にしたい時もおすすめの方法です。

それは漂白剤に浸けるというアレンジ。台所用のもので十分です。漂白したらヘチマをちゃんと洗いましょう。漂白剤の効果もあって果肉のクズが全て取れます。

形を変える

ヘチマたわしをカットしたり、くり抜いたりしてお好みの形にすることもできます。プレゼント用に加工するもよし、使い方に合わせて作り込むもよし、ディスプレイ用に形を創作するもよし!たわしやスポンジとしての用途はもちろん、自由な発想でヘチマたわしを活用してみてください。

いっぱい収穫できれば、その素材となるヘチマはたくさんあります。色々とチャレンジしてみましょう。

自然もおすすめ


漂白などアレンジのアイデアをご紹介しましたが、何も手を加えない自然の状態もいいものです。ヘチマそのままの色や形は自然にしか生み出せないもので、これこそが天然素材のスポンジと呼べるんじゃないでしょうか。

特にナチュラルを愛する人におすすめです。できるだけ自然を取り入れることで、ナチュラルな生活を実践していくことができます。見せ方にこだわれば、自然のヘチマたわしもおしゃれに見えますよ。

ヘチマたわしの作り方/用途と効果

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ヘチマたわしといえば、体を洗うボディスポンジですよね。かたい繊維はちょっと痛いくらいの刺激があります。その分、体のアカや古い角質をしっかり落とせますし、刺激にきたえられてヒフが丈夫になる効果もあるそうです。お湯を十分に含ませてよくもめば、やわらかくなりますので、刺激をおさえることもできます。

洗い物にヘチマたわしを使う

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体以外を洗うのもヘチマたわしがぴったりで、効果もバツグン! 野菜は皮のすぐ下に栄養をいっぱい含んでることが多いです。ヘチマたわしで洗えば、土や汚れはしっかり落ちつつ、適度に皮が残り栄養をキープさせる効果があります。

食器洗浄、シンク汚れや、焦げ落としなどにも使えますよ。 他には、靴を洗ったり、みがいたりするのもおすすめ。ヘチマがちょうどよく効果的なんです。

ヘチマたわしの作り方/注意点

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ヘチマたわしは注意することがあります。構造上の問題に加えて水場で使うことが多いため、菌が発生しやすいです。使った後はよく洗って、しっかり乾燥させる管理方法で、ある程度は防げます。

それにあまり長期での使い方はせず、汚れてきたら処分するようにしてください。 キレイな状態に戻すなら、漂白剤1割、水9割を混ぜた中へ10分以上浸け込み、ちゃんと乾燥させます。

ボディスポンジの注意点

ボディスポンジとして使う人は多いと思いますが、体への刺激の強さから、ヒフの弱い人は数日に1回程度にした方がいいです。汚れをしっかり落としたい時などに限定してみてはいかかでしょうか。

それと感染症の問題から、ボディスポンジとして家族で使用する時は、各個人専用のものに分けた方がいいですよ。漂白剤を使った洗浄もおこないましょう。

ヘチマたわしの作り方/まとめ

ヘチマの栽培から収穫、ヘチマたわしの作り方をご紹介してきました。乾燥させたり煮るなどの方法で、簡単にヘチマたわしが作れます。漂白やカットするなどアレンジも可能!プレゼントにも最適です。

様々な用途にあわせた使い方も分かったと思います。その効果も大きいですよね。生活のいたるところで、ヘチマたわしは効果的な使い方ができます。たくさん作って用途ごとに使い分けましょう。